【ようこそ実力至上主義の教室へ】神崎隆二の正体は何者？ホワイトルームとの関係は？

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』では、何を考えているか分からない神崎隆二(かんざきりゅうじ)というキャラクターが登場しています。さらに、Bクラスの生徒を率いている一之瀬の右腕的な存在ですが、なぜか登場する頻度が少ないです。そのため、ネット上では元ホワイトルーム生ではないか？と噂されていました。そこで、ここからは神崎隆二の正体を考察していきます。

• 作品タイトル：ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)
• ジャンル：学園、サスペンス、頭脳戦、群像劇
• 著者：衣笠彰梧
• イラスト：トモセシュンサク
• 出版：MF文庫J(KADOKAWA)

それではまず、『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』の作品情報からご覧ください。本作は衣笠彰梧による学園サスペンス作品です。MF文庫Jより2015年5月から刊行されており、2020年・2021年・2022年には『このライトノベルがすごい！』にて文庫部門トップ5位にランクインするなど圧倒的な支持を集めています。物語の舞台は進学・就職率ともにほぼ100%といわれる名門校・高度教育高等学校です。

ここでは『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』のあらすじを簡単にまとめていきます。ある日、完全実力主義の名門校・高度育成高等学校に、極めて高い学力と身体能力を持っている綾小路清隆(あやのこうじきよたか)が入学してきます。しかし、綾小路が入学後に配属されたDクラスは同校の好待遇を好き勝手に利用する問題児が勢揃いしていました。そこで、綾小路はクラスの生徒らと協力し他クラスを出し抜くことに…

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する神崎隆二(かんざきりゅうじ)は、学力と身体能力ともにBクラス内でトップクラスの優等生です。その実力はAクラスの候補に入るほどでした。しかし、言動や態度が消極的だったためにBクラスに配属されることになっています。人付き合いも苦手で、何を考えているのか分からない謎めいた雰囲気をしていました。

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する一之瀬帆波(いちのせほなみ)は、女子と話すのを苦手にしている神崎隆二が珍しく行動をともにしている人物です。明るく社交的な性格をしているため、クラスメイトに限らず多くの同級生と幅広く交友関係を持っており、Bクラスの生徒を率いるリーダーでもあります。神崎隆二はそんな一之瀬を支える参謀的な立ち位置におり、同じ志を持つ仲間として協力しています。

神崎隆二は基本的に一之瀬とともに行動することが多いため、一之瀬の右腕として活躍しています。役割としては一ノ瀬がBクラスのリーダーとしてクラスの方針を決定し、神崎隆二が一之瀬の右腕としてクラスの方向性を整えていくといった形です。

神崎隆は学力と身体能力ともにBクラス内でトップクラスの実力を持っているのですが、クラスにおける発言力は少ないです。やはり、ずば抜けて高いコミュニケーション能力を持つ一之瀬が絶大な発言力を持っているため、神崎の発言がクラスに影響を及ぼすことはほぼありません。そのため、一之瀬が決定したクラスの方針に納得がいかなくても、神崎にはクラスを変えるような力はないと言えるでしょう。

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する一之瀬は、佐倉愛里へのストーカー事件で綾小路とともに解決に導いたり、Dクラスと協力関係を結んだりと主人公と関わる機会が多い人物でした。そんな一之瀬の右腕的存在である神崎隆二ですが、実はそこまで登場することがなく謎が多いです。では、神崎の正体とは？ここからは、神崎の正体やホワイトルームとの関係性を考察していきます。

どうやら、一部のよう実ファンの間では「神崎隆二は元ホワイトルーム生ではないか」と考察されています。元ホワイトルーム生ということは、ホワイトルームに所属していたものの、途中脱落してホワイトルームから去ったと解釈することができます。では、なぜ神崎が元ホワイトルーム生ではないかと考察されるようになったのか？その一番の理由となっているのが、よう実の原作10巻での一之瀬のセリフです。

一之瀬は神崎に向かって「私に教えてくれたことがあったよね。力を持っているのに、それを使わないのは愚か者のすることだって。」と言っています。実は、一之瀬に言った神崎のセリフは綾小路に向けて言った父親のセリフと同じです。綾小路の父親はホワイトルームと密接な関係にあるため、そんな人物と同じセリフを放った神崎もホワイトルームと何かしらの関係がある可能性が高いと言えるでしょう。

神崎隆二が元ホワイトルーム生と考察される理由の一つとして、綾小路と似ている部分があるという点が挙げられます。その似ている部分は学力・身体能力ともにBクラス内でトップクラス、コミュニケーション能力が低く交友関係が狭い、消極的な言動が多く積極性に欠けている、以上の3つです。綾小路はホワイトルーム出身であるため、そんな彼と似ている神崎もまたホワイトルーム出身者である可能性が高いと考察できます。

もし神崎隆二がホワイトルームを脱落した生徒だとすれば、コミュニケーション能力の低さや消極的な発言を発すると言う特徴に説明がつきます。では、実際に神崎が『ようこそ実力至上主義の教室へ』に登場したシーンはどこなのでしょうか？ここからは、神崎の登場シーンや今後を考察するため要チェックです。

神崎隆二は龍園による冤罪事件から、Dクラスを助けようとしたシーンにて初登場しています。Bクラスのリーダーである一之瀬が、Cクラスに嵌められたと言い張る須藤を救うべく動き出したことが登場するきっかけとなっています。

一之瀬を手助けする参謀として、初登場時から優秀さが垣間見えていた神崎。綾小路と堀北とともに情報収集に励んでいました。そして、初の特別試験である第一次無人島試験では正式に同盟が成立しており、目立った協力もなくお互いに対立しないようにしています。また混合試験での風呂場では綾小路と少しだけ会話をしていました。

神崎隆二は2年生になってから目立った行動を見せるようになっています。神崎は綾小路が学年で唯一筆記試験で満点を取ったことで、綾小路に対して学年全体と同じく警戒を強めたと同時に、今のままのクラスを心配して綾小路を頼ることもありました。そして、豪華客船では堀北と会話しているのですが、「石上にはこれ以上かかわるな」という意味深な忠告をしています。

その忠告に対し、堀北は他に警戒すべき人物はいるのかと問いかけているのですが、神崎は石上だけだと断言しています。宝泉や椿を差し置いて石上だけを警戒しろと断言するには相当な根拠があると言えるでしょう。もし、神崎の正体が元ホワイトルーム生であるとすれば、神崎と彼が警戒する石上はホワイトルームの敵である可能性が浮上します。

学力・運動能力共にBクラス内でトップクラスを誇る優等生であるものの、積極性に欠け、消極的な言動を発するため、神崎隆二という人物はあまり目立たないキャラクターだと言えるでしょう。しかし、だからこそ生まれるミステリアス性に魅力を感じるのかもしれません。では、アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ』にて登場する神崎の声を担当した声優は誰なのでしょうか？

• 名前：若山晃久(わかやまあきひさ)
• 誕生日：6月27日
• 出身地：愛知県
• 職業：声優
• 所属事務所：シグマ・セブンe

アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』にて神崎隆二役を演じたのは、声優事務所「シグマ・セブンe」所属の声優・若山晃久(わかやまあきひさ)さんです。若山晃久さんは2016年10月1日から2017年3月18日まで放送されたアニメ『タイムボカン24』のトキオ役にて初の主役を務めた声優で、2015年からアニメ・ゲーム・吹き替えのジャンルを中心に活動しています。

• 2015年～：学戦都市アスタリスク(ジェロン生徒、学生C 役)
• 2016年～：ガーリッシュナンバー(オーディション司会 役)
• 2017年～：遊☆戯☆王VRAINS(鈴木、デュエリスト 役)
• 2018年～：ゴブリンスレイヤー(少年斥候 役)
• 2019年～：ブギーポップは笑わない(ピエロ 役)
• 2020年～：NOBLESSE -ノブレス-(レジス・K・ランデグル 役)
• 2020年～：戦翼のシグルドリーヴァ(パイロット、隊員、観光客、おまえらーず、整備士、飛行隊員 役)
• 2021年～：スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました(村人A 役)
• 2021年～：うらみちお兄さん(ドラックストア店員 役)

ここまで『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する神崎隆二について、ホワイトルームとの関係性に触れながら正体を考察しつつ、登場シーンやその後を紹介してきました。では、『ようこそ実力至上主義の教室へ』に登場した神崎に関してどのような意見があがっているのでしょうか？ここからは、ネット上に寄せられた神崎に関する感想や評価を紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する神崎隆二の正体に関する声があがっています。感想では「神崎も気になるところ」と言われているのですが、これはホワイトルームの事情や綾小路父のことについて同時に触れられていることから、神崎の正体がホワイトルーム出身者である可能性に興味を示されているのが窺えます。

また、よう実11巻の試し読みだけでも分かったことが多いと言われているので、これを機によう実11巻を試し読みしてみてはいかがでしょうか？

こちらでも『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する神崎隆二の正体に関する声があがっています。どうやら、この方は神崎隆二がホワイトルーム出身者である可能性が高いと考えているようです。やはり神崎がホワイトルーム出身者だった場合、彼が綾小路の敵になるか味方になるかが気になるようなので、今後は綾小路と神崎の関係性に注目してみると良いかもしれません。

こちらでも『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する神崎隆二のポジションに関する声があがっています。どうやら、この方は神崎隆二がなぜNo.2のポジションにいるのかと疑問を感じているようです。

やはり、神崎が学力・身体能力共にBクラス内でトップクラスを誇っているからなのでしょうか？能力的には神崎がBクラスを率いてもおかしくないと考えられているのかもしれません。そう考えると、神崎がBクラスのリーダーにならない理由と彼の正体が関係している可能性が浮上します。

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する神崎隆二の正体やホワイトルームとの関係性を考察してきましたがいかがでしたか？学力と身体能力共にBクラス内でトップクラスの優等生・神崎隆二は、リーダーとしてBクラスの生徒たちを率いる一之瀬の右腕的な存在として活躍しています。ただ、まだ登場頻度が少なく謎が多いため、ネット上では元ホワイトルーム生ではないかと噂されるようになりました。

『ようこそ実力至上主義の教室へ』の主人公・綾小路と似ているところがあるため、気になっている方はきっと多いことでしょう。今後、もし綾小路が一之瀬が要るクラスに移籍するならば、非常に面白い展開になると考えられます。とはいえ、神崎の正体が明らかになるのはまだまだ先になると考えられるので、今後も神崎の動向に注目しておきましょう。