【となりのトトロ】ネコバスの正体は化け猫？行き先の意味や都市伝説を考察

本記事では「となりのトトロ」に登場したネコバスの正体・行き先・都市伝説を考察していきます。またネコバスの便利な機能の情報や、性別・性格の情報などもまとめていきます。その他には、ツイッターに投稿されている感想を紹介していきます。

ネコバスの正体・行き先・都市伝説を考察する前に、まずは「となりのトトロ」の基本情報を紹介していきます。となりのトトロは1988年に公開された「スタジオジブリ」の作品で、興行収入は11億円を記録しています。監督の「宮崎駿」は東京府出身で、学生時代に見た「白蛇伝」に感動してアニメに興味を抱いたようです。

となりのトトロの舞台は「昭和30年代の日本」です。サツキとメイの母親は体を壊して入院していたため、空気が綺麗な場所で暮らすために家族で農村に引っ越してきました。そんな中、自宅の庭で遊んでいたメイは不思議な生き物を目撃しており、生き物を追いかけていた事で穴の中に落ちてしまいます。そして穴の下には「トトロ」という巨大な生物が寝ていました。

となりのトトロのネコバスは黄色の目と体毛が特徴的なキャラクターで、ボンネットバスのような見た目をしています。このネコバスの正体は「化け猫」で、監督の宮崎駿には「ネコのようなバス」ではなく「バスの形をしたネコ」というこだわりがあるようです。また昔はカゴ屋のカゴに化けていたため、ネコバスは長い間生きている事が分かっています。

ネコバスの体は内側も毛皮で覆われており、普段は人間が通れるほどの乗降り口が開いていますが、トトロのような巨体が乗る時には乗り降り口が大きく開く特徴があります。また昼間は黄色い目をしていますが、夜間は目がヘッドライトのように光っているため、本当のバスのような機能を備えている事が分かります。

ネコバスは本物のバスを見て化けているため、バスのように表示板で行き先を表示しています。また足は12本も付いているため、全ての足をフル稼働して水上や電線などの普通のバスでは通れない場所も通っている姿が描かれています。そのためネコバスは凄まじい速度で移動しており、普通のバスでは考えられないほどの短時間で乗客を目的地に送っています。

ネコバスの登場シーンは少ないため、詳しい性格は不明のようです。ですが人間であるサツキ・メイを始めて見た時には目的地に送っているため、人間に寛容な性格をしているのかもしれません。また「トトロは神様」という説が浮上しているため、トトロと一緒にいた事でサツキ・メイを信用したという考察がなされているようです。

ここからは「となりのトトロ」で描かれたネコバスの行き先を一覧で紹介していきます。行き先の情報や「す」という不思議な文字を考察していきます。となりのトトロのネコバスは本当のバスのように行き先が表示されているようです。

となりのトトロではネコバスが「めい」という行き先を表示しています。作中ではサツキが「メイの所に連れていって」と言ったため、言葉を理解したネコバスが「めい」と表示したようです。そのためネコバスには現実世界の定期便のように決まった目的地がないのかもしれません。

となりのトトロではネコバスが「七国山病院」という行き先を表示しています。七国山病院はサツキとメイの母親が入院している病院で、2人に頼まれたネコバスが目的地に送り届けています。また「七国山病院」の「院」が逆さまになっていたため、ネコバスは漢字を苦手にしているのかもしれません。

となりのトトロで描かれた「七国山病院」のモデルは「新山手病院」「都立白十字病院」と予想されています。となりのトトロの舞台である「昭和30年代」には結核が流行しており、2つの病院には結核専門の療養所があったため、それがモデルになった理由と予想されています。またサツキ・メイの母親は結核という説も浮上しているようです。

となりのトトロのネコバスは「す」という行き先を表示しています。サツキとメイを自宅に送り届けた時に表示しているため、「す」は「ネコバスが帰る巣」と予想されています。前述したように、ネコバスは病院の「院」の字を逆さまにしていたため、巣という字が分からなかったのかもしれません。

となりのトトロでネコバスは「塚森」という行き先を表示しています。作中の塚森という地名は「トトロの巣」のようで、ネコバスはトトロを巣まで送り届けた事が分かります。また塚森のモデルは「白旗塚・小手指古戦場跡」と予想されており、モデルになった場所にも大きな樹木が育っているようです。この場所は「鎮守の森」と言われているため、それが「トトロは神様」という説が浮上した理由のようです。

となりのトトロでネコバスは「長沢」という行き先を表示しています。長沢は多くの地域に存在している名称のため、となりのトトロの長沢のモデルは不明のようです。またとなりのトトロの全体のモデルは「埼玉県所沢市」と言われており、埼玉県飯能市に長沢という地名があるようです。

となりのトトロのネコバスは「三つ塚」という行き先を表示しています。三つ塚のモデルは不明で、大阪府藤井寺市には三つ塚という古墳があるようです。塚には「墓」「祠」の意味があるため、それが「トトロは死神」「サツキとメイはすでに亡くなっている」という都市伝説が誕生した理由のようです。

となりのトトロでネコバスは「墓道」という行き先を表示しています。墓道のモデルは不明で、単純に「墓への道」を表していると予想されています。また墓という明らかに奇妙な言葉が使用されているため、それが「ネコバスは死者を運んでいる」という説に繋がっているようです。

となりのトトロでネコバスは「大社」という行き先を表示しています。各地には大社という地名が存在していますが、となりのトトロの大社のモデルは不明のようです。また「社」は「神社」と同じ意味を持つ言葉のため、それも「トトロは神様」という説に繋がっているようです。トトロが神様の場合には、ネコバスは神様を運ぶための乗り物なのかもしれません。

となりのトトロのネコバスは「牛沼」という行き先を表示しています。牛沼はかつて埼玉県所沢市に存在していた地名のため、そこがとなりのトトロの牛沼のモデルになっているかもしれません。またネコバスの行き先は全体的に何らかの意味があると予想されています。

正体や行き先を考察した後は、「となりのトトロ」に登場したネコバスの裏話・都市伝説を紹介していきます。となりのトトロは都市伝説が多い作品のため、ネコバスに関する都市伝説も浮上しているようです。ネコバスの性別や「小さなネコバス」の情報をまとめていきます。

となりのトトロに登場したネコバスには「12本の足」が付いています。普通のネコの足は4本のため、ネコバスは化け猫らしい見た目になっているようです。バスになる前はカゴ屋のカゴだったため、その時には足の数も違っていたかもしれません。

となりのトトロではネコバスが下から描かれているシーンがありますが、その時にネコのオスと同じ機能が付いていたようです。そのためネコバスの性別はオスと予想されています。

となりのトトロの監督・宮崎駿は「バスは面白い」と思っていたようで、それがネコバスが誕生した理由と言われています。作中ではネコバスの活躍で迷子のメイが見つかっているため、かなり重要なキャラクターである事が分かります。

2002年にはとなりのトトロの続編の「めいとこねこバス」が制作されています。この作品にはネコバスの子供の「こねこバス」が登場しているようです。またバス以外の姿の化け猫も登場しているため、ネコバスがメインのストーリーになっているようです。

となりのトトロには「サツキとメイは亡くなっている」「両親にサツキとメイは見えていない」「サツキとメイの影がない」という怖い都市伝説があります。それが「ネコバスはあの世に繋がっている」という説が浮上した理由のようです。

正体・行き先・都市伝説を考察した後は、「となりのトトロ」で描かれたネコバスの登場シーンを紹介していきます。ネコバスが登場したシーンはジブリファンに人気があるようです。

ネコバスはトトロとサツキがバス停で待っていた時に初登場しています。ネコバスを見たサツキはとても驚いており、ネコバスはトトロを乗せてどこかに走り去っています。またトトロが傘を差している姿はとなりのトトロの名シーンと言われています。

母親に会いたくなったメイは「七国山病院」に向かっており、サツキがメイを追いかけていました。ですがメイの居場所が分からないサツキは途方に暮れており、メイを探すためにトトロに助けを求めています。そしてネコバスがメイがいる所までサツキを送っています。

正体・行き先・都市伝説を考察した後は、「となりのトトロ」でネコバスの声を演じた声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に出演した作品を一覧でまとめていきます。ネコバスの声は数多くのアニメに出演している大御所声優が担当しているようです。

アニメ映画「となりのトトロ」でネコバスの声を演じたのは声優の龍田直樹です。龍田直樹は和歌山県出身で、1976年から芸能活動を行っている人物です。俳優の渥美清に憧れを抱いた事が演技の道に進んだきっかけで、「映像作品は難しい」と考えて俳優ではなく声優になる事を決めたようです。2022年6月時点では「青二プロダクション」に所属しています。

声優・龍田直樹はアニメ「ドラゴンボール」で「ウーロン」というキャラクターを演じています。ウーロンは幼稚園時代のプーアルの同級生で、5分間だけ様々なものに変身する能力を持っています。作品初期から登場しており、年下の女性が好きな事が分かっています。龍田直樹はその他にも、「少年アシベ」「ゲゲゲの鬼太郎」「星のカービィ」「半妖の夜叉姫」「怪盗ジョーカー」などのアニメでキャラクターの声を演じています。

正体・声優・都市伝説を知った後は、「となりのトトロ」に登場したネコバスに関する感想を紹介していきます。となりのトトロはジブリ映画の中でも特に人気がある作品のため、ネコバスに関しても様々な感想が挙がっているようです。

となりのトトロの鑑賞者からは「ネコバスは可愛い」という感想が挙がっているようです。ネコバスは割と恐ろしい見た目をしていますが、行動や仕草が可愛いと言われているようです。また愛されるデザインにした宮崎駿が凄いという感想も挙がっているようです。

ネコバスはふさふさの体毛を持つ生き物のため、鑑賞者から「ネコバスに乗ってみたい」という感想が挙がっているようです。またネコバスは凄まじいスピードで目的地に進んでいるため、疾走感がかっこいいという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、となりのトトロとネコバスには様々な都市伝説が誕生しています。そんな都市伝説の真相が気になるという感想が挙がっているようです。特にネコバスの「墓道の意味」「あの世に繋がっている」という都市伝説が気になるという感想が挙がっているようです。

本記事では「となりのトトロ」に登場したネコバスの正体・都市伝説・声優を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ネコバスの正体は「バスの形をしたネコ」と言われているため、その後の世界ではバス以外の姿に化けている可能性もあるようです。そんなネコバスが登場した本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧ください。