2022年07月20日公開
2022年07月20日更新
ブルーピリオドはBL展開がある?八虎の恋愛相手となるヒロインは高橋世田介?
『ブルーピリオド』は2021年10月にアニメ化され、ますます盛り上がっている作品です。今回は『ブルーピリオド』のBL展開があるのかについてあらすじをネタバレしつつ紹介します!主人公・矢口八虎の恋愛相手となるヒロインは高橋世田介なのでしょうか?本記事では鮎川龍二(ユキちゃん)など八虎の恋愛相手となるヒロイン候補についても考察していきます。また『ブルーピリオド』がBL要素がある漫画だと言われる理由についてもまとめていきます!
目次
ブルーピリオドとは?
ブルーピリオドの概要
まじでブルーピリオドはここが名シーン過ぎ
— Kenken (@knknnnn1234) July 20, 2022
泣けるんだよなあ良い漫画だよほんと pic.twitter.com/nDq5fvDKcs
『ブルーピリオド』は2017年に「月刊アフタヌーン」で連載が開始された漫画作品で、作者は山口つばささんです。『ブルーピリオド』は2021年10月にアニメ化され、2022年3月には舞台化もされています。原作漫画は、2018年にの「ネクストブレイク部門」を受賞し、2020年には「マンガ大賞2020」と「第44回講談社漫画賞一般部門」を受賞している人気作品です。
ブルーピリオドのあらすじ
主人公の矢口八虎は酒やタバコをする不良でありながら、学校での成績はトップクラスという優等生でもあります。毎日をそれなりに楽しく過ごしていた八虎ですが、ある日1枚の絵に衝撃を受けたことから美術の道を志します。美術部に入部した八虎は、超難関大学の東京藝大を目指すのです。美術部や美大を舞台として、絵画に青春をかける主人公たちの苦悩や葛藤がリアルに描かれています。
ブルーピリオドはBL要素がある?八虎の恋愛相手は世田介?
考察①八虎と世田介の出会い
Bookwalkerの50%還元セールでブルーピリオドを買いそろえた。
— びしばし (@bishibashi) October 26, 2021
「よたすけ」くんのあだ名が「セカイ」な理由を今さら理解したw アニメでちょっとだけ名前表示されたのを見逃してたような。 pic.twitter.com/zZ7ufam00m
『ブルーピリオド』はBL要素があるのか考察の1つ目は、八虎と世田介の出会いについてです。八虎と世田介は2人が高校2年生の時に予備校「東京美術学院」の冬季講習で出会いました。八虎は世田介に練りケシを貸そうと話しかけますが、「誰お前」と言われてしまいます。世田介は近づきにくい雰囲気を出している人物でした。
世田介が初めて描いた石膏像は、先生が何も言うことがないくらい素晴らしいデッサンであり、八虎も衝撃を受けました。ある日、冬期講習の帰り道、駅のホームで2人は少し話をします。その後の去り際に世田介は八虎の名前を呼んだのです。八虎は自分の名前を世田介が覚えていたことに驚き、頬を赤くして何とも言えない表情をしていたことが、BL要素があると考えられた理由のようです。
考察②初詣で告白した?
#ブルーピリオド 第6話
— まみほ (@mamihohoj) November 6, 2021
クリスマスをケーキで楽しむのかと思ったらこれも課題
八虎の成長幅が大きい
受験まで大詰め
この機でも画材の見直し
世田介が八虎を誘って初詣に行くなんて意外
受験が近づき皆ストレスMAX?
桑名も苦労してそうだけど八虎の言葉で救われた?
戦うべき相手は自分自身なのかも pic.twitter.com/KjKwVkk8wV
『ブルーピリオド』はBL要素があるのか考察の2つ目は、初詣で告白したことについてです。八虎が冬休みの課題に夢中になっている時に、世田介から電話があり、湯島天神へ初詣に誘われます。初詣で一緒に並びカウントダウンが始まる中、八虎は「世田介くんのことが好きだし、腹ん中煮えくり返りそうなくらい嫌なんだ」と世田介に言うのです。
このセリフが八虎から世田介への告白のようであったため、八虎は世田介に恋愛感情を抱いており、BL要素があるのではないかと考えられたのです。作中では友情としての表現で扱われているため、BL要素があるとはいえませんが、八虎にとって世田介が特別な存在であるといえます。
考察③受験当日の八虎と世田介
『ブルーピリオド』の八虎が目指すのは「絵と俺の境界がアイマイになるヤツ」。6巻では「絵」に「せかい」とルビが振られる。優れた作品はセカイと自分の境界を曖昧にする。この文脈において、天才「世田介」が漢字の縦読みから「セカイくん」というアダ名で呼ばれることは特権的だ。 pic.twitter.com/w88t4wa0BM
— 矢倉喬士 Takashi YAGURA (@yu_ichi_japan) February 23, 2021
『ブルーピリオド』はBL要素があるのか考察の3つ目は、受験当日の八虎と世田介についてです。東京藝術大学2次試験中に「ありのまま」というテーマから自分自身の絵と向き合い、境地に達した八虎は「この絵は俺の目を通して見た俺の絵(せかい)なんだ」という考えにたどり着くのです。これまでもずっと自分の作品に対して自信がなく、人と比べてきた八虎ですが、この時やっと自分自身を受け入れることができました。
この八虎の言葉の中で「絵」という漢字を「せかい」と読ませていることに対して、BL要素があるのではないかと考えられているのです。世田介を「世」と「田介」に分けて、縦に書くと「世界(せかい)」になることから、世田介は「せかいくん」と呼ばれています。八虎が「絵」という漢字を「せかい」と読んだことで、世田介に思いを寄せているのではないかと考えられたのです。
ブルーピリオドがBL漫画と言われる理由
理由①作者がBL漫画を描いていた時期がある
【本日更新】山口つばさ「告白の時間+ 第3話」告白の手紙を最後に今田は病院に来なくなり――。ついに最終回! https://t.co/WgPFSm8XVD #ビボピー pic.twitter.com/uv7yaLSQKI
— ビーボーイP!編集部 (@b_boy_p) October 4, 2016
『ブルーピリオド』がBL漫画と言われる理由の1つ目は、作者がBL漫画を描いていた時期があるからです。『ブルーピリオド』の作者である山口つばささんの過去の作品には『告白の時間+』というBLジャンルの漫画があるのです。山口つばささんが過去にBL作品を描いていたことから、BLのイメージがあり、『ブルーピリオド』にもBL要素を見出そうとする人がいるようです。
理由②本命のヒロインが登場しない
ブルーピリオド3話
— ムー@アニメマンガ (@mu_channel123) October 17, 2021
世田介という名の天才あらわる!?
他にも才能のあるキャラ(橋田や桑名など)が出てきて力の差を見せつけられた主人公ですが、まだ戦おうとしているのはすごいと思いました☺️
そして龍ニの恋には乗り換えるの早すぎだろと思いました🤣#ブルーピリオド#アニメ好きと繋がりたい pic.twitter.com/09ewUm2h6F
『ブルーピリオド』がBL漫画と言われる理由の2つ目は、本命のヒロインが登場しないためです。『ブルーピリオド』には性別にかかわらず、個性あふれる魅力的なキャラクターが多く登場します。しかし、主人公の八虎が恋愛するという明らかな本命ヒロインが登場していません。
八虎が今後、誰かと結ばれるという可能性もありますが、今のところ八虎の恋愛に関する内容やヒロインになりそうなキャラクターが出てきていません。本命のヒロインが登場しないことから、八虎とお互いを認め合い、意識しあっている世田介が、ヒロインなのではないかと考えられているのです。そして、『ブルーピリオド』がBL漫画であると言われている理由のようです。
ブルーピリオドのヒロインかもしれないその他キャラ一覧
ヒロインかもしれないキャラ一覧①鮎川龍二
ブルーピリオド 9話
— でぃの ⋈ @趣味垢 (@J_DinO_Sub) November 27, 2021
二次試験の大切な時期に龍二が気がかりになり、トコトンと云っていいと思うけど、付き合う八虎‥重いけど青春だね。八虎は自分に欠けている部分にも自身を見つめる凄いヤツだと思うよ。一方で、助けを求める龍二も辛い現実は分かるが自身を見つめる必要もあるかなと。 pic.twitter.com/G5mAVxy7wT
『ブルーピリオド』のヒロインかもしれないその他キャラ一覧の1人目は鮎川龍二です。龍二はみんなから「ユカちゃん」と呼ばれており、八虎から「龍二」と呼ばれることを嫌がっています。龍児が「ユカちゃん」と呼ばれている理由は苗字の「アユカワ」から「ユカ」をとっているのです。
龍二は女装男子で、女性的な容姿や服装をしており、心は乙女です。龍二は登場した時から可愛かったため、ヒロインではないかと考えた人もいたようです。八虎と龍二はよく口喧嘩になりますが、本当は仲が良く、困っているときには助け合っています。龍二が悩んでいる時には、受験前日であっても八虎が駆け付け、2人で旅館に泊まるということもありました。
ヒロインかもしれないキャラ一覧②森先輩
#ブルーピリオド 5話
— 豚親分@趣味垢 (@pigboss_cr) October 23, 2021
縁=糸 共感は得られる考えだったが大場先生が言ったように八虎自身の答えでは無く。森先輩の絵を見て気付いた八虎だったが、今度は良かった時を真似た保守的な作品を作るように。
好きだからこそ上手く行かない時、辛い。そんな八虎に電話をかけてきたのは意外な人物でー? pic.twitter.com/bL1bqC1pZS
『ブルーピリオド』のヒロインかもしれないその他キャラ一覧の2人目は森先輩です。森先輩は八虎より年齢は1つ上であり、美術部の部長です。森先輩は、普段はおっとりした性格ですが、ギャップが激しく、絵を描いている時の集中力は八虎も圧倒されるほどです。森先輩の描いた1枚の絵に引き寄せられたことがきっかけとなり、八虎は美術の道に進むことになったため、森先輩がヒロインではないかという考えがあります。
しかし、森先輩は優しく絵を描くことの難しさや楽しさを八虎に教えてくれますが、2人が話すのは美術のことばかりであり、森先輩が八虎に恋愛感情を持っている様子を表す場面は作中に出てきません。森先輩は絵を描くことに熱中し、恋愛に興味がないようにも見えます。そして、八虎の態度も森先輩のことを異性として意識しているようではなく、尊敬している憧れの先輩に対する接し方なのです。
ヒロインかもしれないキャラ一覧③桑名マキ
#ブルーピリオド 9話
— 姫鶴 (@himeturu01) November 27, 2021
桑名マキcv 宮本侑芽のセリフ
『戦う』が心に深く刺さった😖
趣味で描くこと
お絵描き教室でバイト
それも良いと思った
藝大受験やプロの世界は『戦うこと』
『戦う世界』だから体験できることがある。
結果ではなく、戦う経験、勝つために価値がある
つらいことが多いけどね😅 pic.twitter.com/5QnQ8nsAtZ
『ブルーピリオド』のヒロインかもしれないその他キャラ一覧の3人目は桑名マキです。桑名マキは、八虎と同じ予備校「東京美術学院」に通っている天才です。マキの両親は東京藝術大学の卒業生であり、姉も東京藝術大学に主席で合格しています。絵の才能は充分にあるものの、優秀な姉をもつというプレッシャーから身動きが取れなくなっていたマキですが、八虎の言葉によって救われたのです。
マキは八虎に対して、姉のプレッシャーによる自分の心の闇を話すこともあるため、マキが東京藝術大学に合格していれば、恋愛関係に発展する可能性もあったかもしれません。しかし、マキは八虎と同じ東京藝術大学を受けたものの、第2次試験で落選し不合格となったのです。その後、マキは彫刻科での勉強に励んでいます。
ブルーピリオドに関する感想や評価
ブルーピリオドずっとBLの漫画だと思ってた
— バ惰医ユ (@ringo_pai417) June 1, 2021
『ブルーピリオド』に関する感想や評価にずっとBL漫画だと思っていたというコメントが寄せられています。『ブルーピリオド』がBL作品であるのか気になっている読者や視聴者が多くいるようです。
昨日読んでたブルーピリオドって言うマンガ、ヒロイン可愛いなーって思ってたら男だった。
— ヒロユキ (@burumakun) June 24, 2018
『ブルーピリオド』に関する感想や評価にヒロインが可愛いなと思っていたら、男だったというコメントが寄せられています。鮎川龍二(ユカちゃん)のことを男性だとは気づかず、ヒロインだと思ったというコメントが多く寄せられています。
ブルーピリオドのヒロインは龍二と世田介だと思う
— 早害のぼっち生活 (@f0Mt5P6HOhpnKu4) November 16, 2021
『ブルーピリオド』に関する感想や評価にヒロインは龍二と世田介だと思うというコメントが寄せられています。『ブルーピリオド』には明らかなヒロインが登場していないため、ヒロイン論争が続いています。
ブルーピリオドがBL漫画と言われる理由まとめ
いかがでしたか?『ブルーピリオド』のヒロインではないかと考察されている世田介と、その他のヒロイン候補である鮎川龍二、森先輩、桑名マキについて紹介しました。『ブルーピリオド』がBL要素のある漫画だと言われる理由は、作者である山口つばささんが過去にBL作品を描いており、主人公・八虎の本命ヒロインが登場していないためでした。ヒロインが気になる『ブルーピリオド』を一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?