ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)の元刑事牛田は幽霊?未解決事件の真相は?

こちらの記事では『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』に登場するキャラクター・牛田についてご紹介しています。牛田が登場する回の内容をネタバレありで知りたい人や、牛田と彼の話す霜鳥という人物の間で起こったある事件の本当の真相、なぜ牛田が幽霊だと言われているのか知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。また『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の実写ドラマで牛田を演じた小日向文世さんの出演作も簡単にまとめているので、そちらが気になる人もチェックしてみてください。

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)の元刑事牛田は幽霊?未解決事件の真相は?のイメージ

目次

  1. ミステリというなかれの牛田とは?
  2. ミステリというなかれの牛田は幽霊?未解決事件の真相を考察
  3. ミステリというなかれの牛田の実写ドラマキャスト
  4. ミステリというなかれの霜鳥と羽喰の実写ドラマキャスト
  5. ミステリというなかれの牛田に関する感想や評価
  6. ミステリというなかれの牛田まとめ

ミステリというなかれの牛田とは?

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)の作品情報

こちらの記事では『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の登場人物・牛田についてご紹介していきます。その前にまずは牛田が登場する作品『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の作品概要や簡単なあらすじをご紹介。『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の作品についておさらいしたい人はこちらの項目にも目を通してみてください。

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)の概要

  • 作者:田村由美
  • 出版社:小学館
  • 掲載誌:月刊フラワーズ
  • レーベル:フラワーコミックスアルファ
  • 発刊期間:2016年11月28日~連載中(2022年5月現在)
  • 巻数:10巻(2022年5月現在)

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』は漫画家・田村由美先生が漫画雑誌・月刊フラワーズで連載中のミステリー漫画作品。深く物事を考える癖のある普通の大学生・久能整が様々な事件に巻き込まれ、それを自身の洞察力で解決していく物語です。

2021年に開催された第67回小学館漫画賞では一般向け部門を受賞し、2022年にはフジテレビ系列の月9枠でテレビドラマ化もされた人気作。作者の田村由美先生は『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』を「舞台劇を意識した閉鎖空間で主人公がひたすら喋るだけの漫画」と表現しており、またタイトルに"ミステリ"とつけられてはいるものの「ミステリじゃないです」と表明されています。

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のあらすじ

アフロ頭が特徴的な大学生・久能整は、ある日なぜか自宅に刑事がやってきて高校時代の同級生が殺害された事件の参考人として事情聴取を受けます。そこでは娘との関係に悩んでいる巡査や、先輩たちとの関係に悩みを抱える女性刑事など個性溢れる面々が揃っていました。そして整は、その中にいたある刑事の聴取を受けた際に、かすかな違和感に気付きます。

牛田のプロフィール

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』に登場する牛田は、主人公の久能整が爆弾魔事件に関わっていた際に土手から転げ落ち病院に搬送された際に隣のベッドにいた老人患者です。病院のベッドで気が付いた整が隣の患者・牛田と会話をしていくと、牛田は自分の過去を話し始め、牛田が元刑事であることが判明します。そして牛田はなぜか現役時代のある事件の話を始め、整にその事件についての問題を振ってくるのでした。

ミステリと言う勿れ - フジテレビ

ミステリというなかれの牛田は幽霊?未解決事件の真相を考察

ネタバレ①過去の未解決事件の概要

こちらの項目では、『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』に登場した元刑事の患者・牛田が整に出した問題をまとめています。牛田が整に出題した過去に関わった"3つの未解決事件"。各項目では3つの問題の答えもネタバレありでご紹介しているので、牛田の出した問題の内容が気になる人はチェックしてみてください。

久能への問題1問目

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』に登場した元刑事の老人患者・牛田が整に出題した問題とその回答ネタバレ1つ目。牛田が出した問題の1つ目の内容は「手口も場所もバラバラの3人が殺された殺人事件」「4人目の殺害で前科のあるAの髪の毛が発見され、他3人と面識があったため取り調べを受けた」「4人目とAは接点がなく、Aは本当の犯人ではなかった」というもの。

牛田がこの事件の犯人を整に予想させたところ、整は本当の犯人をBという人物だと推理しました。4人目の被害者を殺害したかった本当の犯人Bは、Aに疑いの目を向けさせるためAの知り合いを立て続けに殺害し、4人目の被害者の近くにAの髪の毛を置いたと推理した整。その推理は見事的中し、牛田は「つまんね、その通りだ」と事件の真相をネタバレしました。

久能への問題2問目

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』に登場した元刑事の老人患者・牛田が整に出題した問題とその回答ネタバレ2つ目。牛田が2つ目に出した問題は「ある女性が通り魔にあったが、凶器や物証が出てこなかった」「同時期に空き巣被害も多発していた」という事件。この事件の関係性を牛田に聞かれた整は少し興奮気味に「常々考えているアイディアがそれだ」と言い、2つ目の事件の結末予想を牛田に話し始めます。

整が牛田に話した2つ目の事件の結末とは「凶器や物証を知らない人の家に隠し証拠を消す」というもの。空き巣に扮して事件の凶器などを紛れ込ませ、自分の手元から証拠を消すという答えを出した整。所謂ゴミ屋敷と呼ばれている家であれば、自分の所有物を把握できていないため知らないものがあっても不審に思われないという推理をしたのでした。

その推理は正解で、牛田は当時相棒の刑事だった霜鳥という男がマメに地域住民とコミュニケーションを取っていたため、僅かな犯人の痕跡を見つけることができ、最終的に被害者の血痕や犯人の指紋・凶器を発見できたと話しを続けました。

久能への問題3問目

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』に登場した元刑事の老人患者・牛田が整に出題した問題とその回答ネタバレ3つ目。こちらの3つ目の事件は下記の『ネタバレ③相棒の霜鳥が犯人だった?』で本当の犯人が明かされている問題となっています。

そのため、こちらの項目では問題の内容のみご紹介します。こちらの事件の本当の真相が気になる方は『ネタバレ③相棒の霜鳥が犯人だった?』もチェックしてみてください。牛田が整に出題した問題3つ目の内容は「20年程前の売春をしている女性の連続殺人事件」「事件の犯人は刑務所に出戻りを繰り返していた羽喰玄斗という人物」。

そして「羽喰玄斗に追われている人物から保護して欲しいという要求があったが、空き巣に入られてしまった牛田は相棒の霜鳥を先に現場に向かわせた」「牛田が到着すると霜鳥の悲鳴が聞こえ女性が殺されており、霜鳥の腹と腕には殺傷があってナイフは腕に刺さっていた」「霜鳥に言われ羽喰玄斗を追ったが捕まえられなかった」という事件でした。

ネタバレ②牛田が10分遅れた理由はなぜ?

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の登場人物・牛田が話した3つ目の事件を聞いて整は事件の本当の真相に辿りつくため質問をしていきます。そこで牛田は3つ目の事件でなぜ10分遅れたのか、その理由について「2日間同じ服を着たままだったので自宅に戻ったところ、自宅が空き巣に入られていたため」という旨を話しました。

ネタバレ③相棒の霜鳥が犯人だった?

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』で牛田が整に話した3つ目の事件。この事件の犯人は羽喰玄斗であると牛田は言いましたが、整は別の可能性を牛田に突きつけます。その可能性というのは牛田の相棒・霜鳥が本当の犯人という説。しかし牛田はなぜか整のその言葉に驚くことはありませんでした。

そんな牛田の様子を見て、整は1つ目と2つ目の事件が最後の3つ目の事件の本当の真相へ辿りつかせるための前振りであったことに気付きます。整が牛田に「さっきの2つの問題はこの問題のヒントになっていたんですね」と言うと、牛田は今まで話していなかった裏話を始めます。そして「羽喰玄斗の車から霜鳥のボールペンを見つけ隠してしまったこと」「霜鳥と3つ目の事件の被害者女性が不倫関係にあったこと」を明かしました。

そして続けざまに「羽喰玄斗を探し出し、彼の指紋と車を手に入れたのだろう」と話します。事件の時効制度が廃止されたため、霜鳥が本当の犯人であれば罪が永遠に消えることはなくなったのだと考えた牛田は、自分の命が尽きる前に霜鳥が本当の犯人となるかもしれない証拠をどうするのか考えていると整にぼやくのでした。

ネタバレ④霜鳥と牛田の再会

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の物語で、隣の入院患者・元刑事の牛田の心残りを聞いた整。3つ目の事件の本当の犯人が刑事時代の相棒・霜鳥かもしれないと確信していた牛田は、霜鳥が犯人であるという証拠をどうするか、本当は既に決めていたと言います。

しかし、老いて身よりのない自分のことを気に掛け見舞いに来てくれたうえに、今後の治療費や面倒も見てくれると言った霜鳥に対して牛田は「昔と変わらず優しいヤツなんだよなあ。それで気が変わった」と思います。牛田が霜鳥と再会したことでどう気持ちが変わったのか牛田に問う整ですが、牛田は何も言わず「この本あげるよ」となぜか一冊の本を渡してきたのでした。

ネタバレ⑤牛田の正体は幽霊だった?

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の物語でなぜか整に一冊の本を渡してきた牛田。翌日、整が目を覚ますと隣のベッドにはなぜか牛田の姿はありませんでした。なぜ牛田の姿がないのか巡回してきた看護師に聞く整は耳を疑う言葉を聞くことになります。なぜ牛田がいないのか聞く整に対して、看護師は牛田は昨日の朝に既に亡くなっていたと告げたのでした。

すでに死亡していた人物となぜか一夜を共にしていた整。以前、幽霊は見たことがないから信じないと言っていた整ですが、いるはずのない人物となぜか会話をしていたことによって、いつも冷静な整の額には汗が滲むのでした。

ネタバレ⑥「自省録」という本をもらった整

幽霊は信じない派の『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の主人公・整でしたが、実際に自分の目で牛田という幽霊を目撃してしまいました。整は幽霊の牛田に問題を出されただけではなく、『自省録』という本も受け取っていました。この本は牛田が死亡して幽霊になる前に、入院している女の子から貰ったという本。

整は目が覚めると、前日、幽霊の牛田から受け取った自省録を開いてみます。するとそこには栞が挟まっており、栞のページには「正気に戻って自己を取り戻せ」「現実のものを眺めよ」と書かれていました。傍にいた看護師は「牛田さんいつも同じページを見てたのよね、栞が挟んである左のページ」と言い、その言葉を聞いた整は「そう、したんですね」と幽霊の牛田を思い出すのでした。

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ミステリというなかれの牛田の実写ドラマキャスト

小日向文世のプロフィール

  • 誕生日:1954年1月23日
  • 血液型:O型
  • 身長:164センチ
  • 出身地:北海道
  • 事務所:ファザーズコーポレーション

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の実写ドラマで幽霊の牛田役を務めたのは俳優の小日向文世さんです。小日向文世さんは『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の牛田以外にも『HERO』『救命病棟24時』『僕の生きる道』といった様々な作品に出演されています。他にも下記の様な作品にもキャスティングされているので、気になった作品があればチェックしてみてください。

小日向文世の主な出演作品

  • JIN-仁-
  • 緊急取調室
  • 真田丸
  • コンフィデンスマンJP
  • 危険なビーナス
  • サバイバルファミリー
  • 重力ピエロ
  • 犬飼さんちの犬
  • ザ・マジックアワー
  • ステキな金縛り

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ミステリというなかれの霜鳥と羽喰の実写ドラマキャスト

霜鳥の実写ドラマキャストは相島一之

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の実写ドラマで幽霊の元刑事・牛田の相棒役霜鳥を演じたのはシス・カンパニー所属の俳優・相島一之さんです。相島一之さんは1961年11月30日生まれの埼玉県出身の俳優。『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』以外では『ドク』『ショムニ』『新選組!』といった作品にも出演されているので、他の出演作が気になる人はそちらも手に取ってみてはいかがでしょうか?

羽喰の実写ドラマキャストは千原ジュニア

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』の実写ドラマで幽霊の牛田が出した3つ目の問題に登場した羽喰玄斗を演じたのは千原ジュニアさん。千原ジュニアさんは俳優業の他にお笑いタレントとしても活躍しており、吉本興業に所属しています。生年月日は1974年3月30日で京都府出身。『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』以外では『新・ミナミの帝王』萬田銀次郎役の俳優として活躍されています。

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ミステリというなかれの牛田に関する感想や評価

心に響く名言が多いことでも話題となっている『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』。幽霊の牛田が登場した回でも読者・視聴者を惹きつけるセリフが登場しました。こちらのかたは牛田の「病と闘うぞと思う気持ちも大事」というセリフが刺さったと感想をあげられています。

他にも牛田の登場回で使用されていた本『自省録』が気になるという人も見られています。こちらの『自省録』という本は実際に存在する書籍で、ローマ皇帝で哲学者でもあったマルクス・アウレリウス・アントニヌスが書いた哲学書。こちらの本は書店やAmazonなどの通販でも購入することができるので、気になった人はチェックしてみてください。

『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』では様々なキャラクターが登場し、その都度事件が起こりますが、こちらの方の感想では牛田が登場した回が一番面白かったと評価されています。ガロやライカが登場する回は特に人気となっているので、まだ見たことのない人は原作漫画やドラマを手に取ってみてはいかがでしょうか?

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ミステリというなかれの牛田まとめ

以上、『ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)』に登場するキャラクター・牛田についてのご紹介でした。牛田は整が病院に搬送された際に隣のベッドにいた人物で、整に3つの事件の問題を出してきた元刑事の老人です。その正体は既に他界していたはずの幽霊で、整に自省録という本を授けた人物です。実写ドラマでは小日向文世さんがキャストを務められました。

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