【キングダム】荀早は凱孟軍の有能な軍師！著雍編での活躍や実力を考察

王弟の成蟜が趙軍を撃退した際、反乱の首謀者に祭り上げられた漫画キングダムの王弟謀反編。漫画キングダムの王弟謀反編は成蟜が嬴政を信に託して死亡し、最後を遂げたことで幕を下ろしました。その後騰が著雍の地に侵攻を開始し、秦と魏の大戦争が起こります。これにより漫画キングダムは著雍編が始まることになりました。そんな秦と魏の戦いを描いた漫画キングダムの著雍編には、荀早という名前のキャラクターが登場します。

漫画キングダムの著雍編に登場する荀早とは魏国に所属しているキャラクターであり、｢魏火龍七師｣の1人・凱孟に仕えています。凱孟に仕えている荀早は非常に優れた頭脳を持っており、河了貂が驚くほどの軍略と兵法で凱孟から大いに信頼されています。では荀早は著雍編の最後、秦との戦いで死亡してしまったのでしょうか。本記事では凱孟軍の軍師・荀早について著雍編での活躍や最後死亡したのかなどをまとめてご紹介します。

では凱孟軍の軍師・荀早の著雍編での活躍や最後死亡したのかなどをご紹介する前に、荀早が登場するキングダムとはどんな漫画作品なのかについて簡単にまとめたのでご紹介していきます。荀早が登場するキングダムとは2006年から漫画雑誌の｢週刊ヤングジャンプ｣で絶賛連載中の漫画作品です。漫画キングダムは春秋戦国時代を舞台に天下の大将軍を目指す主人公の活躍を描いた歴史漫画であり、原泰久が原作及び作画を務めています。

原泰久が作者を務める漫画キングダムは2022年6月現在合計65巻の単行本が刊行されており、9000万部を超える累計発行部数を記録しています。そんな漫画キングダムは連載当初打ち切りが予定されるほど人気が無かったものの、作者の原泰久が絵の躍動感に力を入れ、一躍｢週刊ヤングジャンプ｣の大人気漫画作品となりました。これにより漫画キングダムはアニメやゲーム、実写映画などのメディア作品がこれまで多数制作されています。

春秋戦国時代の中国大陸は国同士の戦争が相次ぎ、数多くの戦争孤児を生み出していました。その中の1人である主人公の信は同じ戦争孤児の漂と共に、｢天下の大将軍｣を目指しながら下僕生活を送っていました。そんなある日、王都に見出された漂が死亡し、信は漂を身代わりにした嬴政へ強い恨みを抱きます。しかし漂との約束を思い出した信は後の始皇帝・嬴政と手を組み、｢天下の大将軍｣への階段を駆け上っていくことになるのでした。

本記事で著雍編での活躍や最後死亡したのかなどをご紹介する荀早（じゅんそう）とは漫画キングダムに登場するキャラクターの1人です。漫画キングダムに登場する荀早は魏国に仕えているキャラクターであり、いつも白目を剥いた細い目元とギザギザの歯が特徴となっています。いつも白目を剥いている荀早は｢魏火龍七師｣の1人である凱孟将軍の下で軍師を務めており、著雍編が描かれた漫画キングダムの第382話で初登場を飾りました。

漫画キングダムの第382話で初登場を飾った荀早は｢～っス｣と語尾に付けるのが口癖であり、どんな時でも飄々としてやる気の無さそうな姿を見せています。しかし荀早はその態度に反して非常に優れた軍略家となっており、飛信隊の軍師・河了貂から高く評価されています。そのため荀早は上司の凱孟から大いに信頼されています。そんな荀早は漫画キングダムの著雍編で凱孟と共に出陣し、魏の要所・著雍へ攻め寄せた秦国と戦いました。

ではここからは漫画キングダムに登場する荀早の著雍編での活躍や最後死亡したのかについてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、凱孟軍の軍師である荀早は漫画キングダムの第382話で初登場したキャラクターです。荀早が初めて登場した382話は漫画キングダムの著雍編にあたるエピソードです。漫画キングダムの著雍編とは王弟謀反編の次に描かれたエピソードであり、右丞相・呂不韋が離反したアイ国動乱編の前にあたります。

王弟謀反編とアイ国動乱編の中間にあたる漫画キングダムの著雍編は単行本でいうと第35巻から始まります。単行本の第35巻から始まった漫画キングダムの著雍編は秦国と魏の｢魏火龍七師｣が激突し、第37巻で幕を下ろしました。そんな漫画キングダムの著雍編で初登場した荀早は凱孟と共に秦国と戦い、飛信隊の河了貂を捕縛する活躍を見せます。しかし荀早は著雍編で一旦退場することになり、2022年6月現在も再登場していません。

漫画キングダムの王弟謀反編で嬴政の弟・成蟜は趙軍を破るものの、蒲鶮によって反乱軍の首謀者に仕立て上げられてしまいます。反乱軍の首謀者となってしまった成蟜は信に嬴政を託して死亡し、最後を遂げてしまいました。その後反乱を鎮圧した秦国は騰に軍を任せ、著雍という魏の重要拠点に攻撃を開始します。しかし魏国が呉慶の息子で天才級の頭脳を持った呉鳳明を用意し、秦軍を率いる騰は簡単に著雍を攻略出来ないと判断します。

そこで騰は次代を担う飛信隊と玉鳳隊を招集します。招集された玉鳳隊の隊長・王賁は同日同時刻に三つの軍を進軍させ、呉鳳明の鉄壁の守りを崩そうと提案しました。その王賁の提案が許可され、飛信隊・玉鳳隊・録鳴未軍は三つの魏国の弱点に侵攻します。一方魏国陣営は凱孟や霊凰、紫伯といった｢魏火龍七師｣が参戦していました。そして飛信隊・玉鳳隊・録鳴未軍と｢魏火龍七師｣による著雍の戦いが幕を上げることになるのでした。

漫画キングダムの著雍編で｢魏火龍七師｣の1人・凱孟は飛信隊と激突し、信に一騎打ちを申し込みます。これを信が受諾し、凱孟軍と飛信隊の戦いは最初から苛烈を極めます。その中で軍師の河了貂は飛信隊の陣形を整え、凱孟軍を破る準備を着々と始めました。この時凱孟軍の軍師である荀早は前線に出陣し、飛信隊の動きを観察していました。これにより荀早は飛信隊の動きをいち早く察知し、作戦本部を強襲して河了貂を捕えます。

しかし荀早が撤退途中に羌瘣の手で捕えられ、凱孟軍と飛信隊は急遽人質交換を行うことになりました。人質交換の際に荀早は凱孟が仕掛けをしないことを信に伝え、凱孟にややこしくなったとからかわれます。その後荀早は凱孟を囮とし、左翼からの羌瘣の攻撃を阻止しようとします。しかし荀早は飛信隊の罠に嵌まり、羌瘣の本陣急襲と隆国軍の援軍を許してしまいます。これにより荀早は敗北を認め、著雍から撤退することになりました。

漫画キングダムの著雍編は著雍の地を賭けた秦国と魏国の大激戦が描かれたため、多数のキャラクターが死亡して最後を遂げています。例えば呉鳳明の師匠で｢魏火龍七師｣の1人・霊凰は呉鳳明の身代わりとなり、信の襲撃で死亡して無惨な最後を遂げてしまいました。また霊凰と同じ｢魏火龍七師｣の1人・紫伯は圧倒的な武勇と優れた知略で王賁の玉鳳隊を追い詰めます。しかし紫伯は玉賁に弱点を見抜かれて死亡し、最後を遂げました。

これらのように、漫画キングダムの著雍編は魏国の名のある将軍が多数討ち死にしています。では凱孟軍の軍師である荀早は漫画キングダムの著雍編で死亡し、最後を遂げてしまったのでしょうか。漫画キングダムの著雍編で飛信隊に敗れた荀早は凱孟と共に、戦場から無事脱出しました。なので荀早は2022年6月現在も死亡せず、生き残っています。なので今後の漫画キングダムの展開で荀早は凱孟と共に、再登場することになるでしょう。

ではここからは漫画キングダムに登場する荀早の性格や強さ、凱孟との関係についてご紹介していきます。漫画キングダムに登場する荀早は非常にのんびりとした性格をしており、いつもやる気が無さそうに見えます。また荀早は上司への礼儀もあまりしっかりしておらず、凱孟に対して｢～っス｣といった軽い口調で会話をしています。しかし本当の荀早は非常に冷静沈着な性格をした将軍であり、絶対に敵軍の弱点を見逃しません。

凱孟軍の軍師を務める荀早は弱点を突き、敵軍を一瞬で崩す戦い方を得意としています。そのため荀早は観察眼と分析力がずば抜けており、敵軍の弱点を一瞬で見破ります。また荀早は高度な柔軟性の持ち主でもあり、相手の挙動に合せた戦い方が出来ます。さらに荀早は大将を囮にするといった大胆な一面も持っています。これらの優れた実力から荀早は凱孟軍の頭脳を司り、漫画キングダムの著雍編で見事河了貂の捕縛に成功しました。

荀早は凱孟に対し、いつも遠慮しない喋り方をします。そのため凱孟は時折、母親みたいにうるさいといって荀早を煙たがっています。しかし凱孟はお抱えの軍師にするほど荀早を信頼しており、軍の作戦全てを任せています。実際凱孟は作中で河了貂と千金を引き換えにし、凱孟を取り戻そうとしました。一方荀早は凱孟の強さを信頼し、それを活かした作戦を立案します。なので凱孟と荀早は上司と部下を超えた関係にあるといえます。

ではここからは漫画キングダムのアニメで荀早を演じた声優についてご紹介していきます。漫画キングダムのアニメで荀早を演じた声優は日本の男性声優である新垣樽助（しんがきたるすけ）です。荀早を演じた新垣樽助とは1976年の6月18日に沖縄県で生まれた男性声優であり、マウスプロモーションに所属しながら活動しています。元々新垣樽助は大学の受験に失敗した際、コンビニのオーディション雑誌を見て声優を志しました。

しかし新垣樽助は親に声優を反対され、大学に通いながら声優の専門学校で演技を学ぶことにしました。専門学校で演技を学んだ新垣樽助は2000年に海外ドラマで看守の吹き替えを担当し、声優デビューを飾りました。また新垣樽助は2001年に｢ルパン三世アルカトラズコネクション｣でテレビアニメデビューもはたします。その後新垣樽助は間桐雁夜を演じた2011年のアニメ｢Fate/Zero｣で声優として名前を知られるようになりました。

• 2002年のアニメ｢キャプテン翼｣：ジェローム役、クレメンテ役
• 2003年のアニメ｢幻影闘士バストフレモン｣：フルート博士役、ダーク少佐役
• 2005年のアニメ｢ガンパレード・オーケストラ｣：永野英太郎役
• 2006年のアニメ｢少年陰陽師｣：安倍吉昌役
• 2008年のアニメ｢のだめカンタービレシリーズ｣：アレクシ・ソラン役
• 2011年のアニメ｢Fate/Zero｣：間桐雁夜役
• 2012年のアニメ｢新テニスの王子様｣：木手永四郎役

• 2014年のアニメ｢魔法科高校の劣等生｣：真田繁留役
• 2015年のアニメ｢攻殻機動隊シリーズ｣：トグサ役
• 2016年のアニメ｢ビッグオーダー｣：アブラアン・ルイ・フラン役
• 2018年のアニメ｢僕のヒーローアカデミアシリーズ｣：通形ミリオ役
• 2020年のアニメ｢ノブレス｣：カディス・エトラマ・デ・ライジェル役
• 2021年のアニメ｢境界戦機｣：レイモンド・ハーディ役
• 2015年のゲーム｢刀剣乱舞シリーズ｣：へり切長谷部役、長曽祢虎徹役、他

漫画キングダムに登場する荀早に関する感想では荀早が好きといった感想が多く寄せられていました。荀早は2022年6月現在、漫画キングダムの著雍編にしか登場しないサブキャラクターです。しかし荀早は見た目や性格にかなりの癖があり、河了貂が驚くほどの軍才も兼ね備えています。このことから荀早は登場回数が少ないものの、漫画キングダムで非常に高い人気を博しています。

漫画キングダムに登場する荀早に関する感想では荀早が再登場したのか気になるといった感想も多く寄せられていました。漫画キングダムに登場する荀早はその魅力の多さから高い人気を博しており、再登場を期待されています。しかし荀早は未だ、漫画キングダムで再登場していません。ただ荀早は著雍編で死亡していないので、今後再登場する可能性がかなり高いといえます。

漫画キングダムに登場する荀早に関する感想では荀早と凱孟のコンビが面白いといった感想も多く寄せられていました。漫画キングダムに登場する荀早と凱孟は性格から戦い方まで全てが真逆のキャラクターです。しかし荀早と凱孟はお互い大いに信頼し合っており、一切遠慮無しで接しています。そんな荀早と凱孟の会話シーンはまるで漫才のように面白く、多数の漫画キングダムファンを爆笑させています。

本記事では漫画キングダムに登場する凱孟軍の軍師・荀早について著雍編での活躍や最後死亡したのかなどをご紹介しました。残念ながら荀早は著雍編以降、2022年6月現在まで再登場していません。しかし荀早は河了貂を捕えるほどの実力を持った名軍師であり、著雍編の最後まで死亡せず生き残っています。なので荀早が再登場して活躍する可能性が非常に高いので、漫画キングダムファンは今後の展開にご注目下さい。