【キングダム】屯留(とんりゅう)の反乱のネタバレあらすじ!場所や原作での話数は?

キングダムの「屯留(とんりゅう)の反乱」について紹介します。キングダムの「屯留(とんりゅう)の反乱」とは?原作漫画では何巻・何話で描かれている?などを紹介します。そして「屯留の反乱」が起きた理由や誰が黒幕?についてネタバレあらすじで見ていきます。また、屯留の場所と意味、史実での「屯留の反乱」は?についても見ていきます。さらにキングダムの「屯留の反乱」での感動シーンは何話?とそのシーンもネタバレで紹介します。

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目次

  1. キングダムの屯留(とんりゅう)の反乱とは?原作何巻?
  2. キングダムの屯留(とんりゅう)の反乱のあらすじネタバレ
  3. キングダムの屯留(とんりゅう)の場所は?史実も紹介
  4. キングダムの屯留(とんりゅう)の反乱の感動シーン
  5. キングダムの屯留(とんりゅう)に関する感想や評価
  6. キングダムの屯留(とんりゅう)まとめ

キングダムの屯留(とんりゅう)の反乱とは?原作何巻?

キングダムの中でも大きな戦いとなった合従軍の戦いが終わり、存亡の危機を脱した秦の国内で「屯留(とんりゅう)の反乱」が勃発します。ここでは、キングダムの秦で起こった「屯留(とんりゅう)の反乱」は原作漫画の何巻・何話?と、この反乱のあらすじをネタバレで紹介していきます。さらに、史実での「屯留の反乱」と、反乱での感動シーンについても何話?を紹介し、そのシーンをネタバレで見ていきます。

キングダムの作品情報

キングダムは作者・原泰久による漫画で、2022年4月からアニメ第4シリーズがNHK総合で放送されています。原作漫画キングダムは週刊ヤングジャンプで連載中です。キングダムのコミック最新刊・64巻が発売中で、2022年2月にはコミック累計8700万部を超えました。また、「蛇甘平原の戦い」が描かれる実写映画第2弾「キングダム2 遥かなる大地へ」が2022年7月15日に公開予定となっています。

キングダムの概要

キングダムは春秋戦国時代の中国が舞台で、初めて中華統一を果たした秦の始皇帝に仕えた大将軍・李信の生涯を描いた作品です。キングダムは「手塚治虫文化賞・マンガ大賞」を獲得した作品で、漫画、アニメ、実写映画の他にもゲーム作品などが制作されています。2019年に公開された実写映画第1弾「キングダム」の興行収入は57億を超えるヒット作品となり、また、海外でも公開されました。

キングダムのあらすじ

秦の国の小さな村で下僕として働く信は「天下の大将軍」を夢見ています。秦は王位争いが勃発しており、その中で信は若き秦王・政と出会います。信は、王宮を追われ、反乱軍に命を狙われる政と共に戦います。山の民の協力を得ることができた政はついに王位を奪還することに成功します。信はこの先も政を助け、政の悲願である「中華統一」を目指して乱世の中、戦いに身を投じていくのでした。

屯留(とんりゅう)の反乱は何巻何話?

キングダムの「屯留(とんりゅう)の反乱」は「合従軍の戦い」の後、起こりました。この「屯留の反乱」が描かれたのは何巻、何話?について見ていくと、コミック34巻の368話「兄弟の今~蕞出陣前~」から始まり、35巻の378話「正義~互いの正義~」までです。また、2022年4月から開始されたテレビアニメ版は「屯留の反乱」から始まりました。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

キングダムの屯留(とんりゅう)の反乱のあらすじネタバレ

キングダムの「屯留の反乱」が描かれたのは何話?については、コミック34巻・368話から35巻・378話まで、テレビアニメ版は屯留の反乱から始まっています。ここからは、キングダムの秦の内乱を描いた「屯留の反乱」のあらすじをネタバレで紹介していきます。

ネタバレ①趙軍に攻められる屯留

秦が5ヵ国と戦った合従軍の戦いの後「秦に激しい内乱が起きる」と言った趙の李牧。ところが、趙軍2万が秦に向かって進軍中との知らせが秦王・政のもとに入ります。大戦後、秦と同様に趙の内政も打撃を受けているはずと考える政は、再び軍を動かす趙に不審なものを感じます。政と昌文君、昌平君ら重臣たちは趙軍が侵攻する場所について、秦の北東部にあり、かつて趙のものだった屯留(とんりゅう)だと推測します。

屯留はかつて趙の領地で、元は趙の民だったものが多く住んでいます。侵攻によって趙に寝返るかもしれず、速やかに軍を投入しなければなりません。しかし、王翦、蒙武、桓騎といった将軍たちはそれぞれ別の地域に配置されており、すぐに駆けつけることができません。2万といってもそれ以上に軍勢が増えたときに対処できるのは、やはり将軍級でなければなりません。

ネタバレ②呂不韋の提案

そこで宰相の呂不韋が、大王・政が自ら軍を率いて屯留へ向かっては?と提案します。即座に怒りをあらわにしたのは昌文君でした。昌文君はこの提案に対して、合従軍の戦いでの大王・政の蕞出陣は例外だったと呂不韋を非難します。しかし、早急な判断が必要なこの時に有効な手段もなく、適任者もいません。一同が困り果てているところに、大王・政の弟である成蟜(せいきょう)が現れます。

成蟜はたった2万の軍勢に対して大王を出陣させるなど、何か企てでもあるのかと言わんばかりに呂不韋を諫めます。趙軍を撃退するために、王族である自分が行くことで軍の士気も上がるだろうと言う成蟜です。ちょうどこの頃、成蟜の正妻・瑠衣(るい)が自身の故郷である屯留に滞在しています。

ネタバレ③眛広将軍率いる趙軍

2万の趙軍を率いるのは眛広(まいこう)将軍です。眛広将軍は手始めに秦の大輪を堕とし、住民を皆殺しにします。眛広将軍が屯留に迫る中、屯留の城では籠城作戦に取り掛かります。そんな中、成蟜が屯留に到着。早速趙軍との戦いが始まりますが、成蟜軍はたった半日で趙軍を撤退させることに成功します。趙軍があっさりと撤退したことに違和感を覚える成蟜のもとに、城主代行を務める蒲鶮(ほかく)が挨拶にやって来ます。

成蟜は蒲鶮に、瑠衣がいる場所を尋ねます。しかし、蒲鶮は成蟜こそ本物の秦王であると言い、今度こそ王座を奪い返しましょうと唆すのでした。今では兄の王・政に対して忠誠心を抱いている成蟜はそんな言葉に乗せられません。それよりも成蟜は瑠衣の居場所を問い詰めるのでした。

ネタバレ④成蟜を捕らえる蒲鶮

瑠衣の居場所を話さないだけでなく、王族である自分に対して無礼な態度を取る蒲鶮を討てと、成蟜が部下の袁夏(えんか)に命令します。しかし、袁夏は同じ成蟜の部下・龍羽(りゅうう)に殺害されます。部下の龍羽の裏切りに驚愕する成蟜。そして、いつの間にか蒲鶮の部下に取り囲まれていた成蟜は捕らえられてしまいます。

王族を拘束するという大罪を犯した蒲鶮ですが、さらに恐ろしい計画を実行していきます。それは、成蟜の名前の下に軍を結成し、この屯留の地から反乱を起こすというものでした。

ネタバレ⑤飛信隊の派遣

屯留で成蟜を首謀者とする反乱軍が結成されたという知らせが秦王・政のもとに届けられました。趙軍を撃退するために、秦王の代わりに駆けつけた王弟が反乱を起こしたことに首都の咸陽は大騒動となります。しかし、政は一連の出来事に違和感を抱きます。政は、合従軍の戦いという大きな戦いを終えた趙が突然、屯留に侵攻したこと、趙軍が屯留での戦いをあっさりと諦めて撤退したことについて考えます。

その結果、成蟜は誰かに陥れられたのでは?という疑念を政は抱きます。反乱軍を討伐するにあたって、壁が大将として討伐軍を率いることになりました。政は、成蟜が陥れられたと考えており、戦いの中で正しい状況判断ができ、成蟜を無事に救い出すものが必要と考えます。その役を政は飛信隊に任せようと考え、信に出動を命じます。

ネタバレ⑥黒幕は呂不韋

屯留に到着した壁将軍率いる討伐軍と反乱軍の戦いは、撤退したはずの趙軍まで現れ、混戦となります。しかし、飛信隊が合流したこともあり、趙軍も反乱軍も撃退することができました。そして、壁将軍と信は屯留の城内に入りました。河了貂によると、反乱軍と戦っている間、一度も成蟜が姿を見せていないと証言します。これで、やはり反乱軍は成蟜の名を騙っており、成蟜は陥れられたと確信する政。

屯留の反乱を主導したのは成蟜ではなく、蒲鶮だったことが判明しますが、この反乱の影には黒幕となる人物がいます。牢獄に捕らえられている成蟜は、それが秦国の宰相・呂不韋だと気づきます。秦国を我が物にしようと企み、王族同士で争わせようと考えた呂不韋は、1年前から蒲鶮を手なずけ、趙軍とも秘密裏に接触していました。

ネタバレ⑦成蟜が真っ先に向かった場所

ことの真相に気づいた成蟜は、牢獄を出るために牢番を説き伏せて脱獄に成功します。混乱を極める城内で、成蟜がわき目もふらずに向かった場所が瑠衣のいる場所でした。瑠衣も牢獄に捕らわれており、駆けつけた成蟜は瑠衣を牢獄から救い出します。しかし、この時すでに成蟜は腹を刺されており、重傷を負っていました。

ネタバレ⑧成蟜の最期

蒲鶮が部下を伴って追ってくる中、もう体力の残っていない成蟜は、外に出て助けを呼べと言って瑠衣を一人で行かせます。成蟜を助けるために全力で出口に向かった瑠衣はどうにか飛信隊と出会うことができました。成蟜の状況を聞いた信は瑠衣と共に向かいます。成蟜のもとにたどり着くと、そこには蒲鶮の死体があり、側に成蟜が倒れていました。瑠衣が必死に声を掛けますが、成蟜は瀕死の状態です。

成蟜は信に、秦王・政の盾となれと言い、政を支えるよう命じました。そして、愛する瑠衣には、残される成蟜派と共に政に協力して欲しいということと、心の底からの愛の言葉を遺しました。

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キングダムの屯留(とんりゅう)の場所は?史実も紹介

ここまで、キングダムの「屯留の反乱」は原作漫画の何巻・何話?についてと、ネタバレあらすじを紹介しました。ここからは、「屯留の反乱」が起こった場所や屯留の意味、史実での「屯留の反乱」と黒幕について見ていきます。

屯留(とんりゅう)の場所とは?

反乱が起こった屯留の場所について見ていきます。屯留の場所は、秦の東北部で、首都・咸陽(かんよう)から遠く離れた場所です。キングダム作中では、元は趙の国の領土だったという屯留は、趙の首都・邯鄲(かんたん)に行くほうが近いということです。また、キングダム作中では屯留は成蟜の正妻である瑠衣の出身地です。

屯留(とんりゅう)の名前の由来

屯留という言葉の意味を見ていくと、「屯」は人々が集まる場所、「留」はその場所にとどまる、という意味があります。ただ、屯留という地名の由来については分かりません。

屯留(とんりゅう)の反乱は史実で実在する?

キングダム作中で描かれた「屯留の反乱」は、史実ではどうなのでしょうか?史実では紀元前239年、趙に対して攻撃を行った成蟜は、屯留で蒲鶮の軍勢を率いて反乱(謀反)を起こしました。「成蟜の乱」と言われているこの反乱に対して秦は討伐を行い、反乱軍はことごとく鎮圧されました。首謀者の成蟜は死亡します。屯留で死亡したとされる成蟜の死因は、自殺だったという説があります。

屯留(とんりゅう)の反乱の史実における黒幕

キングダム作中では、屯留の反乱は呂不韋が仕組んだことで、彼が黒幕となっていました。それでは、史実の黒幕は誰なのでしょうか?史実によると、黒幕は王弟である成蟜となっています。成蟜自身が王に対して謀反を起こしたということですが、本当のことは不明ということです。ただ、成蟜自身、王族として王座への強い欲望があるのは当然では?と考えられています。

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キングダムの屯留(とんりゅう)の反乱の感動シーン

ここまで、キングダムの屯留の反乱について、屯留という場所の説明を行い、史実での反乱「成蟜の乱」について見てきました。ここからは、キングダムの屯留の反乱での感動シーンは何話?と、そのシーンをネタバレで紹介します。

感動シーン①成蟜の瑠衣への言葉

キングダムの「屯留の反乱」での感動シーンの一つ目は、死にゆく成蟜が瑠衣に語りかけたシーンです。原作漫画の何話?については、コミック35巻・377話「剣と盾~政の支え~」でした。蒲鶮との戦いで死亡した成蟜が最愛の妻、瑠衣に最期に語りかけたシーンが感動シーンと言われています。成蟜は、多くの部下が自分から去っていったときでも、変わらず自分の側にいてくれた瑠衣に、感謝の想いと愛の言葉を遺したのでした。

初めて会った時から、お前に惚れている

感動シーン②成蟜の死に対する瑠衣の言葉

続いての感動シーンは、成蟜の死について瑠衣が語ったシーンです。原作漫画の何話?については、コミック35巻・378話「正義~互いの正義~」です。反乱終結後、咸陽にて瑠衣が政に話した言葉がこちらの言葉です。かつては政を憎んでいた成蟜でしたが、政と関わるうちに兄として尊敬の念を抱くようになったと言う瑠衣。そして、兄弟としてもっと話をしたかったのでは?と瑠衣は感じているのでした。

きっと、もっとお話をしたかったと思います

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キングダムの屯留(とんりゅう)に関する感想や評価

キングダムの「屯留の反乱」から始まったアニメ第4シリーズの感想・評価です。「屯留の反乱」では王弟・成蟜と瑠衣のシーンが感動的と言われています。成蟜と瑠衣はそれぞれが自分の立場をしっかりとわきまえており、そんな二人の愛と信頼の物語だという感想です。

キングダムの「屯留の反乱」から始まったアニメ第4シリーズの感想・評価です。「屯留の反乱」は原作漫画でしっかりと読み込んであるということですが、それでも泣いてしまう、とても好きな話だという感想です。

キングダムの原作漫画を読んでの感想・評価です。「屯留の反乱」は胸が熱くなるという感想で、特に瑠衣がとても強くてかわいいという感想です。このように、キングダムの屯留に関する感想・評価では、感動シーンのところでも紹介しましたが、ここでも成蟜と瑠衣のシーンに感動するという感想が寄せられています。

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キングダムの屯留(とんりゅう)まとめ

いかがでしたか?キングダムの「屯留の反乱」が描かれたのは何話?と、「屯留の反乱」のネタバレあらすじを紹介しました。そして、「屯留の反乱」での感動シーンは何話?について紹介し、さらに屯留の場所や意味、史実の「屯留の反乱」を紹介しました。キングダムでは「屯留の反乱」は王弟・成蟜が起こしたのではなく、呂不韋が黒幕でした。

成蟜はこの反乱で命を落としましたが、瑠衣と交わした最期の言葉が感動的で、感想・評価でも最も好きなシーンだという声が寄せられていました。「屯留の反乱」はアニメ第4シリーズでも描かれています。原作漫画でも感動的と言われている「屯留の反乱」に注目して、キングダムをお楽しみください。

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