はじめの一歩の幕之内一歩がボクサー引退!復帰の可能性や今後の展開は?

はじめの一歩主人公、幕之内一歩がなんとボクサー引退!ボクシング漫画の金字塔、はじめの一歩は主人公の戦線離脱によってこのまま終ってしまうのか。それとも更なる引退後の展開がこの先に待っているのか。目が離せない近況情報を徹底調査!

はじめの一歩の幕之内一歩がボクサー引退!復帰の可能性や今後の展開は?のイメージ

目次

  1. はじめの一歩遂に完結か?主人公、幕之内一歩現役引退
  2. 幕之内一歩を引退に追いやった原因、パンチドランカー
  3. 引退を表明後も、はじめの一歩の連載は終っていない!
  4. すっぱり引退したはずの幕之内一歩、引退直後でも気持ちを切り替えられずにいる
  5. パンチドランカーではない可能性
  6. はじめの一歩は今後どうなって行くのか
  7. はじめの一歩の今後、気になるのは幕之内一歩だけではない

はじめの一歩遂に完結か?主人公、幕之内一歩現役引退

はじめの一歩とは、週刊少年マガジンで1989年から連載が今尚続いている「超」長期連載漫画である。いじめられっ子だった少年幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守と出会いボクシングの道に足を踏み入れ、多くの人間にめぐり合い、戦いながら成長を続ける。はじめの一歩はそんな王道ボクシング漫画だ。幕之内一歩の雑草魂は、読者の胸を熱くしてきた。それはこれからも続いて行くと誰もが思っていただろう。

はじめの一歩主人公、幕之内一歩引退を宣言!はじめの一歩生誕30周年を控えたこの時期に衝撃の展開を迎えた事により、インターネット上では多くのファンが動揺を隠せずにいた。

この衝撃の展開によって一番気になるのはやはり、はじめの一歩の連載は終ってしまうのかということだ。主人公の引退という事実はイコール作品の終了と捉えられる部分だが、一体はじめの一歩は今後どうなっていくのか。この先のはじめの一歩の展開を含め情報を集めた。

幕之内一歩を引退に追いやった原因、パンチドランカー

そもそもなぜはじめの一歩主人公、幕之内一歩は引退する事になったのか。その原因となったのはパンチドランカーという病気である。その病が主人公、幕之内一歩にボクサー引退を余儀なくした。突如はじめの一歩に現れたこのパンチドランカーという病気は一体なんなのか。

幕之内一歩を引退に追いやったパンチドランカーとは

パンチドランカーとは頭部への衝撃から生じる脳震盪(のうしんとう)を起因とする進行性の脳障害疾患のことだ。ボクシングの場合だと、相手に頭部を殴られ続ける事によってダメージが蓄積され、一般生活にまで支障をきたすようになってしまう。症状としては認知症などに似ており、進行度も数段階あるので、悪化させないためには早期段階で相手に殴られる競技、ボクシングから離れるほか無い。

はじめの一歩の魅力の一つとしてよく上げられるのが絵の描き込みの深さだ。この迫力ある描写で拳を浴びる姿を見てしまうと脳に異常が出ても仕方ないと納得できる。もちろんパンチドランカー自体実際に存在し、症状に悩ませられる有名選手も数多くおり、モハメド・アリなども悩まされた一人として名前が挙がる。はじめの一歩はこの現実問題を作品に取り入れた。

パンチドランカーの症状

はじめの一歩内でも少し前から幕之内一歩の様子がおかしくなっている描写はされていた。幕之内一歩自身の自覚によって明確なものとなったが、先輩である鷹村守や会長も違和感には気付いていた。今までのはじめの一歩とは少し違った引退に向けた不穏な雰囲気が漂ってきていた。

幕之内一歩の症状は、線がまっすぐ引けなくなったり、避けたと思ったパンチが当たったりと意識と身体のズレの様な描写が多い。しかしこれ以外にも感情の起伏が激しくなったり、本格的な認知障害が出てくる可能性のある病気だ。そうなってしまってからでは遅い、それほどパンチドランカーは危険な病気だ。

パンチドランカーに明確な治療方法は現状ない

はじめの一歩内に限らず、パンチドランカーが病気として研究され始めたのはつい最近であり、まだまだ解明されていないことが多い。認知症に似てはいてもメカニズムは全く別のものでもある。はっきりとした原因が分からない病な以上治療方法が見つかるには時間が必要だ。

引退必至の絶望的な病

パンチドランカーとはボクシングだけにある病気ではなく、対戦相手とのボディコンタクトがある競技であればわずらう可能性が十分ある病だ。しかし、ボクシングは他競技よりも頭部を捉えて拳をつく事に美しさを見出す以上、話しては考えられない。そして一度発症してしまうと、それ以降は悪化させないようにする他ない、つまり引退に直結してしまう呪いの様な病だ。

引退を表明後も、はじめの一歩の連載は終っていない!

話は戻って一番大切な所だ。はじめの一歩主人公ボクシング引退ということは、復帰や連載は絶望的なのか。というと実はそうでもない。幕之内一歩が引退した回が掲載されたのは2018年1月末。そこから現在2018年3月初めに至っても尚、はじめの一歩の連載はまだ終っていない。さらに続きの中にはじめの一歩が終らずに続いていく可能性を示した内容が多く盛り込まれている。それを取り上げて行く。はじめの一歩はまだ動いている!

すっぱり引退したはずの幕之内一歩、引退直後でも気持ちを切り替えられずにいる

マンガ原稿の手伝いが出来るなら、ボクシングも出来るのではないか

引退を表明し長年世話になった鴨川ジムを離れたはじめの一歩主人公、幕之内一歩は家業の釣り船屋を本業とし、友人のマンガ原稿を手伝うなど一般的な生活に戻っているように思えた。しかし、そんな日々の中にもボクシングは見え隠れし続けている。

幕之内一歩は引退後、はじめの一歩連載開始当初から出続けている、友人梅澤のマンガ原稿を手伝っている。かなり細かな作業を丁寧にこなす彼に対し、梅澤は、幕之内一歩はボクシングがまだ出来るのではないかと疑問を持ってしまう。そう、パンチドランカーの症状の1つだったはずの、線が真っ直ぐにかけないという症状が緩和されているような描写になっている。

引退後もシャドーボクシングはまだ続けている

一般生活の中で、全く必要の無いシャドーボクシングを癖で続けってしまっているという描写もある。引退後、身体が衰えないようにしているのは最低限の復帰の可能性と十分捉えられる。長年で培った身体が衰えてしまえば取り返しはつかなくなってしまうのだろうが、今後のはじめの一歩の展開が、ボクサー幕之内一歩を軸として考えられているのならば十分期待が持てるものだ。

はじめの一歩の中心、鴨川ジムからセコンドに入らないかという誘い

セコンド幕之内一歩としてはじめの一歩の二歩目が始まる…という展開はさすがに無いにしろ、それでもやはりボクシングから離れられないような描写は期待を煽ってくる。

パンチドランカーではない可能性

パンチドランカーであるという決め手は自覚症状しかない

前述の通り、今後連載が続いて行く可能性は十分あるのは理解してもらえるだろう。しかし、ここまで復帰の色を出して行くと引っかかってくるのがパンチドランカーだ。幕之内一歩はパンチドランカーの疑いを持った事により引退を決めた。パンチドランカーが治らない限り復帰は見込めないように思える。だが、ここで考えるべきはパンチドランカーという病気の特質だった。

パンチドランカーとは治療方法も見つかっていない病気だ。ではどうやってパンチドランカーであるか判断しているのか?実は、現段階では本人が死亡した後、解剖して頭の中を直接覗く以外の方法がない。つまり、パンチドランカーであるかどうかは、本人が生存している状態ならば、本人もしくは他人の感覚に委ねる他ない。

はじめの一歩作品内で幕之内一歩がパンチドランカーであると断言はされていない

これがなによりもの話になるが、作中内を見返してみても可能性が高い以上の発言はされていない。したがって今後、復帰した幕之内一歩を見られる展開は期待できるといっても過言ではない。連載は30周年を無事迎えられる可能性が高まってきた。

はじめの一歩は今後どうなって行くのか

今ある情報をまとめる限りでは、はじめの一歩の連載はまだ続いて行く可能性が高いと言える。それでいて、引退した幕之内一歩が再びリングに復帰する期待値も合わせて高い。純粋に作品が続くのは読者として嬉しいことのようにも思うが、インターネット上では引退から復帰までの流れが美しくないという意見が少なくない。この後の展開で今の読者の反応がどう変化するのかも見物といえる。

はじめの一歩の今後、気になるのは幕之内一歩だけではない

はじめの一歩と言えば鷹村守

はじめの一歩主人公、幕之内一歩について情報を纏めたが今後の展開が気になるのは彼一人ではない。はじめの一歩を支えるのは数多くのキャラクターたちでもある。

幕之内一歩をボクシングの世界に引き込むきっかけとなった男。そしてパンチドランカーの可能性を見つけたのもこの男。鴨川ジムの暴君であり、兄の様なこの男が今後の幕之内一歩に絡んでくるかが見ものだ。

引退後の表示用に冷や汗。ヒロインの久美ちゃん

幕之内一歩には間柴久美という可愛らしい彼女がいる。献身的で常に幕之内一歩の心配をする理想の彼女とも言える間柴久美にも幕之内一歩引退後、変化が起こっている。

幕之内一歩引退を喜び、普通の生活に慣れようとする姿を守りたいがために、ボクシングに近づけようとするものに対して敵意をむき出しにしている。ちなみに彼女は間柴了という、変人ボクサーの兄を持つ。

はじめの一歩今後の展開によって大きく立場が変わってくるのはもしかすると彼女なのかもしれない。一度手に入れた安らぎをもし手放す事になるとするなら彼女は一体どういう行動にでるのだろうか?

はじめの一歩という作品の父、鴨川会長

常に幕之内一歩に寄り添い、共にボクシングの道を歩んできた男、鴨川会長。幕之内一歩引退のときに大きく心を痛めたのはこの人以外いない。一度引退を認めた後、もし幕之内一歩が復帰する事になった場合、会長はそれを認めることが出来るだろうか?

そしてこの言葉。この言葉こそがはじめの一歩そのものだ。幕之内一歩を主人公とした物語を説明するならこの言葉以上に説得力のあるものはない。こういった言葉が作品にちりばめられ、読者の心を掴んだことが、30周年を迎えようとする作品足りえるところなのだ。

まだまだたくさんいる、魅力的なキャラクター達

30周年を迎えようとする作品にはまだまだ魅力的なキャラクターがいる。ライバル宮田一郎もはじめの一歩からは切れないキャラクターだ。鴨川ボクシングジムメンバー、青木、木村、板垣。中堅の苦しみ、新人の痛みが描かれる。

あらゆる年齢層に向けられた作品が、はじめの一歩だ。中心は幕之内一歩で間違いないが、その脇を固めるキャラクター達の今後も見たいと思うのがファンだ。どういった展開になるにしろ作品を今後も追っていきたい。

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