【ワンピース】ドミノはインペルダウンの女看守長！強さやその後の現在は？

ワンピースにてインペルダウンの女看守長として登場したのがドミノです。今回はそんなワンピースのキャラクタードミノについてまとめて紹介していきます。

ドミノが活躍するワンピースは1997年から現在進行系で尾田栄一郎先生が週刊少年ジャンプにて連載している海賊を題材とした海洋ロマン漫画です。少年漫画らしい要素を前面に押し出しながらも壮大な世界観や精密に練られた伏線とストーリーが高い人気を誇る作品で、国内はもちろん海外でも高い人気を誇り、2022年6月現在まで全世界累計で4億9000万部を突破するなど数々の国内出版記録を保持、更新している作品になっています。

ワンピースはメディアミックス展開も積極的に行われている作品で、1999年から放映が開始したアニメは放送枠を変えながらも長らく放送が続いている他、ゲームや映画、小説、絵本、舞台、実写ドラマなど幅広いメディアミックス展開が行われている作品になっています。

海賊王を夢見て海に出たモンキー・Ｄ・ルフィは仲間と共に偉大なる航路（グランドライン）を半周し、中間にある島、シャボンディ諸島に辿り着きます。しかしここでルフィ達は窮地に追い込まれ一味はバラバラになってしまいます。アマゾン・リリーに降り立ったルフィはそこで義兄のエースが囚われている事を知り、深海の大監獄であるインペルダウンに乗り込む事になるのでした。そこで登場するのが今回紹介するドミノです。

ドミノはワンピース世界における世界政府の監獄「インペルダウン」の副看守長として登場したキャラクターです。インペルダウンでも数少ない女性看守です。ウェーブのかかった金髪美女で右目が隠れる程の前髪の長さが特徴的な見た目で、服装はインペルダウンで決められていると思われる服装ながら異様な程短いスカートが特徴的になっています。

ドミノはワンピースのインペルダウン編に登場する他のインペルダウン職員と比較しても非常に真面目な性格をしており、いかなる時も任務に実直に当たるキャラクターになっています。どこか抜けた部分のある他の性格の職員が多いインペルダウンにおいて抜けた部分は皆無と言って良い程の優秀な職員になっています。

ただし幼少期のドミノはサッカーをするなどお転婆な性格だったと思われる様子もワンピース単行本の名物コーナーであるSBSで描かれておりその後どのようにして現在の性格になったのはか不明になっています。

ワンピース本編では優秀さが際立つドミノですがワンピース初登場時にはいきなり失態を犯しています。そんなドミノが初めてワンピースに登場したのはワンピース526話「海底監獄インペルダウン」でした。ここでドミノはルフィのインペルダウン潜入に協力したハンコックのボディチェックを担当する形で登場する事になるのです。

しかしハンコックの悪魔の実「メロメロの実」の能力によって数秒の間石化させられてしまいハンコックの服の中に隠れていたルフィの侵入を許してしまう結果になったのです。

ハンコックに石化させられてしまったドミノですが、ワンピース作中では悪魔の実の能力者であるかは結局最後まで分からないままで、ワンピースインペルダウン編のその後にも明らかになる情報はありません。ただ極悪海賊も多いインペルダウンで副看守長にまで上り詰めている存在である事からなんらかの悪魔の実の能力者である可能性も高いのではないかと考えられています。

悪魔の実の能力者であるかも不明なドミノですが、そもそもワンピース作中では戦闘シーンも極一部しかないのでその強さも不明になっています。ただ仮に能力者ではないとしてもやはり副看守長になれる事を考えると相応の強さを持っていると考えられています。

同じくワンピースインペルダウン編で登場したサディちゃんのように部下の強さが加味されている可能性もありますが、ドミノは初登場から現在まで部下がいる様子もない事から自前の強さが高いのだと考えられています。加えてインペルダウンのその後のインペルダウン内での人事を考えても少なくともハンニャバルクラスの強さを誇っている可能性が高いです。

ただ実はドミノ自体の強さは現在までそこまで重要視されていない可能性もあるのではないかという考察もあります。そもそもインペルダウンは海の底に作られており、能力者にとってはそれだけで厳しい場になります。加えて署長を務めるマゼランのドクドクの実の制圧能力の高さから考えて、必ずしも職員全員に強い戦闘能力が求められているとは限らないのです。

実際、ハンニャバルと共に署長になったドミノですが、マゼランは自らの意志で副看守長に降格しながらもインペルダウンに残留しています。インペルダウンの地形的要素とマゼランの制圧能力自体は、ワンピース本編で描かれたものと変わっていないのです。

そうなるとドミノの役割が気になる所ですが、その1つが、ワンピース本編でも描かれた女性への対応なのではないかとも考えられています。インペルダウンには女性職員はドミノの他はサディちゃんしか登場しておらず、サディちゃんは性格上対外的な仕事は出来ない為、ドミノがいるのではないかとも考察されているのです。

またマゼランはその能力の性質もあって普段はトイレに篭っている時間も長く、代わりに事務処理をする者も必要になります。その役割がドミノにあるのではないかとも考察されていたりもします。様々な要素がありますが、結果的にドミノに戦闘能力はそこまで求められていないのではないかという考察もあり、それがワンピースインペルダウン編で初登場後、その後から現在まで強さが描かれない要因になっているのではないかともされています。

インペルダウンの副看守長を務めるドミノにとって直属の上司に当たるのがマゼランです。元々のドミノの性格も相まってマゼランとは良き上司と部下の関係を構築しており、確かな信頼関係を構築している様子が描かれています。通常の任務に加えてトイレにこもりがちのマゼランの秘書のような任務もこなしていたりします。

ドミノはインペルダウンという限られた場所から動かないタイプのキャラクターなのでワンピースインペルダウン編以外には登場はないですが、ワンピースの名物である扉絵連載にてその後の様子が描かれています。元々インペルダウンはマゼランとシリュウの2人の看守長がいる体制でしたがシリュウが黒ひげ海賊団入りして離脱、マゼランはルフィとバギーによるインペルダウンからの大脱走からの責任を取って自ら副看守長に降格しています。

結果的に2つある看守長の席が空いた事になりその席に座る事になったのがワンピースインペルダウン編時点では副署長をしており署長の座を狙って野心を見せていたハンニャバル、そして今回紹介したドミノです。マゼランやシリュウなども来ていたジャケットを羽織るなど服装などは多少は変わっていますが、基本的には変わっておらず、現在も右目を前髪で隠すスタイルも変わっていません。

アニメワンピースにおいてドミノの声優を担当しているのが進藤尚美さんです。1999年に声優デビューを果たした声優さんで、ハスキーボイスを特徴とした声優として知られています。また京都出身である事から関西弁を話すキャラクターを演じる事も多い声優になっています。また声優以外にも舞台女優などとしても活動しています。

ちなみにアニメワンピースではドミノを演じる以前にもワンピースウォーターセブン編にて登場したCP9の紅一点、カリファの声優も担当している他、名前のないキャラクターや幼少期のコーザ、イヌアラシ役、サボの母親であるディディット役などそれぞれ演じ分ける形で演じています。また映画ワンピースでも活躍しており、2022年にはカリファ役で新作映画「ONEPIECE　FILM　RED」に出演する事も発表されています。

進藤尚美さんが現在までに声優として演じた主なキャラクターとしては「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハ役、「ボボボーボ・ボーボボ」のヘッポコ丸役、「電脳コイル」のアイコ役、「銀魂」のマダム夜神役、「宇宙をかける少女」のニーナ・ストラトスキー役、「甲虫王者ムシキング」のポポ役、「新甲虫王者ムシキング」のカナト役、「みんな集まれ！ファルコム学園」のラッピィ役などの声優を演じています。

進藤尚美さんが近年声優として演じたキャラクターとしては「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」のロール役、「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」の西園寺ノン役、「とある魔術の禁書目録III」のエリザリーナ役、「刀使ノ巫女」の柳瀬柊子役、「ゆるキャン△」の犬山みね子役「青の祓魔師」の勝呂虎子役、「サクラクエスト」の緑川澄子役などの声優を演じています。

ここからは既にワンピースを視聴している人のドミノに関しての感想を紹介していきます。ワンピースインペルダウン編はそれまでのキャラクターが多く再登場したシリーズでもあり、そんな中でも新キャラであるドミノは活躍こそ少なかったものの、インペルダウンの世界観をしっかり表現する存在として登場したのが良かったとする声が多くなっています。

またドミノが登場したワンピースインペルダウン編こそ女性キャラは少ないものの、アマゾン・リリー編などでは女性キャラが多かった事もあり、女性同士の絡みも新鮮だったとする声も多くなっています。特に元々ドミノは女性が少ない中での登場だった事もあり、能力とはいえハンコック相手に石化してしまうのも納得感があるという声も多くなっています。

また反面その強さが気になるという声も多くなっています。インペルダウンの副看守長を務める事、その後の新世界編においては両署長の1人にまで上り詰めている事、署長を務めている事が明らかになっているマゼラン、シリュウ、ハンニャバルの強さを考えても同格クラスに強いのではないかとも考えられています。

署長時代の署長、ハンニャバルと能力者ではないものの、バギーやミスター3など能力者も当たり前に収監されているインペルダウンにおいて強さを持たない職員はありえないだろうと言われており、何らかの能力者の可能性も高いのではないかとも考えられています。もしくは当時はまだ要素としてはしっかり登場していなかった「覇気」の使い手の可能性もあるのではないかと考察されています。

アニメワンピースにてドミノ役の声優を担当した進藤尚美さんに関しては同じくワンピースで担当したカリファ役と被ってイメージが良いという声も多くなっています。特にポジション的にそれぞれの上司の秘書に近い立ち位置である事も相まってそれぞれの演じ分けが流石という声も多くなっています。

ワンピースのドミノはインペルダウン編に登場した女性看守長で、女性である事を利点にハンコックのボディチェックを担当するなどしています。残念ながら戦闘面ではマゼラン看守長が目立つ形になった事もあり能力や強さなどは不明ながら魅力のあるキャラクターとして人気を集めています。

活躍するシーンはどうしても少ないながらワンピースインペルダウン編のその後、新世界編に入ってから扉絵で現在の様子が描かれるなどその人気が伺えるキャラクターになっています。わざわざその後の現在の様子を書いている事からも今後のワンピース本編の展開次第ではワンピース本編に再登場する可能性もあるキャラクターなのでまだワンピースを視聴していない人はドミノに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？