【シャドーハウス】ルイーズは自己中のシャドー！ルウとの関係や裏切りの可能性を考察

シャドーハウスは作者・ソウマトウが週刊ヤングジャンプで連載中です。また、シャドーハウスは集英社・公式アプリ「ヤンジャン!」でも配信され、こちらではカラー版となっています。コミックは2022年6月に第11巻が発売され、累計発行部数は170万部を超えました。さらに、シャドーハウスのアニメ版が「CloverWorks」により制作され、2021年4月～7月まで第1期が、2022年7月9日から第2期がTOKYO MX他で放送中です。

シャドーハウスの作者・ソウマトウは「のり」と「ひっし」という二人によるユニットで、「のり」は原作とデザインを担当し、「ひっし」は作画を担当しています。デビューは2009年。きっかけは「電撃大王新人発掘プロジェクト」入選でした。その後、「ギリギリアウト」や「黒」などの作品を発表し、2018年から「シャドーハウス」の連載を開始しました。

シャドーハウスのあらすじを見ていくと、人里離れた断崖に立つシャドーハウスに住んでいるのは、外部との接触を断ち、貴族のように暮らすシャドー一族です。彼らは顔のない一族で、主人の「顔」の役を果たすのが「生き人形」と言われる召使いたちでした。主人公のエミリコは生き人形として主人ケイトに仕えています。やがてシャドーハウスと一族の秘密に気づいたエミリコとケイトは、それらの解明に挑みます。

シャドーハウスに登場するキャラクター、ルイーズについて紹介します。ルイーズはシャドーハウスで暮らすシャドー一族の一人で、生き人形はルウ。同期のシャドーはケイトです。おしゃべりが大好きなルイーズは語尾に「～ね」、「～なの」とつける口調が特徴です。他のシャドーや生き人形たちについては無関心なルイーズは、自分自身を好きなナルシストで、ルウの顔の美しさが自慢です。

ルイーズの部屋にはルウの顔を描いた絵が何枚も貼ってあります。時にはルウにメイクを施すなどして楽しむルイーズ。「お披露目」を過ぎれば写真を飾れるようになるので、それをとても楽しみにしています。このように、ルイーズは自分が楽しむことが何より大事、という性格です。

シャドーハウスのルイーズは「すす」能力の持ち主です。「すす」能力とは一種の魔法のようなもので、この能力に目覚めることができるのはシャドー一族の中でも一部の者に限られています。シャドーの体から生み出される「すす」には物理系のものと精神系のものがあり、ルイーズの場合は精神系ということです。精神系とは、「すす」を生き人形の体内に送り込み、精神に影響を与えるというものです。

ルイーズはこの能力で自身の生き人形であるルウの精神を操っています。ただし、「すす」の量には限度があり、「すす」の届く範囲も決まっています。ルウがその範囲から出てしまうと「すす」能力の効果が半減するなど、「すす」の量によって能力の届く範囲が決まります。ルイーズの場合は一般のシャドーと変わらない、同じ程度の量、能力だということです。

ここまで、シャドーハウスに登場するルイーズのプロフィールと「すす」能力について見てきました。ここから、シャドーハウスに住む、シャドー一族のルイーズと生き人形のルウとの関係について考察していきます。

シャドーハウスのルイーズと自身の顔である生き人形・ルウとの関係について見ていきます。シャドーハウスの登場人物の中でも「かわいい」キャラクターと言われているのがルウです。そんなルウの顔をルイーズはとても気に入っています。ルウの顔の可愛さ、美しさを誰にでも自慢し、二人でいるときでも「かわいい」などと言って、ルウの顔を褒める言葉を掛けています。

シャドーハウスに住むシャドー一族にとって生き人形はシャドー自身の「顔」です。そのため、ルイーズがルウの顔を「かわいい」と褒めるということは、自分のことを褒めているのと同じことになります。

シャドーハウスのルイーズに仕える生き人形・ルウは、ルイーズの「すす」能力の影響もあり、ルイーズが何を言っても、何をしても忠実に従っています。ルウの忠実さは、主人の「顔」の役目をするときにも発揮されます。生き人形にとって最も大切な使命は、主人の想いを十分に感知して、主人の考え通りの表情、行動をすることです。この使命ができているかを審査するのが「お披露目」です。

基本、ルウは口数が少なく、自分の感情を表に出さない大人しい少女です。ただひたすら主人であるルイーズに仕え、ルイーズの想いを体現していきます。しかし、そんなルウでも時にはルイーズに対してドライな振る舞いをすることがあります。それは、「お披露目」での出来事でした。迷路になっている庭に隠れているルイーズをルウが探し出し、共にゴールを目指すという試験でした。

ルウはルイーズを探す途中で、パトリックの生き人形であるリッキーと出会います。この時、日頃自分の感情を出さないルウがリッキーの提案に対して、自分の意思を示しました。つかの間、リッキーと行動を共にするルウ。別れ際、リッキーといたことが楽しかったと話すなど、自分の感情を素直に表しました。主人に忠実なルウですが、こんな風に感情を表に出すこともあるということです。

ルウはルイーズの思う通りに動く、忠実な召使いとして日々、過ごしています。例えば、シャドーの子どもたちの能力について調査をしていたルウは、次第に疲労が溜まり、限界に達していました。しかし、ルイーズはそのことに気づいていませんでした。見かねたシャドーのベンジャミンがルイーズに、生き人形をもっと大事にしなさいと声を掛けます。

何があっても黙々と仕事をこなし続けるルウ。ルイーズは、そんなルウを思いやる気持ちに欠けていました。ベンジャミンの忠告で、ようやく生き人形を大事に扱ってあげなければいけないことを知ります。こうして、ルイーズはルウに対する気遣いやいたわりの心を持つようになったということです。

ルイーズとルウが「星つきの棟」に出向いたとき、そこで出会ったのがベンジャミンと生き人形のベンでした。ベンジャミンはシャドーの子どもたちの中でも特に優れた「すす能力」を持つエリートです。そのため、星つきという階級を貰っています。誰よりも大きく、筋肉質の体をしているベンジャミンはベンと共に筋トレを欠かしません。

筋トレに全く興味のないルイーズでしたが、ベンジャミンが美容にも効果があると声を掛けると、すぐさま筋トレを始めます。ルウと並んで腕立て伏せを始めたルイーズですが、慣れないことをしているため腕が振るえます。それでもその日以来、ルイーズとルウは筋トレに通うようになり、ベンジャミンと親しくなっていきます。

ここまで、シャドーハウスのルイーズと生き人形のルウとの関係について考察しました。ルウのことしか興味を示さないルイーズですが、同期のシャドーであるケイトはシャドーハウスの秘密や謎に気づきます。一体化などの恐ろしい儀式や陰謀を阻止しようと立ち上がるケイトたち。そんな中でルイーズが裏切る？という説があり、ここからは、裏切りの可能性は？について考察していきます。

ここでは、シャドーハウスのルイーズの裏切りの可能性について考察します。顔のない一族であるシャドーは生き人形を自身の「顔」として使っています。生き人形たちは特製の飲み物（珈琲）によって洗脳され、自分は人形だと思い込んでいますが、実は本物の人間です。シャドーの目的は完全な体を手に入れるために生き人形と一体化することです。一体化とは、シャドーに身も心も乗っ取られるということで、生き人形は死亡します。

ルイーズと同期のシャドー、ケイトと生き人形のエミリコは、このような考え方に疑問を持ち、シャドーハウスの秘密や謎の解明に乗り出します。そんな時、シャドーハウスで亡霊騒ぎが起こり、星つきに騒ぎを起こした張本人では？と言われてしまうケイト。濡れ衣を着せられたケイトは、真相を暴くために調査を開始します。同期のケイトがこのような動きを見せている中、ルイーズは相変わらずルウにしか興味を持っていません。

次に、シャドーハウスで起きた亡霊騒ぎの一件で見せたルイーズの行動から、ルイーズの裏切りはある？について考察します。亡霊騒ぎの真相を調査するケイトは、パトリック、ジョン、ルイーズという同期たちに協力を求めます。熱心に語るケイトに、ルイーズは「話が面白くない、お願いばかりで自分勝手だ」などと言って協力を拒みます。

このような言葉で協力を拒んだルイーズですが、ケイトに非協力的なのは特に悪気があってのことではなく、ルイーズにとってルウ以外のことに無関心なだけだということです。このエピソードだけでルイーズの裏切りは考えにくいということです。

シャドー一族の最終目標である生き人形との一体化について、ケイトやエミリコたちが阻止しようと動いています。それでは、ルイーズは一体化についてどのように考えているのでしょうか？ケイトはエミリコを、自身の生き人形としてではなく、一人の人格を持った親友として大切に想っています。そのため、ケイトは一体化によってエミリコを死なせたくないと考えています。

実際に一体化を拒絶し、自ら死を選んだのが優秀な「星つき」だったクリストファーでした。ケイトと同じ様にルイーズも自身の生き人形であるルウのことを大切に思っています。しかし、ルイーズの場合、ルウの顔や声がお気に入りで、自身の分身としてとても大切にしています。一体化によってルウを死亡させてしまっても、ルウと一つになりたいと思うかもしれません。

ルイーズの性格なら、その可能性はあると言われています。ただ、ケイトたちが一体化などのシャドー一族の秘密や陰謀を阻止するべく動いていることも、ルイーズは知っています。また、ルウをいたわり、気遣うことも覚えたルイーズ。今は、とりあえず協力する姿勢は見せており、裏切る可能性は低いと考えられています。

ここまで、シャドーハウスのルイーズとルウの関係や、ルイーズの裏切りの可能性について考察してきました。ここで、アニメ版シャドーハウスでルイーズの声を担当している声優・佐倉綾音について紹介します。

シャドーハウスのルイーズの声優・佐倉綾音は1994年1月29日生まれ、血液型・B型、東京都出身、「青二プロダクション」に所属する声優です。中学時代に日本ナレーション演技研究所に入所。その後、2009年に「アイムエンタープライズ」所属の声優となります。2011年のアニメ「夢喰いメリー」のヒロイン、メリー・ナイトメアが初主演作です。2018年には「声優アワード 助演女優賞、パーソナリティ賞」を獲得しています。

シャドーハウスのルイーズの声優・佐倉綾音の主な出演作とキャラ、「PSYCHO-PASS サイコパス」霜月美佳、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。シリーズ」一色いろは、「僕のヒーローアカデミア」麗日お茶子、「魔法少女育成計画」ラ・ピュセル、「東京喰種トーキョーグール:re」米林才子、「五等分の花嫁」中野四葉、「ブラッククローバー」ネロ 、セクレ・スワロテイル、「進撃の巨人」ガビ・ブラウン。

シャドーハウスのルイーズについて、ルイーズはルウが忠実に仕えてくれることに満足していましたが、ルウが自分の気持ちを表に出さない性格ということに気づいていませんでした。ルイーズはルウを酷使しており、そのようなルイーズが苦手だったということです。しかし、ベンジャミンの助言を受けたり、一緒に筋トレをしたりするうちに、魅力的なキャラクターになり、好きになったという感想です。

シャドーハウスのルイーズについて、ルイーズは自分の「顔」であるルウが大好きです。ルウもルイーズに対して忠実で、自分の気持ちを隠して尽くしています。そんなルイーズですが、次第にルウを気遣うようになり、大切にするようになりました。ルイーズとルウがとてもかわいいということと、二人の関係性が好きという感想です。

シャドーハウスのルイーズとルウについての感想です。ルイーズとルウは筋トレを始めるようになりました。二人が並んで筋トレをする様子がとても癒されるという感想です。このようなルイーズとルウのコンビが一番好きという感想です。

いかがでしたか？シャドーハウスのルイーズは自己中心的な性格で、ルウのことを思いやる心に欠けていました。しかし、次第にルウをいたわり、気遣うことを覚えました。そんなルイーズが魅力的で、二人の関係性が好きという感想も寄せられていました。ルウとの一体化は？裏切りの可能性は？については、一体化に応じる可能性や裏切りについてはまだ不明ということでした。今後も二人に注目して、シャドーハウスをお楽しみください。