【ルパン三世 ワルサーP38】ネタバレあらすじと感想！映画のラスト・結末は？

面白いと高評価を集めている映画「ルパン三世 ワルサーP38」のあらすじ・ネタバレや、登場人物、声優キャストなどを詳しくご紹介する前に、簡単に「ルパン三世 ワルサーP38」の作品情報をご紹介します。

• 作品名：ルパン三世 ワルサーP38
• 原作：モンキー・パンチ
• ジャンル：単発テレビアニメ映画
• 初回放送日：1997年8月1日

映画「ルパン三世 ワルサーP38」の主題歌が、「瞳を忘れないで」です。この主題歌は、映画「ルパン三世 ワルサーP38」のヒロインであるエレンを表現した楽曲であり、良いシーンで流れるこの楽曲に、感動するといった感想が多くあがっており、ルパンの主題歌の中でも評価の高い主題歌です。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」のあらすじネタバレ・1つ目が、「出した覚えのない予告状」です。ルパンが出した覚えの無い予告状が、副大統領の誕生パーティーに届きます。ルパンは身に覚えが無いため、会場に忍び込みます。

会場に忍び込んだルパンは、ルパンが愛用していたワルサーP38を目撃します。何が起こっているのか気になったルパンは、ワルサーP38を使う謎の暗殺組織のタランチュラに潜入することに成功します。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」のあらすじネタバレ・2つ目が、「ゴルドーの手下にされたルパン」です。暗殺組織のタランチュラは、地図にのっていない島をアジトにしており、島に入ることが難しいため、ルパンと次元は貨物船の作業員になりすまし、潜入します。しかし、すぐに変装がバレてしまい身柄を確保されてしまいます。

生け捕りにされた次元とルパンは、ゴルドーの手下になるようにと、タランチュラのメンバーの証ともいえるタランチュラの入れ墨を入れられてしまいます。この入れ墨は毒の成分が含まれており、島の外に出ると毒が回って死んでしまうという恐ろしいものでした。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」のあらすじネタバレ・3つ目が、「ドクターの計画」です。タランチュラのメンバーは入れ墨によって、島からは自由に出られないといった行動制限を課されていました。そんな中、どうにか島を脱出しようと考えたエレンやドクターなど一部のメンバーは、入れ墨の解毒剤を開発しようと計画していました。

この計画をエレンは、ルパンにも伝えます。エレンやドクターが考えた計画は、開発した解毒剤を打つことによって、入れ墨の毒を無効化し島を脱出するというものでした。しかしその解毒剤を作るためには、ゴルドーが持っている毒の原液が必要なため、ルパンに毒の原液を盗むように依頼するのでした。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」のあらすじネタバレ・4つ目が、「ルパンの脱出計画」です。ルパンは毒の原液を盗むことを成功させ、解毒剤はドクターによって作成されます。そこで、解毒剤を打ってどうやって脱出するかという作戦会議が開かれるのでした。

ルパンの脱出計画は、暗殺依頼を受けたルパンとエレンは一旦島から出て、本部のレーザーを自爆させるというものでした。自爆するプログラムはエレンの弟が開発していたため、衛生管理施設に行けば作戦は成功するという予定でした。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」のあらすじネタバレ・5つ目が、「ドクター派とゴルドー派の戦い」です。ルパンの脱出計画は成功するかと思われた矢先、レーザーがすぐに自爆しないこと・自爆する時間が1時間後になっていることにエレンとルパンは違和感を感じます。

実はルパンとエレンがドクターにもらった解毒剤は偽物であり、ゴルドーに脱出計画が筒抜けだったことが判明します。そこで、ドクター派とゴルドー派の戦いが船上で繰り広げられてしまうのでした。船上で生き残ったのはルパンの仲間の次元と五エ門、不二子の3人のみでした。

その後、タランチュラの司令室にはゴルドーとドクターが居て、最終的に2人はグルで、金塊を持ち2人で逃げようと企んでいたのでした。しかし、ドクターはゴルドーさえも裏切ろうとしており、ゴルドーにとどめをさすのでした。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」の結末・ラストネタバレ・1つ目が、「ドクターとルパンの最後の戦い」です。ゴルドーを撃ち殺したドクターは、ドクターは金塊を独り占めし、脱出するという結末を思い描いていましたが、そんなドクターの前にエレンとルパンが現れます。

実はドクターはルパンの初めての相棒であり、ルパンの銃を奪って裏切った張本人でした。そして、銭形警部を打った犯人をルパンに仕立て上げようとしたのもまた、ドクターでした。そんなドクターを相手に、ルパンは最後の戦いに挑みます。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」の結末・ラストネタバレ・2つ目が、「エレンの死」です。ドクターはエレンを人質にとり、飛行船に乗り込もうとします。それを阻止するべく、ドクターと最後の戦いをするルパンでしたが、戦いは互角でなかなか勝負がつきません。そんな中、エレンとルパンはタッグを組み、ドクターの眉間を銃撃することに成功します。

しかし、ドクターも負けておらず、銃撃を受ける前にルパンに銃撃していたのです。しかし、その銃撃はルパンには届いておらず、エレンが庇っていました。腹部に銃撃を受けたエレンは死亡してしまいます。エレンの死を受けたルパンは、弟のお墓の横に埋葬してから、島を脱出するのでした。

ルパン三世 ワルサーP38のゲストキャラ・登場人物一覧・1人目が、エレンです。エレンは、ルパン三世 ワルサーP38のメインヒロインで、世界最大の暗殺組織・タランチュラの幹部の暗殺者です。エレンは、緑のロングヘアーを後ろに束ねたヘアスタイルが特徴的な女性キャラクターです。暗殺組織の幹部というだけあり、高い格闘能力を持つキャラクターです。

エレンは幹部クラスの暗殺者の一方で、優しい性格の持ち主であり、本心では人を殺したくないと思っている物腰の柔らかい女性です。エレンは暗殺者になりたくてなったわけではなく、幼少期に父親に売られたことがきっかけで、暗殺者として育てられています。そのため、タランチュラから逃げ出したいと思っているキャラクターです。

ルパン三世 ワルサーP38のゲストキャラ・登場人物一覧・2人目が、ドクターです。ドクターは、タランチュラのメンバーで、金の長髪を後ろに束ねたヘアスタイルに、メガネが特徴的な穏やかな雰囲気の男性キャラクターです。ドクターは名前の通り、タランチュラでは医療を担当しています。

医療を担当しているため、解毒剤など毒などの知識にも詳しいキャラクターです。また、医療のみならず、射撃の能力や飛行機などを操縦することができる優秀な能力をもった暗殺者です。かつてはルパンの相棒だった人物で、物腰が柔らかく優しそうに見えますが、実際は冷酷かつ狡猾な性格の持ち主です。

ルパン三世 ワルサーP38のゲストキャラ・登場人物一覧・3人目が、ゴルドーです。ゴルドーは、タランチュラのボスであり、スキンヘッドで、額にタランチュラのタトゥーを入れた、右手が義手の初老の男性キャラクターです。

ゴルドーは、とても冷たく冷酷な性格の持ち主で、目的のためなら手段を選ばないキャラクターです。また、ボスに君臨しているだけあり、頭脳明晰かつ優れた戦闘能力を持っている能力の高い暗殺者です。タランチュラの毒を開発した張本人でもあります。

ルパン三世 ワルサーP38のゲストキャラ・登場人物一覧・4人目が、ジャックです。ジャックは、エレンと同じく、タランチュラの幹部の暗殺者であり、銀のロングヘアと色白の肌が特徴的な細身の男性キャラクターです。

ジャックは、タランチュラの幹部クラスらしくとても強い身体能力であり、ナイフを武器に戦う接近戦を得意とする暗殺者です。凶暴な性格の戦闘狂であり、戦闘と殺人をこよなく愛している凶悪なキャラクターです。

ルパン三世 ワルサーP38のゲストキャラ・登場人物一覧・5人目が、ホークです。ホークは、エレンと同じく、タランチュラの幹部の暗殺者であり、モヒカンヘアにサングラスが特徴的な外見の巨漢の男性キャラクターです。

ホークは巨漢ですが身のこなしは軽く、タランチュラの幹部クラスらしくとても強い戦闘力を持つ暗殺者です。大柄でマッチョな体格を活かして、ガトリングガンを武器に、敵に乱射して戦うといった戦闘スタイルのキャラクターです。

ルパン三世 ワルサーP38のゲストキャラ・登場人物一覧・6人目が、ボマーです。ボマーは、エレンと同じく、タランチュラの幹部の暗殺者であり、黄色いバンダナが特徴的な中年の中肉中背な男性キャラクターです。

ボマーは小太りの体型からは想像がつかないような俊敏な動きをしており、爆弾の扱いに長けているキャラクターです。エレンと同じく、タランチュラの組織に所属し暗殺をすることに嫌気を差しており、組織から逃げ出そうと企んでいるキャラクターです。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」の面白い魅力・1つ目が、「作品の設定」です。ルパン三世シリーズはコミカルな作品が多いことでも知られていますが、ルパン三世 ワルサーP38ではコミカルなシーンは少なくて、シリアスな設定で物語が進んでいきます。そんなシリアスな雰囲気の設定が、面白いといった感想があがっています。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」の面白い魅力・2つ目が、「ルパンがかっこいい」です。ルパン三世 ワルサーP38では、ルパンの最初の相棒であり、ルパンを裏切った相手が最終的な黒幕であることが判明します。そんな因縁の相手に向かっていくルパンが、いつも以上にかっこいいと高評価を集めており、面白いと感想があがる魅力の1つになっています。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」の面白い魅力・3つ目が、「銭形は医学的に死亡していた？」です。ルパン三世 ワルサーP38の序盤で銭形は、ドクターに心臓付近を銃撃されて重症を負い、病院で死亡してしまいます。

医者が死亡を確認しており、医学的にみても死亡は確定しているにも関わらず、ルパンという言葉を聞いた途端、銭形は息を吹き返します。こういった銭形らしいシーンが面白いといった感想があがっており、シリアスの中にも面白さがあると高評価を集め、魅力の1つにあがっています。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」の面白い魅力・4つ目が、「ボマーの死亡フラグ」です。タランチュラのメンバーのボマーは、島を脱出しようと地下で穴を掘っていました。そんなボマーは、次元に手を組まないか?と声をかけています。このワードが死亡フラグだったと考えるファンが多く、この後の結末を面白く見ることができたといった感想があがっています。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」の面白い魅力・5つ目が、「次元の最後のセリフの意味」です。ルパン三世 ワルサーP38の最後の結末のシーンで、不二子は金塊を手に入れられなかったことを悔やみ、ガスと毒のみを手に入れただけと発言をします。しかし次元はその不二子の発言を、「いや」と否定します。

実は、ルパンがタランチュラに潜入した理由は金塊ではなく、かつての相棒にケリをつけるためだったことが判明しています。そんなルパンの思いを知っていた次元だからこそのセリフで、仲間を思いやる気持ちがとてもよくわかるといった感想が多く、ルパンらしさが残る結末が、面白い魅力の1つになっています。

映画「ルパン三世 ワルサーP38」の面白い魅力・6つ目が、「タランチュラのモデル」です。ルパン三世 ワルサーP38に登場する暗殺集団のタランチュラは、中世に暗躍していた暗殺集団のアサシンがモデルになっていると考察されています。

タランチュラのモデルとなったと考えられているアサシンもまた、メンバーが裏切らないようにと、メンバーを麻薬漬けにしていたと語られています。そういった類似点があり、アサシンがモデルとなっているような設定が面白いといった感想が多く、魅力であり、高評価を集める理由の1つと言われています。

ルパン三世 ワルサーP38のゲスト声優キャスト一覧・1人目が、ドクター役の津嘉山正種（つかやままさね）です。津嘉山正種は、1944年2月6日生まれ・沖縄県那覇市出身で、劇団青年座に所属している俳優兼声優です。津嘉山正種は、1964年に劇団青年座に入団し、1970年頃〜声優としても活動を開始している人気声優です。

ドクターの声優・津嘉山正種の「ルパン三世 ワルサーP38」以外の代表出演作には、「ドカベン（初代影丸隼人）」・「闘牌伝説アカギ〜闇に舞い降りた天才〜（鷲巣巌）」・「逆境無頼カイジ（兵藤和尊）」・「中間管理職トネガワ（兵藤和尊）」・「ルパン三世 the Last Job（モルガーナ）」などがあります。

ルパン三世 ワルサーP38のゲスト声優キャスト一覧・2人目が、エレン役の篠原恵美（しのはらえみ）です。篠原恵美は、1963年8月8日生まれ・福島県生まれ・長野県出身で、81プロデュースに所属している声優です。篠原恵美は、1986年にアニメ「プロジェクトA子（B子・大徳寺美子）」で声優デビューを果たしています。

エレンの声優・篠原恵美の「ルパン三世 ワルサーP38」以外の代表出演作には、「美少女戦士セーラームーン（木野まこと/セーラージュピター他）」・「カードキャプターさくら（観月歌帆）」・「魔術士オーフェン（アザリー）」・「マリア様がみてる（水野蓉子）」・「鉄のラインバレル（ユリアンヌ・フェイスフル）」などがあります。

ルパン三世 ワルサーP38のゲスト声優キャスト一覧・3人目が、ゴルドー役の内海賢二（うつみけんじ）です。内海賢二は、1937年8月26日生まれ・福岡県出身で、賢プロダクションを設立し、会長を務めていた声優兼俳優、ナレーターです。演技力が評価され、高い人気を獲得していましたが、2013年6月13日に惜しまれつつも亡くなった人気声優です。

ゴルドーの声優・内海賢二の「ルパン三世 ワルサーP38」以外の代表出演作には、「北斗の拳（ラオウ）」・「魔法使いサリー（サリーのパパ）」・「Dr.スランプアラレちゃん（則巻千兵衛）」・「鋼の錬金術師（アレックス・ルイ・アームストロング他）」・「ケモノヅメ（大葉久太郎）」などがあります。

ルパン三世 ワルサーP38のゲスト声優キャスト一覧・4人目が、ジャック役の速水奨（はやみしょう）です。速水奨は、1958年8月2日生まれ・兵庫県高砂市出身で、Rush Styleの代表を務めている声優兼俳優、歌手です。速水奨は、1980年にアニメ映画「1000年女王（千年盗賊）」で声優デビューを果たしている人気声優です。

ジャックの声優・速水奨の「ルパン三世 ワルサーP38」以外の代表出演作には、「超時空要塞マクロス（マクシミリアン・ジーナス）」・「獣神ライガー（ドル・ガイスト）」・「キューティーハニーF（黄昏のプリンス/プリンスゼラ）」・「SAMURAI DEEPER KYO（織田信長）」・「BLEACH（藍染惣右介）」などがあります。

ルパン三世 ワルサーP38のゲスト声優キャスト一覧・5人目が、ホーク役の天田益男（あまだますお）です。天田益男は、1958年1月20日生まれ・兵庫県出身で、青年座映画放送に所属している俳優兼声優です。天田益男は、1985年に俳優デビューを果たしており、1995年から声優としても活動しています。

ホークの声優・天田益男の「ルパン三世 ワルサーP38」以外の代表出演作には、「ルパン三世 はマリオの財宝を追え!!（ゲーリング）」・「風雲!戦国を駆ける武将〜アニメ静岡県史〜（徳川家康）」・「コードギアス反逆のルルーシュ（草壁除水）」・「ゴルゴ13（デッドマン）」・「みつどもえ（丸井草次郎・皇帝）」などがあります。

ルパン三世 ワルサーP38のゲスト声優キャスト一覧・6人目が、ボマー役の緒方賢一（おがたけんいち）です。緒方賢一は、1942年3月29日生まれ・福岡県出身で、オフィス海風に所属している俳優兼声優です。緒方賢一は、1970年に声優デビューを果たしている人気声優です。

ボマーの声優・緒方賢一の「ルパン三世 ワルサーP38」以外の代表出演作には、「宇宙戦艦ヤマト（アナライザー・藪助治他）」・「忍者ハットリくん（獅子丸）」・「超力ロボガラット（ジャンブー）」・「らんま1/2（早乙女玄馬他）」・「魔法陣グルグル（キタキタ親父）」・「名探偵コナン（阿笠博士）」などがあります。

ルパン三世 ワルサーP38は、面白いといった感想が多く、高評価を集めている人気作品の1つです。数多くあるルパン作品の中でも、ルパン三世 ワルサーP38が一番面白いと評価する感想が多く、結末が少し切なく、シリアスだけど好きといった感想や、ルパンがとにかくかっこいいといった感想が多い人気作品です。

ルパン三世 ワルサーP38は、面白いといった高評価を集めている一方で、シリアスで残虐なシーンが多く、結末が切ない・結末はハッピーエンドにしてほしかったといった評価もあがっており、賛否両論の評価が巻き起こっている作品でもあります。しかし、そんな中にも面白い魅力的なシーンが多く散りばめられており、ルパンがかっこいいといった感想が多くあがっている作品です。

ルパン三世 ワルサーP38は、シリアスな展開が多く、ルパンシリーズの中でも一番ダークなのではないか？といった感想や評価が多くあがっています。結末は切ないけれど何回も見てしまうかっこいいシリーズとして高い人気を獲得しており、結末を知っていても何回も見てしまう中毒性があるといった感想が後を絶たない高評価作品です。

ルパン三世 ワルサーP38は、ルパンシリーズの中でもシリアスで切ない結末と、ダークさが残る作品として評価されている作品です。結末は切ないけどかっこいいので何回も見てしまうといった声が多く、中毒性のある作品としても人気を集めています。あらすじ・ネタバレや、登場人物を見て気になった方は、一度ルパン三世 ワルサーP38を見てみてはいかがでしょうか?