【ルパン三世】八咫烏五郎（やたがらすごろう）は銭形警部の部下！演じた声優は？

アニメ『ルパン三世』では八咫烏五郎(やたがらすごろう)という印象深いキャラクターが登場しています。『ルパン三世』と言えば、ルパンを追いかける銭形警部が印象的ですが、実はその彼の部下が八咫烏五郎でした。では、八咫鳥と銭形警部はどのような関係を築いているのか？ここからは、『ルパン三世』に登場する八咫烏について、銭形警部との関係性や性格、アニメ声優と紹介していきます。

• 漫画タイトル：ルパン三世(原作第1作)
• ジャンル：アクション
• 掲載誌：WEEKLY漫画アクション
• 掲載期間：1967年8月10日～1969年5月22日
• 巻数：全14巻
• 話数：全94話

『ルパン三世』とは、漫画家・モンキー・パンチによるアクション漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ作品です。漫画は双葉社が発行する青年漫画雑誌『WEEKLY漫画アクション』にて1967年8月10日号から1969年5月22日号まで連載され、アニメは1971年から放送されています。

アニメにおいては2021年時点でテレビシリーズが『ルパン三世part1』から『ルパン三世 part6』の6作、単発長編作品のテレビスペシャルが27作、新作映画の単独作品が8作、クロスオーバー作品が1作と制作されています。アニメの設定は制作時点での現代を舞台にしているのが特徴。またアニメ化後は映画、OVA、ゲーム化など各種メディアが展開され、2022年現在もなお幅広い層からの人気を得ています。

『ルパン三世』はフランスの大怪盗アルセーヌ・ルパンの三代目であるルパン三世が、大きな事件を引き起こしたり巻き込まれたりする物語です。世界中で活躍するルパン三世を追いかける人物が銭形警部で、その部下が今回ご紹介する八咫烏五郎(やたがらすごろう)。それでは、ここから『ルパン三世』に登場する八咫烏五郎のプロフィールを見ていきましょう。

『ルパン三世』に登場する八咫烏五郎(やたがらすごろう)は、センター分けにした前髪と意志の強そうな眉毛が特徴的な銭形警部の部下です。いつもジャケットとネクタイを着用しているため、好青年のような髪型や眉毛と相まって若き熱血男といった雰囲気を纏っています。

『ルパン三世』に登場する八咫烏五郎ですが、彼の苗字である「八咫鳥」は日本神話に登場する伝説のカラスです。八咫烏には足が3本あり、2本足の通常の鳥とは異なっています。八咫烏が苗字に使われていることは極めて珍しく、実際に使われるとしてもサッカー日本代表のエンブレムくらいです。

いつもジャケットとネクタイを着用し、前髪をセンターで分けている八咫烏五郎(やたがらすごろう)は初登場時の様子を見る限り、銭形警部から篤い信頼を寄せられているのが窺えます。では、八咫烏はそんな銭形警部のことをどのように思っているのでしょうか？ここからは、八咫烏と銭形警部の関係や八咫烏の性格を紹介していきます。

『ルパン三世』に登場する銭形警部は「ルパン逮捕の専任捜査官」としてインターポール(ISPO)へ出向しているのですが、八咫烏五郎はそのICPOに登用された形で銭形警部の直属の部下として登場しました。

銭形警部は八咫烏のことを「ヤタ」と呼んでおり、一方で八咫烏は銭形警部のことを非常に尊敬しています。また『ルパン三世』の銭形警部と言えばルパン三世を逮捕することに執着しているものの、一向にルパンを逮捕できずにいるのが印象的なキャラ。そのため、そんな銭形警部を嘆く八咫烏の姿もありました。

銭形警部が八咫鳥のことを「ヤタ」と呼んでいる一方で、銭形警部のことを非常に尊敬している八咫鳥。そのことから分かる通り、二人は良好な関係を築いていました。やはり、二人の関係が良好なのも八咫鳥が銭形警部と同様に正義感が強い熱血男だからなのでしょう。ルパンを敵視している者同士、気が合いそうな雰囲気をしています。

アニメ『ルパン三世』に登場する正義感が高い熱血男・八咫烏五郎(やたがらすごろう)の声を演じたのは、『ソードアート・オンライン　アリシゼーション』のユージオ役、『Free!』の七瀬遙役、ゲーム『ディズニー　ツイステッドワンダーランド』のシルバー役などさまざまな役を演じた島﨑信長さんです。ここからは、島﨑信長さんのプロフィールと主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。

• 名前：島﨑信長(しまざきのぶなが)
• 愛称：信長、ノッブ
• 生年月日：1988年12月6日(33歳)
• 出身地：宮城県塩竈市
• 職業：声優
• 所属事務所：青二プロダクション

アニメ『ルパン三世』にて銭形警部の部下・八咫烏五郎(やたがらすごろう)役を演じた島﨑信長(しまざきのぶなが)さんは、声優事務所「青二プロダクション」所属の声優です。島﨑信長さんは2009年4月から9月まで放送された『戦場のヴァルキュリア』にてアニメデビューを果たした声優で、2009年からアニメ・ゲームのジャンルを中心に活動しています。

島崎信長さんが声優という職業を意識するようになったのは、小学生の頃に見たアニメ『新機動戦記ガンダムW』の再放送にて、主人公のヒイロ・ユイを演じた緑川光がきっかけとなっているようです。その後、2008年に青二塾東京校第29期に入所し、2009年にアニメ『戦場のヴァルキリア』のヘルバート・ニールセン役で声優デビューを果たしました。さらに、2012年には『あの夏で待ってる』でアニメ初主演を飾っています。

• 2010年～：SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors(孫権ガンダム 役)
• 2012年～：あの夏で待ってる(霧島海人 役)
• 2012年～：TARI TARI(田中大智 役)
• 2013年～：銀の匙 Silver Spoon(相川進之介 役)
• 2013年～：ダイヤのA(降谷暁 役)
• 2014年～：俺、ツインテールになります。(観束総二 役)
• 2015年～：俺物語!!(砂川誠 役)
• 2015年～：ワールドトリガー(ヒュース 役)
• 2016年～：Fate/Grand Order(藤丸立香 役)
• 2017年～：ねこねこ日本史(千里、フビライ・ハン、徳川家定、徳川慶喜 役)

個性的なキャラクターが数多く登場するアニメ『ルパン三世』にて新しく登場した八咫烏五郎(やたがらすごろう)ですが、正義感が強い熱血男でフレッシュなキャラクターをしているため、多くの個性的なキャラクターの中でも埋もれることはないと言えるでしょう。では、八咫烏は『ルパン三世』の物語のどのシーンで登場したのか？ここからは八咫烏の登場シーンを紹介していくのでぜひご覧ください。

八咫烏五郎(やたがらすごろう)ことヤタは、2018年4月4日から9月19日にかけて放送されたアニメ『ルパン三世 part5』のエピソード1にて初登場しています。『ルパン三世 part5』でのヤタは銭形警部とセットで登場していました。そして、ISPO内部に疑問を抱いているヤタの姿がありました。

『ルパン三世 part4』にてISPOの上司が遂にルパンを逮捕したと報道されているものの、実際に手柄を立てたのは銭形警部だったからです。現実に向き合わされた様子のヤタは、銭形警部1人がルパン確保に集中しているのも納得がいっていません。さらに、ルパンに対しての反感も募らせています。

2019年11月29日、日テレ映画「金曜ロードショー」にて放送されたルパン三世のオリジナルストーリー『ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト』では、『ルパン三世 part5』に続いてヤタの登場シーンがあります。『ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト』でのヤタは、銭形警部と一緒にエルギュイユ監獄に投獄されていました。エルギュイユ監獄はドルエンテ王国の難攻不落の監獄と言われています。

しかし、そんな難攻不落の監獄を銭形警部の機転によって脱獄しました。ヤタの不幸はさらに続きます。崖から落ちてしまうというハプニングに見舞われてしまったのです。その後、何とか助かったヤタは人身売買されそうになっていた銭形警部を救出。

ところが、ICPOに登用されたばかりのヤタはその経験の浅さが裏目に出てしまい、ここぞという場面で逃げ遅れてしまいました。そんなヤタを助けてくれたのが経験豊富な銭形警部。銭形警部の活躍によって脱出に成功したヤタは、その後「絶対にルパンを捕まえる」と意気込む銭形警部に向かって「脱獄前提ですか？」と冷静にツッコミを入れています。

ここまで『ルパン三世』に登場する八咫烏五郎(やたがらすごろう)ことヤタについて、上司である銭形警部との関係や性格、アニメ声優、登場シーンなどといった要素を交えて紹介してきました。では、ヤタに関してネット上ではどのような声があがっているのでしょうか？ここからはネット上に寄せられた『ルパン三世』のヤタに関する感想や評価を紹介していきます。

『ルパン三世』に登場する銭形警部の部下・八咫烏五郎の登場シーンに関する声があがっています。どうやら、この方はヤタやアルベールが登場していたという理由で『ルパン三世』のpart4、part5、part6が繋がっていると感じているようです。ヤタが登場するのには何か理由があるのでしょうか？これを機にヤタの登場シーンと、『ルパン三世』のあらすじにどんな繋がりがあるのかに注目すると良いかもしれません。

『ルパン三世』に登場する銭形警部の部下・八咫烏五郎と銭形警部の関係性に関する声があがっています。こちらでは銭形警部の面倒見が良い性格に注目しつつ「ヤタ君は元より」と言われているのですが、これはヤタが正義感が強い熱血男だからこそ、銭形警部がヤタの面倒を見る必要がないということを表しているのでしょうか？

また、その後に続く感想にて「面倒見がいいゆえに自分の考えを押し付けたりして」と言われていることからも、銭形警部がヤタに自分の考えを押し付ける必要がないと認識しているのが窺えます。

『ルパン三世』に登場する銭形警部の部下・八咫烏五郎の魅力に関する声があがっています。こちらでは、『ルパン三世』の8話にて酔っ払って髪にバラを挿しているヤタが「かわいい」と好評です。やはり、好青年のような髪型や眉毛が印象的なヤタが、酔っ払って髪にバラを挿しているというイメージが湧きません。だからこそ、ヤタが普段から見せる姿とのギャップに魅力を感じているのでしょう。

『ルパン三世』に登場する銭形警部の部下・八咫烏五郎とストーリー内容に関する声があがっています。どうやら、この方はアルベールとヤタが登場することを知り、アニメ『ルパン三世 part6』の放送が楽しみになってきたようです。また大塚さん次元は良いセンスと言われているので、アルベールやヤタ、大塚さん、次元の4人がどのように関わっていくのかに注目してみると良いのではないでしょうか？

『ルパン三世』に登場する銭形警部の部下・八咫烏五郎(やたがらすごろう)について、性格や登場シーン、演じたアニメ声優を交えて紹介してきましたがいかがでしたか？八咫烏五郎(やたがらすごろう)はセンター分けにした髪型が印象的な好青年であり、上司である銭形警部と同様に正義感が強い熱血男でした。

やはり、似た性格をしているゆえにヤタと銭形警部は良好な関係を築いています。やはり、初登場回である『ルパン三世 part5』の第1話でもヤタと銭形警部は一緒にいました。当記事をきっかけに八咫烏五郎ことヤタに興味を持たれた方は、ぜひ『ルパン三世』に登場するヤタの性格と活躍シーンに注目してみてください。