【アオアシ】聖地になったロケ地・舞台はどこ？モデルの愛媛の駅や飲食店も調査

「アオアシ」は小学館の「ビッグコミックスピリッツ」にて、2015年から小林有吾先生によって連載されている青春サッカー漫画です。コミックは28巻（2022年5月時点）まで刊行されており、テレビアニメも2022年4月からNHK Eテレにて放送中となっています。さらに、同誌で2021年から連載中の「アオアシ ブラザーフット」は主人公の青井葦人（アシト）の兄・青井瞬が、主人公として活躍するスピンオフ漫画となっています。

今回はそんな「アオアシ」の作中で登場した舞台・ロケ地や聖地巡礼について、モデルとなった愛媛県の駅や競技場、飲食店などをみていきます。

愛媛県の弱小サッカー部に所属する中学生の青井葦人（アシト）は、FWとしての才能を開花させ、活躍していました。そんなある日、ユースチームの監督である福田達也は試合でアシトを観て、その才能を見出します。そして、彼からユースチームへの入団試験を勧められたアシトは見事合格し、東京シティ・エスペリオンユースに入団。そこでアシトはライバルたちと切磋琢磨しながら、世界クラスのサッカーを目指していくのでした。

「アオアシ」の主人公・青井葦人（アシト）は愛媛県伊予市双海町の出身という設定です。瀬戸内海を臨む自然豊かな町であり、この町で育った中学生のアシトが、ユースチームの福田監督と出会ったことで物語が始まっていきます。また、原作者の小林有吾先生も愛媛県出身であり、主人公のアシトも作中で伊予弁を披露しています。

「アオアシ」の聖地巡礼・ロケ地・舞台一覧、1つ目は下灘駅です。東京シティ・エスペリオンユースに入団することが決まったアシトは、15歳で故郷の双海町を発ちます。そんな旅立つアシトを仲間たちが見送るシーンで登場した駅のモデルが下灘駅です。アシトが仲間たちから手紙や選別をもらうシーンが印象深いと言われるこの駅は、他の映画やドラマのロケ地としても使われる有名な場所だそうです。

また、下灘駅は海が眼前に広がるホームを持つことから「日本一海に近い駅」と呼ばれ、絶景スポットとしても知られており、何度も「青春18きっぷ」のポスターに起用されているそうです。

「アオアシ」の聖地巡礼・ロケ地・舞台一覧、2つ目は北条スポーツセンター競技場です。アシトの中学最後の試合が行われた競技場のモデルとなった場所で、作中でも「北条スポーツセンター競技場」として登場しています。

住所は愛媛県松山市大浦86番地1、双海町から約50㎞、車で約1時間走ったところにあり、天然芝のフィールドなのでサッカー以外に、ラグビーや陸上競技でも使用されているそうです。また、北条スポーツセンター競技場も下灘駅と同様に非常に海に近く、開放感のあるスポットとして知られています。

「アオアシ」の聖地巡礼・ロケ地・舞台一覧、3つ目は松山中央公園です。坊ちゃんスタジアムのある松山中央公園は、原作コミック14巻や20巻で登場する愛媛県の聖地の1つです。ちなみに、坊ちゃんスタジアムは3万人の観客を収容できるスタジアムで、プロ野球の公式戦にも使用されています。そんな坊ちゃんスタジアムのある松山中央公園の住所は愛媛県松山市市坪西町625番地1、バス乗り場も作中で登場しています。

「アオアシ」の聖地巡礼・ロケ地・舞台一覧、4つ目は松山競輪場です。作中ではエスペリオンのホームスタジアムである「東京新製鉄スタジアム」として登場しますが、そのモデルは坊ちゃんスタジアムの横にある松山競輪場とされています。

住所は愛媛県松山市市坪西町796-6、レースのある日は100円、特別席なら500円の入場料が必要で、車券を購入しなくても場内の見学は可能です。さらに、内部にはレストランやコインロッカーなどもあり、坊ちゃんスタジアムから徒歩約5分なので、こちらも要チェックの聖地巡礼スポットとなっています。

「アオアシ」に登場する飲食店、1つ目は日の丸食堂のモデルです。原作コミック12巻に登場する「日の出食堂」のモデルとされ、作中では東京にある食堂ですが、モデルの日の出食堂は愛媛県にあります。住所は愛媛県松山市古三津6丁目1-12、中華そばや肉うどんなどのメニューが有名で、店内のレトロな雰囲気が人気のスポットとなっています。

「アオアシ」に登場する飲食店、2つ目は武蔵野一番のモデルです。武蔵野ユース戦編で登場した「お好み焼き屋 武蔵野一番」のモデルとなったのは「お好み焼きのむら」とされています。作中の武蔵野一番は武蔵野にあるお好み焼き屋という設定ですが、実際のお好み焼きのむらは愛媛県にあります。

ログハウスのような外観が特徴的なお店で関西風のお好み焼きやもんじゃ焼き、広島風のお好み焼きなどの様々なメニューがあり、家族連れにも人気のお店だそうです。

「アオアシ」の見どころ、1つ目はアシトと福田の出会いです。アシトが福田監督と出会ったのは愛媛県にあるふたみシーサイド公園の砂浜です。ふたみシーサイド公園は「アオアシ」ファンの代表的な聖地の1つとされ、綺麗な夕焼けが見れることから「日本の夕陽百選」にも選出されているそうです。

「アオアシ」の見どころ、2つ目はアシトに感情移入できるところです。愛媛県の中学生だったアシトですが、ユースに入団することが決まったことで、いきなり東京に行くことになります。そんなアシトが地方から上京し、東京のユースチームで奮闘していく姿は非常に熱く、感情移入しやすいと言われています。

「アオアシ」の見どころ、3つ目は戦略的要素があるところです。「アオアシ」では組織を機能させるための様々な考え方や行動、戦術など戦略的要素が多く登場します。特になぜその行動をしたのかを言葉で説明する力やコーチングなどは、サッカー以外のビジネス面などでも応用することができるとして、注目を集めています。

「アオアシ」の見どころ、4つ目はサッカー未経験者も楽しめるところです。正式なサッカーの指導を受けたことのないアシトのサッカーは荒削りで、最低限のルールなどは理解しているものの、サッカー選手としての常識のようなものがありませんでした。

そのため、ユースに入団した当初のアシトはサッカーにあまり詳しくない読者と同じような目線となっており、読者もアシトと一緒にサッカーを学んでいくことができます。そして、そんなサッカーを知らなくても楽しめるところが「アオアシ」の魅力の1つだと言われています。

「アオアシ」の見どころ、5つ目は名言です。「アオアシ」作中にはファンの印象に深く残る名言が多く登場すると高く評価されており、特にアシトに出会った際に福田監督が発した以下のセリフが挙げられています。

こちらは「アオアシ」に関するツイートです。「アオアシ」が面白いと評価されており、キャラたちのスポーツに打ち込む姿が好きだという感想となっています。

こちらも「アオアシ」に関するツイートです。「アオアシ」が面白いと評価されており、主人公のアシトが気づいた時の感覚が好きだという感想となっています。

こちらも「アオアシ」に関するツイートです。「アオアシ」にハマったという感想で、アシトの成長や能力、花との絡みなどが高く評価されています。

いかがでしたか？「アオアシ」の聖地になった愛媛県のロケ地・舞台を紹介し、下灘駅や北条スポーツセンター競技場、モデルになった飲食店などをみてきました。さらに「アオアシ」の見どころやファンの感想も紹介し、アシトの成長や感情移入できるところ、ビジネスなどにも応用できる戦略的要素や数々の名言などが高く評価されていることが分かりました。皆さんもぜひ聖地も人気の「アオアシ」をお楽しみください！