【ワールドトリガー】最上宗一は風刃となった迅悠一の師匠!死亡した経緯とは?

ワールドトリガー(ワ―トリ)の最上宗一について紹介します。ワ―トリの最上宗一はブラックトリガー「風刃」の持ち主・迅悠一の師匠ですが、物語の中ですでに死亡しています。旧ボーダー時代のメンバーと言われている最上宗一は約5年前に死亡したということで、ここでは、最上宗一が死亡した経緯を紹介します。ブラックトリガーの生成には優れたトリオンが必要です。実は迅悠一はブラックトリガー「風刃」を最上宗一から受け継いだと言われています。ここではさらに、最上宗一の強さとサイドエフェクトについて考察してきます。

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目次

  1. 最上宗一は風刃となった迅悠一の師匠
  2. 最上宗一は死亡してブラックトリガーになった?
  3. 最上宗一の性格や他キャラとの関係
  4. 最上宗一の強さやサイドエフェクト
  5. 最上宗一に関する感想や評価
  6. 最上宗一まとめ

最上宗一は風刃となった迅悠一の師匠

ワールドトリガーの作品情報

2013年から始まったワールドトリガーは、現在「月刊ジャンプスクエア」で連載中の漫画で、ジャンルはバトル・アクション・ファンタジーです。作者は葦原大介、コミックは2021年12月に第24巻が発売されています。2014年にテレビアニメ放送が開始されたワールドトリガーは、第1、第2シリーズが放送され、第3シリーズが2021年10月から2022年1月まで全14話、テレビ朝日系で放送されました。

ワールドトリガーの概要

ワールドトリガーは、近界(ネイバーフッド)という異世界に住む近界民(ネイバー)の侵略から、玄界(ミデン)と呼ばれる世界を守るために創設された防衛団の戦いが描かれています。また、ワールドトリガーは2009年に週刊少年ジャンプに発表した「トリガーキーパー」と、2011年に同誌で発表された読み切り「実力派エリート迅」を基にした作品です。「実力派エリート迅」の主人公が迅悠一でした。

ワールドトリガーは漫画、テレビアニメの他に、実写舞台も上演されています。第1回公演は「ワールドトリガー the Stage」というタイトルで2021年に上演されました。第2回公演は、実写舞台「ワールドトリガー the Stage 大規模侵攻編」というタイトルで、2022年8月に東京、京都で上演予定となっています。

ワールドトリガーのあらすじ

ネイバー(近界民)と呼ばれる異世界の怪物による地球侵攻が始まり、人々を守るために「ボーダー(界境防衛機関)」が組織され、ネイバーは撃退されました。それから4年が過ぎ、三門市の人々はボーダーに守られながら平和に暮らしています。そんな中、三門市に空閑遊真という少年がやって来ます。空閑は実はネイバーですが、ボーダーの隊員である三雲修や迅悠一との出会いがきっかけで、自らもボーダー隊員として活動を始めます。

最上宗一のプロフィール

ワールドトリガーの最上宗一(もがみそういち)は、旧ボーダー(界境防衛機関)が初めて創設されたときのメンバーで、物語が始まったときにはすでに死亡しています。現ボーダー隊員・迅悠一の師匠です。空閑遊真の父で、同じボーダー創設時のメンバーである空閑有吾とはライバル同士でした。最上宗一が死亡したのは約5年前、アリステラでの防衛戦でした。

ワールドトリガー | 東映アニメーション

最上宗一は死亡してブラックトリガーになった?

ワールドトリガーの物語が始まったとき、すでに死亡している最上宗一は、旧ボーダーの創設に関わったメンバーの一人と言われています。ここからは、ワールドトリガーの最上宗一が死亡した経緯を見ていきます。また、最上宗一は死亡した際、ブラックトリガーになっていたということで、その経緯を見ていきます。

最上宗一が死亡した経緯

ワールドトリガーの最上宗一が死亡した経緯を見ていきます。最上宗一は旧ボーダーが創設されたときのメンバーです。旧ボーダーが創設された経緯を見ていくと、ネイバー(近界民)の侵略から人々を守るために、民間人によってボーダーという防衛組織が結成されました。これが、現在では「旧ボーダー」と言われているものです。

その後、約5年前の「第一次大規模侵攻」から公的な機関となり、「界境防衛機関(ボーダー)」という名称になりました。約5年前の「第一次大規模侵攻」について見ていくと、近界同盟国が謎の近界民から襲撃を受けました。旧ボーダーは同盟国のために参戦し、多くのメンバーが犠牲となりました。

中でも旧ボーダーと親交の厚かったアリステラの防衛に手を尽くし、アリステラの王女である忍田瑠花と、その弟の林藤陽太郎を玄界(ミデン)に亡命させることに協力しました。このアリステラの戦いが原因となって最上宗一は死亡したと考えられています。

最上宗一はブラックトリガーになった?

最上宗一が死亡した原因は、最上宗一がブラックトリガーになったからだと言われています。ブラックトリガーとは、通常のトリガーとは比べ物にならないくらい高い性能を誇ります。ブラックトリガーは、トリガーを扱う源となる優れたトリオンを豊富に所有する者が、自身のトリオンをすべて注入することで出来上がるものです。しかし、ブラックトリガーを作り出した者の命は絶たれてしまいます。

ブラックトリガーを作り出したことで死亡した最上宗一。自身の生命を引き換えにして生成したブラックトリガーには何種類かあるそうですが、名称が分かっているのは「風刃」です。この「風刃」を所有しているのが最上宗一の弟子とされる迅悠一です。ブラックトリガーは製作者の意識が強く表れるということで、あまり良い関係を築いていなかった者が使用しても能力を発揮するどころか起動すらしません。

迅悠一は生前の最上宗一を慕い、両者はとても良好な関係を築いていたということで、ブラックトリガー「風刃」を受け継ぐことができたと考えられています。「風刃」の能力は「斬撃の伝播」というもので、攻撃、射程、防御、特殊戦術など、どれをとっても高い数値となっています。このことから、最上宗一と迅悠一との相性は抜群だということが分かります。

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最上宗一の性格や他キャラとの関係

ここまで、ワールドトリガーの最上宗一が死亡した経緯と、最上宗一がブラックトリガーになった?について見てきました。最上宗一が作り出したブラックトリガーは、彼を慕う弟子・迅悠一に受け継がれていました。ここからは、最上宗一の性格や、迅悠一以外の他のキャラクターとの関係について見ていきます。

最上宗一の性格

最上宗一は物語開始時にはすでに死亡した人物となっており、彼の性格については分かっていません。しかし、ボーダーのメンバーたちによる話の内容から推測することができます。まず、弟子とされている迅悠一は上層部と何かと衝突することが多い人物として描かれています。しかし、師匠である最上宗一のことはとても慕っており、両者は友好な関係を築いていたということです。

ブラックトリガーは製作者の意識が強く残っており、使い手との相性が難しいとされています。しかし、最上宗一のブラックトリガー「風刃」は迅悠一だけでなく、他の者とも相性が合うと言われています。その数、20人以上とも言われており、これは非常に珍しいケースだということです。このことから、最上宗一の性格は誰に対しても友好的で、後輩にも愛情をかけて接してくれる、そんな性格だと言われています。

最上宗一と他のキャラの関係

最上宗一の性格は誰に対しても友好的で、誰からも慕われていたと考えられています。「第1次大規模侵攻」で旧ボーダーの創設メンバー、城戸正宗は、最上宗一をはじめとする多くの仲間を失いました。しかし、現ボーダーの最高司令官となっている城戸正宗は旧ボーダー当時のことを語る際、笑顔を見せています。

多くの仲間を失っている城戸正宗ですが、最上宗一との思い出はとても良いものだったのでは?と言われています。このように、最上宗一は多くの同僚や後輩と友好な関係を築いていたと考えられます。また、最上宗一は旧ボーダーのメンバー、空閑遊真の父・空閑有吾とは良きライバル関係だったということです。

空閑有吾の強さは現ボーダーのノーマルトリガー最高の戦闘力を有する忍田真史と同レベルということです。このように、実力者の空閑有吾をライバルとして考えていたと思われる最上宗一は、努力を惜しまない、向上心にあふれた性格だったと考えられています。

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最上宗一の強さやサイドエフェクト

ここまで、ワールドトリガーの迅悠一の師匠・最上宗一の性格や、迅悠一以外の他のキャラクターとの交友関係について見てきました。ここからは、ブラックトリガーとなった最上宗一の強さと特殊能力・サイドエフェクトについて見ていきます。

最上宗一の強さ

最上宗一の強さについて見ていくと、旧ボーダーの同僚の空閑有吾とはライバル関係だったということでした。空閑有吾は現ボーダーでノーマルトリガー最高の強さを有する忍田真史と同じ強者だったことが分かっています。その空閑有吾のライバルだったことから、最上宗一も空閑有吾や忍田真史と同等の戦闘力を持っていたと考えられます。

最上宗一はブラックトリガー「風刃」となって迅悠一に受け継がれています。「風刃」は攻撃手が扱う武器なので、最上宗一は攻撃手だったと考えられます。それでは、最上宗一のトリガーセットについて見ていくと、当時(5年前)はまだレイガストやスコーピオンなどは存在しておらず、トリガーの種類は少なかったようです。そのため、最上宗一は弧月を武器にしていたのでは?と言われています。

このように高い戦闘力を持っていたはずの最上宗一は、アリステラの防衛戦で王族の忍田瑠花と林藤陽太郎を亡命させ、自らは死亡しています。アリステラでの戦いは熾烈を極め、多くの仲間も死亡しました。そんな中で王族の二人を守りながら戦うことは、たとえ最上宗一でも難しかったのでは?と考えられています。

最上宗一はサイドエフェクト持ち?

特殊能力と言われているサイドエフェクトはブラックトリガーを受け継いだ者が所有することができ、様々な能力があります。最上宗一の弟子である迅悠一はサイドエフェクトの持ち主で、能力は「未来視」です。「未来視」とは、自分の目の前にいる人物の未来を見ることができる能力です。このサイドエフェクトの「嘘を見抜く」能力を、最上宗一のライバルだった空閑有吾の息子・遊真が受け継いでいます。

空閑遊真の場合は、父から「嘘を見抜く」能力のサイドエフェクトを受け継ぎました。しかし、迅悠一はブラックトリガー「風刃」を受け継いでいますが、「未来視」を受け継いだことが分かる描写は見られません。迅悠一のサイドエフェクトは、あくまでも迅悠一自身が備えているものだということです。このようなことから、最上宗一はサイドエフェクトの持ち主ではなかったと考えられています。

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最上宗一に関する感想や評価

ワールドトリガーの最上宗一に関する感想です。最上宗一は自身の命を注ぎこんでブラックトリガーを作りました。ブラックトリガーには作った人間の願いが込められるということでした。空閑有吾も最上宗一も自分自身の命と引き換えにして作ったブラックトリガーに、それぞれが思う相手に強い願いを込めたのでは?という感想です。

ワールドトリガーの最上宗一に関する感想です。ブラックトリガーを受け継いだ人たちは、自身のトリオンの量がさらに上乗せされるということです。空閑遊真は父の有吾からブラックトリガーと特殊能力であるサイドエフェクトを受け継いでいます。最上宗一からブラックトリガーを受け継いだ迅悠一も「未来視」というサイドエフェクトを持っていますが、これも最上宗一の優れたトリオンによって発現したかもしれないという感想です。

ワールドトリガーの最上宗一に関する感想です。19話では、迅悠一のブラックトリガーが最上宗一だ、というシーンがあります。そして、空閑遊真の手にも父・有吾から受け継いだブラックトリガーがあり、このシーンに泣けるという感想です。また、最上宗一と空閑有吾が寄り添うようなシーンが描かれており、故人となった二人が生きて再会できなかったことについて、当時を知る林藤支部長の想いは?と考えさせられるという感想です。

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最上宗一まとめ

いかがでしたか?ワールドトリガーの最上宗一について紹介しました。最上宗一はすでに故人となっていますが、迅悠一の師匠で、彼にブラックトリガー「風刃」を遺した人物でした。最上宗一と迅悠一はとても良好な師弟関係で、最上宗一は物語の中で回想シーンなどで登場します。最上宗一は旧ボーダーの創設当時のメンバーの一人で、非常に高い戦闘能力を持っていました。しかし、第一次大規模侵攻の際、死亡したということでした。

最上宗一が遺したブラックトリガーは、人を選ぶと言われるブラックトリガーとしては珍しく、多くの隊員と相性が合うと言われていました。それは、最上宗一が誰とでも友好的で、誰からも慕われる性格だったからでした。そんな最上宗一の思い出を語るシーンや迅悠一に遺した想いがとても良いという感想も寄せられいました。今後も最上宗一との思い出などが描かれるのを期待して、ワールドトリガーをお楽しみください。

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