【ワンピース】ワダツミは海の神?タイヨウ海賊団に入った経緯や活躍シーンも紹介

様々な種族が登場しているワンピースにおいても特別不思議な存在とされているのがワダツミです。分類上は魚人族でありながらその体のサイズは巨人族を遥かに超える大きさになっているのが特徴のキャラクターです。今回はワンピースのワダツミについて、登場の経緯から判明しているプロフィール、ジンベエとの関係性、能力やアニメワンピースでの声優情報などをネタバレありでまとめて紹介していきます。

【ワンピース】ワダツミは海の神?タイヨウ海賊団に入った経緯や活躍シーンも紹介のイメージ

目次

  1. ワンピースのワダツミは海の神?
  2. ワンピースのワダツミがタイヨウ海賊団に入った経緯や活躍
  3. ワンピースのワダツミの能力や強さ・大きさ
  4. ワンピースのワダツミのアニメ声優
  5. ワンピースのワダツミに関する感想や評価
  6. ワンピースのワダツミまとめ

ワンピースのワダツミは海の神?

ワンピースでも海の神と言われる程特異な存在になっているのがワダツミです。今回はそんなワダツミについてまとめて紹介していきます。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

ワダツミが登場するワンピースは尾田栄一郎先生が1997年から週刊少年ジャンプにて連載している海賊を題材とした海洋ロマン漫画です。少年漫画の王道展開をしっかりと取り入れつつ、精巧に練られた世界観や張り巡らせられた伏線の数々が高い人気を集める作品で、ジャンプ史上でもこち亀についで長期間に渡る連載作品となっています。

2015年に「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録に認定されている他、全世界累計発行部数4億9000万部、67巻の初版発行部数405万部などなど国内外の数々の出版記録を樹立、現在も更新し続けています。メディアミックスも積極的に行われている作品で、アニメ、映画、舞台、ゲーム、実写ドラマなど数々の展開が行われています。

ワンピースのあらすじ

海賊王を目指して海に飛び出したモンキー・D・ルフィ。少しずつ仲間を増やし、一時は壊滅の危機にまで陥りますが2年間の修業期間を経てシャボンディ諸島に再集結、次に目指す事になったのが海底にある魚人島でした。この魚人島でルフィ達と敵対する事になるフライング海賊団、新魚人海賊団のメンバーとして登場する事になるのが今回紹介するワダツミです。

ワダツミは海の神?

ワダツミの元ネタの1つになっているのが日本の古事記に描かれている海の神であるとされています。ワダツミの異名である「大入道」も日本の妖怪に由来する異名になっているなどワダツミの設定には日本に古くから伝わる要素が非常に多くなっているのも特徴になっています。

ワダツミの性格

ワダツミはワンピースのキャラクターの中でも特に能天気かつどこか抜けている性格をしています。喋り方も舌っ足らずでのんびりした喋りをしています。またこんな見た目ですが25歳とまだ若い為もあってか人を信じやすく、ワンピース作中でも騙されてしまったり、余計なお世話な行動を取ってしまう事も多くなっています。

ワダツミは魚人島編で初登場

そんなワダツミがワンピース作中に初登場したのは新世界編最初の物語であるワンピース魚人島編です。シャボンディ諸島でサウザンド・サニー号にコーティングを施してもらい新世界への入り口となる魚人島に向かう最中に登場し、サウザンド・サニー号のコーティングを壊してしまおうと攻撃してきました。この時はそれ以前にルフィが海中で手懐けていた巨大クラーケンの「スルメ」との戦闘になります。

この戦い自体はスルメが優位に進めていましたが、最終的には海底火山の噴火の影響を受けて撤退する事になります。その後は騙される形でリュウグウ王国乗っ取りのクーデターに参加するなど魚人島では基本的にルフィ達と敵対する側の立場として登場する事になります。

『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ワンピースのワダツミがタイヨウ海賊団に入った経緯や活躍

ネタバレ①ワダツミがジンベエ・サンジと戦うシーン

新魚人海賊団のゼオに騙される形でクーデターに参加したワダツミ。新魚人海賊団が使用していたSEも使いスルメを倒す活躍を見せます。その後戦う事になったのがサンジ、そしてルフィ達が魚人島に来ると知って魚人島に来ていたジンベエです。2人を中々倒す事が出来ないワダツミはただでさえ巨人族以上の大きさがある体を膨らませて転がる事で攻撃を仕掛けようと試みます。

しかしこれはサンジに食い止められてしまい、最終的にはサンジの蹴りで黒焦げになって敗北してしまうのでした。その後気絶している間にリュウグウ王国の国王の裁きにより、新世界の海に捨てられる事になってしまいます。他の新魚人海賊団員は捕縛されますが、ワンピース世界でも屈指の大きさを誇るワダツミを入れる牢屋がなかった為、永久追放処分となったのでした。

ちなみにこの戦いの後、新魚人海賊団はSEの過剰接種の影響で老化してしまいますがワダツミは飲んだのが少量だった為か老化などの影響は出ていません。

ネタバレ②ワダツミがポーネグリフを発見?

その後新世界で1人旅をする事になるワダツミですが、その様子は扉絵連載「ジンベエの海侠一人旅」で描かれる事になります。この扉絵連載は魚人島編でルフィからの一味入りの打診を「保留」としたジンベエがその後、魚人島から傘下に入っているビックマムの縄張りに戻る流れを描いたものですが、この扉絵連載でワダツミが再登場する事になるのです。

帰り道ジンベエが迷子になった海ネコに出会う所から物語が展開し、海獣達の住処が無くなっている事を知ります。そしてジンベエは海獣達が住処にしていたのが港町に打ち上げられた遺跡だと知り、犯人を追う事になるのです。そしてこの事件の犯人こそがワダツミでした。

ワダツミは港町が「海神」へのお供物をしていた事からお礼として「人間の家」と勘違いして海獣が住処にしていた遺跡を打ち上げていたのです。その後ジンベエがワダツミ、暴れた海獣、港町の人々にそれぞれの勘違いを説明した事でこの事件は解決する事になります。そして海獣達に住処である遺跡を返そうと準備する中、その中から発見されたのがポーネグリフでした。

その後、無事に事件が解決し、港町の人々と海獣の間を取り持つ事にも成功したジンベエは感謝の印としてポーネグリフを譲り受け再びビックマムの縄張りを目指して旅立つ事になります。結果的にワダツミの行動がポーネグリフを発見する事になったのです。そしてこのポーネグリフがホールケーキアイランド編にて登場した「ジンベエがビックマムに献上したポーネグリフ」になっています。

ネタバレ③ワダツミがタイヨウ海賊団に入った経緯

上記でも紹介した「ジンベエの海侠一人旅」の中で再会したジンベエとワダツミ。この事件をきっかけにワダツミはジンベエの門下に入り、ジンベエとポーネグリフを持って共にビックマムの縄張りに戻る事になります。そうしてそのままジンベエが船長を務めるタイヨウの海賊団に加入する事になったのです。

扉絵連載「ジンベエの海侠一人旅」はワダツミと共に旅立つ所で終わっています。そのため、その後の様子やタイヨウの海賊団に加入時の様子は残念ながらワンピース本編、及び扉絵連載では描かれていません。しかしワダツミはタイヨウの海賊団のメンバーともすぐに打ち解けたようで、ワンピースホールケーキアイランド編ではタイヨウの海賊団の一員としてワンピース本編に再登場しています。

ネタバレ④ホールケーキアイランドでの活躍

こうしてビックマム海賊団傘下のタイヨウの海賊団の一員になったワダツミ。その後、ルフィ達がサンジ奪還を賭けてホールケーキアイランドに乗り込んできます。同時にジンベエは魚人島でルフィに約束していた通り、ビックマムに筋を通した上で脱退を申し出る事になります。1度は撤回する事になるのですが最終的には脱退に成功、タイヨウの海賊団の仲間からも見送られる形でジンベエは麦わらの一味に加入する事になります。

しかしそこはビックマムの縄張りの中心であるホールケーキアイランド、そう簡単には事は運びません。なんとかサンジを奪還する事に成功したルフィ達ですが、当然ビックマム海賊団からの猛攻を受ける事になります。逃げるルフィ達に対し殿を務めたのがタイヨウの海賊団でした。

海中を自由に動ける魚人族で構成されたタイヨウの海賊団の利点を活かしてビックマムに抵抗するタイヨウの海賊団ですが、ビックマム海賊団の猛攻はルフィ達に向かいます。ここでルフィ達を救ったのがワダツミでした。ワダツミはその体の大きさを活かしてサウザンド・サニー号を口の中に入れて海中を逃げるという方法を取りルフィ達を逃がす事に成功します。ワダツミは魚人島編での初登場以来の大活躍を果たす事になるのでした。

ちなみにこの方法はワダツミにとっては命がけの方法だったりします。本来ワンピース世界の魚人族は通常の魚と同じく海中ではエラ呼吸をしますが、その為には体内の空気を吐き出しておく必要があります。しかしこの時、ワダツミがそれをしてしまうと口の中に入れたサウザンド・サニー号に乗るルフィ達が呼吸出来なくなってしまいます。それを理解していたワダツミは敢えて口の中に空気を含んだまま潜るという方法を取ったのです。

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ワンピースのワダツミの能力や強さ・大きさ

ワダツミの能力や強さ

ワダツミはオオトラフグの魚人で、魚人族共通の能力以外にもトラフグの特性である身体を膨らませるという能力を持っています。ワンピース魚人島編で使った体を膨らませて威嚇する「メガ入道」を使った回転攻撃や、ワンピースホールケーキアイランド編でのルフィ達の救出などはこの能力を駆使した技といえるのです。

反面元々その体の大きさ自体が能力であり、力任せの行動も多い為か、それ以外に特別な技や能力を持っていないのも特徴になっています。とはいえサウザンド・サニー号を手で掴んで口に含むなど普通の魚人族にも巨人族にも出来ない事をやってのけており、魚人族である故に泳ぐのも得意なので相応の強さを持っているのは確かです。

ワダツミより大きいキャラ

巨人族でもせいぜい12m前後のワンピース世界でも屈指の大きさを誇るワダツミですが、一応ワンピース世界でも最も大きいキャラクターというわけではありません。悪魔の実の能力込ではありますが、人型で一番の大きさを誇るキャラクターとして、ワンピース頂上戦争編で登場しその後黒ひげ海賊団にて七番船船長を務めるサイファン・ウルフが登場している為です。

能力を抜きにすれば人型では最高の身長を誇るワダツミですが、人型にこだわらなければワダツミよりもさらに巨大な大きさを持つキャラクターはもっと増えます。ワンピース史上最も大きなキャラクターである象主(ズニーシャ)や、双子岬でルンバー海賊団の帰還を待っていたアイルランドクジラのラブーン、魚人島編にてワダツミと対決したスルメなどがワダツミよりも大きな身体を持ったワンピースに登場するキャラクターになっています。

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ワンピースのワダツミのアニメ声優

宮田幸季のプロフィール

アニメワンピースにてワダツミの声優を担当したのが宮田幸季さんです。1996年にゆーりんプロ所属で声優デビューを果たすと女性に間違えられる事も多い特徴的な声質を武器に活躍している声優さんです。その声質から人外のキャラクターを演じる機会も多い声優さんで、あまりの声質に男性のガヤに入れないという逸話をもっている声優です。

ちなみにワンピースではワダツミの声優の他には、ワンピースドレスローザ編にてドンキホーテファミリーの幹部の1人として登場したデリンジャーの声優も担当しています。奇しくもデリンジャーも闘魚の半魚人であり、宮田幸季さんの特徴である人外キャラクターとも言えるキャラクターをワンピースでも演じている形になっています。

宮田幸季の主な出演作品や演じたキャラ

宮田幸季さんがこれまでに声優として演じていたキャラクターとしては「しゅごキャラ」のリズム役、「とっとこハム太郎」のトラハムくん役、「BLEACH」の山田花太郎役、「デジモンアドベンチャー」のピコデビモン役、「弱虫ペダル」の杉元照文役、「マギ」のアブマド・サルージャ役、「Free」の似鳥愛一郎役などを演じています。

宮田幸季さんが近年声優として演じたキャラクターとしては「デジモンゴーストゲーム」のドラクモン役、「ブギーホップは笑わない」のエコーズ役、「イナズマイレブンオリオンの刻印」のアロンソ・フィビアーノ役、「ノブナガ先生の幼な妻」の熱田蘭真役、「スター☆トゥインクルプリキュア」のオリーフィオ役などの声優を担当しています。

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ワンピースのワダツミに関する感想や評価

ここからは既にワンピースを視聴した人のワダツミに関しての感想を紹介していきます。ワダツミは魚人島ではただの敵の1人として登場しましたがその身体の大きさにはかなり驚いたという声が多いキャラクターになっています。2022年6月現在、既に100巻を超えるワンピースの中でも人型は能力抜きなら最高の身長を誇っており、人型以外でも相当上位に位置するキャラクターになっています。

それだけにワンピース初登場となったワンピース魚人島編の時からインパクトがあったという声も多く、扉絵連載でジンベエと共に行動している事も明らかになっていただけにワンピースホールケーキアイランド編での再登場、活躍は嬉しかったという声も多くなっています。特に口の中にサウザンド・サニー号を入れて救出するシーンは屈指の活躍だったという声も多くなっています。

ルフィ達を救う大活躍をしたワダツミだけに、今後も再び再登場して活躍して欲しいという声も多くなっています。ワダツミを含むタイヨウの海賊団はホールケーキアイランドでの殿を務めた後、無事に離脱しジンベエを快く送り出しており、現在も世界のどこかで無事である事は判明しています。ドレスローザ編ラストで結成された麦わら大船団にこそ加入していないものの、友好的な立場の海賊団になっています。

しかも麦わら大船団は「歴史に残る一大事件を起こす」事も予告されており、ここにタイヨウの海賊団も参加、ワダツミも再登場する事になるのではないかと考察するファンもいる結果になっています。

アニメワンピースにてワダツミの声優を担当した宮田幸季さんに関しては演じているキャラクターのバリエーションが広く、その中でもワダツミの存在感は強いという声が多くなっています。声質のバリエーションも多い事はアニメワンピースでワダツミを演じる前から明らかだったとはいえ、アニメワンピースでワダツミを演じた事でさらに広く感じられるようになったという声もおおくなっています。

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ワンピースのワダツミまとめ

ワダツミはワンピースに登場したキャラクターで、ワンピース作中でも屈指の身体の大きさを誇るキャラクターです。その身体の大きさを活かした活躍が描かれており、特にホールケーキアイランド編ではルフィ達を逃がすべく自らの命の危険を覚悟で救出に挑む活躍をしています。

魚人族特有なもの以外はトラフグの特徴である身体を膨らませる能力を持っており、またホールケーキアイランド編以降も麦わらの一味に友好的な立場を取るタイヨウの海賊団に所属しているので今後も再登場する可能性があるのではないかともされるキャラクターになっています。ワダツミの再登場にも期待しながらワンピースを視聴してみてはいかがでしょうか?

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