【BLEACH】浅野啓吾は女好きの一護のクラスメイト！名シーンや声優も紹介

浅野啓吾と京楽とのエピソードや美人の姉についてなどをまとめていく前に、浅野啓吾のプロフィールや強さ・能力を紹介していきます。バトル漫画である『BLEACH(ブリーチ)』ですが、普通の人間である浅野啓吾の強さや能力とはいったいどれほどのものなのでしょうか？また、『BLEACH』の作品概要やあらすじも解説していきますので、ぜひご覧になってみて下さい！

『BLEACH(ブリーチ)』とは死神となった主人公・黒崎一護を中心として展開されるバトル漫画です。原作者は久保帯人で、2001年から2016年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載されていました。コミックシリーズは2018年時点で全世界累計発行部数1億2000万部を突破するほど人気で、原作が終了してからもアニメやゲーム、フィギュアなど様々なジャンルにメディアミックスされ続けています。

霊感の強い高校生・黒崎一護は、死神である朽木ルキアと出会った事をきっかけに死神代行となり、虚(ホロウ)関連の事件を請け負うようになっていきます。相棒として一緒に過ごすうちに強い信頼関係で結ばれていった一護とルキアでしたが、尸魂界(ソウルソサエティ)からやってきた護廷十三隊の死神によって罪人としてルキアが連行されてしまいます。一護は仲間である雨竜や織姫、チャドと共にルキアを助ける事を決意するのでした。

浅野啓吾は一護のクラスメイトであり、いつもつるんでいる友達です。身長172センチ、体重58キロ、血液型はAA型で、誕生日は4月1日生まれとなっています。茶髪の髪に端正な顔立ちをしたイケメンではありますが、三枚目を感じさせる言動が多い為に女子にはモテません。高校入学時は不良として名高い一護とチャドを怖がっていましたが、入学式に他の不良から救ってもらった事をきっかけに仲良くなり、それ以降友達になりました。

浅野啓吾は霊力が備わっていない為、戦闘シーンなどは存在していません。しかし、霊力の高い一護と一緒にいる事が多かった影響か、霊の姿が確認出来る程度には霊力が備わっていきました。スポーツなどをやっている様子も無い為、身体能力に関しても一般人程度だと考えられます。しかし、毎日騒いではツッコミとして一護に殴られる事が多いですが、それでも平然としている事からある態度のタフネスは持っているようです。

一護の良き友達である浅野啓吾ですが、ここからはそんな彼の名シーンを紹介していきます。ギャグキャラとしての要素が強い浅野啓吾には面白いエピソードが多数存在しています。しかし、一見関わりが無さそうな京楽と一悶着もあったようで、浅野啓吾のかっこいい一面が見れました。

浅野啓吾や一護の通う空座第一高等学校が夏休みに入ると、一護はルキアを助けるために修行をしたり尸魂界に向かったりと忙しい日々を過ごしていました。浅野啓吾は友達と遊びたかったようですが、一護やチャドはもちろん水色など誰とも予定が合わずに1人で遊んでいたようです。そして、ようやく一護が現世に戻ってきた時には浅野啓吾は10日間でRPGを5本もクリアしていた事を述べていました。

浅野啓吾本人は1人で夏休みを過ごしていた寂しさを表現するために発言した事ですが、ゲームの才能があると言った一護の言う通りでかなりすごい事です。もちろんRPGの種類によってクリア時間は異なりますが、2日で1本ペースでクリアするというのはかなりの集中力とゲームの才能を持ち合わせている事をうかがわせます。

京楽と言えば護廷十三隊八番隊隊長で、後に総隊長となる死神です。藍染との戦いの為に空座町が尸魂界に飛ばされた時がありますが、浅野啓吾は異様な雰囲気の空座町で竜貴や水色などの仲間達と共に逃げ回っていました。そんな浅野啓吾達の前に突然京楽が現れます。京楽は一護が二度と現世には戻ってくれない可能性がある事を伝えてきますが、そんな京楽に対して真っ先にキレたのが浅野啓吾でした。

京楽達が一護の命を軽く扱っていると考えたからの行動です。この時の浅野啓吾は多少の霊力が身についていたため、京楽の霊圧を感じる事が出来たはずですが、強力な霊圧を放つ京楽に対して向かって行った浅野啓吾の勇気あるかっこいいシーンとなっています。普段はおちゃらけていますが、友達の事を真剣に考えて京楽の胸ぐらを掴んだ浅野啓吾は非常にかっこいい男だと感じさせる名シーンです。

アニメ版『BLEACH(ブリーチ)』で浅野啓吾の声を担当した声優は小西克幸です。和歌山県出身で1973年4月21日生まれの2022年5月現在49歳で、声優の他に舞台俳優としても活動しています。声優になったきっかけは高校在学中に所属していた映画研究会の友達に声優という職業を教えてもらった事で、高校卒業と同時に上京して『勝田声優学院』に入学しました。

『勝田声優学院』を卒業後は野村道子などが講師を務める声優養成所に入所し、それから1年後に野村道子に誘われて声優事務所『賢プロダクション』に所属となりました。低いダンディな声を駆使する声優として知られており、クールな性格をしたキャラクターを多く演じてきています。その為、声優デビューしてから3年ほどは年配のキャラ中心に演じていたという事でした。

小西克幸は2001年から放送されたアニメ『シャーマンキング』の阿弥陀丸の担当声優として知られています。阿弥陀丸はふんばりヶ丘で地縛霊となっていた侍の霊ですが、葉と出会った事で彼の持ち霊となりました。独自に編み出した『阿弥陀流剣術』の使い手で、物語の序盤は葉と憑依合体する事で達人の域に達した圧倒的な剣術を見せていました。葉と共に成長していき、後に霊から精霊として進化します。

小西克幸はアニメ『鬼滅の刃』の宇髄天元(うずいてんげん)の担当声優としても有名です。宇髄天元は鬼殺隊の音柱で、派手な事が好きな元忍となっています。普段は忍の装束で顔が見えづらくなっていますが、実際には初対面の女性が赤面してしまうほどのイケメンで、嫁も3人いる事から善逸に羨ましがられていました。吉原の遊郭に潜む鬼についての調査をした事をきっかけに炭治郎達と関わっていくようになりました。

ここからは、浅野啓吾のかっこいい魅力について紹介していきます。前述した京楽との一件もかっこいいですが、浅野啓吾の魅力はもちろんそれだけではありません。そして、浅野啓吾を語るうえで忘れてはならないのが姉の存在で、姉弟による面白いエピソードが存在しています。浅野啓吾も顔立ちは整っている為、どうやら姉もかなりの美人なようです。

『BLEACH(ブリーチ)』には改造魂魄のコンや、一護の父親である一心などかわいい女の子が大好きなキャラが存在していますが、浅野啓吾もその1人です。かわいい女の子を見ると臆する事無く話しかけに行きますがほとんどは相手にされず、それどころか殴られてしまう事もしばしばあります。また、ルキアを初めて見た時には『美少女転校生』と言って気に入り、アプローチをかけるなどしていました。

女の子へのアピール時はとにかく明るく話しかけており、クールでかっこいい姿を見せるといった方法は使いません。しかし、作中では恋人はおろか良い雰囲気になった女性はおらず、残念ながらモテるタイプというわけでは無いようです。しかし、だからこそ『BLEACH』の読者からは人気となっており、連載中は浅野啓吾を応援するファンも少なくありませんでした。

浅野啓吾はかわいい女の子だけでなく男友達やクラスメイトなど、誰に対しても明るいムードメーカーです。特に一護やチャド、水色など気の知れた仲間と一緒にいる時はテンションが高く、話題を提供して話の中心に立つ事が多くあります。元々他の人物が口数が多い方ではない事もありますが、それを差し引いても圧倒的に元気です。また、暗い話題の時でも明るい話題に変えようとするなど、気を遣う事も出来る一面もあります。

水色は気を遣いすぎるタイプなので、空気を読んで悩んでいる時の一護に声をかけない時がありますが、浅野啓吾は逆に明るいテンションで話しかけて元気づけようとします。話しかけてほしくない時に話しかけられると普通は嫌な気持ちになりそうですが、不思議とそんな気にならずに笑顔になってしまう事も浅野啓吾の大きな魅力です。

一護の為にキレた京楽との一件でも浅野啓吾が友達思いな事が分かります。他にもアニメ版のオリジナルエピソードである『バウント篇』では、バウントに襲われて瀕死の状態となった浅野啓吾の元に一護が助けに来ますが、浅野啓吾は命の危険にあるにも関わらず一護に『逃げろ』と述べており、友達思いで男らしい事が分かるかっこいいシーンでした。一護もこの時に浅野啓吾を決して見捨てようとはしませんでした。

同級生の間で明るくムードメーカーになっている浅野啓吾は、みんなにイジられています。しかし、本人もイジられる事を嫌がっておらず、自分のキャラとして理解しているようです。主にかわいい女の子に対して積極的な言動をした時に周りにツッコまれるといった事がパターン化していますが、同級生達もそんな浅野啓吾を嫌う事無く、むしろ楽しんでいる様子もうかがわせます。

一護や他の同級生とも良い関係を築き続けていった浅野啓吾は10年後を描く最終回にも登場しており、プロボクサーとなったチャドの試合を一護の家で仲間達と応援していました。ルキアもこの時に恋次と共に一護の家にやって来ますが、浅野啓吾はルキアに対して相変わらずテンションの高い対応をしており、竜貴に裏拳でツッコまれていました。ちなみに、浅野啓吾は念力ラーメンというラーメン屋を経営しているようでした。

浅野啓吾には姉のみづ穂がいます。姉のみづ穂は空座第一高校の二十四代目生徒会長で、浅野啓吾と似た顔立ちと髪色をしている事が特徴です。姉が初登場したのは破面との戦いで傷ついた一角と弓親を浅野啓吾が家に連れて帰った時でした。浅野啓吾は知らない男を家に泊める事を姉が嫌がって止めるだろうと考えていましたが、坊主頭が好みの姉は一角の事を気に入って泊める事を喜んで承諾していました。

姉は強気な性格のようで、浅野啓吾はパシリとして使われる事が多いようです。しかし、浅野啓吾と姉は仲が悪いというわけでは無く、学校の同級生にイジられている事と同じような扱いだとういう事がうかがえます。

『BLEACH(ブリーチ)』の浅野啓吾と結婚する女性は幸せになれそうだというファンの感想があります。友達思いでムードメーカーである浅野啓吾は、妻となる女性の事も大切にして楽しませてくれる事が予想出来ます。さらに、浅野啓吾は自分の命に危険が迫っていても大切な友達である一護の事を気遣うなど、かっこよくて男らしい一面も持っているので、妻となる女性もきっと命をかけて守り抜く事が考えられます。

『BLEACH(ブリーチ)』のキャラの中で浅野啓吾が一番好きというファンの感想があります。バトル漫画である『BLEACH』ではありますが、戦闘シーンの無い浅野啓吾が一番好きだという意見は少なくありません。霊力が無いにも関わらず強い存在に向かって行く勇気も彼の人気に大きく火をつけていますが、やはり何といっても最大の魅力は優しくて面白い三枚目な性格です。女の子が大好きでも憎めない人気キャラとなっています。

一護が藍染との戦いを終えて、『BLEACH(ブリーチ)』が新章に入ると、一護と同級生達は進級しました。進級した浅野啓吾は髪型が少し大人っぽくなっており、イケメンらしさが強調されています。しかし、性格はもちろん相変わらずなのでモテる事はありませんが、口を閉じれば他のイケメンキャラに引けを取らないほどのかっこよさを感じられます。さらに最終回でも髪型が変わっており、前髪を全ておろして雰囲気が変わりました。

『BLEACH(ブリーチ)』の浅野啓吾についてまとめてきましたが、面白いギャグキャラとしての要素を持ちながらも、一護をはじめとする友達を大切に思っているかっこいいい地面も持っている事が分かりました。さらに顔立ちもイケメンである為、ファンから人気となっている事もうかがえます。今回の浅野啓吾についての記事を読んだ後にもう一度、『BLEACH』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか？