【はじめの一歩】千堂はリカルド・マルチネスのダウンがなぜ取れた？理由を考察

大ヒットボクシング漫画『はじめの一歩』の千堂武士とリカルド・マルチネスは一歩と同じ階級のボクサーであり、二人のスパーリングや試合などがファンにも注目されています。互いにフェザー級では規格外の存在であり、リカルド・マルチネスは生ける伝説というほどの強さとなっていました。ここではなぜスパーリングでダウンしたのかを見ていく前に、まず『はじめの一歩』についてに基本的な情報をまとめていきましょう。

『はじめの一歩』は圧倒的な人気を獲得したボクシング漫画となっていて、圧巻のボクシングシーンや個性的なキャラクターたち、リアルなトレーニング風景など数多くのポイントで絶賛されています。業界内での評価も極めて高く、第15回講談社漫画賞少年部門受賞作として現在まで連載されています。累計発行部数は1億部に迫る勢いであり、今後もまだまだ物語は広がっていくと考えられています。

『はじめの一歩』はボクシングをテーマとした森川ジョージの作品であり、 1989年から『週刊少年マガジン』で連載されています。長期連載作品であり、アニメやOVA、舞台化、ゲーム化など数多くのメディアミックスが行われ大ヒットを記録しています。ボクシング漫画として『あしたのジョー』に強い影響を受けていて、いまでは二大ボクシング漫画として並び称されています。

幕ノ内一歩は圧倒的なパワーを持っていることでプロボクサーになり、そのひたむきな努力で日本チャンピオンにまでなりました。一歩はいじめられっ子だったという過去を乗り越えて、様々な仲間や強敵たちと戦いボクサーとしても人間としても大きく成長していきます。そして一歩を中心にフェザー級の世界ランカーたちが活発に動き始めるのでした。

千堂のプロフィールを見ていきましょう。千堂武士はなにわ拳闘会所属のプロボクサーであり、フェザー級の元日本チャンピオンとなっています。WBC同級1位にランクインされ、一歩とは二度対戦して二度とも敗北しています。「浪速のロッキー」や｢浪速の虎｣という愛称で非常に人気の高いボクサーとなっていて、幕之内一歩に匹敵するインファイターです。国内最強の呼び声も高く、宮田一郎と並び世界に最も近い選手です。

リカルド・マルチネスのプロフィールを見ていきましょう。リカルド・マルチネスは現WBA世界フェザー級チャンピオンであり、メキシコでは大統領よりも有名と評されるほどの名チャンピオンです。10年以上タイトルを防衛していて、68戦のキャリアで無敗、さらに防衛戦ではすべてをKO勝ちするなどパーフェクトな戦績です。攻撃、防御ともに最高クラスで、伊達英二に二度勝利し引退に追いやっています。

ここからは千堂とリカルドのスパーリングの内容をネタバレ紹介していきましょう。千堂がリカルドからダウンを取れたのはなぜなのか、なぜスパーリングすることになったのかなどもファンにも注目されています。ここでは千堂とリカルドのスパーリングについて詳しくまとめます。

千堂とリカルドのスパーリングがなぜ始まった経緯を見ていきましょう。千堂は一歩を倒したメキシコ人ボクサーであるアルフレッド・ゴンザレスを探してメキシコのボクシングジムをめぐっていましたが、そこで出会ったのはスパーリング中の世界王者リカルド・マルチネスでした。千堂はリカルド・マルチネスを見て、ゴンザレスではないことに落胆しますが、リカルドのスパーリングパートナーに名乗りを挙げました。

千堂とリカルドのスパーリングの内容は予想外の展開を見せます。スパーリングは終始、左ジャブで寄せ付けないリカルドの強さが際立つものとなっていました。千堂は持ち前の野生で対抗しようとしますが、石のように固いジャブで一発も当てることができずに制圧されてしまいます。そこへリカルドに試合の直訴を求めたゴンザレスがジムに現れ、彼は驚きの姿を目撃してしまいます。そこにはなぜか膝をつくリカルドがいたのです。

リカルドがなぜダウンしたのか、その理由を考察していきましょう。ゴンザレスが目撃した時にはなぜすでにリカルドはダウンしていて、どういった展開で千堂がリカルドを倒したのかは明かされませんでした。ダウンした瞬間は描かれていないので、なぜダウンしたのかは多くのファンに注目されています。

リカルドがダウンした理由考察①は『リカルドが弱くなったとは考えにくい』です。リカルドが弱くなっていて、千堂に倒されるレベルになったというのは考えにくいと言われていて、実際にこのあとの試合では完璧すぎる試合運びでWBAの世界王者経験者を圧倒していました。リカルドは千堂のことを高く評価していて、その中で一歩のことを気にかけている様子が随所に見られています。

リカルドがダウンした理由考察②は『千堂のセリフ』です。千堂のセリフからダウンではなく、スリップであったことがほぼ確定しています。千堂は髪の毛の先を引っ掛けただけと言っていて、こぶしにはその感触は残っていないと語りました。スリップではありましたが、この出来事がゴンザレスとの一戦を決めました。千堂はダウンと認めておらず、一歩たちにも当たっていなかったと語りました。

リカルドがダウンした理由考察③は『リカルドのセリフ』です。リカルドはゴンザレスと千堂の試合で千堂の破壊力をうらやましいという発言がありました。さらにダウンした際に見ての通り、膝をついていると語っており、ダウンしたとマスコミにもアピールしていたようにも見えました。

リカルドがダウンした理由考察④は『ダウンをとった瞬間の写真』です。この写真は世界中に送られましたが、画像も荒かったためにダウンしているように見えるリカルドと立っている千堂の画像が世界中に広がりました。リカルドも千堂の破壊力は判断と反応を鈍らせていき、最終的には直撃してしまうと語ってしまいした。

リカルドがダウンした理由考察⑤は『コーチの発言』です。リカルド・マルチネスのコーチは千堂のパンチはかすってもいないと主張し、実際には髪の毛一本ほどしか触れていないことは確定的です。リカルドのブランドを考えると東洋から来た男にダウンを取られるというのはマイナスのイメージしか与えないと考えていたことがうかがえます。リカルドはこれとは逆にマスコミを煽っているような言動をしていました。

ここではリカルドの強さ・経歴と性格を考察していきましょう。リカルドは無敵の世界チャンピオンであり、一歩が現役だったころには最終目標でした。一歩だけでなく、世界中にフェザー級のボクサーの目標であり、高すぎる壁として君臨しています。

リカルドの強さは基本的には無敵です。リカルドは伝説の世界チャンピオンであり、伊達英二やアルフレッド・ゴンザレスでも勝つことができないほどです。リカルドのように強くなる方法は左、そして右、防御など基礎を極めることで、それこそが最強に最も近づく方法となっています。

リカルドの経歴は一歩がパーフェクトというほど完璧です。68戦して無敗、さらにKO勝ちも多く、近年では左手一本で勝利することも少なくありません。世界王者になったのは21歳になった時であり、一回目の防衛戦が若き日の伊達英二でした。その後も防衛戦を続けていて、10年間王者に君臨し続けています。

リカルドの性格はボクシングスタイルにも影響しています。冷静で分析力に長け、その性格が精密機械のような理詰めのボクシングスタイルにもつながっています。しかし、その裏には激しい欲求は隠されていて、本当のファイトスタイルは打ち合いを好むファイターと考えられています。

リカルドは強すぎるがゆえに、試合は単調なものになってしまいます。リカルドは全力を尽くしてボクシングをしていますが、精密機械のように試合は淡々とすすみ相手が耐え切れずに倒れるという展開に観客のボルテージは上がりません。そのことにリカルドは苦悩していて、自分の試合はつまらない試合なのかと常に考えていて、自分も観客が盛り上がる試合をしたいと常に考え続けていることが明かされています。

リカルドのモデルはある無敵と言われたメキシコ人ボクサーとなっています。そのボクサーはリカルド・ロペスであり、90年代のメキシコ人プロボクサーです。WBC、WBO、WBA世界ミニマム級王者、IBF世界ライトフライ級王者として無敗のまま引退した世界チャンピオンです。完璧なボクシングから『フィニート(素晴らしい男)』という愛称でボクシングファンに親しまれました。

リカルドと他キャラの試合を考察を見ていきましょう。リカルドと他キャラの試合はいくつか描かれていて、リカルド・マルチネスの強さが際立つ結果となっています。特に人気なのは伊達英二との試合であり、一歩にとっては転機にもなりました。

リカルドと他キャラの試合を考察①は『リカルドと伊達英二の試合』です。リカルドと伊達英二の試合は二度目となりました。一度目は伊達英二が初めて世界戦に挑んだ試合で2ラウンドKOという屈辱的な結果で引退に追い込まれました。二度目はカムバック後の伊達英二と試合し善戦しましたが、その力の前に伊達英二は再びKO負けし引退してしまいます。

リカルドと他キャラの試合を考察②は『リカルドとビリー・マッカラムの試合』です。元WBCフェザー級王者にして現WBAフェザー級1位としてリカルドに挑戦しました。事実上の王座統一戦となりましたが、千堂とゴンザレスの試合を見たリカルドがいつもと違う好戦的な戦い方を見せて、左一本で制圧してしまいました。

ここでは『はじめの一歩』の千堂とリカルドに関するネット上の感想や評価を紹介していきましょう。千堂とリカルドは共に人気キャラクターであり、千堂とリカルドのスパーリングはネット上でも大きな話題になりました。さらに二人が対戦することが決定しているので、『はじめの一歩』の千堂とリカルドに関する感想や評価はネット上にも数多く集まっています。

千堂とリカルドのスパーリングは注目されていて、その内容はファンにも絶賛されています。ネット上には『リカルド マルチネスからまさかのダウンを奪った千堂武士に期待！』という声や『千堂が確かリカルドとスパーしてダウンさせたんだよなあすごいよな千堂、伊達や一歩超えてるよな』という声、『千堂vsリカルドのスパーとかちょっとワクワクした』という声が挙がっています。

千堂とリカルドの闘いに期待の声も集まっていて、二人の試合は最高の一戦になると期待されています。ネット上には『リカルド・マルチネスの絶対王者であり続けた苦悩、その内面が知れて千堂戦が俄然楽しみに 最近はじめの一歩面白いわ』という声や『千堂vsリカルドの対決が楽しみ！』という声、『千堂リカルドとやるの楽しみだし早く次の試合が見たい』という声が挙がっています。

千堂とリカルドの試合には千堂が惨敗するのではないかと不安の声も集まっています。ネット上には『千堂vsリカルドどうなっちゃうのか、読みたいけど怖いな』という声や『千堂ってリカルドに殺されるんじゃないかなっていう不安が消えぬ』という声、『私は千堂好きなので、最近の一歩の展開は楽しみにしてると同時に「まさかリカルドの生贄にされるんとちゃうやろな」と疑心暗鬼で震えてる』という声が挙がっています。

今回は『はじめの一歩』の千堂武士とリカルド・マルチネスの戦いについて基本的な情報や経緯、リカルドの強さ・経歴と性格、リカルドと他キャラの試合の考察、千堂とリカルドに関するネット上の感想や評価などを紹介してきました。千堂とリカルドの戦いはこれまででも最高の試合になると考えられていて、ファンにも注目されています。千堂とリカルドの戦いにも注目して、『はじめの一歩』をお楽しみください。