【ワンピース】ビンズはワノ国出身のNEO海軍幹部？強さ・能力や演じた声優は？

漫画ワンピースの映画｢ONE PIECE FILM Z｣で初登場したビンズ。漫画ワンピースの映画で初登場したビンズはワノ国を思わせる服装が特徴のキャラクターであり、ゼファー率いる｢NEO海軍｣に所属しています。ビンズは｢NEO海軍｣で幹部を務めるほどの強さを持っており、｢モサモサの実｣という悪魔の実の能力を使うことが出来ます。本記事ではそんなビンズについてワノ国出身なのかや能力・強さ、声優などをご紹介していきます。

ではビンズについてワノ国出身なのかや能力・強さ、声優などをご紹介する前に、ビンズが登場する｢ONE PIECE FILM Z｣の概要を簡単にご紹介します。ビンズが登場する｢ONE PIECE FILM Z｣とは尾田栄一郎の大人気漫画ワンピースを原作としたアニメ映画作品であり、2012年の12月15日に公開されました。本作は麦わらの一味と｢NEO海軍｣のボス・ゼファーの戦いを描いており、興行収入が68億円を超えるほど人気を博してます。

｢ゼット｣を名乗る元海軍大将・ゼファーは｢NEO海軍｣という組織を率い、｢新世界｣の｢ファウス島｣海軍基地を襲撃します。この時｢NEO海軍｣率いるゼファーは｢ダイナ岩｣と呼ばれる特殊な鉱物を奪い、｢新世界｣そのものを破壊しようとしました。その後ゼファーは｢ダイナ岩｣の力で｢ファウス島｣を破壊し、海賊の麦わらの一味と対峙します。これによりルフィ率いる麦わらの一味はゼファーと壮絶な戦いを繰り広げることになるのでした。

本記事でワノ国出身なのかや能力・強さ、声優などをご紹介するビンズとは漫画ワンピースの映画｢ONE PIECE FILM Z｣に登場するキャラクターの1人です。漫画ワンピースの映画に登場するビンズは｢NEO海軍｣で幹部を務めている元海軍本部所属の海兵であり、奇抜で忍者のような服装と分厚い唇が特徴となっています。ビンズは恩師のゼファーに強い忠誠を誓っているものの、作中でサンジに破れ、呆気なく退場してしまいました。

ビンズは漫画ワンピースの映画｢ONE PIECE FILM Z｣で大した活躍をしていないので、どのような性格をしているかあまり分かっていません。ただビンズは忠誠心が非常に高く、恩師のゼファーを｢先生｣と呼んで大いに慕っています。しかしビンズの忠誠心はあまりにも高すぎるため、自分自身の考えを示すことを忘れてしまっています。そのためビンズはゼファーにずっと頼りっぱなしであり、サンジに子供扱いされてしまっています。

残念ながら漫画ワンピースの映画に登場するビンズは出身地が判明していません。ビンズは忍者のような服装を身に纏っており、背中には日本刀を装着しています。またビンズは手裏剣や忍術を使えることが分かっています。このことから漫画ワンピースの映画に登場するビンズの出身地は昔の日本をモデルとしたワノ国だと考察出来ます。もしワノ国出身の忍者であれば、ビンズが異常なほど高い忠誠心を持っているのも頷けます。

ではここからは漫画ワンピースの映画に登場するビンズの能力や強さについてご紹介していきます。漫画ワンピースの映画に登場するビンズは｢モサモサの実｣という悪魔の実の能力者です。｢モサモサの実｣とは超人系の悪魔の実であり、自身が選んだ対象のものの成長を早める能力を持っています。この｢モサモサの実｣の能力を使ってビンズは漫画ワンピースの映画の作中で植物を操り、敵の動きを奪ったりや敵の攻撃を防いだりしています。

漫画ワンピースの映画｢ONE PIECE FILM Z｣の作中でビンズは｢モサモサの実｣の能力を活かした必殺技を披露しています。その必殺技とは奇妙なダンスを踊り、植物を自由自在に操る技です。ビンズは｢モサモサの実｣の必殺技を防御技として使用しており、植物を盾として敵の攻撃を防いでいます。また植物を使って敵を拘束する姿も見せています。しかしビンズの必殺技は植物を操るだけなので、敵への攻撃であまり使うことが出来ません。

確かにビンズは漫画ワンピースの映画の作中でサンジに呆気なく破れ、退場することになりました。しかしビンズは｢モサモサの実｣の能力の他に、忍術や手裏剣、刀も使うことが出来ます。さらにビンズは相手を翻弄する俊敏な動きも兼ね備えているので、かなりの強さを持っていると考えられます。実際かなりの強さを持っていなければ、ビンズはゼファーの下で｢NEO海軍｣の幹部を務めることが出来なかったことでしょう。

ここからは漫画ワンピースの映画｢ONE PIECE FILM Z｣でビンズを演じた声優についてご紹介していきます。漫画ワンピースの映画でビンズを演じた声優は日本の俳優である香川照之です。香川照之とは1965年の12月7日に東京都で生まれた俳優兼歌舞伎役者であり、歌舞伎役者の名跡｢市川中車｣の九代目当代として活動しています。元々香川照之は二代目市川猿翁と女優の浜木綿子の子供として生まれ、東大で社会心理学を学びました。

その後香川照之は1989年にNHK大河ドラマ｢春日局｣で小早川秀秋を演じ、俳優デビューを飾りました。そして香川照之は豊臣秀吉を演じた2002年の大河ドラマ｢利家とまつ｣で知名度を上げ、2013年にドラマ｢半沢直樹｣で大和田暁を演じて大ブレイクすることになりました。そんな香川照之は2022年5月現在俳優と歌舞伎役者以外に声優やナレーターでも大活躍しており、ゲスト出演として漫画ワンピースの映画でビンズを演じました。

• 2014年のアニメ｢名探偵コナン江戸川コナン失踪事件｣：コンドウ役
• 2006年のアニメ映画｢ゲド戦記｣：ウサギ役
• 2011年のアニメ映画｢コクリコ坂から｣：徳丸理事長役
• 2022年のアニメ映画｢映画ドラえもんのび太の宇宙小戦争2021｣：ギルモア役
• 2011年の海外ドラマ｢新・刑事コロンボ｣：ジャスティン・プライスの吹き替え
• 2007年の海外アニメ｢アズールとアスマール｣：クラプー役

ではここからは漫画ワンピースの映画に登場するビンズのゼファーとの関係やサンジとの戦い、最後についてご紹介していきます。漫画ワンピースの映画に登場するビンズは元々海軍本部の海兵であり、当時の海軍大将・ゼファーの教え子でした。海軍時代のゼファーはビンズに全幅の信頼を寄せており、｢遊撃隊｣に彼を加えていました。この過去からビンズはゼファーに強い忠誠を誓っており、ゼファーを｢先生｣と呼んでいます。

｢正義｣を掲げ、｢NEO海軍｣を率いるゼファーは海賊という存在を忌み嫌っており、漫画ワンピースの映画の作中でルフィ率いる麦わらの一味と敵対します。麦わらの一味と敵対した｢NEO海軍｣のメンバー・ビンズはサニー号をアインと共に襲い、フランキーを捕まえることに成功します。その後ビンズは｢セカン島｣と｢ピリオ島｣でサンジと戦うことになります。この時ビンズは空中戦を挑むものの、サンジに呆気なく敗れてしまいました。

漫画ワンピースの映画の作中でビンズがサンジに敗れた後、ゼファーもルフィに倒されてしまいます。その後海軍本部大将のボルサリーノが来襲し、麦わらの一味と｢NEO海軍｣が狙われます。これにゼファーは｢NEO海軍｣の教え子達と麦わらの一味を守るため、1人でボルサリーノに特攻し、命を落としてしまいました。この時サンジとの戦いで生き残っていたビンズはアインと共に、ゼファーのかっこいい最後をしっかり見届けました。

漫画ワンピースの映画に登場するビンズに関する感想ではビンズが好きといった感想が多く寄せられていました。漫画ワンピースの映画に登場するビンズはゼファーに仕えている敵キャラクターです。しかしビンズは見た目が非常に面白く、漫画ワンピースの映画で独特な存在感を放っています。この特徴溢れる姿が理由となり、ビンズはワンピースシリーズファンに高い人気を博しています。

漫画ワンピースの映画に登場するビンズに関する感想ではワノ国出身なのか気になるといった感想も多く寄せられていました。漫画ワンピースの映画のオリジナルキャラクターであるビンズは2022年5月現在までに、出身地が判明していません。しかし忍者のような格好やゼファーに対する異常な忠誠心を見ると、ビンズの出身地はワノ国である可能性が非常に高いといえます。

漫画ワンピースの映画に登場するビンズに関する感想では香川照之の演技が凄いといった感想も多く寄せられていました。漫画ワンピースの映画でビンズを演じた香川照之は並外れた演技力を持った俳優兼歌舞伎役者であり、どんなに癖の強い役でも完璧に演じることが出来ます。そのため俳優兼歌舞伎役者の香川照之が演じる｢ONE PIECE FILM Z｣のビンズは全くといっていいほど違和感がありません。

本記事では漫画ワンピースの映画に登場するビンズについてワノ国出身なのかや能力・強さ、声優などをご紹介しました。ビンズは漫画ワンピースの映画にしか登場しないため、あまり情報がありません。しかしビンズは独特な見た目やゼファーへの忠誠心といった魅力が詰め込まれた個性溢れるキャラとなっています。なので今後の公式キャラクターブックなどでビンズは出身地や経歴などの詳しい情報が明らかになるかもしれません。