【耳をすませば】登場人物・キャラクター一覧！プロフィールや担当声優を一覧で紹介

「耳をすませば」は、少女漫画雑誌「りぼん」で1989年8月号から1989年11月号にかけて連載されていた作品です。作者は、「星の瞳のシルエット」や「銀色のハーモニー」などで知られる柊あおいです。スタジオジブリが制作したアニメーション映画は、1995年7月15日に公開され興行収入31.5億円を記録しました。監督は近藤喜文、脚本は宮崎駿がてがけました。同時上映作品は、短編アニメーション作品「On Your Mark」です。

読書が大好きな中学3年生の月島雫は、ある日借りた本の読書カードに毎回「天沢聖司」という名前があることに気づき、どんな人物なのかと気になるようになります。父親が勤務する図書館へお弁当を届けにいく途中、電車に太った猫が乗車してきます。好奇心のままに猫を追いかけると、古道具屋「地球屋」に辿り着きます。店主の西司朗に店の品物を紹介してもらい、お気に入りの場所となります。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧1人目に紹介するのは、月島雫です。月島雫は、本作の主人公であり、年齢は14歳、学年は中学3年生です。ショートボブが特徴で、明るく一生懸命で芯の強い性格です。読書が大好きで、特にファンタジー関連の書籍を好んで読んでいます。杉村から好意を寄せられていることに気づかないなど、恋愛面では少し鈍感なところもあります。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧2人目に紹介するのは、天沢聖司です。天沢聖司は、月島雫と同じ中学3年生です。趣味は読書で、成績も優秀です。以前から月島雫のことが気になっており、気づいてもらいたいがためにたくさん本を読み、読書カードに名前を記入していました。ヴァイオリン職人になることが夢であり、イタリアへ留学することが決まっています。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧3人目に紹介するのは、月島靖也です。月島靖也は、月島雫と月島汐の父親です。年齢は45歳、穏やかで物分かりの良い人物です。本業は郷土史家ですが、市立図書館で司書としても働いています。月島雫が小説執筆に専念するあまり、成績順位を100番も落とした時は、何が起きても誰のせいにもできないと注意した上で、やりたいことを後押ししました。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧4人目に紹介するのは、月島朝子です。月島朝子は、月島雫と月島汐の母親です。年齢は43歳であり、社会人になってから家族のサポートを受けつつ、大学院に通っています。月島雫が小説を書くことに専念し、成績を落とした時は、学校から呼び出されました。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧5人目に紹介するのは、月島汐です。月島汐は、月島雫の姉です。大学一年生で、年齢は18歳です。しっかり者で生活力もあり、家事もしっかりこなしています。読書に熱中して、家事を疎かにする月島雫を度々注意しています。学校に通いながらアルバイトをしており、終盤では実家を出ています。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧6人目に紹介するのは、西司朗です。西司朗は、天沢聖司の祖父であり、アンティーク・ショップ「地球屋」の店主を務める老人です。家具の販売のほかに修理や、ヴァイオリン教室も営んでいます。バロンの所持者であり、月島雫がバロンを主人公として書いた小説の一番最初の読者となりました。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧7人目に紹介するのは、北です。北は、雫が「カントリーロード」を歌っている時に西司朗と南ととも登場し、リュートを演奏した男性キャラクターです。黒縁メガネをかけ、ワイシャツにループタイをつけていました。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧8人目に紹介するのは、南です。南は、雫が歌っているところへ西司朗と北とともに登場し、タンバリンや、リコーダー、コルネットなどを演奏していた男性キャラクターです。ワイシャツにベスト、赤の蝶ネクタイをつけ、髭をはやしています。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧9人目に紹介するのは、バロンです。バロンは、西司朗が営む地球屋に飾ってある猫の人形です。バロンは愛称であり、本名はフンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵です。バロンを気に入った月島雫は、自身が書いた物語の主人公のモデルにしました。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧10人目に紹介するのは、ルイーゼです。西司朗は、ドイツへ留学していた時、ルイーゼという恋人がいました。しかし、戦争のため帰国することになり、ルイーゼと離れ離れになります。以来、連絡が取れなくなり、行方もわからないといいます。ルイーゼは、バロンの恋人の猫の人形を所持していました。バロンの恋人の猫の人形にも、ルイーゼという名前が付けられています。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧11人目に紹介するのは、ムーンです。ムーンは、まるまると太った猫です。月島雫が地球屋と出会うきっかけを作りました。天沢聖司は、ムーンと名付けていますが、色々なところを気ままに渡り歩いており、たくさん名前を持っています。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧12人目に紹介するのは、杉村です。杉村は、月島雫の同級生の友人です。野球部のレギュラーとして活躍しています。恋愛面には鈍感であり、夕子が自分に好意を寄せていることに気づきませんでした。

「耳をすませば」の登場人物・キャラクターの名前一覧13人目に紹介するのは、夕子です。夕子は、月島雫の同級生であり、親友でもあります。モデルは「赤毛のアン」の主人公・アン・シャーリーであり、おさげ髪にそばかすが特徴です。杉村に片思いをしており、度々恋愛相談を月島雫にしていました。

ジブリ映画「耳をすませば」で月島雫役を演じた声優は、本名陽子です。本名陽子は、埼玉県出身1979年1月7日生まれです。81プロデュースを経て、現在はリマックスに所属しています。デビュー作は、高畑勲監督のジブリ映画「おもひでぽろぽろ」岡島タエ子の幼少期役でした。代表作に、「ふたりはプリキュア」美墨なぎさ役、「機動戦士ガンダム00」スメラギ・李・ノリエガ役などがあります。

ジブリ映画「耳をすませば」で天沢聖司役を演じた声優は、高橋一生です。高橋一生は、東京都出身1980年12月9日生まれです。事務所は、舞プロモーションに所属しています。小水一男監督の映画「ほしをつぐもの」遠藤正平役で映画デビューを果たします。ドラマ「民王」貝原茂平役で演技が高く評価され、注目を集めます。代表作に、「億男」古河九十九役、「blank13」松田コウジ役などがあります。

ジブリ映画「耳をすませば」で月島靖也役を演じた声優は、立花隆です。立花隆は、ジャーナリストや、ノンフィクション作家として活躍していました。1940年5月28日生まれ、2021年4月30日に80歳で亡くなります。

ジブリ映画「耳をすませば」で月島朝子役を演じた声優は、室井滋です。室井滋は、富山県出身1958年10月22日生まれ、芸能事務所・ホットロードに所属しています。1981年から活躍しており、1994年10月29日に公開された映画「居酒屋ゆうれい」しず子役の演技を高く評価され、注目を集めます。代表作に、「心療内科医・涼子」望月涼子役、「凍りつく夏」及川夏希役などがあります。

ジブリ映画「耳をすませば」で月島汐役を演じた声優は、山下容莉枝です。山下容莉枝は、神奈川県出身1964年9月29日生まれ、芸能事務所・シス・カンパニーに所属しています。以前は、山下容里枝という芸名で活動していました。代表的な出演作に大河ドラマ「武田信玄」禰々役、「勉強していたい!」益田美佐江役、「洞窟おじさん」加山富子役などがあります。

ジブリ映画「耳をすませば」で西司朗役を演じた声優は、小林桂樹です。小林桂樹は、群馬県出身1923年11月23日生まれです。2010年9月16日に、86歳で亡くなりました。1942年の映画「微笑の国」職工伊藤役でデビューを果たします。代表的な出演作に、「ここに泉あり」井田亀夫役、「サラリーマン出世太閤記シリーズ」木下秀吉役、「日本誕生」天津麻羅役などがあります。

ジブリ映画「耳をすませば」でバロン役を演じた声優は、露口茂です。露口茂は、東京都出身1932年4月8日生まれです。1955年から俳優として活動しており、1959年に映画に初出演します。悪役から人当たりの良い好青年まで、幅広く演じています。代表作に、「子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる」柳生蔵人役、「清水次郎長」黒駒勝蔵役、「ジキルとハイド」毛利刑事役などがあります。

ジブリ映画「耳をすませば」で杉村役を演じた声優は、中島義実です。中島義実は、埼玉県出身1975年2月21日生まれです。子役から20代前半ごろまで俳優として活躍していました。主な出演作に、ドラマ「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」城金悟役、「兄弟拳バイクロッサー」文夫役、「仮面ライダーBLACK RX」三朗役などがあります。

原田夕子は、コーラス部に所属する月島雫の同級生の親友です。月島雫とは、他の人には言えない悩みを相談しあえる仲です。ジブリ映画「耳をすませば」で原田夕子役を演じた声優は、佳山麻衣子です。

ジブリ映画「耳をすませば」で担任の先生役を演じた声優は、岸部シローです。岸部シローは、京都府出身1949年6月7日生まれです。バンド・ザ・タイガースの元メンバーでもあります。2020年8月28日に、71歳で亡くなります。代表的な出演作に、「電車男」山田恒生役、「俺たちの銀行強盗」浜崎医師役、「気まぐれ本格派」篠原役などがあります。

ジブリ映画「耳をすませば」で野球中継の解説役を演じた声優は、江川卓です。江川卓は、福島県出身1955年5月25日生まれです。元プロ野球選手であり、タレントや野球解説者としても活躍しています。

ジブリ映画「耳をすませば」で数学の先生役を演じた声優は、笛吹雅子です。笛吹雅子は、奈良県出身1968年5月2日生まれです。以前はアナウンサーとして活躍していましたが、現在は日本テレビ報道局社会部専門副部長の記者や解説委員などを務めています。

ジブリ映画「耳をすませば」で北役を演じた声優は、鈴木敏夫です。鈴木敏夫は、スタジオジブリの代表取締役プロデューサーです。「もののけ姫」にも、ちょい役で出演しています。「ハウルの動く城」や「千と千尋の神隠し」など、数多くの人気作品のプロデューサーを務めています。

ジブリ映画「耳をすませば」で南役を演じた声優は、井上直久です。井上直久は、イラストレーターや画家として活躍する人物です。自身が考案した架空の国家「イバラード」の世界を題材に、絵を描いています。「耳をすませば」では、雫が思い描く物語の背景画も担当しました。

ジブリ映画「耳をすませば」で野球中継のアナウンサー役を演じた声優は、小川光明です。小川光明は、東京都出身1940年3月26日生まれです。日本テレビ放送網を定年退職してからは、フリーのアナウンサーとして活躍しています。

ジブリ映画「耳をすませば」で夕子の父役を演じた声優は、一般人の中村晴彦です。当時放送されていた視聴者が参加するオークション番組で、本作の出演権が出品されました。50万円で出演権を獲得した落札者は、夕子の父役に抜擢されました。

「耳をすませば」は、実写映画化も決定しています。劇場公開日は、2022年10月14日に予定されています。監督は、映画「陰日向に咲く」や映画「僕だけがいない街」の監督を務めたことでも知られる平川雄一朗です。実写映画は、24歳になった月島雫と天沢聖司の関係を描いた物語となっています。

実写映画「耳をすませば」の月島雫役を演じるのは、清野菜名です。清野菜名は、愛知県出身1994年10月14日生まれ、芸能事務所・トップコートに所属しています。夫は、同じく俳優として活躍する生田斗真です。

第15回ピチモオーディションでグランプリ・ペンティーズ賞を受賞し、2011年9月号までファッション雑誌「ピチレモン」の専属モデルを務めていました。2015年7月25日に公開された映画「東京無国籍少女」藍役で、アクションや演技を評価され一躍注目を集めます。

実写映画「耳をすませば」で天沢聖司役を演じる俳優は、松坂桃李です。松坂桃李は、神奈川県出身1988年10月17日生まれ、芸能事務所・トップコートに所属しています。妻は、同じく俳優として活躍する戸田恵梨香です。2008年にオーディションに合格し、雑誌「FINEBOYS」で専属モデルを務めました。俳優としてのデビュー作は、2009年2月15日から2010年2月7日にかけて放送されて特撮ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」です。

「耳をすませば」の主人公・月島雫は、中学3年生の女の子です。読書が大好きで、自身も小説を書きたいと思っていました。夢に向かって努力する天沢聖司を見て、前から書きたかった小説を書くことを決めます。芯が強く、素直で明るい性格です。月島雫の人間性が好きという感想もあります。

「耳をすませば」で月島雫の父親・月島靖也役を演じた声優は、ジャーナリストの立花隆です。月島靖也の演技は、棒読みという感想も多く見られます。しかし、この喋り方が好きという感想もあります。

「耳をすませば」の西司朗は、アンティーク・ショップ「地球屋」の店主です。家具の販売のほか、修理もしています。穏やかで優しい性格であり、ヴァイオリン職人を目指す天沢聖司にも理解を示していました。西司朗が可愛くて茶目っ気もありかっこよくて好きという感想もあります。

「耳をすませば」の登場キャラや声優一覧などを紹介してきました。中には、ジャーナリストやアナウンサーなど、意外な出演者も多くいます。2022年10月14日には実写映画の公開も予定されており、誰が出演するのか注目されています。