【ワンピース】ソラはルナーリア族？サンジの母親の正体と血統因子について考察

『ワンピース』にはサンジの母親であるヴィンスモーク・ソラが登場しています。どうやら、ネット上ではソラの正体がルナーリア族ではないか？と囁かれているようです。そこで、ここからはソラの正体に迫ります。それではまず、ソラが登場する『ワンピース』の作品情報からご覧ください。

『ONE PIECE(ワンピース)』とは、週刊少年ジャンプにおける歴代作品の中でも特に長い連載期間を誇る作品です。全世界累計発行部数は2021年7月時点で4億9000万部を突破しており、そのうち日本国内での累計発行部数は4億部を突破していることから、国内外問わず高い人気を誇る作品であることが窺えます。また1999年よりフジテレビ系列にてテレビアニメが放送されており、2022年現在時点でも放送中です。

ここでは当記事で紹介するヴィンスモーク・ソラの初登場回「ホールケーキアイランド編」のあらすじを簡単にまとめていきます。物語はヴィンスモーク家の一員であるサンジが四皇ビッグ・マムの娘との政略結婚を強要されたことを機にスタートしました。ルフィたちはサンジを奪還するため、ビッグ・マム海賊団の拠点「ホールケーキアイランド」に向かうことに…

『ワンピース』に登場するヴィンスモーク・ソラとは、元ジェルマ王国王妃にしてサンジの母親です。本編では既に故人で、アニメ初登場回は第783話「サンジ帰郷 ビッグ・マムの海域へ」となっています。ソラの夫はジェルマ66と呼ばれる「戦争屋」「悪の組織」などの異名で知られる国の国王ヴィンスモーク・ジャッジで、彼はレイジュ・イチジ・ニジ・ヨンジといった自らの子供たちを改造して人間兵器を作り出していたのが特徴です。

サンジの母親であるヴィンスモーク・ソラですが、彼女はネット上で「正体はルナーリア族ではないか」と噂されているです。まず、ソラの夫ヴィンスモーク・ジャッジは科学者として有名で、人間の血統因子について研究していました。そして、血統因子の応用でサンジの兄弟たちを改造し人間兵器を作り出しているのですが、サンジだけは改造された兄弟とは異なり「何もないただの人間」として優しい心を持って生まれています。

では、このような特徴を踏まえた上でソラの正体がルナーリア族なのか考察していきます。まずルナーリア族とは、自ら発火する種族のことをいいます。作中に登場するルナーリア族として百獣海賊団の大看板であるキングの名前が挙げられますが、彼は常に後頭部が燃えていたり、炎を纏った攻撃を繰り出すのが特徴です。

一方、正体がルナーリア族だと噂されているソラはというと、彼女が発火しているシーンは描かれていません。また、ルナーリア族の特徴だと思われるキングの褐色の肌、黒い翼、白髪といった3つの要素もソラには見当たりません。そのため、ルナーリア族の特徴だけを考慮するとソラの正体がルナーリア族である可能性は低いと言えるでしょう。

ルナーリア族の特徴に当てはまっていないソラですが、彼女の息子であるサンジにはルナーリア族の特徴が表れています。サンジは幼少期にゼフから伝授された技を使いますが、その中の技の一つである悪魔風脚(ディアブルジャンプ)は足に火を纏って相手を攻撃する技となっていました。

どうやら、サンジは悪魔風脚を2年かけて修得する際に、足だけでなく全身から発火するという苦い経験をしていたようです。この全身から発火するという特徴がルナーリア族の特徴に当てはまっていることから、サンジの母親であるソラもまたルナーリア族である可能性が高くなりました。

作中では多くの言葉遊びが散りばめられているのですが、ソラの名前の由来もまたその一つとなっています。まず、ソラの由来と考えられているラテン語の「sol」は、太陽という意味があります。ワンピースの物語における太陽と言えば、ルフィたちの船であるサニー号や魚人海賊団の名前であるタイヨウの海賊団などが思い浮かびます。このように「太陽」というワードは物語に深く関わってくるキーワードだと言えるでしょう。

先ほどソラの夫ヴィンスモーク・ジャッジが「血統因子」について研究していたという事実に触れましたが、実は血統因子の応用で生まれたのがサンジの兄弟です。つまり、血統因子を応用してクローン技術を開発したということです。そして、血統因子の応用で生まれたサンジの兄弟たちは、全員が超速移動や異常な防御力を誇る外骨格を持っています。

サンジの兄弟たちに備わった能力を見れば、血統因子によるクローン技術はかなり高度な技術であることが窺えますが、そもそも血統因子の研究材料は何だったのでしょうか？その可能性の一つとして考えられるのがソラです。ジャッジはルナーリア族であるソラの特殊なタフネスを研究した結果、外骨格を発見したのだと考えられます。

ソラの正体だと噂されているルナーリア族は、ビッグ・マムやマルコの話によれば「歴史の彼方に消えた種族」と言われています。では、なぜルナーリア族は滅んでしまったのか？ルナーリア族が滅んだ理由に関係していると考えられるのが、巨大な王国と現世界政府の間にあった大きな戦争です。その事実については、世界政府が解読することを禁止している「歴史の本文(ポーネグリフ)」に記載されています。

そして、ルナーリア族が関係していると考えられる大きな戦争は「空白の100年」と言われていました。つまり、空白の100年で世界政府が戦った巨大な王国こそがルナーリア族が住んでいた国ではないかということです。巨大な王国に住んでいたのがルナーリア族だと仮定すれば、世界政府が「情報を提供するだけで1億ベリー」の報酬を約束してまで、血眼になって探していることに納得がいきます。

巨大な王国と関係があると考えられるルナーリア族ですが、マルコの発言からルナーリア族は神の国とも深い関係があると考えられます。現在、神の国と呼ばれる国は存在しておらず、その存在を知っている者もカイドウやビッグ・マム、白ひげくらいしか考えられません。カイドウやビッグ・マムは元ロックス海賊団の船員だったため、もしかするとロックス海賊団は空白の100年の深部まで到達していたのかもしれません。

であれば、ロジャー海賊団の船員も神の国の情報を知っている可能性が高くなります。では、神の国はどこにあったのか？となりますが、その可能性が高いのが「赤い土の大陸(レッドライン)」です。現在は聖地マリージョアがあるため、それを考慮すると神の国と深い関係があるルナーリア族は空白の100年で起きた戦争に敗北して国を乗っ取られたと考えられます。

戦争に敗北したルナーリア族はその後どうなったのか？結論から言うと、ルナーリア族は敗戦したことによりのちの天竜人の奴隷になったのだと考えられます。現在、ルナーリア族の生き残りは極端に少ないです。ルナーリア族であるキングはゾロとの戦いにより耐久力に限界があることが分かったのですが、それを踏まえるとルナーリア族は奴隷になったあとに暴力を受け続けた結果、死んでしまったと考えられます。

先ほど物語のキーワード「太陽」とソラの名前の由来の関係性に触れましたが、太陽と言えば「太陽の神・ニカ」の存在も思い浮かびます。太陽の神・ニカは世界政府が情報を頑なに隠蔽しようとしている存在ですが、どうやらルナーリア族はその太陽の神・ニカを崇めていた、もしくは太陽の神・ニカ自身がルナーリア族の一員だったのではないかと考えられています。

また、ルナーリア族であるキングは天竜人から受ける「底なしの恐怖」に耐え続けたようです。堪え切れたのには「希望」があったからだと言っているのですが、おそらくその希望というのが「ジョイボーイの伝説」ではないかと考えられます。さらに、キングは「カイドウがジョイボーイでなくても…」と言っているのですが、この発言からジョイボーイがルナーリア族を助けて世界を変えてくれる存在であることを望んでいることが窺えます。

ここまでルナーリア族と関係がある存在として、神の国やレッドライン、太陽の神・ニカ、ジョイボーイと紹介してきましたが、ここからは視点を変えてルナーリア族の名前の由来から考察していきます。ルナーリア族の「ルナ」の部分はラテン語で「luna(ルナ)」といい、「月」という意味があります。さらに、ルナーリアはイタリア語で「月の石」という意味がありました。

ルナーリア族の名前の由来に関係する「月」ですが、月と言えば「月の民」が思い浮かびます。まず、月には「古代都市”ビルカ”」が存在しており、古代都市に残されていた壁画からそこに月の民が住んでいたと考えられます。

そして、その壁画にはシャンディアの村長のような被り物をした人や見たこのない格好をした人、その人々に造られているロボットが描かれていました。その3種類の人々が神の国、シャンディア、空島を築き上げたのではないでしょうか？そして、現世界政府がそのうちの一つである神の国を乗っ取ったのではないかと考えられます。

ルナーリア族の特徴の一つである「黒い翼」ですが、ウルージにその特徴が表れています。ではウルージはルナーリア族なのか？と考えられますが、彼の場合は少なくとも月の都市と同じビルカという名前の空島が故郷であり、ビルカの人間だと考えられるためルナーリア族ではない可能性が高いです。ただ、空島ビルカとルナーリア族が繋がっている可能性に伴い、ウルージとルナーリア族もまた繋がりを持っているかもしれません。

次に黒い翼を持つ人物として名前が挙げられるのがマゼランです。そしてマゼランがルナーリア族なのか？結論を言うと、幼少期のマゼランは羽や翼が生えていないため、ルナーリア族である可能性は低いです。

• 名前：山本百合子(やまもとゆりこ)
• 生年月日：1960年2月13日(62歳)
• 出生地：東京都日野市
• 職業：声優、女優、歌手、ナレーター
• 所属事務所：青二プロダクション

アニメ『進撃の巨人』にてソラの声を担当したのは、声優事務所「青二プロダクション」所属の声優・山本百合子(やまもとゆりこ)さんです。山本百合子さんは1981年3月6日から1982年2月26日まで放送されたアニメ『ハロー!サンディベル』のサンディベル役にてデビューを果たした声優で、1981年からアニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーションのジャンルを中心に活動しています。

• 1982年～：わが青春のアルカディア 無限軌道SSX(ラ・ミーメ 役)
• 1984年～：北斗の拳(ユリア、シュメ、トウ〈初代〉 役)
• 1985年～：超獣機神ダンクーガ(結城沙羅 役)
• 1985年～：はーいステップジュン(野々宮ジュン 役)
• 1986年～：聖闘士星矢(魔鈴 役)
• 1988年～：トランスフォーマー 超神マスターフォース(ミネルバ 役)
• 1988年～：闘将!!拉麺男(ラーニャ 役)
• 1989年～：魔法使いサリー(夢野サリー 役)
• 2004年～：名探偵コナン(人見加奈子、加門初音 役)
• 2016年～：魔法つかいプリキュア!(女王 役)

『ワンピース』に登場するソラの正体に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方はルナがルナーリア族の血を引く人物であると考えているようです。ルナの先祖についても言及されているので、興味のある方はルナの先祖についても調べてみると良いかもしれません。

『ワンピース』に登場するソラの息子であるサンジに関する感想や評価があがっています。どうやら、この方はソラの正体がルナーリア族であるということを前提にして物語の内容を捉えているようです。そうすると、「おとぎ話」と呼ばれるに相応しいストーリーになると言われているので、ソラがルナーリア族だった場合を前提にして物語の内容を考察してみると良いかもしれません。

『ワンピース』に登場するソラの正体に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方はルナの正体がルナーリア族ではないかと考えているようです。同時にサンジの画像が投稿されているので、サンジの特徴がルナがルナーリア族だと考えられるようになったきっかけとなっているのが窺えます。

『ワンピース』に登場するソラがルナーリア族なのか？ということで、ヴィンスモーク家の一員であるサンジの母親の正体と血統因子について考察してきました。

ルナーリア族には発火現象、褐色の肌、黒い翼、白髪といった3つの特徴があるため、その特徴に当てはまらないソラの正体はルナーリア族ではないのかもしれません。しかし、息子であるサンジは発火するという特徴があることから、少なくともソラにはルナーリア族の血が流れていると考えるのが妥当だと言えるでしょう。