【名探偵コナン】同情できる犯人や悲しい動機まとめ！後味の悪い事件は？

この記事では名探偵コナンの同情できる犯人の名前や悲しい動機、後味の悪い事件やクズな犯人について紹介していきます。そして、その前にまずは名探偵コナンの概要とあらすじについて紹介していきますので、ぜひご覧ください！

まずは、名探偵コナンの概要について紹介していきます。名探偵コナンは2022年現在101巻まで発売されている大人気少年漫画です。原作者は青山剛昌先生です。また、名探偵コナンは1996年からテレビアニメが放送が始まり、日本だけでなく世界40ヵ国で放送されているようです。さらに、名探偵コナンはスピンオフ作品も豊富で、「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」や「名探偵コナン ゼロの日常」も人気となっています。

次に、名探偵コナンのあらすじについて紹介していきます。名探偵コナンは、毒薬を飲まされ体が小さくなってしまった工藤新一が「江戸川コナン」という名前で正体を隠しながら、様々な難事件を解決に導いていくストーリーです。いつも様々な事件に巻き込まれながら、次第に自分を幼児化した黒の組織の正体に近づいていきます。そして、2022年現在では黒の組織のあの方の名前が「烏丸蓮耶」であると判明しています。

最初に紹介する名探偵コナンの同情できる犯人の名前や悲しい動機は、ピアノソナタ「月光」殺人事件です。ピアノソナタ「月光」殺人事件の犯人の名前は、浅井成実（なるみ）です。本名は「麻生成実（せいじ）」であり、実は女性ではなく男性でした。そんな彼の犯行動機や理由は、殺害された父親の復讐をするためです。そして、この事件がコナン史上もっとも悲しい事件と言われる理由は、真相が暴かれた後の結末にあります。

燃え盛る炎の中で自殺しようとしていた成実は、コナンから楽譜に隠されていた「真っ当に生きてほしい」という父の思いを知ります。しかし、気づいたときには既に遅く成実の手は血に染まっていました。そして、最終的に成実はコナンを避難させ自殺したのでした。この事件はコナンが唯一犯人を自殺させてしまった事件であり、これ以降コナンは絶対に犯人を死なせないことを誓うのでした。

次に紹介する名探偵コナンの同情できる犯人の名前や悲しい動機は、雪山山荘殺人事件です。雪山山荘殺人事件の犯人の名前は、中原香織です。犯行動機や理由は、被害者である教授が発表した「大腸癌に対する遺伝子治療の開発」という論文は実は中原香織が書いたものだったからです。中原香織の父は大腸癌で亡くなり、中原香織は父と同じような患者を増やしたくないという思いで6年の歳月をかけてその論文を完成させました。

そしてその論文を奪ったのは、被害者となった大山教授だったのです。大山教授は悪びれる様子もなく、「その方が君の父も喜ぶだろう」と開き直るのでした。これに激怒した中原香織は、人間が最も苦しむとされる殺害方法だとされている「肺に穴をあける」という方法で殺害したのです。このように、中原香織の殺人は同情の余地があると話題になりました。

次に紹介する名探偵コナンの同情できる犯人の名前や悲しい動機は、カラオケボックス殺人事件です。カラオケボックス殺人事件の犯人の名前は、寺原麻理です。犯行の動機は、達也に暴言を吐かれ続けたからです。麻理は達也に好意を持っており、彼にふさわしい女になるために整形します。しかし、整形した彼女に対して達也は「ブス」などと暴言を吐くようになったのです。

それにショックを受けた麻理は達也を殺害します。しかし、実はこれには悲しい真実が隠されていました。実は、達也は麻理のことを愛していたのです。達也は麻理が自分のために整形したことがショックで、素顔に戻ってほしいと思っていたようです。しかし、それを素直に伝えられず暴言になってしまっていたようです。このように、カラオケボックス殺人事件は愛し合う二人の悲しい真実が隠された事件となっています。

最初に紹介する名探偵コナンの後味の悪い事件は、鳥取クモ屋敷の怪です。鳥取クモ屋敷の怪の犯人の名前は、ロバート・テイラーでした。ロバート・テイラーは、美沙を侮辱した根岸を殺し、美沙が自殺したのは信一のせいだと思って信一を殺害しました。しかし、美沙の自殺の本当の理由は信一のせいではありません。帰国前に「美沙をどう思う？」と双子から聞かれたロバートは、紙に「shine」と書いて渡します。

「shine」とは「シャイン」で、「愛する人」という意味でした。しかし、その紙を見た美沙は「死ね (shine)」と言われたと勘違いして、3日後に自殺してしまったのでした。その真相を知ったロバート・テイラーは、崩れ落ちます。このように、鳥取クモ屋敷の怪ではあまりにも残酷すぎる真実が明らかになり、後味が悪すぎると話題になりました。

次に紹介する名探偵コナンの後味の悪い事件は、奇術愛好家殺人事件です。奇術愛好家殺人事件の犯人の名前は、田中貴久恵です。彼女の祖父である春井風伝はマジシャンであり、脱出マジックに失敗して死亡してしまいました。その事故の後、貴久恵は祖父のサイトに書き込まれた西山と浜野のコメントを見つけてしまいます。そのコメントには下記のように書かれていました。

故人に対する不謹慎すぎるコメントに殺意を覚えた貴久恵は、二人を殺害することにしました。ネット上の書き込みが原因による殺害。現代らしい理由となっていました。また、この事件の犯行動機は「顔文字(＾＾；)を使われたから」だとネタにされているところもありますが、実際は顔文字はあまり関係ありません。アニメで放送された際に顔文字が強調されたことから、勘違いが広まったのかもしれません。

最初に紹介する名探偵コナンのクズな犯人は、劇場版「迷宮の十字路」の犯人です。劇場版「迷宮の十字路」の犯人の名前は、西条大河です。彼が6名もの人間を殺した理由は、「義経」になりたかったからだと作中で語っています。彼のあだ名は「弁慶」であり、それが嫌だったようです。

しかし、これはネタで言われている部分もあり、実は「宝を独り占めにして、道場の運営資金にしたい」というのが直接的な動機です。ただ、どちらにせよ西条大河は身勝手な理由で6名もの人間を殺した殺人鬼であり、クズな犯人だと言われています。

次に紹介する名探偵コナンのクズな犯人は、消えた凶器捜索事件の犯人です。消えた凶器捜索事件はアニメオリジナルで、原作にはないエピソードです。今回の犯人の名前は、五島緑。五島緑は被害者と口論になった際にハンガーを投げつけられたことに腹を立て、ハンガーを使って殺人を犯しました。あまりにもくだらない殺害理由で、犯人がクズすぎると話題になりました。

それでは、最後に名探偵コナンの同情できる犯人に関する感想や評価について紹介していきます。まずは、ピアノソナタ「月光」殺人事件に関する感想を紹介します。ピアノソナタ「月光」殺人事件に関しては、神作だったという感想が多くありました。ピアノソナタ「月光」殺人事件の結末はコナンの中でも他にない結末で、悲しいと話題になっていました。

次に、「雪山山荘殺人事件」に関する感想を紹介します。雪山山荘殺人事件は割と好きな話だという感想がありました。特に、雪山山荘殺人事件の犯人が殺人を犯した動機に同情できると話題になっていました。しかし、研究を続けられなくなる殺人を犯すのは絶対にしてはいけないことだという感想もありました。殺人以外に、もっと何か方法はなかったのかとやるせない気持ちになった視聴者も多かったようです。

次に、「カラオケボックス殺人事件」に関する感想を紹介します。カラオケボックス殺人事件は、お互いに両想いでありながら、すれ違ってしまった先に起こった殺人であり、悲しい事件だったという感想が多くありました。

この記事では名探偵コナンの同情できる犯人の名前や悲しい動機、後味の悪い事件やクズな犯人について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？名探偵コナンにはこの記事では紹介しきれなかった悲しい事件がたくさんあります。気になる方はぜひ名探偵コナンの原作やアニメをご覧になってみてください！