【呪術廻戦】タケルはかわいい突然変異呪骸!正体や日下部篤也との関係は?

呪術廻戦において注目を集めているのが突然変異呪骸であるタケルです。日下部篤也の依頼によって夜蛾正道によって作られたタケルは夜蛾正道の術式を証明する存在にもなっています。今回は呪術廻戦のタケルについて、そもそもタケルを含む突然変異呪骸とはどういった存在なのか、タケルの正体、関係者である日下部篤也や夜蛾正道との関係性も含めてまとめてネタバレありで紹介していきます。

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目次

  1. 呪術廻戦の呪骸とは?
  2. 呪術廻戦のタケルはかわいい突然変異呪骸
  3. 呪術廻戦のタケルの正体や日下部篤也との関係を考察
  4. 呪術廻戦のタケルと夜蛾正道の関係
  5. 呪術廻戦のタケルに関する感想や評価
  6. 呪術廻戦のタケルまとめ

呪術廻戦の呪骸とは?

呪術廻戦において普通の呪術師とも呪霊とも違った存在として登場しているのが呪骸です。今回はそんな呪骸の1体、タケルについてまとめて紹介していきます。

呪術廻戦の作品情報

呪術廻戦の概要

タケルが登場する呪術廻戦は2018年から茶見下々先生が週刊少年ジャンプにて連載している「呪い」「呪術」をテーマにしたダークファンタジーです。2017年に「ジャンプGIGA」で短期集中連載した「東京都立呪術高等専門学校」を前日譚にした作品で、高い人気と共に評価を受けた作品で「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」で1位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」でも大賞を受賞するなどしています。

特に2020年にアニメ化が行われるとその人気は一気に爆発、2クールのアニメ放送終了後にはすぐに劇場版映画として前日譚「東京都立呪術高等専門学校」が映画化される事が発表されるなど大きなメディアミックス展開が行われている作品にもなっています。メディアミックスはアニメ、映画だけにとどまらず、体感ゲームや舞台にもなるなど幅広い展開が行われている作品です。

呪術廻戦のあらすじ

仙台市に住む虎杖悠仁は常人離れした身体能力を持っている以外は極普通の高校生でした。育ての親の祖父が死去した夜、虎杖悠仁の属するオカルト研究会の部員が学校に安置された呪物の封印を解いてしまい、「呪霊」が現れる事になります。虎杖悠仁は呪物の回収に来ていた呪術師伏黒恵と共に呪霊が暴れる学校に向かう事になります。そこで虎杖悠仁は正体を知らないまま特級呪物「両面宿儺の指」を取り込む事になるのでした。

呪骸とは?

呪術廻戦において呪骸とは呪いを宿した無機物全般を指します。その性質上自然発生するものも存在し、自然発生したものは呪霊と同じく人間に敵対的な行動を見せ、動くマネキンなどの形で呪術廻戦作中にも登場しました。無機物に呪いを宿した核を与える事で人工的に作り出す事も可能で呪術師の中にはこの呪骸をつくり操る事で呪霊を倒す「傀儡呪術学」が存在しています。

ちなみに人工的に呪骸を作り出す術式が「傀儡呪術学」と言われている理由は元々この学問が核などを用いずに無機物を操る「傀儡操術」から派生したものだからです。「傀儡操術」の場合は、呪術廻戦作中で活躍したメカ丸のようなものも含まれ、機械などの無機物を呪力を使って操る事を指します。これに核を用いて一定の命令に沿って自動でも動くのが呪骸です。

呪術廻戦作中ではその正体が呪骸と分かっているキャラクターだけでも、虎杖悠仁が東京都立呪術高等専門学校に入学する際に戦った「キャシィ」、虎杖悠仁が1度死亡した後、五条悟から与えられた映画鑑賞修行の際に登場した「ツカモト」などが呪骸である事が明らかになっています。

『呪術廻戦』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

呪術廻戦のタケルはかわいい突然変異呪骸

タケルは突然変異呪骸

タケルの正体とは呪骸の中でも特殊な個体である突然変異呪骸と言われています。呪術廻戦作中でいえばパンダと同じタイプの呪骸で、夜蛾正道の趣味でぬいぐるみのような外見をしているのが特徴になっており、タケルも犬のような見た目をしています。突然変異呪骸が普通の呪骸と大きく違うのは呪力を自己補完する事ができ、術者である夜蛾正道の意志に関係なく動く事ができるというのがポイントです。

タケルの初登場シーン

タケルが初めて呪術廻戦作中に登場したのは呪術廻戦第147話、渋谷事変のその後を描くエピソードの中での事でした。渋谷事変の後、夜蛾正道をおびき出す為に上層部に囚われていたパンダを助け出した日下部篤也が過去を思い出す形で描かれた回想シーンの中で初登場する事になったのです。

その回想シーンとは夜蛾正道が日下部篤也にとある質問をする所から始まります。その場には夜蛾正道と日下部篤也以外に日下部篤也の妹、そしてタケルがいました。この回想シーンは日下部篤也がパンダを助ける際の理由として語った「夜蛾正道への恩」を思い出させるシーンになっています。

突然変異呪骸には3つの核と3つの魂がある

突然変異呪骸が他の呪骸と大きく異る点は核を3つ持っているという事です。通常、呪骸は1つしか核を持っておらず、この核は人間で言う所の心臓に当たるものなので、この核を破壊されてしまうと外側がどれだけ普通の状態でも動かなくなってしまいます。しかし突然変異呪骸が3つの核を持っている事から最低2回は核を破壊されても活動を続ける事ができるのが特徴になっています。

そして突然変異呪骸がこの3つの核を内包している事によって自我が芽生え始める個体でもある為、いわば3つの魂があると言われています。パンダの場合は夜蛾正道が「兄」「姉」と呼んだ存在がおり、実際に作中でも「兄」の核が表に出た事もあります。

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呪術廻戦のタケルの正体や日下部篤也との関係を考察

考察①タケルのメインの核は日下部篤也の妹の息子?

突然変異呪骸であるタケルも3つの核があると考えられますが、そのメインとなっているのが日下部篤也の妹の息子(日下部篤也から見て甥)の情報を持った核であるとされています。回想シーンで描かれた日下部篤也の妹の息子である人間のタケルと突然変異呪骸のタケルは見た目こそ大きく異なりますが、その口癖にはタケルの面影があり、日下部篤也の妹が反応してしまう程でした。

詳細は不明ながら日下部篤也の妹の息子であるタケルは既に死亡してしまっていると考えられ、日下部篤也の妹はそのショックで心神喪失状態になってしまっていました。車椅子で日下部篤也に連れてこられた形だった日下部篤也の妹はタケルの発した「天才だろ!?」という口癖にタケルを感じて車椅子から飛び降りて抱きしめる程の反応を示しています。

ただ夜蛾正道が発言しているように、この突然変異呪骸のタケルは元になった人間の頃のタケルの「記憶」は持っていません。このこともあって夜蛾正道は日下部篤也に対して突然変異呪骸のタケルとは「甥(タケル)の情報を持った何か」という表現をしています。

考察②タケルの他の核は不明?

タケルの正体は突然変異呪骸であり、突然変異呪骸には3つの核が必要な事が明らかになっていますが、メインの核になっているのがタケルだとして、残り2つの核については詳細は不明になっています。ただこの3つの核についてはどんな組み合わせでも良いというわけではなく、「相性が良い」必要がある為、少なくともタケルに親しい人物なのではないかとされています。

突然変異呪骸の制作方法は既に夜蛾正道によって明らかにされており、最初の段階として「肉体から魂の情報を抜き出す」工程がある事が分かっていますが、この魂の情報は死者・生者どちらからも取れるのか、取った場合どうなるのか、肉体への影響などは分かっていません。

タケルの情報がある事から少なくとも死者からは取れる事は明らかで、ファンの間では生者からでも問題ない場合は或いは、日下部篤也、そして日下部篤也の妹の魂の情報が残り2つの核として使われているかもしれないと考察されています。

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呪術廻戦のタケルと夜蛾正道の関係

夜蛾正道とは?

タケルと深い関係にある呪術廻戦のキャラクターが夜蛾正道です。夜蛾正道とは東京都立呪術高等専門学校の学長であり、1級呪術師であり「傀儡呪術学」の第一人者でもあります。教育者としても自身の思いをしっかり持っているキャラクターであり、タケルと同じ突然変異呪骸であるパンダは夜蛾正道の最高傑作と呼ばれている一方で、あくまでも偶発的に誕生した「突然変異」であって夜蛾正道は製造方法は知らないという形で通していました。

仮に突然変異呪骸を意図的に作り出せる事が明らかになった場合には「自由に軍隊を作り出す事ができる術式保有者」として日本に4人しかいない特級呪術師に5人目として即時認定される程の術式であり、元々疑われていた事もあって渋谷事変にて五条悟が封印された後には上層部によって拘束される事になっています。

タケルと夜蛾正道の関係

そんな夜蛾正道が日下部篤也に依頼される形で作り出したのがタケルです。1度はタケルと日下部篤也の妹を対面させた夜蛾正道と日下部篤也ですが、表向きはパンダ以外の突然変異呪骸は存在を公に出来ない事もあって、タケルは夜蛾正道に連れ帰られる事になります。その後、タケルは天元の結界が張られた森に連れて行かれる事になりました。

その森にはタケルの経緯は不明ながら他にも11体の突然変異呪骸が存在しており、タケルはその森のリーダー格のようになっています。他の突然変異呪骸も含めて夜蛾正道との関係は良好で、時折夜蛾正道はこの森を訪れて彼らと交流を図っていました。余談ですがこの事から少なくとも天元は夜蛾正道の術式についてしっかり把握していたとも考えられています。

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呪術廻戦のタケルに関する感想や評価

ここからは既に呪術廻戦を視聴した人のタケルに関しての感想をネタバレありで紹介していきます。タケルは呪術廻戦の物語の根幹に関わるキャラクターというよりも、パンダを含めた突然変異呪骸とはどういった存在なのか、また夜蛾正道と日下部篤也、或いは夜蛾正道とパンダとの関係性、突然変異呪骸の正体をより明確に描く為に登場したキャラクターと言えます。

ただそのエピソードはあまりにも悲しく、思わず泣いてしまったという声も多くなっています。特にタケルが登場した回は、夜蛾正道が死亡する事が確定する回でもあり、またその死に対してのパンダの感情を描いて終わる形になっていただけに、タケルの存在や正体、エピソードを含めて泣いてしまったとする声も多いです。

突然変異呪骸であるとされるタケルですが、残り2つの核が気になるという声も多いです。元々パンダを通して突然変異呪骸については描かれてきた事もあって注目を集めていた存在だけにパンダ以外に登場した突然変異呪骸とはどういった存在なのか、タケルを通してもっと描いてほしいという声も見える結果になっています。

2022年5月現在、タケルはその正体から主にキャラクターを掘り下げる形での登場であり、呪術廻戦の物語の中核には絡んでいないキャラクターになっています。ただその存在は公になっていない事、このままフェードアウトするにはもったいないキャラクターであるという声も多く、呪術廻戦は伏線も多い作品だけに今後なんらかの形で再登場するのではないかとする声も多くなっています。

特にパンダが夜蛾正道の死後も普通に生きていて虎杖悠仁達に合流しているなど自分の意志で行動を続けている事からもタケルや他の森の突然変異呪骸も健在であると考えられ、夜蛾正道を知った時のタケル達の行動が気になるとする声も見られる結果になっています。

パンダを除いた突然変異呪骸は戦闘能力がそこまであるようには見えないものの、元々夜蛾正道の作る呪骸はかわいい物好きな夜蛾正道の趣向が繁栄された結果でもある為、或いは戦闘能力もしっかりある可能性もあるのではないかともされています。

特にタケルの場合、まだ謎になっている核が2つある事、パンダが「ゴリラモード」と呼ぶ兄の核が表に出た時に外見も変化した事などから、実はタケルも核を変えれば戦闘できるようになるのではないかなど様々な考察が行われるような存在になっています。

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呪術廻戦のタケルまとめ

タケルとは呪術廻戦に登場するキャラクターでその正体はパンダと同じ突然変異呪骸です。あくまでも突然変異であるとされている事もありパンダ以外は存在を公表できない為に、普段は天元が結界を張った森に他の突然変異呪骸と共に住んでいます。その核の正体は日下部篤也の妹の息子のものだとされており、夜蛾正道が日下部篤也に頼まれて作ったものでもあります。

作り手である夜蛾正道は死亡しており、死亡後はまだタケルは登場していませんが、同じく夜蛾正道に作られたパンダが生存して行動している事からタケルも生存していると考えられ再登場が楽しみとされるキャラクターにもなっています。今後物語の根幹に関わってくる可能性も十分にあるのでタケルの再登場にも注目しながら呪術廻戦を視聴してみてはいかがでしょうか?

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