【ワールドトリガー】主人公は誰？4人いる？三雲修・空閑遊真・雨取千佳・迅悠一を紹介

一番主人公に相応しいキャラクターは誰なのか考察する前に、まずは「ワールドトリガー」の基本情報を紹介していきます。ワールドトリガーは2013年から連載されている漫画で、2014年からアニメシリーズの放送がスタートしています。2016年から2018年までは原作者の体調不良で長期休載されていましたが、2019年から連載を再開させています。

ワールドトリガーの世界には「ネイバー」と呼ばれる侵略者が存在しており、ネイバーと戦うための防衛機関「ボーダー」が設立されています。ボーダーの隊員たちは活躍・強さでランク分けされており、トリガーという武器を使って戦っています。また隊員たちは戦闘専用のトリオン体を使って戦っており、トリオン体は生身よりも戦闘能力が向上するという特徴があります。

ここからは「ワールドトリガー」の主人公に関する情報を紹介していきます。ワールドトリガーは主人公が複数存在している珍しい作品のため、一番主人公に相応しいキャラクターは誰なのか考察していきます。また主人公に対する原作者の考えなども紹介していきます。

ワールドトリガーには空閑遊真・三雲修・雨取千佳・迅悠一という4人の主人公が登場しています。4人は性格・強さがバラバラですが、それぞれが違った活躍を見せています。原作者・葦原大介は「1話の扉絵に描いた4人のキャラクターが主人公」というコメントを出しているようです。

ワールドトリガーには4人の主人公が登場していますが、主人公の中でも空閑遊真と三雲修の登場シーンが多いです。そのため実質的には空閑遊真と三雲修が主人公のようなストーリーが展開しています。直接的な戦闘能力は空閑遊真の方が上ですが、三雲修も主人公らしい活躍を見せています。

ワールドトリガーには4人の主人公が登場していますが、三雲修の成長ストーリーがメインのように感じられます。そのため4人の主人公を設定していますが、実質的な主人公は三雲修だと思っている読者・視聴者が多いようです。また主人公を誰かに絞らない事もワールドトリガーの面白さの1つのようです。

一番主人公に相応しいキャラクターは誰なのか知った後は、ワールドトリガーに登場した4人の主人公のプロフィールを紹介していきます。それぞれのキャラクターの特徴や、作中の活躍なども一覧化してまとめていきます。

三雲修は本作主人公の1人で、中学校に通っている中学生です。真面目で正義感が強い性格をしており、他人を助けるためなら自身の命もいとわない姿が描かれています。ネイバーの空閑遊真の事を気に掛けており、面倒見が良いため「面倒見の鬼」と称されています。登場当初はボーダーのC級隊員でしたが、門を発見した事でB級に昇格しており、空閑遊真と雨取千佳も昇格した事で玉狛第2の隊長に就任しています。

ワールドトリガーのタイトルはキャラクター名に数字を付けたものが多いです。主人公・三雲修は見た目は地味なキャラクターですが、ストーリーのメインになる事が多いため、そのような点でも主人公の1人らしい姿が描かれています。また序盤には弱弱しい存在だった三雲修の成長を楽しむ事も少年漫画らしい要素です。

前述したように三雲修はボーダーのB級に昇格しており、空閑遊真と雨取千佳もB級に昇格した事で玉狛第2というチームが結成されています。三雲修は空閑遊真の方が強いという理由で隊長になる事に不服そうでしたが、作中では隊長らしくチームを率いる活躍を見せています。また三雲修はチーム全体を把握する能力を持っているため、そのような点でも隊長に適任だという事が分かります。

ワールドトリガーには木崎レイジ・小南桐絵が所属する玉狛第1が存在しており、玉狛第1は「ボーダー最強の部隊」と称される実力を持っています。この玉狛第1のメンバーが第2のメンバーの師匠的な存在で、作中では戦闘能力を向上させるために修行を行っています。

ワールドトリガーは2回人気投票が開催されていますが、両方の人気投票で三雲修が1位になっています。そのため読者は三雲修がメインの主人公だと思っているのかもしれません。また存在感がある空閑遊真は2位と4位にランクインしています。

空閑遊真は本作主人公の1人で、白髪と幼い容姿が特徴的なキャラクターです。幼少期から父親と旅をしており、その時に様々な戦闘技術を学んでいます。また本編が始まる前には戦場で重傷を負っていますが、父親が命と引き換えに黒トリガーを作成しており、そのトリガーを肉体に封印した事で一命を取り留めています。空閑遊真は感情表現が乏しいキャラクターですが、仲間に対しては気配りを見せています。

漫画の単行本1巻の表紙には基本的に主人公の絵が描かれています。ワールドトリガーの単行本1巻には空閑遊真が描かれているため、この事から「空閑遊真が主人公」と思っている読者も多いようです。また物語序盤の戦闘シーンも三雲修より空閑遊真の方が多いようです。

ワールドトリガーはツイッターに公式アカウントを設立していますが、ツイッターのアイコンには空閑遊真の顔が使われています。アイコンは作品の顔のため、空閑遊真がメインの主人公のような印象があるようです。また空閑遊真はネイバーでありながらボーダーに協力している存在のため、設定的にもメインの主人公に相応しいキャラクターと言えます。

雨取千佳は本作主人公の1人で、三雲修の後輩の中学2年生です。大人しく控えめな性格をしており、桁違いのトリオン量を持っている事でトリオン兵から狙われています。過去には兄と友人が誘拐されており、それ以来他者と関わる事を避けていましたが、自分で戦える力を得るためにボーダーに入隊しています。トリオン反応を察知するサイドエフェクトを持っており、自身のトリオンを隠蔽して隠れる能力なども持っています。

膨大なトリオン量を持つ雨取千佳はトリオン兵に狙われていたため、三雲修は雨取千佳を守るためにボーダーの入隊を決意しています。そのため雨取千佳は物語のきっかけを作ったキャラクターでもあります。とはいえ自身がボーダーに入隊したのは物語途中のため、主人公よりもメインヒロインという印象が強いようです。

膨大なトリオン量を持つ雨取千佳は凄まじい攻撃を放つ事ができますが、「人を撃てない」という弱点を抱えていました。物語途中には弱点を克服しているため、作中で一番成長したキャラクターと言えます。また登場当初の弱弱しい姿も払拭しているため、成長度合いは主人公に相応しいものがあります。

迅悠一は本作主人公の1人で、「実力派エリート」を自称しているキャラクターです。登場当初はボーダーのS級隊員でしたが、黒トリガーを返却した事でA級隊員になっています。過去にはトリオン兵に襲われていた三雲修を助けており、それ以来三雲修の事を「メガネくん」と呼んでいます。また迅悠一は「少し先の未来を視るサイドエフェクト」を持っています。

ワールドトリガーの連載が始まる前には「実力派エリート迅」という読み切り漫画が週刊少年ジャンプに掲載されています。本作はワールドトリガーのプロトタイプになった漫画で、迅悠一が単独の主人公でした。そのため4人の主人公の設定ができていなかったら、迅悠一がワールドトリガーの単独の主人公になっていた可能性があります。

迅悠一は登場当初から「S級隊員」で、ボーダー隊員の中でもトップクラスの強さを持っていました。そのため迅悠一は完成された主人公として登場していますが、単独の主人公になった場合は「キャラクターの成長が楽しめない」というデメリットがあります。そのため迅悠一以外の3人の未熟な主人公を設定したという考察がなされています。

迅悠一は黒トリガー・風刃に「少し先の未来を視るサイドエフェクト」を組み合わせて戦っており、物語序盤から圧倒的な強さを見せています。ですが空閑遊真をボーダーに入隊させるのと引き換えに風刃を返却しているため、登場当初よりは強さが落ちています。そんな迅悠一は主人公の1人ですが、他の3人の主人公をサポートするサブキャラクターのような役割も見せています。

主人公に相応しいキャラクターやプロフィールを知った後は、アニメ「ワールドトリガー」で4人の主人公を演じている声優を紹介していきます。声優の経歴や過去に出演した作品の情報をまとめていきます。ワールドトリガーには知名度が高い豪華な声優陣が起用されているようです。

アニメ「ワールドトリガー」で三雲修の声を演じたのは声優の梶裕貴です。梶裕貴は埼玉県出身で、2004年から声優活動を行っている人物です。中学生時代から声優を目指しており、これまでに「イナズマイレブン」「青の祓魔師」「進撃の巨人」「七つの大罪」などの作品にも出演しています。2021年時点の所属事務所は「ヴィムス」で、ファンからは「ゆうたん」という愛称で呼ばれています。

中学生時代から声優を目指していた梶裕貴ですが、周りに養成所がなかったため、漫画の音読で発声の勉強をしていたようです。尊敬している声優には山寺宏一・林原めぐみの名前を挙げており、プライベートでは2019年に竹達彩奈と結婚した事を発表しています。ワールドトリガーのVOMIC版では逢坂良太が三雲修の声を演じています。

アニメ「ワールドトリガー」で空閑遊真の声を演じたのは声優の村中知です。村中知は茨城県出身で、2008年から声優活動を行っている人物です。小学生時代から声優を目指しており、これまでに「オレカバトル」「キラキラ☆プリキュアアラモード」「異種族レビュアーズ」などの作品にも出演しています。少年役を演じる事が多く、VOMIC版では皆川純子が空閑遊真の声を演じています。

アニメ「ワールドトリガー」で雨取千佳の声を演じたのは声優の田村奈央です。田村奈央は埼玉県出身で、2011年から声優活動を行っている人物です。大学生時代から声優を目指しており、これまでに「浦和の調ちゃん」「HUGっと！プリキュア」「コンビニカレシ」「ログ・ホライズン」などの作品にも出演しています。プライベートでは2020年に結婚を発表しています。

アニメ「ワールドトリガー」で迅悠一の声を演じたのは声優の中村悠一です。中村悠一は香川県出身で、2001年から声優活動を行っている人物です。学生時代から吹き替えを志望しており、これまでに「呪術廻戦」「おおきく振りかぶって」「魔法科高校の劣等生」「食戟のソーマ」などの作品にも出演しています。2021年時点の所属事務所は「インテンション」で、ファンからは「ゆうきゃん」という愛称で呼ばれています。

声優のプロフィールや一番主人公に相応しいキャラクターは誰なのか考察した後は、ワールドトリガーに関する感想を紹介していきます。本記事で紹介した4人の主人公に関する感想などもまとめていきます。

本記事で紹介したように「ワールドトリガー」には4人の主人公が登場しているため、そのような独特な設定が面白いという感想が挙がっているようです。また物語を完結させる主人公は誰なのか気になるという感想や、原作者がメインにしている主人公は誰なのか気になるという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように「ワールドトリガー」の読み切りでは迅悠一が単独の主人公でした。迅悠一は登場当初からかなり強いキャラクターだったため、別の主人公を設定した事で物語が面白くなったという感想が挙がっているようです。また迅悠一は黒トリガーを返却しているので、これからの戦い方が楽しみという感想も挙がっているようです。

登場当初の主人公・三雲修は「地味なメガネくん」という印象のキャラクターでしたが、強い正義感を持って敵と戦っています。そのため三雲修がかっこいいという感想や、実はイケメンだという感想も挙がっているようです。

ワールドトリガーの主人公・雨取千佳は桁違いのトリオン量を持っているため、攻撃が当たれば最強のキャラクターと言われています。また人を傷つける事ができないため、性格が優しいという感想が挙がっているようです。

本記事では「ワールドトリガー」に登場した4人の主人公のプロフィールや、一番主人公に相応しいキャラクターは誰なのか考察していきましたがいかがだったでしょうか？ワールドトリガーでは4人の主人公のストーリーが並行して進んでいるため、飽きない面白さがあると言われているようです。そんな主人公の活躍エピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。