【トモダチゲーム】友情かくれんぼをネタバレ！第3ゲームのルールや結果は？

「トモダチゲーム」とは、様々な恐ろしいゲームで友情を試される心理戦が面白い漫画です。そんなトモダチゲームに登場するゲームの中でも、命懸けの心理戦にハラハラさせられる友情かくれんぼがあります。今回は、そんな友情かくれんぼというゲームについて、気になるルールやその結末についてをネタバレと共に紹介します。

トモダチゲームは、山口ミコト先生が原作、佐藤友生先生が作画を担当するサスペンス漫画です。2014年から、別冊少年マガジンで連載が続いています。2022年にはテレビアニメ化もされたばかりの作品で、実写版のテレビドラマや映画なども制作されています。

主人公の片切友一は、「金より友達」だと教えられて育ちました。ある時、友一は何者かによって四人の友人と共に拉致されてしまいます。その中の誰かが、ゲームの参加費として修学旅行費を盗んだ上に、2000万円の借金をしていることが発覚します。友一たちは返済のため、400万円ずつの借金を背負ってトモダチゲームに参加することとなりました。

恐ろしいゲームが次々と登場するトモダチゲームですが、続いては友情かくれんぼのルールについてをネタバレと共に紹介します。各々の思惑が複雑に絡み合う中、どのような結末を迎えるのか注目の一戦です。第3ゲームとなる友情かくれんぼのルールをきちんと理解すれば、物語をより楽しむことができるはずです。

友情かくれんぼの最初のルールは、「探す役目」と「隠れる役目」に分かれることです。友情ゲームはチーム対抗戦なので、チーム内での信頼が鍵となるゲームです。特に隠れる人間は過酷な状況に置かれます。広いエリアの中から隠れ場所を選び、そこから動くことができません。携帯電話を通じて連絡を取ることはできますが、食糧や水の調達などはすべてチームメイト任せになります。

友情かくれんぼの2つ目のルールは、相手チームに対しての暴力行為の禁止です。暴力によって探す役目の人間が行動不能になってしまえば、一方のチームが圧倒的に有利になります。そのことからも、暴力行為は禁止と決められています。ただし、これはあくまで相手チームに対する禁止事項です。自身のチーム内の仲間に対する暴力については、禁止されていません。

友情かくれんぼの3つ目のルールは、隠れる役目になった人に与えられた救済措置です。最初のルールにあるように、隠れる役目を選んだ人は、その場から動くことができません。仲間の動きによっては、餓死する危険が伴います。そのため、隠れる役目の人間にはボタンが渡されています。これを押すことによって、ギブアップすることが可能になります。

友情かくれんぼの最後のルールは、相手チームに寝返ることができるというものです。もしも寝返ったチームが友情かくれんぼで勝利した場合、残っていた借金は自分が裏切ったチームに押し付けられます。しかし、寝返ったチームが敗北した場合には、そのチームの借金の一部を背負うことになります。

友情かくれんぼの基本ルールを理解したところで、続いては友情かくれんぼの内容についてもネタバレと共に紹介します。チーム同士の信頼があれば、難しいゲームではないように見えるはずです。けれど、実際には複雑な心理戦で結末の読めないストーリーが展開していきます。

友情かくれんぼでは、友一たちのチームに水瀬マリアという少女が参加します。ツインテールの可愛らしい少女ですが、実は彼女は運営側の人間だったのです。友一とチームメイトの天智の様子を観察するという目的で、プレイヤーとして参加をしました。マリアは友一に対して最低な奴だという印象を抱いていますが、上層部からの命令ということもあって彼らの指示に素直に従います。

友情かくれんぼの対戦相手は、バスケ部の五人組で構成されたKチームです。隠れる役目を引き受けたのは、キャプテンの門倉です。人数が多い分、友一たちのチームは圧倒的に不利な状況であることがわかります。天智を隠れ役とした友一は、マリアと二人で門倉の居場所を探すことになります。

友情かくれんぼが始まる前、二人には1.5リットルの水しか与えられていませんでした。そのため、飢えた状態で友情かくれんぼを始めることになります。隠れる側になった天智に対して、友一は「ボタンを押さなければ勝てる」と話しました。飢餓状態の天智は幻覚を見るほど追い詰められていましたが、友一のことを信じて必死に耐えようとします。

友一は探し役でありながら、戦う意思を見せません。友情かくれんぼが動いたのは、開始から3日目のことでした。友情かくれんぼは、隠れ役に食糧を運ぶ姿を見られるとアウトになります。Kグループの中で優しさのある人物・百太郎に目をつけた友一は、マリアに合図して天智のもとへ向かわせます。その時、マリアを崖から突き落として百太郎に救わせたのです。その結果、友一は天智に食糧を届けることができました。

突き落とされたマリアを救ったのは百太郎ですが、促されて仕方なく手を貸した千聖にマリアは感謝します。これは彼女の演技であり、友一の作戦でもありました。ハニートラップを使って、敵チームの人間関係を壊す作戦です。その結果、百太郎は友一たちのチームへ寝返る宣言をしました。しかし、頼みの綱の百太郎は門倉の隠れ場所を知らなかったのです。

百太郎が門倉の居場所を知らされていなかったことから、友一はKグループの本当のリーダーが紫宮だと気がつきます。彼はマリアが運営側の人間だと気が付いていて、マリアに対して寝返りを提案します。友一の敗北する姿を見たいマリアは、その提案に乗りました。マリアを使って天智の居場所を知ったKグループは、とうとう天智を見つけたのです。

天智の居場所が見つかり、敗北という結果で終わったかに見える友一たちCグループです。しかし、友情かくれんぼはここで終わりではありません。続いては、驚きの大逆転を見せる結末についてもネタバレと共に紹介します。天智が見つかった時点で結果は確定したと思った人も、この逆転劇の結末に驚かされるはずです。

天智が見つかった瞬間、マナブくんによってゲーム終了が告げられます。けれど、結果はCグループの勝利だったのです。天智を見つけるよりも先に、実は門倉の方がボタンを押していたのです。友一は、百太郎が寝返った時点で勝利を確信していました。

門倉に電話をかけた友一は、電話越しに百太郎に暴行を加えます。要求はボタンを押すことでした。殴るだけではダメだと判断した友一は、百太郎の指を折り始めたのです。Kグループがトモダチゲームに参加をしたのは、門倉の借金が原因でした。そのこともあって、耐え切れなくなった門倉はボタンを押してギブアップをしました。

百太郎の指を折った結果、Cチームの勝利という結末に終わりました。しかし、電話越しに聞いていた音は、友一が自らの指を折る音だったのです。実際に百太郎を殴りはしていたものの、その行動も手加減をしていました。結果的に、友一の作戦勝ちの結末になりました。

最後まで結末の読めない面白さがある友情かくれんぼでした。実際にトモダチゲームを読んだ人からは、どのような感想や評価を得ているのかも気になるのではないでしょうか？続いては、友情かくれんぼに関するTwitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。

テレビアニメ版のトモダチゲームで、友情かくれんぼの結末が気になって仕方がなかったという感想もありました。放送が終わったばかりのテレビアニメ版ですが、続くゲームも面白いものばかりです。ぜひ二期を制作してほしいと感じているファンも多いはずです。

友情かくれんぼで友一たちが勝つ方法について、あの結末は思いつかなかったという感想もあります。予想もつかないような展開を見せてくれる作品だからこそ、結末が気になるゲームばかりです。

友情かくれんぼの結末を見たことで、友一の頭の中が読めなくなってしまったという意見もありました。主人公でありながら、悪役のような振る舞いを見せることもあります。そんな友一というキャラクターに夢中になる人も多い作品なのかもしれません。

トモダチゲームの友情かくれんぼについて、ルールや結末についてをネタバレと共に紹介しました。トモダチゲームを知らなかったという人も、興味を持つことができたのではないでしょうか？結末を知った上で読み返しても、伏線などに気づける部分があって楽しめるはずです。

現在二度目のドラマ化も予定されているトモダチゲームですが、原作となる漫画は連載も続いています。この機会に、最新話までをイッキ読みしてみるのもオススメです。