【ワンピース】人魚族のキャラ一覧！足が生えてくる条件や魚人との違いも紹介

人魚の足が生える条件や魚人との違いとはいったい何なのかをネタバレしていく前に、人魚族とはどんな種族なのかを解説していきます。人魚という言葉は親しみ深いですが、『ワンピース』の人魚には少し変わった特徴があるようです。また、『ワンピース』の作品概要やあらすじも紹介していきますので、ぜひご覧になってみて下さい！

『ワンピース』とは海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィが仲間達と共に『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』を目指すという海洋冒険ロマンです。原作者は尾田栄一郎で、『週刊少年ジャンプ』にて1997年から連載が開始されました。2022年6月現在単行本は102巻まで刊行されており、ジャンプ作品の中では『こち亀』に次ぐ長期連載となっています。累計発行部数は2021年時点で4億部を突破した大人気作品です。

海賊王になるために『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』を目指して仲間たちと共に航海を続けるモンキー・D・ルフィは、『偉大なる航路(グランドライン)』や『空島』での冒険を経て最後の海である『新世界』へとやってきました。最初に訪れたのは魚人島で、麦わらの一味は人魚達に歓迎を受けた後に国王であるネプチューンの正体を受けます。そこでルフィは王女であるしらほしと出会い、彼女を狙う魚人との闘いが始まるのでした。

人魚族とは下半身に水中生物の特性を受け継ぐ種族で上半身は人間そっくりの見た目をしています。下半身が魚である事から足が無い為、魚人島に住んでいる人魚達は地上ではシャボンを使って移動をします。また水中での移動は世界で最高の速度を誇る種族でもあります。筋力は人間とほとんど同じですが深海1万メートルの水圧にも耐える事が出来ます。人魚の性格はおとなしい者が多い事が特徴で、ほとんどの者が魚との対話が可能です。

ここからは人魚族のキャラの名前を一覧で紹介していきます。作中では多くの人魚が登場しますが、今回は『ワンピース』の物語に深く関わったメインキャラの人魚の名前を一覧で紹介です。また、紹介した人魚がどんなキャラなのかも解説していきます。人魚はかわいいキャラが多く存在している為、楽しく読み進める事が出来る事間違いなしです！

人魚族の名前一覧①でご紹介するのはココロです。ココロは『ワンピース』の作中で初めて登場した人魚で、『ウォーターセブン編』にて海列車の駅長を務めているというキャラでした。初登場時は人間の姿をしていたココロでしたが、麦わらの一味が海で溺れた時にシラウオの人魚の正体を現し、凄まじい速度で海を泳いで全員を助け出していました。普段は駅長として過ごしているココロは足が生える条件を満たしている事になります。

かつてはトムウワーカーの美人秘書として働いており、当時から顔つきはあまり変わっていませんでしたが、スタイルは抜群でした。常に酒を飲んでいるココロですが、過去にトムが捕らえられ、フランキーが殺されたという事を聞いた事で酒におぼれるようになり、現在の体型になったという事です。しかし、体型が変わった現在でも人魚らしい圧倒的な泳ぎは健在となっています。

人魚族の名前一覧②でご紹介するのはケイミーです。ケイミーはココロの次に『ワンピース』の作中に登場した人魚で、以前にアーロン海賊団に所属していた魚人のハチの相棒としてタコ焼き屋を手伝っていました。ケイミーは熱帯魚キッシンググーラミーの人魚で緑色のショートヘアーと純真でお人好しな性格が特徴のかわいい女性キャラです。『新世界編』ではマーメイドカフェで働きながらファッションデザイナーを目指して勉強中です。

ハチと行動を共にする事が多い事から他人から男女の仲であるのかを聞かれた事がありますが、その時は赤面して慌てながら否定していました。ちなみに、麦わらの一味のメンバーであるブルックは女性キャラに対して『パンツ見せて下さい』と発言するのが恒例ですが、人魚であるケイミーに対しては『お金貸して下さい』と言った事があります。

人魚族の名前一覧③でご紹介するのはマダム・シャーリーです。マダム・シャーリーはアーロン海賊団の船長であった魚人のアーロンの腹違いの妹で、アオザメの人魚となっています。魚人島にてマーメイドカフェを営んでいますが、かなりの的中率を誇る占い師でもあります。アーロンとは違って人間に敵意は持っておらず、麦わらの一味にも宿を提供するなど面倒見が良い性格ですが、無礼な発言をしたルフィには激怒していました。

ルフィを不穏に思ったマダム・シャーリーは未来予知を行いますが、『ルフィが魚人島を滅ぼす』という結果が出た事で麦わらの一味はお尋ね者となってしまいます。その後、ホーディ達による反乱をルフィ達が解決すると、占いの結果よりもルフィ達を信じる事にし、二度と占いを行わない事を決意していました。

人魚の名前一覧④でご紹介するのはしらほし姫です。しらほしは魚人島のネプチューン王国の王女で、ネプチューン兄妹の末っ子となっています。年齢は16歳の絶世の美少女ですが、ルフィを手のひらに乗せる事が出来るほど巨大な身体をしており、巨魚ビッグキスの人魚です。非常に臆病で泣き虫な性格をしていた事からルフィからは『弱虫』『よわほし』と呼ばれていました。

しかし、亡き母であるオトヒメを殺害した犯人の事を知っても恨む事はしないなど、実際は強く優しい心の持ち主で、最終的にはルフィもしらほしの強さを認めています。そんなしらほしのもう1つの名前は『古代兵器・ポセイドン』で、海王類と会話して行動を操る事が出来るという力を持ち、悪用すれば世界を滅ぼす事も可能だという事です。ポセイドンは数百年に1度だけ人魚の姿で生まれ、海王類にとっての王となります。

ここからは人魚族の足が生えてくる条件をネタバレしていきます。名前一覧で紹介したココロには足が生えており、人間達に紛れて生活していましたが、果たして足が生える条件とはいったい何なのでしょうか？また、人魚と魚人は分けた名前で呼ばれており、見た目や特徴なども異なるようなので、その事についても解説していきます。

人魚族は30歳を超えると尾ひれが二股に分かれて陸上生活が可能となります。年齢が72歳であるココロが陸上で普通に生活していたのはこの条件を満たしていたからでした。ただし、尾ひれが二股に分かれるのは女性の人魚だけで、男性の人魚は一生姿が変わる事はありません。ちなみに、マダム・シャーリーは『新世界編』の時点で29歳だったので、1年後には尾ひれが分かれて陸上で歩く事が可能となるはずです。

200年前までは人魚も魚人も魚類に分類されていましたが、当時のリュウグウ王国が世界政府の加盟国となった事で、人間達との友好関係を結ぶ事に成功しました。しかし、人間による人魚と魚人に対する差別意識はしばらく残り、人魚と魚人はしばらく嫌われ続けたという事です。現在でもシャボンディ諸島では人買いや奴隷の文化が残っており、魚人や人魚が高額で売買されています。

人間は50万ベリーという値段で売買される事に対して人魚の女性は7000万ベリーとなっており、ケタが違う事から捕まえようとする輩は少なくないようです。過去から現在での人魚と魚人差別の風習によって、アーロンやホーディのように人間に恨みを抱く魚人もいます。

魚人には男性にも女性にも足が存在している事から、幼少期から陸上での歩行が可能である事に対して、人魚は足が水中生物である事から移動するにはシャボンや車椅子が必要になってきます。また、魚人族は凶暴な性格である事が多く、腕力も人間の10倍となっていますが、人魚はおとなしい性格の者が多く、腕力も人間と同程度です。さらに、魚人は肉や魚を食べますが、人魚はそれらを食べずに基本的には貝類を食べます。

人魚と魚人は人間から進化した哺乳類である事から、人間と同じ遺伝子を持っています。その為、必ずしも同じ種族と結婚しなければならないという事はありません。人間と人魚が結婚する事も可能で子供も生まれますが、その際の子供の種族には様々なパターンが存在します。人間同士で結婚した場合、子供は父や母に似る事が多く、必ず人間が生まれますが、人魚と魚人の子供は遺伝子による効果が現れて親とは違う種族が生まれます。

例えばサメの魚人の先祖を持つイカの人魚がタコの人魚と結婚した場合、親ではなく先祖の特徴を受け継いでサメの魚人が生まれるという事です。もっと言えば人魚同士で結婚しても先祖に人間がいた場合は人間が生まれてくる可能性もあります。腹違いの兄妹であるアーロンとマダム・シャーリーは、魚人と人魚ではありますがたまたま同じくサメに生まれたという事です。人間とは違った人魚と魚人の持つ遺伝子による神秘となっています。

『ワンピース』の『ワノ国編』から登場した河松は河童の河松の名前で知られている侍で、巨大な緑色の身体をしている事が特徴です。自身は河童を名乗っていますが、河童は伝説上の生き物である事から悪魔の実の能力者なのではないかと言われてきました。しかし、どうやら河松は魚人と深い関係にあるようで、河童を名乗ってきたのには深い理由があるようです。いったい河松と魚人との関係とはどういったものなのでしょうか？

河松は河童を名乗っており、河童である事に誇りを持っている事を述べていましたが、実は魚人族である事が『ワンピース』の作中で明らかになりました。まだ河松が魚人だとはっきり明言されていなかった時にはファンによってウミガメの魚人なのではないかと囁かれていましたが、実はトラフグの魚人で、大きな身体はその特徴が現れています。20年前に日和を救った時に河松が泳ぎが達者だったのは、魚人だったからだという事です。

魚人である事が分かった河松でしたが母親はすでに尾ひれの分かれていた人魚だったようです。幼い河松と共にワノ国へと流れついた母親は、人間以外の種族がおらず他国の侵入を受け入れないワノ国に迫害を受けてしまいます。母親は河松に迫害を受けさせない為に魚人である事を隠して河童と名乗るように遺言を残して亡くなってしまいました。それから河童を名乗るようにした河松でしたが、妖怪と呼ばれて迫害は消えなかったようです。

『ワンピース』の世界に転生するなら人魚族に転生して平和に暮らしたいというファンの感想があります。人魚や魚人達が暮らす魚人島は魚人街というスラム街以外は平和そのもので、海底の楽園と呼ばれています。子供を連れて散歩をする魚人の父親や仕事帰りにスイーツを食べるOLの姿も確認する事ができ、穏やかな日常が流れているようでした。さらに人魚になれば海の中をシュノーケル無しで気持ち良く泳ぐ事が出来ます。

『ワンピース』の人魚族の設定が面白くて好きというファンの感想があります。魚人と人魚と分けられているところもそうですが、人魚は女性のみが30歳を超えると二足歩行が可能になるなど、細かい設定が多く存在しています。なぜ男性の人魚が二足歩行する事が出来ないのかという理由は『ワンピース』の作中で明かされてはいませんが、これから伏線が回収される可能性があり、気になっているファンは少なくありません。

『ワンピース』の人魚族がもしも悪魔の実を食べてしまったら帰郷出来なくなるのではないかというファンの感想があります。悪魔の実の特徴として食べると泳ぐ事が出来なくなるというものがありますが、人間にとってはさほどデメリットでもない事から能力者は多数います。しかし、人魚族にとっては大きなデメリットとなってしまうからなのか、人魚の能力者は『ワンピース』の作中では登場してはいません。

人魚族の王女であるしらほしが『ワンピース』史上で1番かわいいというファンの感想があります。『ワンピース』の原作者である尾田栄一郎は絶世の美女としてハンコックというキャラを作ったようですが、それに匹敵する美女という事でしらほしを描き上げたようです。ハンコックよりもしらほしの方がかわいいというファンの意見は少なくありません。

『ワンピース』に登場する人魚族の足が生える条件やキャラの名前を一覧でまとめてきましたが、いかがだったでしょうか？女性の人魚のみ30歳を超えると足が生え、かわいいキャラが多く存在している事が分かりました。人魚族は『ワンピース』の世界において重要な役割を果たしているので、これからもルフィ達と関わっていく事でしょう。