【進撃の巨人】フリーダ・レイスの声優は日笠陽子！経歴・出演作や登場回は？

「進撃の巨人」フリーダ・レイスは、王家レイス家の第一子です。104期生のヒストリア・レイスは、異母妹にあたります。アニメでフリーダ・レイス役を演じた声優は、日笠陽子です。フリーダ・レイス役の日笠陽子は、本編アニメよりも先にパロディアニメ「進撃！巨人中学校」に出演しました。「進撃！巨人中学校」においてフリーダ・レイスは、肝試しの回で幽霊として登場しています。

「進撃の巨人」は、諫山創が手がけたダーク・ファンタジー漫画です。「別冊少年マガジン」の創刊号である2009年10月号から連載がスタートし、2021年5月号に掲載された139話で完結しました。テレビアニメ第1期は2013年4月7日から9月29日にかけて放送されました。第3期まではWIT STUDIOがアニメーション制作を担当しましたが、第4期はMAPPAへと変更になります。

人を食べる謎に包まれた生物「巨人」の出現により、人類は三重の巨大な壁を築き、その中で生活を送っていました。一番外側に位置する壁「ウォール・マリア」のシガンシナ区に住むエレン・イェーガーは、壁の外の世界に強い憧れを抱いていました。将来は、壁外調査を行う調査兵団への入団を志望していました。845年、エレンが10歳の時に突如現れた超大型巨人によって、シガンシナ区の扉が壊され巨人が侵入する事態となります。

フリーダ・レイスは、王家であるレイス家の長女です。誕生日は2月2日、身長は171cm、体重は57kgで、黒髪に青い瞳を持ちます。アニメの声優は、日笠陽子です。15歳の時に、始祖の巨人の力を叔父であるウーリ・レイスから引き継ぎます。不戦の契りの影響で、自分たちは罪人であるという思想に縛られ罪悪感に苦しんでいました。継承から3年後、礼拝堂に現れたグリシャ・イェーガーと交戦になります。

しかし、経験が浅いゆえに力を発揮できず、グリシャ・イェーガーに食われて死亡しました。同じ母親の兄妹に、ウルクリン、ディルク、エーベル、フロリアンがいます。唯一腹違いの兄妹であるヒストリアにも愛情を持って接しており、度々会いに行っていました。

アニメ「進撃の巨人」でフリーダ・レイス役を演じた声優は、日笠陽子です。日笠陽子は、神奈川県出身1985年7月16日生まれ、声優事務所・アイムエンタープライズに所属しています。「ひよっち」や「ぴかしゃ」などの愛称で呼ばれています。趣味に料理をあげており、食育インストラクターやナチュラルフードコーディネーターの資格も持っています。特技には、書道や裁縫をあげています。

声優・日笠陽子は、三石琴乃に憧れ、声優を志すようになります。高校卒業後、日本ナレーション演技研究所で演技を学び、新人育成オーディションに合格してアイムエンタープライズの所属となります。2007年10月1日から12月24日にかけて放送されたアニメ「スケッチブック 〜full color's〜」根岸みなも役でデビューしました。かきふらい原作の人気アニメ「けいおん!」秋山澪役で注目を集めます。

「けいおん！」は、かきふらいが手がけた四コマ漫画です。テレビアニメは、第1期が2009年4月3日から6月26日、第2期が2010年4月7日が9月29日にかけて放送されました。声優・日笠陽子が演じたキャラは、秋山澪です。秋山澪は、バンド・放課後ティータイムでベースを担当するキャラクターです。しっかりした性格ですが、人見知りが激しく繊細な一面もあります。

「NEW GAME!」は、芳文社の漫画雑誌「まんがタイムきららキャラット」で2013年3月号から2021年10月号まで連載されていた作品です。アニメ第1期は2016年7月4日から9月19日、アニメ第2期は2017年7月11日から9月26日にかけて放送されました。声優・日笠陽子が演じたキャラは、八神コウです。八神コウは、株式会社イーグルジャンプのキャラクターデザイナー班であり、主人公・青葉の上司です。

「ダンガンロンパ」は、スパイク・チュンソフトが開発したゲームシリーズです。テレビアニメは、2013年7月4日から9月26日にかけて放送されました。声優・日笠陽子が演じたキャラは、霧切響子です。霧切響子は、銀色のロングヘアーの髪が特徴であり、ミステリアスな雰囲気を持つ美少女です。才能が明らかにされていない謎の多いキャラクターであり、必要最低限のことしか喋りません。

「トリニティセブン 7人の魔書使い」は、「月刊ドラゴンエイジ」で2011年1月号から連載されている漫画作品です。原作はサイトウケンジ、イラストは奈央晃徳が担当しています。アニメは「トリニティセブン」というタイトルで、2014年10月8日から12月24日にかけて放送されました。声優・日笠陽子が演じたキャラ・山奈ミラは、王立図書館検閲官首席であり、トリニティセブンの1人でもあります。

「IS＜インフィニット・ストラトス＞」は、弓弦イズルが手がけたライトノベルです。原作は12巻まで刊行されており、累計発行部数は220万部を記録しています。テレビアニメ第1期は2011年1月6日から3月31日、第2期は2013年10月3日から12月19日に放送されました。声優・日笠陽子が演じたキャラは、ヒロインの1人である篠ノ之箒です。

「進撃！巨人中学校」は、「進撃の巨人」の公式パロディ漫画です。「進撃の巨人」の登場キャラが、同じ中学に通っているという設定の物語です。漫画は、「別冊少年マガジン」で2012年5月号から2016年8月号にかけて連載されました。漫画「進撃！巨人中学校」の作画は、中川沙樹が担当しています。テレビアニメ「進撃！巨人中学校」は、2015年10月4日から12月27日の1クール全12話で放送されました。

フリーダ・レイス役の日笠陽子は、本編アニメよりも先にパロディアニメ「進撃！巨人中学校」に出演しました。登場回は、「進撃！巨人中学校」の第8話「怪談！巨人中学校」です。上級生と下級生の新睦を深めるため、校舎で肝試しをしようとハンジが提案します。フリーダ・レイスは、幽霊として登場しました。

フリーダ・レイスは、レイス家当主のロッド・レイスと正妻の間に誕生した第一子です。気さくで優しい人柄から、領民からも愛されていました。同じ母親から生まれた兄妹に、ウルクリン、ディルク、エーベル、フロリアンがいます。腹違いの妹・ヒストリアの元にも度々足を運び、読み書きなどを教えて過ごしていました。

約1820年前、ユミル・フリッツが大地の悪魔と契約したことにより、エルディアは巨人の力を手に入れます。領地を拡大し、エルディア帝国は瞬く間に国力を高めます。ユミル・フリッツが死亡した後、巨人の力は9つに別れます。エルディア帝国は九つの巨人の力を行使して大国マーレに攻め入り、土地や財産を奪ったり、虐殺を繰り返しました。

しかし、マーレは九つの巨人の内の7体を奪うことに成功し、エルディア帝国に勝利します。エルディア帝国145代目王のカール・フリッツは、エルディア人の残虐な行いに心を痛めていました。そこで、自分に賛同する国民と共にパラディ島へと逃れ、始祖の巨人の力で巨大な三重の壁を築きます。さらに、始祖の巨人の力を使って国民の記憶を改竄し、壁外人類は巨人に滅ぼされたという嘘の歴史を教えます。

偽物の王に玉座を渡し、フリッツはレイスと名前を変え、地方貴族として生活することにします。始祖の巨人の能力は、代々子孫に受け継がせることとします。自身の思想を次世代の継承者に引き継がせるべく「不戦の契り」を創ります。「不戦の契り」により、王家の血筋の継承者は始祖の巨人の能力を制限されます。

フリーダ・レイスは、15歳の時に叔父のウーリ・レイスから始祖の巨人を引き継ぎました。「不戦の契り」も引き継いでおり、当初は抗おうとするも跳ね退けることはできませんでした。それからというもの、エルディア人の犯してきた罪の重さに悩まされ、自分たちは罪人であるとつぶやくこともあったようです。

ウォール・マリアのシガンシナ区の扉が、超大型巨人に破壊されます。破壊された場所から、多数の巨人が壁内に侵入し、シガンシナ区は陥落します。この頃レイス家は、礼拝堂の地下にいました。そこへ、グリシャ・イェーガーが襲撃に現れます。グリシャ・イェーガーとフリーダ・レイスは、共に巨人化して交戦します。しかし、経験の浅かったフリーダ・レイスは能力を発揮できず敗北し、グリシャ・イェーガーに食われ死亡します。

グリシャ・イェーガーは、フリーダ・レイスから始祖の巨人を奪い、息子のエレンに継承させます。レイス家が襲撃を受けた後、ロッド・レイスは始祖の巨人を取り戻すため、エレンとヒストリアを誘拐します。誘拐され気を失っている間、エレンはフリーダ・レイスの記憶を見ます。

礼拝堂の地下でヒストリアにエレンを食わせようとしますが、ヒストリアはこれを拒否します。調査兵団の助けもあり、ヒストリアとエレンは礼拝堂から脱出します。その後、ロッド・レイスは自ら巨人化する薬を口にし、暴走します。暴走したロッド・レイスを討伐した際、ヒストリアはフリーダ・レイスが当初「不戦の契り」に抗おうとしていた記憶を見ます。

世界の真相が判明してから数年後、エレンは王家の血筋であり異母兄でもあるジーク・イェーガーと接触し、一緒にグリシャの記憶を見ていきます。順を追って見ていく中、レイス家を襲撃した時の記憶に辿り着きます。グリシャは、フリーダ・レイスに、壁内の巨人を倒してほしいと頼んでいました。しかし、フリーダ・レイスは「不戦の契り」に縛られ、彼の頼みを拒否します。

始祖の巨人を奪取しようとするグリシャでしたが、子供を殺すことはできないと実行に踏み切れずにいました。過去の記憶を辿っていたエレンは、グリシャに未来を見せ、レイス家を襲撃するよう仕向けます。フリーダ・レイスは、当初グリシャと戦うことを躊躇っていましたが、家族を守るため交戦し敗北します。王家の血を引くジークと接触し、始祖の巨人の能力を発揮したエレンは、「不戦の契り」を打ち破ります。

フリーダ・レイスは、度々異母妹のヒストリアに会いに行っていました。鼻水を垂らすヒストリアに、フリーダ・レイスは、もう少し女の子らしくするようにと諭しています。ヒストリアは、「女の子らしいって何？」と質問します。彼女の質問に対し、フリーダ・レイスは読んでいた本の少女を指さします。本の少女は、いつも人のことを気遣う優しい性格であり、ヒストリアにも彼女のようになってほしいと願っていました。

始祖の巨人は、全ての巨人を支配することができる力を持っており、王家の血を引く人間に代々受け継がれてきました。しかし、カール・フリッツの「不戦の契り」に縛られ、能力を使う使うことができなくなっていました。フリーダ・レイスは、始祖の巨人を引き継ぐ前に、「不戦の契り」に打ち勝つ意志を父親に伝えていました。

845年、ウォール・マリアシガンシナ区の扉が破壊され、中に巨人が侵入する事態となります。グリシャは、礼拝堂の地下にいるレイス家に会いにいきます。始祖の巨人を引き継いだフリーダ・レイスに、侵入してきた巨人を倒してほしいと頼みます。しかし、「不戦の契り」の影響で、フリーダ・レイスは彼の頼みを拒否するのでした。

ウーリ・レイスは、フリーダ・レイスの叔父にあたる人物です。兄のロッド・レイスに代わって始祖の巨人を引き継ぎ、次の継承者であるフリーダ・レイスに食われ死亡しました。継承する前は始祖の巨人の力で人類を救おうと考えていましたが、「不戦の契り」に縛られ滅びることを受け入れます。

グリシャ・イェーガーは、主人公・エレンの父親であり、大国マーレからやってきたエルディア人です。エレン・クルーガーから、進撃の巨人の力を継承しました。始祖の巨人を奪うべく、礼拝堂の地下にいるレイス家を襲撃します。当初は、ウォール・マリアに侵入した巨人を倒してほしいとフリーダ・レイスに交渉します。しかし、「不戦の契り」に縛られていたフリーダ・レイスはその要求を拒否しました。

ヒストリア・レイスは、フリーダ・レイスの腹違いの妹です。ヒストリア・レイスは、ロッド・レイスと愛人との間に生まれた子供ということもあり、周囲から煙たがられていました。フリーダ・レイスは、そんな彼女のことを気にかけて度々会いにいき、読み書きも教えていました。一緒に過ごした後は、レイス家からヒストリア・レイスを守るため、始祖の巨人の力を使って自分と会った記憶を消していました。

ロッド・レイスは、レイス家の当主であり、フリーダ・レイスの父親です。始祖の巨人を自分が受け継ぐのが嫌だったためか、娘に継承させました。グリシャが礼拝堂の地下でレイス家を襲撃した際は、唯一逃亡して生き延びました。グリシャから始祖の巨人を奪われてからは、中央憲兵団に命令しヒストリアとエレンを誘拐します。今度はヒストリアに始祖の巨人を継承させようとしますが、拒まれてしまいます。

アニメ「進撃の巨人」でフリーダ・レイス役を演じた声優は、「けいおん！」秋山澪役や「トリニティセブン」山奈ミラ役などで知られる日笠陽子です。フリーダ・レイス役の日笠陽子の演技や声質を絶賛する感想もあります。

フリーダ・レイス役の声優・日笠陽子は、本編アニメよりも先に「進撃！巨人中学校」に出演しました。「進撃！巨人中学校」は、登場キャラが同じ中学に通っていたらという「もしも」の世界を描いたパロディ作品です。本編に先駆けて声優・日笠陽子が「進撃！巨人中学校」に出演したのはなぜなのか気になるといった声も多く見られます。

声優・日笠陽子は、アニメ「進撃の巨人」第1期のエンディングテーマ曲「美しき残酷な世界」を歌唱しています。第1期では、まだフリーダ・レイスは登場していません。フリーダ・レイス役の声優・日笠陽子がこの曲を歌唱しているということは、歌詞はフリーダ・レイスの気持ちを表現したのではと考察する声もあります。

「進撃の巨人」フリーダ・レイスの活躍や、アニメの声優・日笠陽子のプロフィールや、出演作品・演じたキャラなどを紹介してきました。代表的な出演作に、「けいおん！」秋山澪役や「トリニティセブン」山奈ミラ役などがあります。