【BLEACH】痣城剣八は小説版に登場する八代目剣八！最強と言われる強さと能力は？

BLEACH（ブリーチ）の小説で初登場を飾った痣城剣八。小説で初登場した痣城剣八とは｢剣八｣の八代目であり、｢雨露柘榴｣という斬魄刀の使い手で知られています。八代目の｢剣八｣というだけあって痣城剣八は最強クラスの強さを持っているものの、姉の死に囚われており、小説の作中で闇墜ちしてしまいます。本記事ではそんな八代目｢剣八｣の痣城剣八について斬魄刀の能力や強さ、小説での最後などをまとめてご紹介していきます。

では痣城剣八の斬魄刀の能力や強さ、小説での最後などをご紹介する前に、痣城剣八が登場するBLEACH（ブリーチ）のシリーズ情報について詳しくご紹介していきます。痣城剣八が登場するBLEACH（ブリーチ）シリーズとは久保帯人が描く｢週刊少年ジャンプ｣の同名漫画を原作としたメディアミックス作品です。BLEACH（ブリーチ）シリーズの原作となる漫画は2001年に前述の雑誌で連載が始まり、2016年に最後を迎えました。

2016年に完結して最後を迎えた漫画BLEACH（ブリーチ）は合計74巻の単行本が1億2000万部の累計発行部数を記録するほど高い人気を博しており、連載当初からアニメ化や小説化などのシリーズ展開が行われました。2022年5月現在もシリーズ展開は続いており、2022年の10月には原作の最終章である｢千年血戦篇｣のアニメ化が決定しています。そのためBLEACH（ブリーチ）シリーズは人気が衰えず、全世界で愛され続けています。

2016年に完結して最後を迎えたBLEACH（ブリーチ）シリーズは主人公の黒崎一護と悪霊｢虚｣や敵対勢力の戦いを描いた作品です。主人公の黒崎一護は非常に強い霊感を持っており、｢死神｣を名乗る朽木ルキアと出会います。この時家族が｢虚｣という悪霊に襲われ、黒崎一護は朽木ルキアから力を貰って死神の力を手に入れます。そして黒崎一護は｢虚｣を撃退し、｢死神代行｣として現世・尸魂界・虚圏を巻き込む戦いに身を投じるのでした。

本記事で能力や強さ、最後などをご紹介する痣城剣八とはBLEACH（ブリーチ）シリーズに登場するキャラクターの1人です。BLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八は｢剣八｣の八代目にあたるキャラクターであり、後ろで束ねた長髪と細い目元が特徴となっています。八代目｢剣八｣の痣城剣八は本編に登場しない過去のキャラクターであり、｢BLEACH Spirits Are Forever With You｣という小説版でのみ見ることが出来ます。

小説版のみ登場する痣城剣八は斬魄刀の強さが桁外れであり、BLEACH（ブリーチ）シリーズファンから最強の｢剣八｣といわれています。そんな痣城剣八は歪んだ思想から｢魂魄改造計画｣という恐ろしい計画を発案し、｢無限｣に幽閉されてしまいます。その後痣城剣八は｢無限｣から脱獄し、｢虚｣根絶のために現世の人間の脳と魂魄を改造しようとします。しかし痣城剣八は更木剣八に敗れ、自らの足で｢無限｣へと戻る最後を遂げました。

上述でご紹介した通り、八代目｢剣八｣の痣城剣八は｢BLEACH Spirits Are Forever With You｣というBLEACH（ブリーチ）シリーズの小説にしか登場しないキャラクターです。そのため痣城剣八は八代目の｢剣八｣であるものの、BLEACH（ブリーチ）シリーズの原作漫画で見ることが出来ません。しかし痣城剣八は｢Brave Souls（ブレソル）｣というスマホゲームで小説のコラボキャラとして登場しており、実際に使うことが出来ます。

BLEACH（ブリーチ）シリーズの小説に登場する痣城剣八は昔、最愛の姉を貴族に殺されてしまいます。この時痣城剣八は精神世界で｢雨露柘榴｣の能力を手に入れ、｢虚｣の殲滅だけを考える無感情の人間になってしまいました。その後痣城剣八は｢虚｣殲滅のために隊長の座を欲し、七代目｢剣八｣の刳屋敷剣八を殺します。刳屋敷剣八を殺したことで痣城剣八は八代目として｢剣八｣を襲名し、護廷十三隊十一番隊隊長の座に上り詰めました。

しかし痣城剣八は無駄を嫌う合理主義な性格から流魂街の住人の魂魄を改造し、虚圏に侵攻するとんでもない計画を発案します。この計画を聞いた上層部の四十六室は反対し、冤罪を掛けて痣城剣八の動きを封じようとします。これに痣城剣八は憤り、隊長格を含めた数百人もの死神を倒して無理矢理計画を実行しようとしました。しかし痣城剣八は最強の零番隊の出動で諦め、｢無限｣という牢獄に19500年幽閉されることになりました。

ではここからはBLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八の｢剣八｣になった経緯や斬魄刀の能力、強さについて詳しくご紹介していきます。BLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八は清廉潔白な姉に憧れ、高潔な死神を夢見ていました。しかし貴族の技で姉が最後を遂げ、痣城剣八はただただ強い死神になることを目指し始めます。その際痣城剣八は｢剣八｣を襲名し、入隊試験を無視して隊長になろうと考えました。

そこで痣城剣八は当時の｢剣八｣だった刳屋敷剣八に決闘を挑みます。この決闘で痣城剣八は斬魄刀｢雨露柘榴｣の能力を活かして刳屋敷剣八に勝利を飾り、八代目の｢剣八｣となりました。しかし刳屋敷剣八は周囲の死神を守るために卍解を使用していなかっただけであり、本来痣城剣八が勝てるような相手ではありませんでした。痣城剣八はそれを分かっていたものの、合理主義な性格から、無駄死だと言って刳屋敷剣八の最後を侮辱しました。

BLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八は｢雨露柘榴（うろざくろ）｣と呼ばれる斬魄刀を持っています。元々痣城剣八は数百年前に姉が無惨な最後を遂げた際、引き込まれた精神世界で｢雨露柘榴｣を手に入れました。｢雨露柘榴｣は痣城剣八が手に入れた時から卍解状態にあり、常に卍解を発動しています。そのため痣城剣八は本来必要な｢雨露柘榴｣の解号を一切知らず、斬魄刀の始解がどのようなものなのかも不明となっています。

そんな斬魄刀｢雨露柘榴｣は｢融合｣の能力を持った卍解であり、どのような物質でも同化して自由自在に操ることが出来ます。また空間そのものを霊子単位で一体化し、周囲全ての事象を知ることが可能となっています。その効果範囲は瀞霊廷全域に及び、痣城剣八自身が世界と一体化しているようなものです。なので痣城剣八の｢雨露柘榴｣は卍解の中で最強レベルの強さを持っており、藍染惣右介の｢鏡花水月｣と同レベルといわれています。

上述でご紹介した通り、痣城剣八は瀞霊廷全域と融合出来る能力を持った斬魄刀｢雨露柘榴｣の使い手です。｢雨露柘榴｣を持つ痣城剣八は例え無機物でも同化して支配することが出来、作中内で現世の戦闘ヘリを自身の武器として使用しています。また痣城剣八は能力で世界そのものと一体化して全ての事象を把握し、脱出不可能の｢無限｣から脱獄しました。さらに痣城剣八は一体化した場所ならどこでも瞬間移動が可能となっています。

そのため痣城剣八は攻めも守りも非常に優れており、欠点が見当たりません。このことから痣城剣八はBLEACH（ブリーチ）シリーズの中で最強の強さを持った死神だと評価されています。しかし痣城剣八は鍛錬で｢雨露柘榴｣を手に入れていないので、普通の人間レベルの身体能力しかありません。また霊子を吸収する攻撃を受けると魂魄に大ダメージを受けるという弱点もあり、痣城剣八は決して無敵のキャラクターではありません。

ではここからはBLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八の家族や姉の最後についてご紹介していきます。BLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八は昔、痣城家という貴族の家で生まれました。痣城剣八が生まれた痣城家とはかつて死神の力で名声を得た貴族であり、周囲に恐れられるほどの財力を持っています。しかし痣城家は貴族として完全に没落してしまっており、膨大な財力以外に誇れるものが一切ありません。

そんな没落貴族の家で生まれた痣城剣八は両親の影響を受け、大人になったら権力を振るう人間になると考えていました。しかし痣城剣八の姉は非常に清廉潔白な性格をしており、高潔な死神になって十三番隊の入隊を目指していました。この姉の存在によって痣城剣八は考えを改め、努力を積んで高潔な死神を夢見るようになりました。しかし痣城剣八は他の貴族の罠で最愛の姉を失い、人格が大きく歪んでしまうようになります。

痣城剣八が高潔な死神を目指して努力を重ねていたある日、痣城家は他の貴族に冤罪を掛けられて滅亡してしまいます。さらに姉は貴族の見世物とされ、｢虚｣と戦うことになります。この時姉は｢虚｣を倒せば助けると処刑人に言われていました。なので姉は｢双蓮蒼火墜｣で｢虚｣と相打ちになり、痣城剣八を守って最後を遂げます。しかし処刑人が約束を破って別の｢虚｣を放ち、痣城剣八は無駄死した最愛の姉に絶望してしまいます。

すると痣城剣八は精神世界に引き込まれて｢雨露柘榴｣の能力を手に入れ、姉を殺した貴族を皆殺しにしました。その後痣城剣八は強い死神になって欲しいという姉の遺言に従って行動を開始し、八代目の｢剣八｣に上り詰めます。しかし痣城剣八は｢無限｣へ幽閉され、数百年後に脱獄します。｢無限｣を脱獄した痣城剣八は現世でドン・観音寺と戦って本当の自分を取り戻し、更木剣八との決闘に敗れて自ら｢無限｣へ戻る最後を遂げました。

ではここからはBLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八の性格や名言についてご紹介していきます。BLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八は無感情で合理主義な性格をしており、無駄なことを強く毛嫌いしています。なので痣城剣八は効率だけを考えて動いており、流魂街の住民全てを改造するという非人道な計画を発案しました。しかし本当は｢虚｣を根絶したいだけであり、死神として京楽春水に評価されています。

BLEACH（ブリーチ）シリーズの小説で痣城剣八は上記の2つの名言を残しています。まず上記の1つ目の名言は痣城剣八がドン・観音寺との戦いで発した名言です。小説の作中で痣城剣八はロカ・パラミアを狙い、霊能力者のドン・観音寺と戦います。ドン・観音寺は霊能力者の人間であるため、痣城剣八に敵うはずがありません。しかしドン・観音寺は何度倒れても立ち上がり、ロカ・パラミアを守るために痣城剣八に立ち向かいます。

このドン・観音寺の姿に痣城剣八は清廉潔白な姉の面影を感じ、上記の1つ目の名言を発しました。その後痣城剣八はドン・観音寺の予想外の反撃を受け、重傷を負ってしまうことになります。そして上記の2つ目の名言は斬魄刀の｢雨露柘榴｣に発した名言です。小説の作中で痣城剣八は更木剣八に敗北し、自分の足で｢無限｣に戻ります。その後痣城剣八は｢超人薬｣を打ち込み、上記の2つ目の名言を｢雨露柘榴｣に伝えて長い旅に出ました。

BLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八に関する感想では痣城剣八がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。BLEACH（ブリーチ）の小説で痣城剣八は大罪人の悪役として登場しています。しかし痣城剣八は容姿が非常にかっこよく、歴代の｢剣八｣の中でトップクラスのイケメンキャラとなっています。このかっこいい容姿から痣城剣八は高い人気を博しています。

BLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八に関する感想では痣城剣八が最強だといった感想も多く寄せられていました。痣城剣八の｢雨露柘榴｣は効果範囲が瀞霊廷全域に及び、周囲一帯の物質と同化する能力を持っています。さらに痣城剣八は｢雨露柘榴｣で周囲一帯と同化し、瞬間移動や事象の共有を行えます。この能力から痣城剣八はBLEACH（ブリーチ）シリーズで最強の強さを持つキャラクターといわれています。

BLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八に関する感想ではアニメで見たいといった感想も多く寄せられていました。BLEACH（ブリーチ）シリーズはこれまで、小説のアニメ化が一度も行われていません。しかし痣城剣八が登場する小説｢BLEACH Spirits Are Forever With You｣は非常に面白く、高い人気を博しています。そのため痣城剣八が登場する小説のアニメ化はBLEACH（ブリーチ）シリーズファンに望まれています。

本記事ではBLEACH（ブリーチ）シリーズに登場する痣城剣八について能力や強さ、最後などをご紹介しました。確かに痣城剣八は歪んだ合理主義の塊であり、尸魂界や現世に混乱を巻き起こしました。しかし痣城剣八は姉の死に囚われていただけであり、最終的に自分を取り戻して元々の夢であった高潔な死神へ変わります。なのでもし姉の死が無ければ、痣城剣八は黒崎一護達の頼もしい味方になったやもしれません。