【はじめの一歩】唐沢拓三が噛ませ犬と言われる理由は？一歩・板垣戦を振り返る

唐沢拓三は一歩とタイトルを争ったキャラクターであり、その後は板垣とも戦いました。その圧倒的なスピードとは裏腹に噛ませ犬的な役割になってしまった悲運のキャラクターとなっています。ここではまず『はじめの一歩』についての基本的な情報をまとめていきましょう。

『はじめの一歩』はボクシング漫画の金字塔であり、『あしたのジョー』と共に二大ボクシング漫画として知られています。幕ノ内一歩の成長物語が描かれていて、スポーツ漫画として30年以上にわたり連載されているメガヒット漫画として知られています。

『はじめの一歩』はボクシングをテーマにして森川ジョージによるスポーツ漫画であり、1989年から『週刊少年マガジン』で連載中の作品となっています。アニメやゲームなども制作され、極めて高い評価を獲得してて『週刊少年マガジン』の看板漫画として知られています。

幕ノ内一歩は幼いころから気弱な少年でしたが、ボクシングに出会ったことで人生が大きく変わります。一歩は勤勉さからボクサーとして驚異の成長を遂げて、日本フェザー級の選手たちを次々と撃破していきます。そして『強さとは何なのか』という問いの答えを探し続けるのでした。

唐沢拓三はフェザー級日本ランカーであり、元ジュニアミドルフェザー級王者の真田一機の後輩でもあります。全日本新人王を獲得したアウトボクサーで高いレベルのボクシングをこなします。ハンドスピードは国内屈指のモノで日本タイトルに挑戦したこともあります。

唐沢拓三は自信家ですが、極めて真面目な性格をしていて相手の戦い方を分析して準備を怠らない性格をしています。普段は明るくふるまい、ジムのことを考える好青年ですが、実はネガティブで考え過ぎるという性格をしていました。

​​​​​​唐沢拓三の強さはファンが思っているよりもかなり高いと言われています。一歩に圧倒されたとはいえ、試合内容はかなりハイレベルであったと一歩も語っています。またアウトボクサーとしての完成度は国内トップクラスで日本ランキング上位に長い間ランクインしています。

ここでは『はじめの一歩』の唐沢拓三が噛ませ犬と言われる理由やその後は引退したのかという事を見ていきましょう。ハイレベルなボクサーであった唐沢拓三は噛ませ犬と言われてしまうキャラであり、その理由はファンにも注目されています。

唐沢拓三が噛ませ犬と言われる理由考察①は『唐沢拓三は噛ませ犬だと言われる理由』です。唐沢拓三はアウトボクサーとして日本屈指のボクサーでしたが、一歩がデンプシーロールを封印し、恐ろしく戦略的にKOに持って行ったために嚙ませ犬と呼ばれるようになってしまいました。

唐沢拓三が噛ませ犬と言われる理由考察②は『唐沢拓三はその後引退した？』です。板垣に敗北した後は板垣が理想としたアウトボクシングを見せたことで現役引退を決意しました。現役引退の際には悔しさをにじませていて不完全燃焼に終わっていたことを示唆しています。

ここでは『はじめの一歩』の唐沢拓三と一歩の試合をネタバレ紹介していきましょう。幕ノ内一歩の6度目の防衛戦の相手であり、一歩にとっては王者として一段階成長するきっかけにもなりました。

唐沢拓三と一歩の試合ネタバレ①は『一歩対策をする唐沢拓三』です。唐沢は沢村と同じデンプシーロール破りを実践すると明言し、ボディーブロー対策として行き過ぎともいえるボディーブロー対策を見せていました。さらに一歩が苦戦した相手である真田一機をセコンドにするなど万全の状態で臨みましたが、一歩はある作戦を考えていました。

唐沢拓三と一歩の試合ネタバレ②は『強烈なボディをうける一歩』です。一歩は序盤は唐沢のスピードについていくことができずに、ガードすることで精一杯でした。手数で圧倒されていて被弾が増えていく一歩はリズムがつかめないままラウンドが進んでいったように見えていましたが、一歩の猛攻はここから始まろうとしていました。

唐沢拓三と一歩の試合ネタバレ③は『KO負けする唐沢拓三』です。そして、気が付くと唐沢はコーナーに追い詰められていて、一瞬で形勢が逆転してしまいます。デンプシーロールを封印していた一歩はそのまま連打を重ねて、最後はアウトボクサーのセオリーを逆に利用した壮絶なKOで唐沢は失神してしまいました。

ここでは『はじめの一歩』の唐沢拓三と板垣の試合をネタバレを見ていきましょう。唐沢拓三と板垣の試合はハイスピードのボクシングが展開されて、板垣にとっては一歩と自分を比較する対戦相手として重要な試合になりました。

唐沢拓三と板垣の試合ネタバレ①は『板垣との対決が決まった唐沢の目標』です。唐沢拓三はA級トーナメントで板垣との対戦を勝利で終えて、幕ノ内一歩との再戦を目標にしていました。そして同じアウトボクサー同士のハイレベルのボクシングが始まります。

唐沢拓三と板垣の試合ネタバレ②は『板垣を圧倒する唐沢』です。調子のいい板垣ですが、ことごとく唐沢が上をいきスピードで圧倒します。一ラウンド目は板垣を圧倒し、経験の差を見せつける戦いをしました。しかし、徐々に板垣がその才能を開花させ始めます。

唐沢拓三と板垣の試合ネタバレ③は『最後は板垣に瞬殺された？』です。板垣はトップギアで唐沢のスピードに対抗していて、唐沢を圧倒し始めました。フットワークでもハンドスピードでも圧倒し、板垣の怒涛の攻撃でKO負けを喫してしまいます。

ここでは『はじめの一歩』の唐沢拓三に関するネット上の感想や評価を見ていきましょう。唐沢拓三は一歩と板垣の両方と戦った貴重な対戦相手であり、共にファンには話題になった試合です。そのため『はじめの一歩』の唐沢拓三に関する感想や評価はネット上でも多くあります。

一歩戦はファンにも好評を博しています。ネット上には『一歩と唐沢の試合ちょーいい！』という声や『唐沢戦って一番好きな話なんだよなぁ 常にチャレンジャーの一歩ながら、あえて相手の唐沢目線で書かれた話。 いかに一歩が凄まじいかが、改めてわかる』という声、『唐沢戦、一歩が「挑戦者」ではなく「王者」として臨み、その貫禄を見せつけた試合で良かったよなあ。』という声が挙がっています。

板垣戦も話題になっていて、板垣の圧倒的な強さがファンの間でも賛否が分かれた試合としても知られています。ネット上には『あんまり人気ないけど板垣・唐沢戦とか板垣・冴木戦とかも好き』という声や『唐沢は所詮かませ犬やしねぇ。使って貰えただけ良かったんちゃう？』という声、『かわいそうに、きっと唐沢は板垣のかませ犬だろうな』という声が挙がっています。

一歩戦はアニメ化希望の声が多いと言われていて、ネット上でも話題になっています。ネット上には『唐沢と一歩の試合アニメでやってないのかな 「腹がなくなった！？」を動画で見たい』という声や『個人的に唐沢戦と武戦は地味ながら 好きな試合だから早くアニメで観たい』という声、『一歩VS唐沢戦が好きだからアニメで見たいんだよなぁ 作ってくれんかな』という声が挙がっています。

今回は『はじめの一歩』の唐沢拓三の基本的な情報や一歩との試合、板垣との試合、その後、嚙ませ犬と呼ばれる理由、ネット上の感想を紹介してきました。唐沢拓三は嚙ませ犬として知られ、多くのファンにハイレベルなボクサーだったにも関わらずかわいそうという声も上がっています。日本ランカーである唐沢拓三に注目して、『はじめの一歩』をお楽しみください。