2018年04月08日公開
2018年04月08日更新
はじめの一歩は打ち切り終了?噂の真相と作者の疑惑のコメント紹介
はじめの一歩が打ち切りで終了する?そんな噂が広がっています。はじめの一歩とは週刊少年マガジンに長期連載されている、発行部数1億部を越える大人気ボクシング漫画です。この人気作品が打ち切りで終了するとはどういう事なのか?噂の真相に迫っていきます。
目次
はじめの一歩とはどんな作品?
釣り船屋を母親と営む、いじめられっ子の主人公、幕之内一歩がプロボクサーである高村守と出会い「強いとは何か」という問いの答えを求めながら、ボクシングを通じて成長していく物語です。固い絆で結ばれたボクシングジムの仲間や多くのライバルが登場し、笑いあり涙ありな作風から多くの読者を魅了してきました。
はじめの一歩は1989年から現在(2018年)まで、週刊少年マガジンで長期連載を続けている累計発行部数1億部を越える大人気作品です。主人公の幕之内一歩がいつか世界チャンピオンになり、ライバルの宮田一郎とも決着をつけて最終回を迎えるものと、読者の誰もが期待していたこの作品に「打ち切り」で最終回を迎えるのではないか?との噂が広がっています。
はじめの一歩打ち切りの噂が生まれた4つの理由とは?
長期連載を続けている大人気作品のはじめの一歩に、突如起こったこの打ち切り終了の噂は4つの理由から生まれたと言われています。主人公を襲った脳障害、人気作品の相次ぐ最終回、電子書籍化への意見の相違、作者と編集者の確執などが挙げられています。作品中に描かれたシーンや、作者である森川ジョージ氏のコメントなどから、この4つの理由の真相に迫ってみました。
はじめの一歩打ち切り?噂の真相はパンチドランカー?
はじめの一歩と言う作品は、作者の森川ジョージ氏が実際のボクシングジムオーナーと言う事もあり、ボクシングの世界がリアルに描かれています。ボクシングの世界においてパンチドランカーと言う脳障害は、即引退につながる重大な障害です。このパンチドランカーの症状が、主人公である幕之内一歩の身に起きてしまいます。作者の経歴もあり、この描写がはじめの一歩打ち切りと言う、噂の発端になったのではないかと言われています。
幕之内一歩がパンチドランカーになってしまったのは何故か?
はじめの一歩の主人公である幕之内一歩は、ボクシングジムの会長である鴨川会長を一途に信頼し、会長から課せられるハードなトレーニングにまっすぐに向き合い、努力を重ねてボクサーとして強くなっていきます。そんな幕之内一歩のファイトスタイルは、対戦相手にパンチを打たれながらも粘り強く戦っていくスタイルです。
このファイトスタイルのため、ほとんどの試合で多くのパンチを被弾してしまいます。ボクサーにとって対戦相手のパンチとは凶器そのものですから、主人公と言えどもその影響はあって当然であると言えます。そして、はじめの一歩の作者である森川ジョージ氏が、実際にボクシングジムのオーナーである事もまた、この影響を無視できない要因だったと言われています。
打ち切りの噂が現実味を帯びた問題のシーンとは?
めくって、このページを見た時、「ほえ×○▶︎×?」と声に鳴らない悲鳴を上げました。#はじめの一歩 #マガジン 49号本日発売! pic.twitter.com/Qqua2gskBt
— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) November 8, 2017
主人公幕之内一歩が世界チャンピオンを目指し、仮想世界チャンピオンとしてアルフレドゴンザレスとの試合に挑みます。この試合で敗れてしまった幕之内一歩が次の試合に向けて動き出す中で、パンチドランカーを疑わせる症状が描かれます。この時は疑惑が晴れたのですが、次に対戦したアントニオゲバラ戦で決定的なシーンが描かれていきます。
鷹村「一歩パンチドランカーだからもう引退させろ」会長「パンチドランカーの症状は出てるけどパンチドランカーじゃないかも知れぬ」https://t.co/DQhjHbXIgo
— はるしお (@HAL_sio) November 11, 2017
1... pic.twitter.com/Ugg7DxWbts
アントニオゲバラ戦の中で、幕之内一歩の心の声として、パンチドランカーの自覚があったことが語られます。この試合にも敗れてしまった幕之内一歩は、ボクシングジムを訪れ鴨川会長に「引退します」と発言し、引退が確定してしまいます。これまでにも幾つかパンチドランカーを疑わせる描写が有った事から、いつかはそういった要因から引退をするのだろうと、読者も想像はしていたようです。
【悲報】漫画『はじめの一歩』の幕之内一歩、引退が完全に確定!担当編集者のコメントで明らかに https://t.co/oHMF8QuYBe pic.twitter.com/BWzcQ0FRnx
— アキバのカリスマーパゴレー (@karisumaota) January 26, 2018
しかし、世界チャンピオンにも届かず、ライバルである宮田一郎との決着もついていない状況での、このあまりに唐突な展開に読者の気持ちがついて行けず、打ち切りで終了なのでは?と噂が広がったのかもしれません。
はじめの一歩打ち切りで終了の噂は作者のツイートにも一因が?
突然終わるような気がするし、延々続く気がする…。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) September 17, 2017
そして、このアントニオゲバラ戦の執筆前後と思われる時期に、作者の森川ジョージ氏がツイートしたこの1文もまた意味深であり、はじめの一歩打ち切りで終了?と言う噂に拍車をかけてしまったのかもしれません。
はじめの一歩打ち切り?噂の真相は人気連載の最終回が原因?
はじめの一歩を連載している週刊少年マガジンでは、このところ多くの人気タイトルが最終回を迎えていることから、はじめの一歩打ち切りの噂が生まれたのではないかと考える読者も多いようです。週刊誌の売り上げに直結する人気タイトルの終了は、出版社としては先送りにしたかったはずです。しかし人気漫画家の抱えるストレスが大きな物である事は、昨今では広く知られるようになって来ています。
今日発売の週刊少年マガジン、フェアリーテールの最終回読みました。真島ヒロ君の漫画に対する姿勢には頭が下がるばかりです。沢山勉強と反省をさせていただきました。11年間休載無しで読者にサービスを続けた作者と作品。ただただ見事で立派です。皆様もお見逃しなく。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) July 26, 2017
はじめの一歩も1989年から現在(2018年)まで続いている長期連載作品です。作者である森川ジョージ氏は2012年頃から連載を休載する事が多くなり、作者の体調不良から連載ページも徐々に減少していきます。このような事から、相次ぐ人気タイトルの最終回に合わせて、はじめの一歩も最終回を迎えるのではないか?という読者の声も多かったようです。このことが、はじめの一歩打ち切りで終了?という噂につながったのかもしれません。
はじめの一歩打ち切り?噂の真相は電子書籍化で揉めたから?
週刊少年マガジンの電子配信が始まりました。諸事情により[はじめの一歩]の掲載は控えさせていただきました。紙と電子は同価格での販売となります。ご確認の上お買い求め下さい。紙の雑誌の方にはかわらず連載をしています。皆様、紙と電子共に少年マガジンをよろしくお願いいたします。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) January 5, 2015
週刊少年マガジンを発行している講談社は、2015年1月から同社で出版している22誌全てを電子書籍化すると発表しました。はじめの一歩は週刊少年マガジンに連載されている作品ですので、電子書籍化されるものと思われていましたが、電子書籍化のサービスが始まると、作者の森川ジョージ氏が2回にわたりツイートを発信しました。
時代と状況がもっと変われば気持ちも変わる可能性もあるしこちらから電子化をお願いすることもあるかもしれません。しかしまだまだ出版社との話し合いと僕自身の勉強が足りません。電子も少年マガジンだということは理解しているし応援しています。皆様どうかよろしくお願いいたします。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) January 5, 2015
これらのツイートが電子書籍化サービス開始直後だった事や、はじめの一歩と言う作品が週刊少年マガジンを支える人気タイトルだった事もあり、出版社と作者の間で大きな問題になったようです。
はじめの一歩打ち切りを示唆する怪文書とは?
はじめの一歩のリーク これは…佐藤コース? pic.twitter.com/PxvkWGvwyR
— こぁなおた@めぐるーまー (@ukaga_ka) November 22, 2017
また、ネット上では真偽不明、出所不明の告発文の様な怪文書が実しやかに流れました。この電子書籍化に参加しなかった一連の事が原因で、はじめの一歩打ち切り終了と言う噂となったのかもしれません。
はじめの一歩打ち切り?噂の真相は編集者との確執が原因?
【おすすめスレッド】【悲報】はじめの一歩、ガチで打ち切りか https://t.co/cwgpEo3Ptl pic.twitter.com/oPf8k7lwWu
— Aちゃんねる (@a_channel_net) November 24, 2017
上の画像は、2017年11月に発売された週刊少年マガジンの巻末コメントです。画像中央部分に書かれている「やり返す イコウフジカワ 覚えとけ」この部分に注目して下さい。明らかに穏やかなコメントではありません。イコウフジカワとは?作者のこのコメントの意図とは?はじめの一歩打ち切りの噂が生まれた理由と共に真相に迫っていきます。
はじめの一歩打ち切りの噂に関わる「イコウフジカワ」とは?
少年マガジン『はじめの一歩』
— まっちん (@mattinsea) November 22, 2017
作者森川ジョージの巻末コメントの
イコウフジカワの片割れ。
伊香氏は右端のようですな!
立ち居振る舞いからして講談社の偉い人みたいだねぇ。 pic.twitter.com/u1V87KL7R8
イコウフジカワとは、週刊少年マガジン編集部に居る、伊香氏と藤川氏の2名の人物を指していると言われています。伊香氏は元ヤングマガジン編集長をしていた経歴を持つ方で、はじめの一歩にも携わっていた事があると言われています。
はじめの一歩作者コメントの「イコウフジカワ」ってこの人なのかな? #はじめの一歩 pic.twitter.com/MrHQrooTcR
— さえひろ (@Saehiro0206) November 21, 2017
藤川氏はYoutubeへ出演し、出版物のPR等を行っている方のようです。巻末コメントの「やり返す」「覚えとけ」という言葉から、作者はこの2名に対して怒りや憤りをもっていることが伺えます。
打ち切りは作者の逆襲?コメントに隠された作者の意図とは?
作者の「やり返す イコウフジカワ 覚えとけ」このコメントを並べ替えると「イコウフジカワ 覚えとけ。やり返す」と読み取れます。作者の憤りにつながった原因については真相は明らかになっていませんが、何か揉めている事があるのは間違いないようです。そして作者が編集部の人間に対して「やり返す」事として、一番キツイ事は連載を終わらせてしまう事では?と言われています。
はじめの一歩と言う作品は週刊少年マガジンを支える人気タイトルですから、編集部は最終回を先延ばしにしたい意向のようです。これまでも展開の遅さを指摘する、読者からのツイートが多く見られます。しかし作者のコメント掲載以後、はじめの一歩は主人公のプロボクサー引退から、最終回を思わせる方向へ加速度的な展開を見せています。
そして、そもそもこの作者コメントが週刊少年マガジンに載ってしまった事が異常な状況のようです。この作者コメントは多くの場合、編集部の人間が作者のコメントを精査して載せる事が通例であるからです。この事からも編集部と作者の間にある溝が深いことが伺えます。この作者と編集部の溝が、はじめの一歩打ち切りと言う噂の元になったのではないか、という声が多いようです。
はじめの一歩打ち切りの噂はデマだった?
話題になってる週マガ「はじめの一歩」の森川先生の不穏に見えるコメント(編集者の名前を出して「やり返す」的なヤツ)。
— Keisuke Okutsu (@knockout_77) November 22, 2017
流れてきた情報(確度はかなり高い)によると「麻雀に負けただけらしい」という話なので、ご安心ください(笑)。 #はじめの一歩
はじめの一歩打ち切りの理由として紹介した「やり返す イコウフジカワ 覚えとけ」という作者の巻末コメントですが、これは作者が麻雀で編集部の人間に負けた為、巻末コメントを利用したのではないか?という情報があります。
この情報の真偽や真相は不明ですが、先述しているように巻末コメントとは編集部の人間が、作者のコメントを拾って掲載する物と言われていますので、一見攻撃性の強いこのコメントが掲載された点は説明がつきます。またファンサイトなどでは、森川ジョージ氏の巻末コメントはいつもこんな感じです。と発信されている方もいるようです。
はじめの一歩打ち切りでは無かった場合の問題点とは?
2017年11月頃から流れ始めた「はじめの一歩打ち切り」の噂ですが、現在(2018年3月)まで、はじめの一歩は連載を続けています。打ち切りの噂はあくまで噂だったのでしょうか?その真相は分かっていませんが、このまま連載が続いていく場合、これまでに紹介してきた内容が、作品に大きく影響していくことが考えられます。
ボクサーを引退した主人公が進む道とは?
主人公幕之内一歩は、パンチドランカーの症状を認めた上でプロボクサーを引退しています。もしプロボクサーとして復帰する場合、漫画ならではの劇的な展開が必要になるのでは?と言われています。また、母親と営む釣り船屋を継ぐのではないか?ボクシングに関わる何かに進むのではないか?などが、読者の間で話題になっているようです。
はじめの一歩打ち切りから一転期待される人外ルートとは?
人外ルートに関わる鷹村守とは?
鷹村守とは、主人公幕之内一歩が所属する鴨川ボクシングジムの先輩にあたる人物です。そして鷹村守は連載開始から現在(2018年3月)までに、2階級の世界チャンピオンになっています。また、はじめの一歩の大きな伏線として、鷹村守の世界6階級制覇を目指す動向が、主人公幕之内一歩の成長と平行して描かれています。
はじめの一歩が描く「人外」とは?
やつらは人外だ、これが鷹村さんの言ってた世界か… pic.twitter.com/PRCdq81EFY
— 航平 (@naanaanaakas) February 20, 2018
鷹村守が言う「人外」とは文字通り、人の道を外れた所に身を置く者のようです。主人公幕之内一歩と同様に、鷹村守もボクシング戦歴の中で「右目に網膜剥離の疑い」があるとするシーンが描かれています。網膜剥離もまた、パンチドランカーと同様にボクサー生命に直結すると言われる目の障害です。しかし、鷹村守は誰にも自身の状態を語っていません。
鷹村ニキほんと会長大好きンゴねえ……
— ヨハン (@yohan02199) June 16, 2017
まあそれがいいんだけど(๑•॒̀ ູ॒•́๑) pic.twitter.com/SKbbmbaVmR
鷹村守は「鴨川会長(じじい)のボクシングが世界に通用する事を俺が証明してやる」という確固たる信念を持ったボクサーとして描かれています。その信念は、右目の網膜剥離の疑いを隠してリングに上がり続けるほどです。鷹村守の言う人外とは、そうした強い信念を持ち人の道を外れたとしても(健康を害したとしても)尚、何かを成し得たいと言う、人間を指すのではないか?と言われています。
打ち切りから一転はじめの一歩ファンが期待する人外ルートとは?
鷹村守が歩み始めた「人外ルート」を、主人公幕之内一歩が歩き始めるとすると、パンチドランカーと言う脳障害と向き合いながら、世界チャンピオンを目指すと言う事になります。この人外ルートであれば、幕之内一歩の脳障害やプロボクサーを引退している事も、ある種のフラグとして成立するのではないか?人外ルートであれば最終回のバッドエンドを回避できるのではないか?という声がファンの間で上がっているようです。
また「人外ルート」に限らず、幕之内一歩にプロボクサーとして再起してほしい。プロボクサーとしてライバル宮田一郎と決着をつけてほしい。というファンの声がとても大きいようです。
今後もはじめの一歩が見逃せない!
はじめの一歩打ち切りで終了?と言う噂の真相は、いつか作者である森川ジョージ氏や編集部の方から語られるのを待つしかありません。噂の通り、このまま打ち切りで最終回を迎えるとしたら、それはどんな内容なのか?はじめの一歩ファンの間では、数年後が描かれるのではないか?主人公幕之内一歩の息子とライバル宮田一郎の息子が戦うのではないか?など、さまざまな憶測が飛んでいるようです。
はじめの一歩の連載が続き最終回がまだまだ先だった場合も、主人公は「強さとは何か」の答えを見つけられるのか?高村守は世界6階級制覇を成し遂げられるのか?など興味は尽きません。今後どの様にはじめの一歩と言う作品が進んでいくにしても、これらの多くの理由から「はじめの一歩」終了の時まで見逃せないでしょう。