アオアシの感想・評価が面白いと話題!あらすじや人気の理由をネタバレ紹介

Jリーグの男子高校生年代である「Jユース」にスポットを当てた漫画作品『アオアシ』。サッカーを知らなくても楽しめると話題の本作ですが、『アオアシ』のどんな点を読者は面白いと感じているのでしょうか?ここでは、漫画『アオアシ』のあらすじや人気の理由をネタバレありで紹介。漫画『アオアシ』の感想や評価についても見ていきます。漫画『アオアシ』を読んだ人の感想を見て、漫画『アオアシ』の魅力を知りましょう。

アオアシの感想・評価が面白いと話題!あらすじや人気の理由をネタバレ紹介のイメージ

目次

  1. アオアシとは?あらすじをネタバレ
  2. アオアシの面白い魅力や人気の理由
  3. アオアシの登場キャラ一覧
  4. アオアシの名言や名セリフ集
  5. アオアシに関する感想や評価
  6. アオアシの感想まとめ

アオアシとは?あらすじをネタバレ

アオアシの漫画の概要

Jユースを本格的に取り扱った珍しいサッカー漫画『アオアシ』。作者は小林有吾です。漫画『アオアシ』の連載は2015年1月から『ビッグコミックスピリッツ』誌上にて始まりました。

Jユースを取り扱ったストーリーと登場人物たちの丁寧な人物描写が話題を呼んで人気作品となり、2017年にはマンガ大賞で第4位にランクインしています。2019年には舞台化されてさらに注目を集めるようになり、2020年には第65回小学館漫画賞一般部門を受賞しました。2022年春にはアニメ化される予定となっています。

アオアシのあらすじ

1巻あらすじネタバレ

漫画『アオアシ』あらすじネタバレその1、第1巻。主人公の青井葦人は、愛媛県にある中学校の弱小サッカー部でFWを務めている少年。彼はサッカーの才能こそあるものの、嘘がつけず自信家な性格のせいである大きな挫折を経験します。そんな葦人の前に現れたのが、日本の強豪サッカークラブ「東京シティ・エスペリオン」のユースチームの監督である福田達也。

偶然、愛媛で葦人のプレーを目撃し彼の才能を見抜いた福田は、葦人にエスペリオンのセレクションを受けるように勧めます。後日、葦人はセレクションを受けるために東京を訪れました。セレクションにはプロを目指す少年たちが集まっており、葦人は彼らと共に難しいセレクションに挑むことになります。以上、漫画『アオアシ』あらすじネタバレその1、第1巻についてでした。

2巻あらすじネタバレ

漫画『アオアシ』あらすじネタバレその2、第2巻。東京シティ・エスペリオンユースのセレクションを受けに上京した葦人。彼は何とか、セレクションの最終試験まで生き残ります。最終試験の内容は、セレクションの生き残り11名と東京シティ・エスペリオンユースのメンバーとの試合でした。試合の中で、葦人は阿久津渚という選手に暴言を浴びせられたうえ、接触プレーを利用して負傷させられます。

あまりの厳しさに心が折れそうになる葦人。しかしそれを乗り越えなければセレクションで合格しユースチームに入ることはできません。葦人は生き残るために、どうすればいいかを必死で考え始めます。これまでがむしゃらにプレーするだけだった葦人が頭を使い始める重要な巻です。以上、漫画『アオアシ』あらすじネタバレその2、第2巻についてでした。

3巻あらすじネタバレ

漫画『アオアシ』あらすじネタバレその3、第3巻。苦しかった東京シティ・エスペリオンユースのセレクションが終了しました。それから3週間後、葦人のセレクション合格が通知されます。それは、葦人が愛媛を離れることを意味していました。葦人は中学校のチームメイトたちと別れ、母と兄とも別れ、単身上京して東京の高校に進学することになります。

東京に着いた葦人を待っていたのは、愛媛で過ごしていた頃とは全く違う驚きの日々でした。葦人は他のユース合格者と再会し、彼らと共にエスペリオンの寮に入って生活することになります。エスペリオンユースのメンバーは皆一癖も二癖もある人間ばかり。葦人はそんなメンバーの中で、サッカー三昧の日々を送っていきます。以上、漫画『アオアシ』あらすじネタバレその3、第3巻についてでした。

小林有吾「アオアシ」 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館

アオアシの面白い魅力や人気の理由

面白い魅力①疾走感

漫画『アオアシ』の面白い魅力その1、疾走感。読者を一気に物語の世界に引き込み、飽きさせることなく読み続けてもらうために必要なのが疾走感です。『アオアシ』では葦人の前に壁が現れ、それをクリアして成長するとまた新たな壁が現れるという流れが繰り返されます。その一連の流れが非常にスピーディーなため、読者は飽きることなくどんどん物語を読み進めることができ、その点が高く評価されています。

面白い魅力②心理描写が細かい

漫画『アオアシ』の面白い魅力その2、心理描写。漫画『アオアシ』の特徴の1つとして、登場人物の心理描写の細かさが挙げられます。場面場面で登場人物がどんな思考をしているのか、どんな感情を抱いているのかが描かれており、それが物語に深みを与えています。サッカーは体を動かしながら、常に頭の中でどう動くべきかを考え続けなければならないスポーツです。

心理描写が細かく描かれていることにより、1つ1つのプレーにどんな意味があるのかが読者にもわかるようになっています。試合の中だけでなく、練習シーンでも各選手がどんなことを考えて動いているのか、どんな目標を掲げているのかがよくわかります。また、選手だけでなく選手を取り巻く人々の心理描写も描かれているため人間ドラマがより魅力的になっており、そこが読者から高い評価を得ています。

面白い魅力③個性的なキャラ

漫画『アオアシ』の面白い魅力その3、個性的なキャラクター。『アオアシ』には主人公の青井葦人を筆頭に個性豊かなキャラクターが数多く登場します。それぞれのキャラクターの個性がぶつかり合い、交錯することで進んでいく物語が『アオアシ』の大きな魅力の1つ。

それぞれ全く異なる個性を持っているキャラクターたちは、作られたキャラクターというよりも実在している人間のようで、そのリアルさが多くの読者から高く評価されています。

面白い魅力④主人公の成長

漫画『アオアシ』の面白い魅力その4、主人公の成長。主人公の青井葦人は、才能はあるものの技術的にはまだまだ素人の域を出ない人間として描かれています。そんな彼がユースに入り、優れた指導者たちとエリート選手たちに囲まれサッカー選手として成長していくところが『アオアシ』の大きな見所となっています。

未熟な葦人を軸に物語が進んでいくため、読者も彼と一緒にサッカーの様々な知識を学びながら成長していくという体験ができます。主人公と共に成長しながら、成長した主人公が活躍するカタルシスを得られるところが読者の間で高評価です。

面白い魅力⑤主人公のポジション

漫画『アオアシ』の面白い魅力その5、主人公のポジション。『アオアシ』の特徴の1つが、主人公のポジションのコンバートです。元々、葦人はFWでした。しかし、ユース監督の福田からの命令でDFにポジションが変わります。葦人の「俯瞰」の能力はFWよりもDFに向いているという判断でのコンバートです。ポジションのコンバートは現実のサッカーでもあること。それを主人公が経験することで、物語がよりリアルになっています。

コンバートは比較的近いポジションで行われることが多いですが、葦人はFWから全く経験したことのないDFに転向します。慣れないポジションで葦人がどんな努力をしその才能を開花させていくのかは大きな見所となっており、その緊張感がファンから高評価を得ています。

面白い魅力⑥サッカーを知らない人も楽しめる

漫画『アオアシ』の面白い魅力その6、サッカーを知らない人も楽しめる。『アオアシ』はサッカー選手の思考やサッカー哲学を学べるためサッカーをしている人、サッカーが好きな人から高い評価を得ています。しかし、サッカーの知識がない人でも楽しめるような物語になっているところが大きな魅力の1つ。サッカーについての知識がなくても、葦人と一緒にサッカーの様々なことを学ぶことができます。

また、『アオアシ』で描かれるのはサッカーの試合だけではありません。サッカーを通して家族の絆や恋愛模様なども描かれており、サッカーに詳しくない人でもサッカー以外の要素を楽しむことができます。そこが幅広い人から評価を得ている理由の1つです。

面白い魅力⑦必殺のシュートや技はない

漫画『アオアシ』の面白い魅力その7、必殺のシュートや技はない。格好良い必殺のシュートや技が登場する作品も魅力的ですが、『アオアシ』の良さはそういうものがないところです。『アオアシ』で描かれるのはあくまで現実的な技術であり、戦術です。

現実的であるからこそ、サッカーをする人にとっては面白いだけでなくプレーの参考にもなりますし、サッカーをしない人も物語に集中しやすくなっています。リアリティを追求した作風が多くの読者から高く評価されています。

面白い魅力⑧感動シーンが多い

漫画『アオアシ』の面白い魅力その8、感動シーンが多い。『アオアシ』には、心を揺さぶる感動シーンが多く描かれています。『アオアシ』に登場するキャラクターたちは皆、それぞれ問題を抱えています。

その問題は現実のどこにでも転がっているものであり、そのため読者は各キャラクターに共感し、応援しようという気持ちになります。そんなキャラクターたちが努力し壁を乗り越えていく様子が描かれているため、読者は自然と感動してしまうのです。描かれた感動シーンはどれも読者から高い評価を得ています。

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アオアシの登場キャラ一覧

青井葦人

青井葦人は『アオアシ』の主人公。愛媛の中学を卒業して東京の高校に進学し、東京シティ・エスペリオンユースに所属しています。背番号は33番。ポジションはFWからDFにコンバートしました。自信家で天才を自称していますが、技術面はまだまだ未熟。ただし、フィールド全体を上空から見ているように把握できる超人的な「俯瞰」の能力を持っています。

福田達也

福田達也は、東京シティ・エスペリオンユースのチーム監督。東京国堂館高校卒業後、J1の東京シティ・エスペリオンに入団し活躍。その後、リーガ・エスパニョーラのFCサバデルに移籍してそこでも活躍していましたが大怪我を負い、それが原因で若くして引退してしまいました。現在は、世界で戦える最強のチームを作ることを目標に監督業に励んでいます。

一条花

一条花は『アオアシ』のヒロイン。親の再婚によって、福田の義妹になっています。スポーツ外科医を目指しており、栄養学の知識が豊富。その知識を活かして、葦人に専用の献立を作って渡しています。福田をずっと応援しており、福田にどこかプレーが似ている葦人のことも応援しています。

栗林晴久

栗林晴久は小学校3年生の頃から東京シティ・エスペリオンに所属している選手。同年代の選手たちの中では実力が飛び抜けており、「エスペリオンユースの最高傑作」「エスペリオンユースの至宝」などと呼ばれています。ポジションはMFで、背番号はユースで10番、トップチームで41番。とてもストイックにサッカーに打ち込んでいます。

阿久津渚

阿久津渚は東京シティ・エスペリオンユースに所属する選手の1人。ポジションはFW/DFで、背番号は4番です。エスペリオンユースのセレクションで葦人に暴言を吐き、ラフプレーで負傷させるなどした凶悪な人物。しかし実力は本物で、栗林に次ぐ有望株と目されています。

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アオアシの名言や名セリフ集

名言①「それが、俺でありたい」

「俺は、それが俺でありたい。」

栗林晴久の名言。葦人にサッカーでどこを目指しているのか訊かれた栗林は、その時代を象徴する選手でありたいという目標を葦人に伝えました。栗林の描くビジョンの大きさに、葦人は驚きます。栗林のサッカーに対する気持ちの強さがわかる名言です。

名言②「頑張れ…」

「頑張れ。人間は考える葦である。」

『アオアシ』を象徴する一条花の名言。『アオアシ』で描かれるサッカーで重要視されているのは「思考する」ということです。しかし、当初の葦人は思考してサッカーをするということができていません。

そんな彼に、花は自分の好きなサッカー選手は「とにかく考えた」と言っていた、とアドバイスをします。考えて考えて考え抜いた結果、考えなくてもできるようになる。それが自分のものになるということです。花のアドバイスは葦人の心に深く刻まれることになります。

名言③「その体だから…」

「その体だから、今のキミがある。」

葦人は特別体格に恵まれた選手ではありません。「もっと大きい体に生まれればよかった」。試合を重ねて、葦人はそう思うようになりました。そんな葦人に対し、花は体は大きくしたほうがいいけれど大きい体に生まれたかったというのは違うと伝えます。

もし大きい体じゃないとサッカー選手として活躍できないというのなら、Jリーグの選手は皆大きくて筋肉質じゃないといけない。けれどそうではありません。選手たちは皆、持って生まれた体で工夫して活躍しているのです。花の言葉で、葦人は考えて工夫を重ねることの大切さに気づきました。

名言④「逃げたらどこにも…」

「逃げたらどこにもたどり着けんす。」

葦人が阿久津に対して言った名言。青森星蘭高校に所属する優秀な選手・北野蓮に怯えていることを阿久津に見抜かれ、指摘された葦人。阿久津に「逃げればいいんじゃないのか」という旨の言葉を告げられた葦人は、この言葉を返しました。葦人の勇気が滲む一言です。

名言⑤「成功してチーム調子づかせる権利も…」

「成功してチーム調子づかせる権利も、失敗して試合ぶち壊す権利も、俺一人にある…たまんないね。これだから、GKはやめられねえんだ。」

東京シティ・エスペリオンユースに所属するGK・秋山円心の名言。GKはスポットが当たりづらいポジションですが、秋山のこの言葉を見るとGKにはGKならではの面白さや重要性があることがわかります。

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アオアシに関する感想や評価

『アオアシ』に関する感想や評価、その1。『アオアシ』では思考すること、言語化することの重要性を学ぶことができます。体を動かすだけがサッカーじゃないと知ることができるのは、『アオアシ』という作品の大きな魅力の1つです。

『アオアシ』に関する感想や評価、その2。『アオアシ』で描かれていることは現実にも応用できることばかり。そのため、サッカーをしている人におすすめしたいという読者は多いです。もちろん、ストーリーが面白いためサッカーをしていない人も十分に楽しむことができます。

『アオアシ』に関する感想や評価、その3。『アオアシ』では選手たちがサッカーの技術を磨いていく様子だけでなく、彼らが人間的に成長していく姿も見ることができます。各キャラクターたちの成長具合にも注目してみるといいでしょう。

アオアシの感想まとめ

漫画『アオアシ』のあらすじや人気の理由、読者の感想や評価を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?『アオアシ』は多くの魅力に溢れた面白い作品です。アニメ化も発表され、これからますます注目されていくでしょう。『アオアシ』のあらすじや感想・評価を見て興味を持った人はぜひ、漫画『アオアシ』をチェックしてみてください。

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