【BLEACH】黒崎夏梨は男勝りな一護の妹！虚や死神が見える？声優も紹介

ここでは黒崎夏梨のプロフィールと登場シーンを紹介していきます。黒崎夏梨の基本情報が分かる内容となっておりますので、事前に読んでおく事で後述の彼女についてのまとめがより一層楽しめます。また、『BLEACH(ブリーチ)』の作品概要やあらすじも紹介していきますので、ぜひご覧になってみて下さい！

『BLEACH(ブリーチ)』とは久保帯人が原作を務め、『週刊少年ジャンプ』で2001年から2016年まで連載されていたバトル漫画です。死神を題材としており、斬魄刀(ざんぱくとう)をという作品独自の武器を使ったド派手なバトルが魅力となっています。2000年代には『ワンピース』や『NARUTO』と並んで三大柱と称されて世界的に人気となっており、日本国内外問わずに様々な種類のイベントが開催されました。

尸魂界(ソウルソサエティ)から悪霊退治にやってきた死神の女性・朽木ルキアと出会った事で死神の力に目覚めた高校生・黒崎一護は、死神代行として活動する事になります。多くの虚関連の事件を解決していく中で、一護とルキアは信頼関係で結ばれていきました。しかし、ルキアは一護に死神の力を譲渡した罪人として死刑判決を受けて尸魂界へと連行されてしまいます。一護はルキアを救うため、尸魂界へと向かうのでした。

黒崎夏梨は主人公である一護の妹であり、遊子の双子の妹です。『BLEACH(ブリーチ)』の1話で初登場時点で小学5年生で、身長136センチ、体重31キロ、血液型AO型、誕生日は5月6日となっています。一護や遊子と違って黒髪で、父親である一心の遺伝だと考えられます。小学生の時はショートヘアーでしたが、中学生になってからは髪を伸ばしており、ポニーテールとなりました。

一護と同じように生まれつき霊感が強く、家の中で街中で常に幽霊を目撃していますが、黒崎夏梨本人は関わろうとしません。しかし、物語が進んでいくと一護が死神として戦っている事を知るようになり、心配している様子を見せていました。また、黒崎夏梨はスポーツが好きで、男の子と混じって得意のサッカーをする事が趣味となっています。

黒崎夏梨は『BLEACH(ブリーチ)』の1巻の1話から登場しています。初登場時は家の中にいる幽霊が見えているものの、幽霊を信じないと言い張りながら目を合わさないようにしていました。また、黒崎家は毎年一護の母である真咲の命日に墓参りをする事が恒例となっていますが、この時に黒崎夏梨は遊子と共に母の仇の虚であるグランドフィッシャーによって危険に晒され、一護によって救われていました。

アニメオリジナルエピソードとして、黒崎夏梨は護廷十三隊十番隊隊長である日番谷冬獅郎と共にサッカーをプレイする様子が描かれており、アニメ版では原作よりも活躍の場が多く存在しています。本編から10年後の未来を描く原作の最終回にも登場し、髪型がポニーテールからアップヘアーに変化しており、一護や織姫達とパーティーをする様子が描かれていました。

ボーイッシュなスポーティ少女である黒崎夏梨ですが、どのような性格をしているのでしょうか？学校の男子からも人気があるという黒崎夏梨がモテる理由は、かわいいルックスだけでなく性格も関係しているようです。また、一護をはじめとした黒崎夏梨の家族も一挙ご紹介していきます。常にトラブルが絶えない黒崎家の家族は、それぞれキャラの強い特徴的な人物です。

黒崎夏梨は男勝りで勝気な性格をしています。相手が男だとしてもはっきりと自分の気持ちを発言するほどサバサバしており、少し気の弱い男子だと言い負かされてしまいます。その性格やかわいいルックスから学校の男子にモテる事が多いようですが、あまりに強気な発言が多い為、サッカー仲間の男子には煙たがられてしまう事もあるようです。家族に対しても強い態度をとり、特に父である一心は雑に扱われる事が多くあります。

しかし、実際は優しい性格で、特に家族の事を大切に思っています。戦いのさなか悩む事が多い一護を陰ながら心配しており、一護がいつもと違う態度をとっていたりするとすぐに気が付きます。表情はムスッとしている事も多いですが、相手が悩んでいると優しい表情になって真剣に話を聞くなど、年齢よりもずっと大人びています。ただし、幽霊に関しては話を聞こうとせず、目も合わそうとはしません。

また、黒崎夏梨は元々泣き虫だったという事ですが、母親である真咲が亡くなった事をきっかけに一切泣かなくなり、弱音を吐く事もしなくなりました。その為、弱気になっていた場面では一護に『夏梨らしくない』と心配されていました。

黒崎一心は一護や黒崎夏梨の父親で、黒崎家の大黒柱です。クロサキ医院を経営していますが、元々は死神で、護廷十三隊十番隊隊長を務めていました。現世で暮らすようになったきっかけは妻である滅却師・真咲を虚から助けた事で、愛し合うようになって一護が生まれました。黒崎夏梨が生まれつき霊感が強いのは父が死神である事と、母親が滅却師である事が大きく関係しており、黒崎夏梨はサラブレッドとなっています。

自分の子供には分け隔てなく愛情を注いでおりいますが、長男である一護には時折厳しい言葉を投げかけます。しかし、娘に関しては親バカと言っていいほど甘やかしており、溺愛しています。基本的には明るく優しい父親で、元気に黒崎家の空気を盛り上げていますが、死神として戦っている時には厳しい表情を崩さずに圧倒的な霊圧で相手をねじ伏せるかっこいい一面も持っています。

黒崎一護は黒崎家の長男で、黒崎夏梨の兄です。朽木ルキアと出会った事がきっかけで死神の力を得て、強力な虚や死神、破面(アランカル)との戦いに身を投じていくようになっていきます。黒崎夏梨は霊が見えているものの、当初は一護が死神として虚と戦っているとは知らず、霊能力者であるドン・観音寺の事件にて初めて一護が死神の姿になっているところを目撃しました。

戦いに身を置いている一護ですが、家族の事を誰よりも大切に思っており、妹達が虚によって危険に晒された時には格上の相手であったにも関わらず立ち向かっていきました。黒崎夏梨もそんな一護が大好きで、『一兄(いちにい)』と呼んで慕っています。

黒崎遊子は黒崎夏梨の双子の姉です。母親である真咲が亡くなってから黒崎家では母親代わりとなり、家事をほとんど1人でこなしています。食べ物を食べてから10分以内に歯を磨かないといけないなどの黒崎家のルール『ユズ法典』も遊子が1人で作りました。双子ではありますが黒崎夏梨とは正反対の性格をしており、女の子らしくおしとやかで泣き虫なところが目立ちます。

しかし、基本的には明るい性格で、一心と共にドン・観音寺のテレビ番組を見ながらはしゃいだり、中学生に上がると一護に元気に制服姿を見せたりしていました。また、遊子は黒崎家の中で霊感を持っていない唯一の存在で、幽霊を見る事が出来る一護や黒崎夏梨を羨ましがっています。しかし、物語が進んでいくと少しずつ霊力が備わっていき、戦闘には参加しないながらも霊の姿が見えるくらいにはなっていきました。

黒崎夏梨は一護と同じように生まれた時から霊力が備わっている為、幽霊や虚を見る事が出来ます。『BLEACH(ブリーチ)』のアニメ版では戦闘シーンも存在し、霊力を使って活躍しているシーンも描かれていました。そこでここでは、黒崎夏梨の活躍シーンから彼女の強さや能力について検証し、考察していきます。死神として強力な強さを身につけていった一護の妹・黒崎夏梨の能力とはいったいどのようなものなのでしょうか？

生まれつき霊圧が備わっている黒崎夏梨は、物語が進んでいくにつれて力をつけていき、幽霊だけでなく死神や虚の姿も見る事が出来るようになっていきました。織姫やチャドは後天的に霊圧を身につけましたが、黒崎夏梨は先天的なものである事から才能が高いと考えられます。もちろん戦闘のプロである護廷十三隊や一護ほどの霊圧は持っていませんが、修行をしたとしたらかなりの霊圧を身につけていたはずです。

黒崎夏梨は、男子と混ざって得意のサッカーをする事が大好きですが、このサッカーのシュートで虚を攻撃する事が出来ます。巨大な虚を吹き飛ばすほどの威力となっていましたが、致命傷を与えるまではいかずに他の人物がとどめを刺す事が多くありました。

黒崎夏梨は子供たちで結成された空座防衛隊の1人目であるカラクラレッドです。空座防衛隊とはドン・観音寺が空座町を虚から守るために結成した部隊で、雨やジン太が在籍しています。しかし、黒崎夏梨は戦闘の訓練を積んでいない為、サッカーのシュートで虚を攻撃したとしても、普通のサッカーのシュートと変わりません。サッカーボールに霊圧を込める能力はありますが、戦闘技術に関しては皆無と言っていいでしょう。

タフネスに関しても、やはり戦闘訓練を積んでいない事から防御の術を持っておらず、虚に攻撃をされると致命傷となってしまいます。空座防衛隊に一員である事から虚と対峙する事が多い黒崎夏梨ですが、雨やジン太がいて守られている存在だからこそ窮地に陥る事がないと言っていいでしょう。

速さに関しては学校で男子と一緒に常にサッカーをしている事から、同年代の中では足は速い事が考えられますが、もちろん虚対策の修行などはしていない為、死神が使う瞬歩などを駆使した常軌を逸したスピードの戦いにはついていけません。

『夏梨流絶命シュート』は黒崎夏梨が唯一持っている技で、虚にダメージを与える事が出来ます。『BLEACH(ブリーチ)』のアニメ版のみで使用した技で、ほぼギャグ的なノリな回だった事もありますが、巨大な虚を吹き飛ばすほどの威力を誇っていました。

アニメ版『BLEACH(ブリーチ)』で、黒崎夏梨の声を担当している声優は釘宮理恵です。熊本県出身で1979年5月30日生まれの2022年5月現在42歳で、声優事務所は『アイムエンタープライズ』に所属しています。1998年から声優としての活動をスタートさせて持ち前の可愛い声、いわゆる萌えボイスで多くの美少女キャラを演じてきました。声優の他にも歌手としても活動しており、キャラソンを中心に歌ってきました。

そんな釘宮理恵は仲の良い女性声優が多く、非常に広い交友関係を持っている事で知られています。沢城みゆきや朴璐美などの有名女性声優が多く、アニメ作品で共演した事をきっかけに仲良くなっていったようです。

黒崎夏梨の声優である釘宮理恵は、アニメ『リゼロ』のパンドラの担当声優としても知られています。パンドラは大罪の魔女である虚飾の魔女で、美しい白金の髪と幼い容姿を持っている事が特徴です。登場シーンが少なく詳細は不明となっていますが、世界を書き換えるほどの能力を持っている事が分かっています。

黒崎遊子と黒崎夏梨はファンが分かれるところとなっていますが、断然黒崎夏梨の方が好きだというファンの感想があります。黒崎夏梨の魅力はやはりボーイッシュなスポーティ少女というところで、年齢は幼いながらも大人びた魅力もポイントの高いところとなっています。また、クールビューティーな表情も黒崎夏梨の大きな魅力です。

日番谷冬獅郎と黒崎夏梨の組み合わせが好きというファンの感想があります。アニメオリジナルエピソードですが、冬獅郎は黒崎夏梨と一緒にサッカーをした回があり、ほっこりするやり取りとなっています。これ以来、黒崎夏梨は一護と同じように冬獅郎の事を名前で呼び捨てにするようになりました。冬獅郎は死神である事もあって実際は黒崎夏梨よりもかなり年上となっていますが、同年代にも見えるエピソードです。

黒崎夏梨の声優が釘宮理恵だった事を知って驚くファンは少なくありません。釘宮理恵は女の子らしいキャラを演じているイメージが強く、ボーイッシュで男勝りなキャラを演じている事が意外だった事が理由となっています。

『BLEACH(ブリーチ)』に登場する黒崎夏梨についてまとめてきましたが、生まれた時から幽霊が見えるほどの霊力を備えていた事から、アニメ版では虚と戦闘するなどの活躍していた事が分かりました。今回の黒崎夏梨についての記事を読んだ後にもう一度、『BLEACH(ブリーチ)』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか？