【はじめの一歩】鷹村の戦績は？6階級制覇を目指す最強の男のこれまでを振り返る

鷹村守は大ヒットボクシング漫画『はじめの一歩』屈指の人気キャラクターであり、重量級の世界王者として規格外の強さを持っているキャラクターとなっています。一歩にとっても大きな存在であり、兄弟弟子で人生を変えてくれた先輩でもある重要キャラクターです。ここでは鷹村守の基本的な情報や大ヒット漫画『はじめの一歩』の基本的な情報をまとめていきましょう。

『はじめの一歩』はボクシング漫画として知られていて、業界内外で高い評価を獲得している作品となっています。メディアミックスも成功させていて、『週刊少年マガジン』の看板漫画として長年にわたって連載されています。数多くの熱戦を描き、人気キャラクターを生み出してきた作品のため多くのファンに絶賛されています。ここでは『はじめの一歩』の概要と簡単なあらすじをまとめます。

『はじめの一歩(はじめのいっぽ)』はボクシング漫画の金字塔として知られ、森川ジョージが長期連載しているメガヒット漫画となっています。1989年から『週刊少年マガジン』にて連載が始まっていて、30年以上にわたって連載されて、134巻が刊行されています。累計発行部数は1億部を迫る勢いであり、テレビアニメは三期制作されていまでも高い評価を獲得していることが知られています。

幕之内一歩はプロボクサー鷹村守と出会ったことでボクサーになる決意を固めます。彼が入った鴨川ボクシングジムは厳しい練習で有名ですが、一歩は厳しいトレーニングを乗り越えて新人王を獲得し日本ランカーとして注目の若手選手になっていきます。そして一歩は「強いとは何か？」という問いの答えを見つけるために、様々な強敵たちと戦うのでした。

鷹村のプロフィールを見てきましょう。鷹村守は鴨川ボクシングジム所属のプロボクサーであり、7月7日生まれで身長は185センチ、体重72.5キロ、ただし試合前でなければ90キロを超しています。鷹村はこれまで3階級制覇をしていて、WBCスーパーミドル級、WBAミドル級、WBCミドル級、WBCジュニアミドル級と三本のベルトを獲得している名チャンピオンとなっています。

鷹村の家族は彼にとっても支えであり、苦悩の原因でもあります。鷹村は建設企業「鷹村開発」社長の次男であり、兄、姉、弟と三人の兄弟がいます。兄との確執も取り沙汰されていましたが、関係性はそれほどこじれていません。しかし、両親とは長年合っておらず、兄弟ともは両親に隠れて合っていることが明かされています。

鷹村と一歩の関係は本作ではかなり重要です。一歩はそもそも鷹村と出会ったことでボクシングを始めていて、いじめられていたところを助けてもらったことがきっかけになっています。鴨川会長の愛弟子として兄弟弟子の関係に当たります。二人は鴨川ジムの看板ボクサーでしたが、一歩の敗戦をきっかけにボクシングをやめるように忠告するなど一歩のことを遠ざける場面も少なからず存在します。

鷹村と鴨川会長の関係は鷹村にとってはかなり重要です。鷹村は両親に見放されているので会長が父親代わりとなっています。そのため彼のために世界タイトルを取り続けていて、高齢の会長が亡くなる前に6階級制覇をするためにハイペースで試合を行っています。

鷹村の性格は一言で表すならば『豪快』です。これはいい意味であり、悪い意味でもあります。どんな状況でも自分を信じて戦いますが、女性関係なども派手なので有名人になった後には週刊誌に取られてしまうこともあります。さらに目立ちたがり屋なので、選手入場の時にコスプレしてド派手な登場をすることも少なくありません。

ここでは大ヒットボクシング漫画『はじめの一歩』の鷹村の戦績や世界戦、熊との戦いを考察を見てきましょう。鷹村は日本ランカー時代から敵なしの強さを見せて、日本チャンピオンになりました。その後は防衛戦を重ねて世界挑戦を待っていました。そして重量級での世界戦という数少ないチャンスを鷹村はモノにしていき、圧倒的な力を世界に見せつけて前人未到の世界王者という鷹村の夢に近づいていきました。

はじめの一歩の鷹村の戦績や世界戦考察①は『漫画では描かれていない一歩が鴨川ジムに入る前の試合』です。街でけんかしていたころ、鷹村は鴨川会長によって拾われてプロボクサーになりました。この様子は、漫画ではほとんど描かれていませんが、アニメ第一期では鷹村のプロボクサーになる前の様子や一歩に出会う前の戦いが描かれています。

はじめの一歩の鷹村の戦績や世界戦考察②は『ミドル級日本王者の矢島吉秋との試合』です。7戦目には全日本新人王になり、ついに日本タイトルマッチを迎えました。鷹村の相手は六度の防衛をしているミドル級日本王者の矢島吉秋であり、鷹村はその試合で始めてダウンを奪われてしまいます。しかし、その鷹村は初のタイトルマッチという緊張感をはねのけて、1ラウンド90秒でKO勝ちし日本チャンピオンとなりました。

はじめの一歩の鷹村の戦績や世界戦考察③は『ブライアン・ホークとの試合』です。ブライアン・ホークとの試合は鷹村にとってはこれまでにないほどの経験をすることになります。ジュニアミドル級の世界王者であるブライアン・ホークに挑戦するチャンスが巡ってきたので、厳しい減量を覚悟しながらも鷹村はこのチャンスを逃しませんでした。そして、これまでにないほどの減量を乗り越えて試合の日を迎えます。

決して万全とは言えない中でブライアン・ホークを圧倒する鷹村でしたが、徐々にホークの実力が発揮されて鷹村はこれまでにないほどの苦戦を強いられてしまいました。途中でスタミナもなくなり、あの鷹村ですらもあきらめたような発言をするほどでした。しかし、鷹村はその中で会長から教わったボクシングが世界にも通用することを証明しようとしていました。

会長のミット打ちを思い出してひたすらにパンチを充てるとホークはダメージを蓄積していきます。そして鷹村の野生が爆発するとき、天性の暴力性を持つブライアン・ホークをも凌駕するほどの強さを見せて、ついに鷹村はブライアン・ホークをKOし、世界チャンピオンになりました。

はじめの一歩の鷹村の戦績や世界戦考察④は『デビット・イーグルとの試合』です。本来の階級であるミドル級で鷹村は二階級制覇の試合が決定しました。相手はパーフェクトなファイトスタイルを見せるデビット・イーグルであり、ホークとは全く違った『正真正銘の世界チャンピオン』にふさわしい相手でした。彼は鷹村をその正確無比なボクシングスタイルで圧倒し、鷹村が最も苦手とする戦い方で試合を支配します。

しかし、鷹村はその中でもイーグルにプレッシャーをかけ続けていました。イーグルがこれまで味わったことがない戦術を見せ、超接近戦でのボディブローを繰り出すなど基礎力の高さと自由な発想で追い詰めていきます。そして、二人とも深手を負いながらも壮絶な打ち合いをしていきます。二人の打ち合いの中で鷹村が信じていたのは会長のミットへひたすら打つという日常の風景でした。

鷹村は両目がふさがった中でも正確にカウンターを決めていき、ついにイーグルを撃破しました。そして、ついに鷹村は二階級制覇という日本では前人未到の記録を作り出しました。

はじめの一歩の鷹村の戦績や世界戦考察⑤は『リチャード・バイソンとの試合』です。WBAミドル級王者のリチャード・バイソンとのミドル級統一戦は鷹村にとっては苦しいものになりました。重量級のデトロイトスタイルという変則的なスタイルで距離感をつかみにくいと感じていた鷹村ですが、その類まれなるセンスでデトロイトスタイルを模倣してペースをつかんで試合を好転させます。

しかし、試合の中で右足を負傷してしまい、徐々に押され始めてしまいます。鷹村のけがはどんどん悪化してしまいますが、最終的には左足一本で一歩のフックを模倣して、リチャード・バイソンとの試合を制します。鷹村は圧倒的なセンスを見せつけてミドル級WBC・WBA統一世界王者になり、名実ともにミドル級最強の称号を手に入れたのでした。

はじめの一歩の鷹村の戦績や世界戦考察⑥は『熊との戦い』です。熊との戦いは森で行われました。合宿先で熊と戦うことになってしまった鷹村ですが、熊の動きをしっかりと見極めてカウンターを連続でたたき込むことで見事に勝利しました。一時は熊に吹き飛ばされ、爪で胸を切り裂かれたものの、規格外の鷹村のパンチが偶然熊の弱点に当たって、そのことで熊(ツキノワグマ)を倒すという伝説の一戦となりました。

ここでは『はじめの一歩』の鷹村の引退疑惑を考察してきましょう。鷹村守は6階級制覇を目標にしていて、それは日本人が誰一人到達していない前人未到の大記録ですが引退という噂が付きまとっています。日本人には厳しい目標であり、さらには鷹村には右目が見えていない疑惑もあるので、右目が原因となり引退の可能性があるのかも注目されています。

原作では主人公の一歩はパンチドランカー疑惑で引退状態のため、鷹村にもこうした引退の可能性がないか注目されています。6階級制覇は右目の網膜剥離を抱えたままでは不可能なために、この右目の怪我により引退に追い込まれてしまうのではないかと噂されています。

はじめの一歩の鷹村の引退疑惑を考察①は『鷹村は右目が見えていない？引退する？』です。鷹村には実は長年にわたって右目に網膜剥離の疑惑があります。それはブライアン・ホーク戦が原因であり、右目にダメージを受けたために右目の視野が狭まっているのではないかと宮田一郎が気づきました。しかし、イーグル戦では右目が完全にふさがった状態でも戦えたために、この右目の網膜剝離疑惑はうやむやになっています。

はじめの一歩の鷹村の引退疑惑を考察②は『鷹村の6階級制覇はどうなる？』です。鷹村の6階級制覇は日本人にはかなり難しい目標であり、右目に網膜剝離を抱えた状態では到底不可能です。階級を上げれば徐々にパワーが上がっていくので、鷹村の6階級制覇はけがなしでは成し遂げることは不可能に近いと言われています。そのため右目の網膜剝離だけでなくどこかで深手を負えば、引退の可能性も少なくありません。

ここでは『はじめの一歩』の鷹村の必殺技を見ていきましょう。鷹村は熊に勝つほどの圧倒的な力を持っていてすべてのパンチが必殺技と言われるほどのパンチ力を持っています。一歩の『デンプシーロール』や木村の『ドラゴンフィッシュブロー』、青木の『カエルパンチ』などの必殺技が鷹村にはありませんが、ボクシングセンスは超一流で宮田も舌を巻くほどの高等技術を見せています。

はじめの一歩の鷹村の必殺技①は『右ストレートのパンチ』です。鷹村の最大の威力を持つパンチは右ストレートであり、人間はおろか、熊ですらも倒すことができました。日本人の重量級の選手程度であれば左手のみで制することができ、右ストレートの威力はジュニアミドル級、ミドル級、スーパーミドル級と上げるごとにその威力も爆発的に上がっていっています。

はじめの一歩の鷹村の必殺技②は『ディフェンステクニック』です。世界戦の防衛戦で見せた一発もパンチをもらわないディフェンステクニックは圧巻であり、軽量級並みのスピードでパンチをもらわない試合も多く存在します。ロープ際の技術はデビット・イーグルが見たことがないというほどのテクニックで、リングの中の使い方は宮田一郎を一瞬で追い詰めるほどとあらゆる面で世界最高峰のテクニックを持っています。

ここでは『はじめの一歩』の鷹村の名言集を見てきましょう。数多くの名言を生み出してきた『はじめの一歩』なので、鷹村守の名言も絶賛されています。鷹村守はボクシングに対しては真摯の取り組んでいて、世界チャンピオンとして後輩にもその哲学を伝えるシーンが数多く生み出されています。ここでは彼の後輩である宮田一郎と幕ノ内一歩に対して残した名言を紹介します。

鷹村の名言①は宮田一郎に向けていった鷹村守の名言となっています。宮田一郎は一歩と戦うために鴨川ジムを飛び出して、たったひとりで別のジムでトレーニングしていました。そのトレーニングは孤独で格下の同僚しかいないので、練習量はそうした選手と比べることになります。スタミナ不足が弱点の宮田に鷹村は『たった一人でも走り続けろ』と宮田のことを激励しました。

鷹村の名言②は世界チャンピオンに関する鷹村の認識が分かる名言となっています。鷹村は一歩が敗戦のあとで再び再起することを快く思っていませんでした。それは一歩の覚悟の不足を見抜いてのことであり、世界チャンピオンは『人外』の存在にならなければ目指すことすらする資格がないという一歩への忠告でした。そして一歩はここから『人外』という言葉の意味を深く考えることになるのでした。

ここでは『はじめの一歩』の鷹村のアニメとドラマCD版の声優を見ていきましょう。アニメ『はじめの一歩』は多くのファンに絶賛されたアニメなので、アニメ担当声優にも注目が集まっています。鷹村のアニメ声優はアニメ版とラジオCD版の二人がキャスティングされています。

鷹村のアニメ声優は小山力也です。小山力也(こやまりきや)は1963年12月18日生まれの声優であり、ナレーターや俳優などとしても活躍しています。京都府京都市出身で劇団俳優座に所属し、海外ドラマ『24』のジャック・バウアー役の声優をしたことで広く知られています。彼の代表作に『NARUTO -ナルト-』のヤマトや『名探偵コナン』の毛利小五郎(二代目)があります。

鷹村のドラマCD版声優は梁田清之です。梁田清之(やなだきよゆき)は1965年5月10日生まれの男性声優であり、東京都練馬区出身、所属はフリーとなっています。『鎧伝サムライトルーパー』の鬼魔将朱天で知名度を大きく上げていて、彼の出演作に『SLAM DUNK』の赤木剛憲や『名探偵コナン』のアンドレ・キャメル、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のアンドレアス・ダールトンがあります。

ここでは『はじめの一歩』の鷹村に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。鷹村は作中でも最も人気の高いキャラクターであり、熊にも勝つなどその強さも絶賛されているキャラクターです。主人公である幕ノ内一歩に負けず劣らずの人気を獲得していて、ネット上でも話題に上がることが多くなっています。そのため『はじめの一歩』の中でも鷹村に関する感想や評価はネット上でも数多く集まっています。

鷹村の初の世界戦であるホーク戦が特に人気が高くネット上でも絶賛されています。ネット上には『鷹村対ブライアンホーク戦がベストバウトで何回も読んでしまう』という声や『鷹村とホーク戦は、やっぱええな 1番好きな試合だわ』という声、『鷹村さんとブライアン・ホーク戦 がもうほんとうに号泣したな』という声が挙がっています。

『はじめの一歩』の中でも鷹村が一番好きなキャラというファンも多数存在しています。ネット上には『子供の頃から鷹村が、はじめの一歩の中で一番好きなキャラなんだよな』という声や『』という声、『一番好きなキャラはやっぱり鷹村さんなのよね』という声が挙がっています。世界戦（vsホーク）から一気に評価が変わって、 vsイーグルも相まって今では一番好きなキャラ

『はじめの一歩』の鷹村守は熊にも勝つほど強いと言われていて、熊を倒してしまう強さやパーフェクトな戦績もファンには絶賛されています。ネット上には『鷹村最強ですよね。連載終了まで無敗でいてほしいです』という声や『俺ははじめの一歩の世界では鷹村が最強だと思ってる。ゴロフキンみたいな、いやそれ以上の存在になってほしい』という声、『鷹村最強っすね！』という声が挙がっています。

今回は大ヒットボクシング漫画『はじめの一歩』の鷹村守の基本的な情報や世界戦や熊との戦績、名言集、右目や引退について、アニメとドラマCD版の声優、ネット上の感想や評価などを紹介してきました。熊にも勝利する鷹村の戦績はパーフェクトであり、世界戦でもその戦績には傷がつきませんでした。今回紹介した鷹村守の世界戦やパーフェクトな戦績にも注目して、大ヒットボクシング漫画『はじめの一歩』をお楽しみください。