【吸血鬼すぐ死ぬ】御真祖様（おじいさま）はドラルクの祖父！登場回や声優は？

『吸血鬼すぐ死ぬ』では、ロナルドの事務所「ロナルド吸血鬼退治事務所」に転がり込んできたドラルクの祖父・御真祖様(おじいさま)が登場しています。御真祖様は化け物じみた体力と気力の持ち主であるため、おヒマモードに入ると誰も手が付けられない存在でした。そこで、ここからは御真祖様について、ドラルクやヘルシングとの関係、登場回や活躍、アニメ声優などの情報を交えて紹介していきます。

それではまず、『吸血鬼すぐ死ぬ(きゅうけつきすぐしぬ)』の作品情報からご覧ください。『吸血鬼すぐ死ぬ』とは、週刊少年チャンピオンにて2015年30号より連載中のギャグ漫画です。略称は『吸死』。2022年3月時点で累計発行部数が220万部を突破するなど人気を得ており、2021年10月4日からは漫画を原作とするテレビアニメが全12話で放送されました。

ここでは『吸血鬼すぐ死ぬ』のあらすじを簡単にまとめていきます。物語は吸血鬼退治人のロナルドとすでに死んで灰になる吸血鬼のドラルクが出会った時からスタートしました。その後、ロナルドは埼玉県伊奈架町の郊外にあるドラルクの城をちょっとした不注意から破壊してしまいます。こうして、住居を失ったドラルクはロナルドの事務所「ロナルド吸血鬼退治事務所」に転がり込むことになり…

『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場する御真祖様(おじいさま)は、白髪オールバックの髪型と口髭が特徴的な最強の存在です。竜の真祖と呼ばれています。他の吸血鬼の全ての能力を使えることや、新横浜ヴリンスホテルの最上階でパーティーを開くなど財力的にも申し分ないことから、無人島に持っていけるとすれば何かと問われたドラルクは「祖父(御真祖様)」と答えています。よほど万能なおじいさんなのでしょう。

『吸血鬼すぐ死ぬ』の御真祖様(おじいさま)は、化け物じみた体力と気力の持ち主です。自分の趣味や思い付きにその体力と気力を発揮するため、たびたび一族を巻き込んで振り回していました。能力は吸血鬼特有の「催眠術」「変化」「邪眼」「念力」など。作中では変化の能力を使ってドラルクに変身し、勝手にハロウィンパーティーを開催したり、吸血鬼マイクロビキニの洗脳を軽く肩を叩くだけで解いたりしていました。

他にも招かれていない吸血鬼は入れないとされているハンターギルドに入れてしまっていることから、他の吸血鬼とは一線を画す存在であることが窺えます。当然、スポーツも得意としており、野球をした際にバットがボールに当たる風圧でバッターが吹き飛んでしまうという描写がありました。

また、御真祖様は吸血鬼アイテムの発明や植物の栽培もできるなど手先も器用です。というもの、催眠術を苦手としているドラルクのために「らくらく催眠術キッド」を制作したり、奇妙な花と蓄音機が合体したような「誰でも幻覚見えるくん」をプレゼントしたりしていたからです。

御真祖様(おじいさま)は基本的に無表情でポーカーフェイスですが、前述の一族を巻き込む様子から能天気で軽いお茶目な性格をしています。また人間と敵対している吸血鬼でもあるのですが、初対面のロナルドにLINEのQRコードを見せて友達に追加するようにお願いしたり、それと同時にTwitterも相互フォローするようにお願いするなど人間に友好的な一面もありました。

急に誰かと遊びたがるおヒマモードを呼ばれる時がある御真祖様は、吸血鬼だと粉になるまで遊び続ける、新年会では巨大スゴロク大会を開催する、少年野球に飛び入り参加する、ハロウィン時にヴァンパイアハンターたちを五次会まで連れ回すといったさまざまな衝動的な行動を取っています。おヒマモードに入った御真祖様の行動を見ると誰かに構ってもらいたいという思いが垣間見えるため、少し寂しがり屋な面もあるのかもしれません。

他の吸血鬼の全ての能力を使える竜の真祖・御真祖様(おじいさま)。化け物じみた体力と気力を持つ彼は、さまざまな登場人物を振り回していました。そんな御真祖様と深い関係のある人物がドラルクとヘルシングです。ここからは、ドラルクやヘルシングと御真祖様との関係を具体的に見ていきましょう。

ドラルクは肉体と精神共に弱いため暴言を吐かれただけですぐに死んでしまうことから、「真祖にして無敵の吸血鬼」を自称していました。しかし、真祖にして無敵の存在というのは御真祖様であり、ドラルクのことではありません。ドラルクは御真祖様の血を引いているだけの弱い存在です。

ただ、御真祖様の血を引いているせいか催眠術や呪いの類いを無効化する体質を持っています。では、御真祖様とドラルクはどのような関係を築いているのかというと、御真祖様がドラルク二住居のお城を与えていることから二人の関係は良好だと考えられます。御真祖様はドラルクと一定の距離を保ちながら見守っているようです。また、ドラルクに向かって「人間の友人を大事にな」と声をかけてあげています。

ヘルシングは100年以上前に亡くなった御真祖様の友人です。本編開始時点で故人となっていますが、吸血鬼から人間を守るためにタマちゃんに憑依する形で現世に戻ってきています。御真祖様とヘルシングの関係は、ロナルドとドラルクの関係に似ているのかもしれません。

ドラルクの祖父でありヘルシングの友人でもある御真祖様(おじいさま)ですが、果たして彼は『吸血鬼すぐ死ぬ』のどのあたりから登場するのでしょうか？ここでは、御真祖様の活躍を交えつつ『吸血鬼すぐ死ぬ』での登場回をまとめていきます。

一つ目に紹介する御真祖様(おじいさま)の登場回は、漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の3巻26死です。アニメでは第6話「ドラルク家の一族」。

『吸血鬼すぐ死ぬ』の3巻26死では、新年会にて地獄のすごろくゲームを皆にさせている御真祖様の姿がありました。ロナルドはヴァンパイアハンターとしての役割を全うするつもりでドラルクと一緒に参加したのですが、結局ヴァンパイアハンターとして活動できず御真祖様のおヒマモードに付き合わされることに。

二つ目に紹介する御真祖様(おじいさま)の登場回は、漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の5巻55死「ジョン　ミーツ　ドラルク」です。アニメでは第11話。

『吸血鬼すぐ死ぬ』の5巻55死では、ドラルクとジョンが初めて会った回想シーンが描かれています。ドラルクの一族は御真祖様の号令により南米のバカンスに行くことになりました。ドラルクとジョンの出会いのきっかけを生んだのが御真祖様です。御真祖様は怪我をしているジョンを発見してドラルクに預けています。その後、ドラルクはジョンの手当てをしていました。

つ目に紹介する御真祖様(おじいさま)の登場回は、漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の270死～272死「御真祖様vs新横浜の壮大な鬼ごっこ」です。舞台は新横浜。おヒマモードに入った御真祖様は、誰かが「ヒマ」と言うとその人物を振り回してしまうところがあります。そのため、ロナルドとドラルク、ドラウスの三人は御真祖様が遊び相手を探し回る時、御真祖様に見つかったヒマな人の被害をなるべく抑えようと奔走していました。

ロナルドによって城が崩壊したと知ってもそれをあっさりと許すなど、能天気でお茶目な性格をした御真祖様。では、アニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』にて御真祖様の声を演じた声優は誰なのか？ここからは、御真祖様の声優情報を見ていきましょう。

アニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』にて御真祖様(おじいさま)役を演じたのは、声優事務所「大沢事務所」所属の声優・中田譲治(なかたじょうじ)さんです。中田譲治さんは1985年10月3日から1986年6月26日まで放送された『蒼き流星SPTレイズナー』のパイロット役にてアニメデビューを果たした声優で、1985からアニメ・ゲーム・吹き替え・ナレーションのジャンルを中心に活動しています。

御真祖様(おじいさま)役を演じた中田譲治さんは、エヌ・エー・シー、賢プロダクションを経て現事務所「大沢事務所」に所属しています。

エヌ・エー・シーに所属する前は、桐朋学園短期大学部で演劇を学んでおり、その知識と経験を活かしてテレビの時代劇・刑事ドラマ・特撮ドラマなどでキャリアを積んでいます。そして事務所に所属してからは強面の悪役俳優として活躍。ヤクザやチンピラ、殺し屋などさまざまな悪役を演じた後、1990年代以降に声優としての活動を本格的におこなうようになっています。

• 1993年～：機動戦士Vガンダム(レオニード・アルモドバル、ゴッドワルド・ハイン、マンデラ・スーン 役)
• 1996年～：天空のエスカフローネ(フォルケン・ラクール・デ・ファーネル 役)
• 1998年～：魔術士オーフェン(チャイルドマン・パウダーフィールド 役)
• 1998年～：ロードス島戦記-英雄騎士伝-(カシュー 役)
• 2000年～：ルパン三世 1$マネーウォーズ(アレクセイ・ナビコフ 役)
• 2001年～：HELLSING(アーカード 役)
• 2002年～：デジモンフロンティア(ワーガルルモン黒 役)
• 2003年～：PEACE MAKER鐵(土方歳三 役)
• 2004年～：ケロロ軍曹(ギロロ伍長/ギロロ浪人/ギロロドラゴン、ジョージ・ナカタ、青年中田 役)
• 2005年～：トランスフォーマー ギャラクシーフォース(マスターメガトロン/マスターガルバトロン 役)

それでは最後に『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場する御真祖様について寄せられた感想や評価を見ていきましょう。どうやら、感想や評価を見ると御真祖様はストーリーを盛り上げる上で欠かせない人物として認識されているようです。

『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場する御真祖様(おじいさま)のキャラ性に関する声があがっています。こちらでは、すぐに死ぬドラルクと顔が良いロナルドが面白おかしく頭のおかしい登場人物たちと関わっていくという流れの展開があるということで、『吸血鬼すぐ死ぬ』をおすすめしているようです。

そして、一番頭のおかしい登場人物として名前が挙がっているのが御真祖様。彼がストーリーを盛り上げていく上で欠かせない人物と捉えることができるので、これを機に御真祖様が繰り広げる頭のおかしい行動に注目してみてください。

『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場する御真祖様(おじいさま)の魅力と作品内容に関する声があがっています。どうやら、この方は御真祖様のことを「おじいさま最高すぎる」と高く評価しているようです。それと同時に「吸血鬼すぐ死ぬやばい」と言われていることから、御真祖様の活躍が作品を盛り上げているのが窺えます。

『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場する御真祖様(おじいさま)の声優に関する声があがっています。どうやら、この方は御真祖様の声優・中田譲治さんに注目しているようです。御真祖様の声優以外にドラルクの父親の声優についても取り上げられており、「豪華な吸血鬼一族」と評価されています。おそらく、「豪華」というのは御真祖様とドラルクの父親の声優のことを言っているのでしょう。興味のある方は声優情報も要チェック。

『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場するドラルクの祖父・御真祖様(おじいさま)の登場回や声優をまとめてきましたがいかがでしたか？白髪オールバックの髪型と口髭が特徴的な御真祖様(おじいさま)は、ギャグ漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』にとって欠かせない人物となっていました。

やはり、御真祖様はおヒマモードに入ったやはり体力と気力共に化け物じみた御真祖様がおヒマモードに入ると手が付けられないため、それに振り回されるロナルドとドラルクの姿が深く印象に残っています。これを機に御真祖様の登場回をチェックすると同時に活躍シーンに注目していただけると幸いです。