【鬼滅の刃】「隠」の後藤さんの声優は誰？登場回や名言・名シーンも紹介

『鬼滅の刃』では個性的かつ魅力的なキャラが多く登場しています。そのため、メインキャラクターではないものの、鬼滅の刃の視聴者・読者からは一定の人気を集めているキャラクターもいました。その一人となっているのが、鬼殺隊の事後処理部隊「隠」に所属する後藤です。そこで、ここからはアニメ『鬼滅の刃』にて後藤の声を務めた声優を紹介していきます。それではまず、『鬼滅の刃』の作品情報からご覧ください。

『鬼滅の刃』とは、週刊少年ジャンプにて連載されていた少年漫画です。2016年2月15日から2020年5月18日までの間連載されていた作品で、連載終了時点で全23巻が刊行されています。2020年には物語の序章を描いた第一期『竈門炭治郎 立志編』と、物語の中盤を描いた劇場アニメ『無限列車編』が公開されました。さらに、2021年10月から2022年2月まで第二期『遊郭編』が放送されています。

ここでは後藤の登場回である『竈門炭治郎 立志編』のあらすじを簡単にまとめていきます。十二鬼月・累と対峙した炭治郎は、累の圧倒的な強さを前に追い詰められてしまっていました。さらに、炭治郎と行動を共にしていた善逸と伊之助も命の危機に見舞われてしまいます。そんな彼らを救ったのが鬼殺隊最高戦力である水柱の富岡義勇と蟲柱の胡蝶しのぶでした。こうして那田蜘蛛山の戦いは終結しますが、炭治郎が柱合裁判にかけられてしまい…

『鬼滅の刃』に登場する後藤とは、隠部隊専用のマスクで顔を隠している「隠(カクシ)」所属の男性です。階級は不明ですが、十二鬼月・累と対峙した那田蜘蛛山編の時点では主人公・炭治郎よりも立場が上だと考えられます。登場回は柱合会議や遊郭編、鬼舞辻無惨との最終決戦と多く、炭治郎とはそこそこ縁がありました。また、無惨を相手にできる隊員がいなくなった時は、非戦闘員ながら他の隠たちの先陣を切っています。

『鬼滅の刃』の後藤が所属する「隠」とは、鬼殺隊事後処理部隊のことです。鬼と戦った剣士に代わって戦闘後の鬼の始末や、鬼殺隊士に対する道案内などをおこなっています。「隠」を構成する隊員は非戦闘員となっており、剣技の才に恵まれなかったという理由で隠に所属しています。後藤もまた才が足りずに隠に所属することとなったメンバーの一人でした。

『鬼滅の刃』の後藤がなぜ鬼殺隊、ひいては「隠」に所属することとなったのかは不明です。ただ、剣技の才に恵まれなかったという理由だけで隠に所属したわけではなく、けがなどで剣士を引退した者や試験に落ちたものの、何らかの形で鬼殺隊士に貢献したいと願っている者が多いため、後藤もまたそんな理由で隠に所属したのだと考えられます。

また、後藤の働きを見ると強い動機があって入隊したと考えられるため、鬼殺隊士たちのように親しい者が鬼に殺された可能性もあると言えるでしょう。

事後処理部隊「隠」に所属する後藤は、鬼滅の刃の視聴者・読者から「後藤さん」と呼ばれて親しまれています。そんな後藤は人柄がよく、常識的な性格をしているため炭治郎や善逸、伊之助たちにツッコミを入れる立場を確立しているキャラでした。では、アニメ『鬼滅の刃』にて後藤を演じた声優は誰なのか？ここからは後藤のアニメ声優を紹介していきます。

• 名前：古川慎(ふるかわまこと)
• 愛称：まこにゃん、まこっちゃん、どんちゃん、まこらどん、まーぼー、マコト氏、クシャスマ
• 生年月日：1989年9月29日(32歳)
• 出身地：熊本県
• 職業：声優、歌手
• 所属事務所：トイズファクトリー
• 趣味：雑貨屋・パワースポット巡り
• 好きな食べ物：お好み焼き
• 苦手な食べ物：赤飯、キュウリ、カリフラワー

アニメ『鬼滅の刃』にて「隠」の後藤さんの声を担当したのは、声優事務所「トイズファクトリー」所属の古川慎(ふるかわまこと)さんです。古川慎さんはアニメ『武装中学生』の吉野サトシ役にて声優デビューを果たした声優で、2011年からアニメ、ゲーム、吹き替えのジャンルを中心に活動しています。

どうやら、声優への興味を持つようになったのは、1995年4月7日から1996年3月29日まで放送されたアニメ『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイを充てた緑川光の声に憧れたことがきっかけとなっているようです。声優デビュー後、2013年には「ゴールデンタイム」の多田万里役でテレビアニメ初主演を飾っています。また、2020年には第14回声優アワードにて助演男優賞を受賞していました。

『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤を演じた声優・古川慎さんの主な出演作品の一つに、埼玉県鴻巣市出身の漫画家・ONEによる漫画を原作としたアニメ『ワンパンマン』があります。アニメは2015年10月5日から12月21日までに第1期が、2019年4月10日から7月3日までに第2期がそれぞれ放送されています。作中ではあらゆる敵をパンチ一発で仕留めてしまう主人公の姿が描かれていました。

そんなアニメ『ワンパンマン』にて声優・古川慎さんが演じたキャラは、本作の主人公であるサイタマ(ハゲマント)です。引き締まった筋肉質の身体と、S級ヒーローや災害レベル神の怪人をも軽く凌駕する戦闘力を持っているものの、顔の表情がのほほんとしているためどこか違和感を与えています。また、一般常識に疎く社交性に欠けているため、影ながら人々を守る最強のヒーローとなっていました。

『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤を演じた声優・古川慎さんの主な出演作品の一つに、TYPE-MOON作のビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』のスピンアウト小説を原作としたアニメ『Fate/Apocrypha』があります。アニメはTKYO MXほかにて2017年7月2日から12月31日まで放送されました。本作は『stay night』の並行世界が舞台となっており、そこでは小規模な亜種の聖杯戦争が起きています。

そんなアニメ『Fate/Apocrypha』にて声優・古川慎さんが演じたキャラは、偉容を誇る鎧を身に纏っているのが特徴的な赤のライダーです。彼はサーヴァントの一人で、ギリシア神話に登場する英雄アキレウスが真名となっています。行動を共にしている赤のアーチャーを「姐さん」と呼んで慕っており、生前に自らを育ててくれた黒のアーチャーとは強い因縁の元にありました。

『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤を演じた声優・古川慎さんの主な出演作品の一つに、伏瀬によるライトノベル作品を原作としたアニメ『転生したらスライムだった件』があります。アニメは2018年10月2日から2019年3月26日までに第1期が、2021年1月12日から3月30日までに第2期第1部が、2021年7月6日から9月21日までに第2期第2部がそれぞれ放送されました。

そんなアニメ『転生したらスライムだった件』にて声優・古川慎さんが演じたキャラは、シュナの兄にあたるベニマルです。リムルの配下になった後、名付けにより鬼人族へと進化しています。それに伴い、見た目が真紅の髪と瞳、漆黒の2本角を持つ姿に変化しました。好戦的で短気な性格をしているものの、元々大鬼族(オーガ)の里を治めていた族長の息子として振舞っていたため、他の同胞に比べれば自制が利きます。

『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤を演じた声優・古川慎さんの主な出演作品の一つに、新潟県佐渡市出身の漫画家・赤坂アカによる漫画を原作としたアニメ『かぐや様は告らせたい』があります。アニメは2019年1月12日から3月30日までに第1期が、2020年4月11日から6月27日までに第2期が、2022年4月9日から第3期がそれぞれ放送されています。

そんなアニメ『かぐや様は告らせたい』にて声優・古川慎さんが演じたキャラは、本作の主人公の一人である白銀御行(しろがねみゆき)です。一人称は「俺」。偏差値77前後と高い学力レベルを誇る秀知院学園内で常に成績1位を維持する天才で、全国模試ではトップを争う学力を持っています。ただ、長時間に渡る勉強のし過ぎが影響して極度の睡眠不足に陥っているため、目つきが悪く、本人はそれをコンプレックスにしていました。

『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤を演じた声優・古川慎さんの主な出演作品の一つに、原作:稲垣理一郎、作画:Boichiによる漫画を元に制作されたアニメ『Dr.STONE』があります。アニメは2019年7月5日から12月13日までに第1期が、2021年1月14日から3月25日までに第2期がそれぞれ放送され、2023年からは第3期が放送される予定です。

そんなアニメ『Dr.STONE』にて声優・古川慎さんが演じたキャラは、本作の準主人公である大木大樹(おおきたいじゅ)です。主人公・千空の幼馴染として登場しており、1話では大樹の視点でストーリーが進んでいます。誠実で単純、典型的な脳筋であるため親友の千空の言うことは無条件で信じるところがありました。作中では苦手とする頭脳労働は千空に任せ、自身は圧倒的な体力を活かしてサバイバルに奮闘しています。

ネット上では後藤の声を担当した声優・古川慎さんの演技力が凄いと好評でした。では、声優・古川慎さんが演じた後藤はどのあたりのシーンで登場するのか？ここからは、『鬼滅の刃』にて描かれた後藤の登場回を見ていきましょう。

後藤の初登場回は『鬼滅の刃』のアニメ21話・漫画44話「隊律違反」です。初登場回では柱合裁判にかけられた炭治郎たちを柱のメンバーの前に連行する後藤の姿がありました。柱合裁判後は女性の「隠」と共に、炭治郎たちを胡蝶しのぶの屋敷である蝶屋敷まで運びこんでいます。

続いての登場回は『鬼滅の刃 遊郭編』です。遊郭編の登場回では、炭治郎、善逸、伊之助が遊郭編での戦いに決着を付けた後に後藤が登場し、事後処理を担当していました。しかし、炭治郎たちはその後、全員が意識不明の状態に陥ってしまい2カ月も目を覚ましませんでした。

そんな炭治郎たちを見た後藤は、自分よりも年下の炭治郎たちが命がけで戦っていることに尊敬の念を覚えていたため、カステラを持って見舞いに訪れています。最後に紹介する登場回は鬼舞辻無惨との「最終決戦」です。隠を含めた鬼殺隊総出の総力戦になったため、後藤も命がけで鬼舞辻無惨と戦っていました。

ここまで『鬼滅の刃』の後藤を演じた声優が誰なのか？ということで、後藤の声優・古川慎さんについて紹介し、その声が確認できる後藤の登場回をまとめてきました。ではここから、実際に後藤がどのようなセリフを放っているのかを確認するべく彼の名言や名セリフを見ていきましょう。

『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤の名言の一つに「いつまで寝てんだ…」に続く一言があります。後藤の初登場回である柱合会議にて、炭治郎を起こす時のセリフです。この名言を放つ前は「起きろ」「起きるんだ」と小さく呼びかけていますが、それでも炭治郎が起きなかったため遂に後藤が怒りを露わにしてしまいました。どうやら、鬼滅の刃のファンの間では「目覚ましにしたい」と人気の名言となっているようです。

続いて『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤の名言の一つに「お前のせいで怒られた…」に続く一言があります。お館様や柱を前にして無礼な態度を取った炭治郎に対して放ったセリフです。声を荒げている様子と漏らす寸前だったという発言から心の底から怖がっていたのが伝わる名言となりました。

続いて『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤の名言の一つに「意識戻ってんじゃねーか…」に続く一言があります。後藤の登場回である『鬼滅の刃 遊郭編』の後、炭治郎は意識不明の状態となっていました。後藤はそんな炭治郎のために高級菓子のカステラを持ってお見舞いに訪れたのですが、そこに炭治郎が寝ているベッドの脇に黙ったまま座っている栗花落カナヲがいました。

その時、炭治郎が意識不明であれば問題はなかったのですが、後藤がお見舞いに訪れた時には既に炭治郎の意識が戻っていたのです。炭治郎が起きているのにも関わらず、何も言わないで座っている栗花落カナヲ。そんな状況を見かねた後藤は遂に感情が爆発してしまいました。この名言はその時に放ったセリフです。

アニメ・漫画『鬼滅の刃』にて描かれた後藤の名言や名セリフを見る限り、他のキャラとは違い常識的なセリフが多いように思うかもしれません。では、後藤の姿が確認できる『鬼滅の刃』のアニメ21話・漫画44話「隊律違反」、『鬼滅の刃 遊郭編』、鬼舞辻無惨との「最終決戦」にて見られた彼のかっこいい魅力はどういったものなのか？ここからは、後藤のかっこいい魅力をまとめていきます。

1つ目に紹介する『鬼滅の刃』の後藤のかっこいい魅力は「常識的な性格」というものです。『鬼滅の刃』の後藤は個性的な人物が多く登場する鬼滅の刃では珍しく、常識的な思考回路を持つ数少ない人物でもあります。

炭治郎たちと接する場合は彼らのツッコミ役になるため少々口が悪くなるものの、絶妙な距離感を維持しており、基本的には礼儀や常識をわきまえていました。特に柱のメンバーを恐れている節があるため、柱のメンバーを前にすると平身低頭して礼儀正しく振舞っています。

2つ目に紹介する『鬼滅の刃』の後藤のかっこいい魅力は「ツッコミ」というものです。後藤のツッコミは善逸に鼻水を付けられた時のシーンで見ることができます。「ちょっと離れろよ…」と静かにツッコんでいるものの、心の底から嫌がっている雰囲気が伝わるシーンとなりました。

3つ目に紹介する『鬼滅の刃』の後藤のかっこいい魅力は「優しさがある」というものです。後藤は初登場回となった『隊律違反』にて、負傷して倒れた炭治郎を回収する際に「可哀想だな、縛るの」と発言したり、『遊郭編』にて意識不明の状態となった炭治郎を心配して見舞いに訪れるなど炭治郎を気に掛ける優しい性格の持ち主でした。

それでは最後に『鬼滅の刃』の後藤に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやら、ネット上では後藤を演じた声優・古川慎さんや後藤がなぜ魅力的なのかに注目されているようです。

アニメ『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤の魅力に関する感想や評価があがっています。どうやら、『鬼滅の刃』が非現実的な世界を描いているからこそ、後藤のかっこいい魅力が引き立っているのだと考えられているようです。また、後藤は現実的かつ常識的な考え方をしていると認識されているようで、そんな後藤が高く評価されているのでしょう。

アニメ『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤の声優に関する感想や評価があがっています。こちらでは後藤が好きだということで誰が声を演じるのか気になっているようです。

さらに、声優が誰になるのかが予想されており、その候補として銀魂コンビの声優である杉田智和さんか阪口大助かのどちらかだと言われています。現在は後藤の声優に古川慎さんが起用されているのですが、果たして担当声優が発表された時はどのような感想を抱いたのでしょうか？

アニメ『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤の声優に関する感想や評価があがっています。こちらでは松田と後藤の声を同じ声優が務めたということで驚いているようです。

感想で言われている松田くんとは、『鬼滅の刃』の後藤の声を担当した声優・古川慎さんが演じた『ラブオールプレー』の松田航輝のことを言っているのでしょうか？どうやら、松田と後藤の声が違うという点に驚いているようなので、興味のある方は『鬼滅の刃』の後藤と『ラブオールプレー』の松田航輝の声を比較してみてください。

アニメ『鬼滅の刃』に登場する「隠」の後藤の登場回や名言を交えながら、声優・古川慎さんについてまとめてきましたがいかがでしたか？隠部隊専用のマスクで顔を隠しているのが特徴的な後藤は、『鬼滅の刃』では珍しく常識的な性格をしているため、個性的な炭治郎や善逸、伊之助といった主要キャラたちのツッコミ担当となっていました。

どうやら、鬼滅の刃のファンはそんな彼がかっこいいと魅力を感じているようです。後藤の登場回は『鬼滅の刃』のアニメ21話・漫画44話「隊律違反」、『鬼滅の刃 遊郭編』、鬼舞辻無惨との「最終決戦」の3つ。これを機に後藤の活躍に注目して頂けると幸いです。