【もののけ姫】トキはタタラ場のリーダー的存在！旦那やかわいい魅力・声優も紹介

『もののけ姫』では快活でかわいい魅力に溢れたトキという女性が登場しています。旦那さんのことを好きでありながらも、「いっそ山犬に食われちまえばよかったのさ」と言い放つようなツンデレな性格がネット上で「かわいい」と言われていました。そこで、ここからはトキのかわいい魅力や旦那さんとの関係性、名言や名セリフ、アニメ声優などの情報を紹介していきます。それではまず『もののけ姫』の作品情報からご覧ください。

• 映画タイトル：もののけ姫
• 監督：宮崎駿
• 脚本：宮崎駿
• 原作：宮崎駿
• 出演者：松田洋治、田中裕子、小林薫、島本須美、石田ゆり子、上條恒彦、森光子、渡辺哲、名古屋章、森繁久彌、西村雅彦、佐藤允、美輪明宏、

『もののけ姫』とは、スタジオジブリより制作された宮崎駿監督作品です。長編アニメーション映画として1997年7月12日に発表されたのち、アメリカのSF映画『E.T.』の歴代興行収入記録を塗り替える193億円を突破しました。また、スタジオジブリ最後のセル画(セルという透明シートに描かれる絵)と絵の具を使った作品で、本作の次に公開されたジブリ映画『千と千尋の神隠し』はデジタル体制のもと制作されています。

ここでは『もののけ姫』のあらすじを簡単にネタバレしていきます。少年アシタカはある日、タタリ神と呼ばれる化け物と戦ったことが原因で右腕に呪いを受けてしまいました。そこで、アシタカは呪いを絶つべくタタリ神が来た西の地へと旅立つことに。旅の途中、アシタカは謎の男・ジコ坊と出会います。アシタカはジコ坊から深い森にシシ神が住むという情報を聞いたため、その森に向かうことになるも…

『もののけ姫』に登場するトキはタタラ場のリーダー的存在です。アシタカがエミシの村を出なければならなくなった際、村を出て西へと向かっている道中で助けた男の妻として登場しました。

快活でかわいい魅力に溢れた女性で、年齢は公式に発表されていないため分からないものの、おそらくたたら場の中でも特に若い印象を受けることから20歳前後だと推測されます。そして、トキがまとめているタタラ場は売られた娘や重病患者などで構成された集落となっているため、若くして身の上に何かしらの問題を抱えたことを機にタタラ場で働くことになったと考えられます。

たたら場で活き活きと働く女衆の代表のような存在であるトキは、ネット上で「可愛すぎる嫁」と言われているのですが、この内容からトキのかわいい魅力には旦那さんとのやり取りや関係性が影響していることが窺えます。では、トキと彼女の旦那さんはどのような関係性を築いているのか？ここからは、トキの旦那さんの情報やトキとの関係性、そしてトキのかわいい魅力を解説していきます。

トキの旦那さんはアシタカに救われた牛飼いの甲六です。甲六はエボシ率いるたたら場の石火矢衆と護衛集団がモロを襲ったタイミングで谷底に落ち、そこにたまたまアシタカが通りかかったことで彼に救われています。

その時にトキが甲六に向かって「いっそ山犬に食われちまえばよかったのさ」と言うのですが、それに対して甲六が「おとき、勘弁してくれよー」と返答しました。気の強い肝の据わったトキと明るくドジな甲六のやり取りが何とも楽しくて滑稽です。

トキの旦那さんである甲六の声優キャストは、オフィスにしむらに所属している西村まさ彦(にしむらまさひこ)さんです。出身地は富山県富山市、生年月日は1960年12月12日(61歳)。

西村まさ彦さんは、ドラマ『振り返れば奴がいる』の平賀医師役を演じたことで注目を浴びるようになった俳優で、主に舞台・映画・テレビドラマのジャンルを中心に活動しています。出演した作品も数多く、主な作品にはドラマの『古畑任三郎』『王様のレストラン』『TEAM』『今夜、宇宙の片隅で』、映画の『ラヂオの時間』『黒い家』『草原の椅子』『怪談レストラン』がありました。

トキは『もののけ姫』の人気キャラランキングの上位に食い込むほどの人気があります。かわいい見た目と強気な性格をしているトキは旦那さんを尻に敷いており、たたら場籠城戦ではかわいい戦乙女姿を見ることができます。たたら場籠城戦でのトキは、たたら場がアサノ軍から攻撃を受けた際に一晩中警戒し活躍していました。

『もののけ姫』の声は本作の世界観にぴったりと馴染んでいるような印象を受けるのですが、果たしてトキの声優キャストは誰なのでしょうか？宮崎駿監督は『もののけ姫』を最後に専業の声優を起用しなくなっているため、トキの声優キャストは最後にジブリシリーズに起用された貴重な声優です。では、ここから『もののけ姫』のトキを演じた声優キャストのプロフィールと主な出演作品や演じたキャラを見ていきましょう。

• 名前：島本須美(しまもとすみ)
• 本名：越川須美(こしかわますみ)
• 生年月日：1954年12月8日(67歳)
• 出身地：高知県高知市
• 職業：声優、女優、ナレーター
• 所属事務所：フリー

アニメ『もののけ姫』に登場するタタラ場のリーダー的存在であるトキ役を演じたのは、フリーで活動中の声優・島本須美(しまもとすみ)さんです。島本須美さんは1979年2月3日から1980年1月26日まで放送された『ゼンダマン』のイブ役にてアニメデビューを果たした声優で、1979年からアニメ・ゲーム・吹き替え・ラジオ・ナレーションのジャンルを中心に活動しています。

また、島本須美さんは1989年に放送された『風の谷のナウシカ』のナウシカを演じており、自主的に『風の谷のナウシカ』のオーディションに参加してナウシカ役を獲得しています。『もののけ姫』の中でトキの存在が際立っていたのは、やはり『風の谷のナウシカ』のナウシカの声優・島本須美さんが声を務めていたからなのでしょう。トキはリーダーとしてかっこいいと思わつつ、かわいい魅力で惹きつけるナウシカと似ています。

• 1979年～：ザ☆ウルトラマン(星川ムツミ 役)
• 1980年～：タイムパトロール隊オタスケマン(イザベル女王、クレオパトラ、楊貴妃 役)
• 1984年～：ドラえもん(キー坊 役)
• 1986年～：めぞん一刻(音無響子 役)
• 1988年～：それいけ!アンパンマン(しょくぱんまん 役)
• 1997年～：名探偵コナン(工藤有希子 役)
• 2013年～：石田とあさくら(木下 役)
• 2014年～：猫のダヤン(ダヤン 役)
• 2016年～：ちょびっとづかん(カクレモモジリ 役)
• 2021年～：ドラゴン、家を買う。(ヨルムンガンド 役)

『もののけ姫』の中で特特な存在感を放っていたトキは、かわいい一面とかっこいい一面、両方の魅力を持ち合わせたキャラクターでした。ネット上ではそんなトキが「可愛すぎる嫁」と好評ですが、この内容から旦那さんとのやり取りや関係性に注目されているのが窺えます。では、ここからはトキのかっこよくかわいい魅力が伝わる名言や名セリフを見ていきましょう。

『もののけ姫』に登場するトキの名言や名セリフの一つに「せっかくだから…」に続く一言があります。この名言はたたら場の女性が、アシタカに「私も踏ませてくれ」と頼まれたものの、遠慮して代わるのを躊躇っていた時にトキが放ったセリフです。

その女性はトキのセリフに対して素直に従っていることから、トキがたたら場のリーダー的存在であることが窺えます。サバサバとしていながらもトキの思いやりが伝わってくる名シーンでもあるのですが、どうやらこのセリフは20回もリテイクされた一言だったようです。

『もののけ姫』に登場するトキの名言や名セリフの一つに「そりゃあさ…でも、外界に…」に続く一言があります。この名言はアシタカがたたら場の仕事を手伝い終えた後に放った「厳しい仕事だな」という一言に答えたトキのセリフです。

トキの「外界に比べればずっといい」というセリフからは、かつて外界で大変な目に遭ったことが窺えます。劇中ではトキがどのような過去を持っているのか明かされていないためどのような目にあったのか分かりませんが、人権を認められて社会の一員として働けているだけで感謝するほどのことだったのかもしれません。だからこそ、社会の一員として自分の意見をしっかり伝えることができているのでしょう。

『もののけ姫』に登場するトキの名言や名セリフの一つに「生きてりゃ…」に続く一言があります。この名言はディダラボッチがシシ神の首を取り戻そうと迫ってきたことが原因で、たたら場が燃えると同時に壊滅していく様子を見て「何もかもおしめぇだ」と絶望する旦那さんにトキが放ったセリフです。

絶望の中でも生きていれば何とかなると言えるのは、トキがそう強く信じているからなのでしょう。トキが何度でも諦めずに立ち上がってきたトキの強さを表す名言となっています。

ここまで『もののけ姫』に登場するトキについて、トキの旦那やかわいい魅力、『風の谷のナウシカ』の主人公ナウシカも演じた声優・島本須美さん、名言や名セリフとさまざまな情報を交えて紹介してきました。では、ネット上ではトキについてどのような声があがっているのでしょうか？ここからは、『もののけ姫』に登場するトキについて寄せられたネット上の感想や評価を紹介していきます。

『もののけ姫』に登場するトキのかわいい魅力に関する声があがっています。どうやら、この方は辛い過去があるにも関わらずそれをものともしない強さと、旦那さんに対するツンデレな態度に魅力を感じているようです。

他の感想ではアシタカに旦那さんが死んだいい男見つけるとかいいつつ、トキのような人こそ律儀に再婚しなさそうだと言われていますが、やはり視聴者の多くがなんだかんだ言いつつもトキが旦那さんのことを思っていると感じているのでしょう。

『もののけ姫』に登場するトキと旦那さんとの関係性に関する声があがっています。どうやら、この方はトキのことを「かわいすぎる嫁」と高く評価しているようです。トキのかわいい魅力が引き立つシーンは、やはり旦那さんとのやり取りでしょうか？

他の感想ではトキがかわいいキャラとして『もののけ姫』の中で一番好きだという声もありました。興味を持たれた方は『もののけ姫』にてトキのかわいい魅力が引き立つ旦那さんとのやり取りやたたら場籠城戦での活躍シーンをチェックしてみると良いでしょう。

『もののけ姫』に登場するトキの声優・島本須美さんに関する声があがっています。どうやら、この方は『風の谷のナウシカ』に登場するナウシカと『もののけ姫』に登場するトキ、それぞれの声を担当した声優・島本須美さんのことを高く評価しているようです。感想では「同じ声でイメージを覆せるってすごい」と言われています。これを機に声優・島本須美さんが担当したトキとナウシカの声を比較してみると良いかもしれません。

『もののけ姫』に登場するタタラ場のリーダー的存在のトキについて、旦那やかわいい魅力、名言・名セリフ、声優・島本須美などの情報を交えてまとめてきましたがいかがでしたか？快活でかわいい魅力に溢れたトキは、旦那さんに向かって「いっそ山犬に食われちまえばよかったのさ」と言いつつも、どこか無事に帰ってきて安心しているような印象を受けることからツンデレな性格をしていることが窺えます。

トキが名言「生きてりゃなんとかなる」を放っているのも、旦那さんが無事に帰ってきたことが関係しているのかもしれません。ネット上ではそんなトキが「かわいい」「ツンデレ」といった要素に魅力を感じている方が多いようです。これを機に『もののけ姫』をご覧になった際はぜひ、トキのかわいい魅力や名言、アニメ声優に注目してみてください。