【崖の上のポニョ】ポニョがハムを好きな理由は？栄養面や愛情が関係してる？

『崖の上のポニョ』は、2008年に公開されたスタジオジブリのアニメ映画です。映画の主人公は、人間になりたいと願う女の子のポニョと、5歳の男の子の宗介です。映画には、ポニョがハムを好んで食べるシーンが多く登場します。本記事では、ポニョがなぜハムが好きなのか、映画に登場するジブリ飯のレシピなどを紹介していきます。なぜハムが好きか不思議に感じている人は、必見です。

• 作品タイトル：崖の上のポニョ
• 監督：宮崎駿
• 脚本：宮崎駿
• 原作：宮崎駿
• 出演者：奈良柚莉愛、土井洋輝、山口智子、天海祐希、所ジョージ、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子、平岡映美
• 公開日：2008年7月19日
• 上映時間：1時間43分

『崖の上のポニョ』は、2008年7月19日より公開された、長編アニメ映画です。宮崎駿が、原作から監督までを手掛けており、興行収入は155億円を超えています。大橋のぞみと藤岡藤巻が歌う主題歌「崖の上のポニョ」は、CD不況といわれる中で40万枚近い売り上げを叩き出しました。無名の歌手と幼女という異色の組み合わせが印象的で、当時は大きな話題になりました。

宗介は、貨物船の船長として働く父の耕一と、母のリサと3人家族です。そんな中、魚の女の子のポニョは家出をし、海岸にやってきましたが、空き瓶に頭が挟まり出られません。宗介がポニョを助け出したことがきっかけで、お互いに好意を寄せるようになりました。しかし、ポニョの父のフジモトが、ポニョがいなくなったことに気づき、海底に連れ戻してしまいます。想いがすれ違う中、ハッピーエンドを迎えられるのでしょうか。

ここからは、なぜポニョがハムを好きなのか解説していきます。ハムは、豚肉を塩漬けして作られているため、塩分が多く含まれています。ポニョは、もともと海で暮らしていたため、海水と同じ塩分が含まれているハムを好んで食べている可能性があります。

塩分を含んでいる海水の中で暮らしているポニョは、無意識のうちに塩分濃度の高いハムを求めているのでしょう。塩分濃度の高いハムは、塩分を欲するポニョにとって、ぴったりな食べ物です。

ポニョは、宗介の血を舐めたことで人間になる力を得ます。宗介の血がポニョの体内に入ることで、ポニョが特異体質になったと考えられます。初めは、魚であったはずのポニョが、人間という全く別の生き物になるためには、動物性タンパク質が必要になったのではないでしょうか。

ハムを食べるという行動が、動物性タンパク質を求めていると考えると、ハムを好んで食べる理由も納得できます。ハムは、動物性タンパク質と塩分を多く含んでいるため、ポニョにとって欠かせない食べ物となったのでしょう。

ハムは、食べ物のハムとしてだけではなく、アマチュア無線家という意味を持つ隠語でもあります。宗介と母のリサは、モールス信号でやりとりをしており、家族全体がモールス信号を巧みに操るアマチュア無線家です。ポニョは、ハムを宗介一家に例えて、宗介に愛情表現をしているのではないでしょうか。

宗介だけではなく、宗介一家が好きと表現している可能性も考えられます。ハムを食べることで、宗介一家と良い関係を築けるのではないかという、ポニョなりの考え方かもしれません。

旧約聖書創世記の物語、ノアの方舟の主人公のノアの息子の一人がハムでした。ハムを含む3人の息子から、人類が増えていく物語です。人類を増やす祖先となったハムを好んで食べたことで人間となり、宗介に会いたいという気持ちから洪水や津波を引き起こします。ノアの方舟では、神様の怒りによって洪水が起こり、生き物が滅びていくため、どことなく2つの物語が関係しているように感じられます。

ポニョが初めて宗介から貰った食べ物がハムでした。好きな人からもらった食べ物は、誰だって嬉しいものです。宗介に初めてもらったハムをたくさん食べるという行動で、宗介に好きという愛情表現をしているのでしょう。好きな人がくれた食べ物だから好きという、幼女ながらの表現とも考えられます。

• 名前：リサ
• 年齢：25歳
• 性格：明るくてサバサバ
• 職業：ホームヘルパー
• 声優：山口智子

リサは、元気で明るい性格の宗介のお母さんです。ショートカットにハーフパンツというラフな格好が多く、ホームヘルパーとして勤務しています。25歳のリサは、宗介の考え方を優先して子育てに励む、優しいお母さんです。20歳で宗介を出産していますが、普段家にいない父親の代わりに、母親兼父親の役目も担います。離れて暮らしている宗介の父の耕一とも仲良く、理想の家族といえるのではないでしょうか。

リサは宗介から呼び捨てされており、違和感を持つ人も少なくありません。母親を呼び捨てすることは、少し前までは考えられませんでしたが、『崖の上のポニョ』では、本当に仲良しの家族をリアルに再現しています。

映画の中で、宗介がリサに「ポニョはハムが好きだ」と伝えるシーンがあります。この言葉に対して、リサは「あたしみたいね」と答えているため、リサもハムが好きだと考えられます。

しかし、ハムにはアマチュア無線家という隠語があるため、リサにとってのハムは、アマチュア無線家でもある耕一を意味しているのかもしれません。感情を隠さない、サバサバとした性格のリサは、宗介に対しても、普段から耕一が好きと言っているのではないでしょうか。

嵐の日の夜に、リサが宗介とポニョに作ったラーメンがハムラーメンでした。ポニョが初めてリサに作ってもらったラーメンです。初めはただのインスタントラーメンと思わせて、リサは宗介とポニョに目を閉じるように伝えます。

再び2人が目を開けた時には、ただのインスタントラーメンがハムや卵、ネギの乗った具だくさんハムラーメンに変わっていました。インスタントラーメンを初めて見た、ポニョの興奮気味のリアクションが印象的なシーンです。登場するハムラーメンは、ジブリファンの中でも大人気で、多くの人が映画に登場するラーメンを作って、映画の雰囲気を楽しんでいます。

ハムラーメンの作り方・レシピを紹介します。シンプルな具材のラーメンですが、数あるジブリ飯の中でも作りやすいのではないでしょうか。ハムラーメンに必要な材料は、好みのインスタントラーメンとハム、卵とネギのみです。まずは、たっぷりのお湯で半熟の茹で卵を作ります。茹で卵は殻をむいて、半分にカットしましょう。

ネギは小口切り、ハムも半分にカットします。好みのインスタントラーメンを袋の表示通りに作ります。インスタントラーメンができたら、それぞれの具材をバランスよくトッピングして完成です。映画に登場するハムラーメンは、朝食用のスライスハムではなく、厚切りハムです。より本家に近づけたい場合は、スライスではなく、厚切りのハムを重ねてトッピングしてください。

ポニョのハムに関する感想や評価で、ポニョがなぜあんなにハムが好きなのか不思議というコメントが寄せられています。ポニョがなぜあんなにもハムを好きなのか、疑問に感じている人は多いようです。ハムを好んで食べている理由はさまざまですが、ハムを通して宗介に愛情表現しているのではないでしょうか。

ポニョのハムに関する感想や評価で、『崖の上のポニョ』を見ていると、映画に出てくるハムラーメンが食べたくなるというコメントが寄せられています。実際に、ポニョのハムラーメンを再現している人も多く、アレンジを加えるなどして、ハムラーメンがジブリ飯として親しまれています。

ポニョのハムに関する感想や評価で、ハムを好んで食べるポニョを肉の味を覚えた人面漁であるといったコメントが寄せられています。目の前にいる人面魚が肉食であることが確定した瞬間ともいわれており、ホラーに感じている人も少なくありません。

スタジオジブリのアニメ映画『崖の上のポニョ』に登場するポニョが、なぜハムが好きなのか、詳しく解説しました。ポニョがハムを好きな理由は、ハムが塩分を含んでいる、宗介に初めて貰った食べ物だからといった、さまざまな理由が挙げられます。ポニョがハムを食べるシーンにも注目して、『崖の上のポニョ』を楽しんでください！