フェアリーテイル・グレイの技がかっこいい！年齢や身長もチェック！

「フェアリーテイル」とは週刊少年マガジンで2017年まで連載された真島ヒロ先生の大人気バトル漫画です。原作の単行本がこれまでに6000万部以上発行され、これまでTVシリーズが2期制作、今年2018年からはフェアリーテイルのファイナルシリーズが放送予定となっています。通称「FT」と呼ばれ幅広いファンから連載終了後も慕われ続けている作品です。

物語は、ギルドと呼ばれる魔道士の集まりの一つ、「妖精の尻尾（フェアリーテイル）」に憧れているルーシィという女の子とそこで出会う主人公・ナツとの物語となります。とあるきっかけで無事にフェアリーテイルに所属し、彼らとともに冒険していくことになります。主な仕事はいわゆる「何でも屋」で依頼があれば何でもやり、複数のチームが存在して依頼をこなしています。

フェアリーテイルに入ったルーシィを待っていたのは憧れを打ち砕くかのような想像以上の荒くれ者たちが集うなかなかの集まりでした。そんな個性的な仲間とともに強さを求めて旅をしていくファンタジーバトル漫画です。

個性的すぎるメンバーが多いフェアリーテイルで、登場時からかっこいい存在だった「グレイ」にスポットを当てていきます。かっこいい技の名前の数々はもちろん、年齢や身長、さらにはその強さの裏側までを細かく紐解いていきます。

本名は「グレイ・フルバスター」で氷の造形魔導士で、その強さはフェアリーテイルの内でも随一の強さです。好きなものは面白いもので、嫌いなものは主人公のナツ。真島先生は「一応男前キャラ」として位置付けているが、作中ではよく無意識に服を脱ぎだす奇行ぶり。その行動ゆえにギャグ漫画のようなノリになることもしばしばあります。

年齢は18歳とフェアリーテイルメンバー内では頼れるお兄さんといえる立ち位置です。入団もほかのメンバーよりも早いこともあり、魔道士として経験は多いからこそ依頼に対しての熱量もほかのメンバーと一味違っています。身長はフェアリーテイル内でも高身長で、比較的女性が多いギルドだからこそ、グレイの身長の高さは目立つといえます。

性格は、クールな感じから人との付き合いにはあまり関心のないような印象がありますが、実は幼少期のころから他人の感情には敏感で察しやすいところが特徴です。他者を想い手を差し伸べる姿勢から、一度は敵対していた「ジュビア」という女の子から好意を向けられており、グレイの熱い感情は読者にも深く伝わるようになっています。

身長は、フェアリーテイルの主人公ナツとヒロインのルーシィ、妖精女王のエルザとグレイからなる「最強チーム」内では一番高く、年齢も18歳とのことで作中内での「イケメン魔道士ランキング」では上位に食い込むほどです。

グレイのかっこいいところは何といってもバトル漫画の主人公の良きパートナー兼ライバル的立ち位置です。プロフィールにもある通り嫌いなものがナツとのことで、幼少期から年齢が近いこともあり、ことあるごとに二人で食べ物の取り合いや身長の高さなどで張り合い、喧嘩したり、そっけない態度をとることが多いのが印象です。

でもそれは、ナツのことを認めているがライバルだからこそ理解するナツの強さや思いに気づかれないようにしているだけで、バトルの時にはいがみ合っていたのが嘘のようなコンビネーションを見せてくれる。同時に技を繰り出す際や、連携では強さを理解している互いだからこその力で何度も強敵を倒してきました。

のちのバトルで仲間庇って自らが犠牲になることや、仲間がむやみに命を投げ出すことには敏感です。それは過去に彼の師匠である「ウル」がグレイを敵から守るために自らを犠牲にした様子を目の前で見ていたからです。幼少期に故郷を破壊され殺される寸前のグレイを助け出してくれたウルが見せてくれた想いの強さを間近で感じたことがきっかけで仲間を想う姿勢が育まれたのです。

グレイが得意とするのは、「氷」を変化させる魔法です。幼少期のグレイを救ってくれたウルが氷の造形魔法の師匠にあたります。武器や物体の造形に特化した「静のアイスメイク」を得意とし魔法を使うときは両手を使って生み出すことで高い強度と造形の制度を高めています。師匠のウルからは造形創造するスピードは幼い年齢ながら魔道士の中でもトップクラスとお墨付きをもらえたレベルです。

グレイが使用する技の基本は「アイスメイク、○○」という掛け声とともに造形し戦います。この技名が作品が進んでいくと徐々に男性なら中学生のころによく想像していた心に響く技名へとなっていくところもフェアリーテイル作品の魅力の一つといえます。

アイスメイクシールドで自身の正面に氷の壁を作り守ったり、アイスメイクランスで氷の騎兵隊を操り敵に攻撃をすることが多いです。中盤からは生み出す武器の幅が広がり、アイスメイクグングニールで大槍を造形し、敵に投げつけたりしています。

物語の中盤からは技のレパートリーも広がり、二刀流の氷の剣で敵に切りつける氷魔剣（アイスブリンガー）やグレイの身長以上の大剣で切りつける氷聖剣（コールドエクスカリバー）などの技も出てくるようになりました。

グレイの技は漫画では漢字表記になっていますが、そのほとんどにルビでカタカナの技名が振られておりグレイのかっこいいバトルシーンにふさわしい技名をつけられています。この氷の造形魔法があったからこそグレイのフェアリーテイル内での強さの原動力となっています。

滅悪魔道士（デビルスレイヤー）の称号は初めから得ていたわけではありません。物語の中盤に「冥府の門（タルタロス）編」で、グレイの父親が登場しました。魔法を全世界から消滅させるための計画を実行していた敵を食い止めるために奮闘していたフェアリーテイルメンバー。その中にグレイもいました。

対峙したのは「シルバー」という男で、グレイが年齢を重ねたらあのような姿になるとほかのメンバーが感じるぐらい似ていました。使用魔法も氷の造形魔法であったため、よりグレイに父親との対峙との印象を植え付ける形になったのです。またそのときすでにグレイは自身の父親だとすぐに気が付いてもいました。

グレイの父、シルバーはすでに死んでましたが敵により死体を操られていました。ですが、炎の悪魔である「END」を倒すために「氷の滅悪魔道士（デビルスレイヤー）」を習得したのです。しかし、息子であるグレイが生きていたため、グレイにすべてを任せるために敵として倒されることを選び、シルバーが得た力をグレイに与える形をとったのです。

父から譲り受けた力は悪魔を倒すための力ゆえに破格の強さです。氷魔の激昂や氷魔零ノ太刀といった今までとは比べ物にならない強さを手に入れたことと引き換えた代償は大きいですが、仲間の守る力としてグレイの進むべき道に大きく光を刺したものになったのです。

グレイの特徴としてよく見られるのが、今までのシーンでは服を着ていたのに次にはいきなり服を脱いでいるところです。読者からも「え？」と思われるシーンで脱ぐことが多いのが印象です。肉体は高身長と18歳という年齢からくる若々しい筋肉で男性女性問わず見惚れてしまうほどです。

脱ぐようになったのは幼少期にウルの修行で、極寒の地で氷と共存できるようにするために服を脱ぎ修行していたことが理由です。そのためギルド内や冒険中でも平気で服を脱ぎだすようになり、時には下着までも脱いでしまうほどです。ですが、普段のかっこいいグレイからのギャップなのか女の子からはうれしい悲鳴が上がることが多く、グレイのことが好きなジュビアは彼の姿を見て妄想に浸ることもあるぐらいです。

グレイ・フルバスターの魅力を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？彼の持つ仲間への熱血な想いとは正反対のクールでかっこいい魔法と技の数々。物語の中で本筋とは別に明かされた彼のストーリーから、もう一人のフェアリーテイル主人公としてのグレイを見た人も多かったようです。

物語は一度完結しておりますが、今年2018年にはアニメも放送予定となっております。真島先生の描かれる怒涛の展開と美麗に描かれる作画から全63巻545話の物語もすぐに読めてしまいますので、アニメを見る前に一度読んでみてはいかがでしょうか？