【ドラゴンボール】ウパは聖地カリンの番人ボラの息子！声優やその後は？

『ドラゴンボール』のウパのその後や声優についてまとめていく前に、ウパのプロフィールを紹介していきます。ウパの年齢や性格、名前の由来についても解説しますので、ウパについて詳しくなれる内容となっております。また、『ドラゴンボール』の作品概要やあらすじも紹介していきますので、ぜひご覧になってみて下さい！

『ドラゴンボール』は鳥山明による漫画作品です。ジャンプコミックスの単行本は全42巻、完全版は全34巻、全世界累計発行部数は2022年4月現在2億6000万部を突破している大人気作品となっています。アニメやゲーム、フィギュアなど様々なジャンルにメディアミックスされており、原作が終了してからも根強い人気を保ちながら新作が作られ続けています。

山奥に住む少年・孫悟空は都から来た少女・ブルマと共にドラゴンボール探しの旅をした事をきっかけに、亀仙人やクリリンをはじめとした多くの仲間達と出会い、成長していきました。そして、持ち前の腕っぷしでピラフ一味やレッドリボン軍といった敵と戦い続け、人々の平和を守る存在となっていきます。力をつけてきた悟空は、亀仙人の元で修行をした事でさらなる強さを手に入れ、ピッコロ大魔王などの悪と戦う事になるのでした。

ウパは聖地カリンの番人であるボラの息子で、カリン塔の根本にテントを張って父と共に暮らしています。髪型は真ん中分けの長髪で、服装はインディアンを思わせる格好をしている事が特徴です。小柄な身体とかわいい容姿をしている事からクリリンに女の子と間違えられた事があります。

ウパの年齢は『ドラゴンボール』の作中で公開されておらず、不明となっています。しかし、悟空と同じくらいの背丈である事から近い年齢であると考察すると、ウパに出会った当時の悟空が12歳だったので、12歳前後であると考えられます。

ウパの名前の由来は、当時の鳥山明のアシスタントであり、現在はイラストレーターとして活動しているまつやまたかしの飼っていた犬の名前となっています。『ドラゴンボール』の登場人物は、みんなの知っている食べ物や言葉に沿って名前が付けられる事が多い為、珍しいパターンだと言えます。

ウパは幼いという事もあり非力で、父であるボラに守られながら生活をしていますが、父に似て勇敢な性格をしています。殺し屋である桃白白にも立ち向かっていき、悟空を手助けしようとする姿も描かれていました。また、多少引っ込み思案なところもありますが基本は明るい性格で、悟空に対して何度もかわいい笑顔を見せています。

聖地カリンに住んでおり、非力ながらも勇敢な心を持っているウパはボラの息子です。ではウパの父であるボラとはどんな人物で、どのように『ドラゴンボール』の物語に関わっていったのかをここで紹介していきます。また、ウパの『ドラゴンボール』の作中での活躍をまとめていきます。

ボラはウパの父親で、聖地カリンの戦士です。鍛え抜かれた屈強な身体つきをしており、その肉体は銃弾をも受け付けません。若い時に一度カリン塔に登ろうと挑戦した事がありましたが、登り切れずに断念したとボラ本人が語っていました。

ウパとボラは聖地カリンの先住民であり、代々番人としての役割を受け継いでいます。その為、聖地カリンに攻め入ってくる輩を許さず、襲撃してきたレッドリボン軍のイエロー大佐の部隊をボラが単身でほぼ全滅させていました。ボラが身体を鍛えているのは聖地カリンの番人としての役割を果たすためです。

悟空はピッコロ大魔王に一度敗れ、その際にヤジロベーにおぶられて再び聖地カリンを訪れています。カリン塔を登らなければならない悟空でしたが、満身創痍の状態だった事からボラが悟空をヤジロベーごと雲を突き抜ける高さまで投げてくれます。まだまだカリン様の元までは遠く果てしない長さでしたが、それでもボラのおかげでだいぶ楽になりました。この後、ヤジロベーは悟空をおぶってカリン様の所まで到着します。

ボラの名前の由来ですが、鳥山明が『特に名前の意味はないと思います』と語っており、『ドラゴンボール』では珍しいパターンとなっています。息子がウパで父がボラなので、おそらく息子の名前との語呂合いがよかったのではないかと考えられます。もしかすると、聖地カリンの先住民族はこのような2文字の名前が多かったのかもしれません。

聖地カリンに住むボラはドラゴンボールを持っていました。その為ドラゴンボールを手に入れようとするレッドリボン軍の兵士に襲われてしまいます。1人で戦うボラでしたが、一瞬のすきにウパが飛行機に乗ったイエロー大佐に攫われてしまい、それに気づいた筋斗雲に乗った悟空がイエロー大佐を撃退し、ウパをボラの元に連れて帰りました。ボラにドラゴンボールを渡された悟空は、それが祖父の形見である四星球であると気付きます。

悟空がボラからカリン塔の説明を受けていると、そこに世界一の殺し屋である桃白白が現れます。桃白白はレッドリボン軍から悟空を殺すように依頼を受けたため、仕事をこなすためにやってきたのでした。悟空を殺そうとする桃白白でしたが、息子であるウパを助けてくれた悟空に恩を返すためにボラが桃白白に戦いを挑みます。しかし、屈強な身体を持つボラでも桃白白には敵わず、槍で身体を貫かれて殺されてしまうのでした。

ボラが殺されたその後、悟空も桃白白に戦いを挑みますがどどん波を受けた事で負けてしまいます。しかし、胸に入れてあったドラゴンボールのおかげで命拾いするのでした。その後、悟空は父を亡くして悲しんでいるウパの姿を見て、ドラゴンボールを集めてボラを生き返らせる事を決意します。そして、ドラゴンボールを集めた悟空は神龍に願ってボラを蘇らせ、土の中に埋まっていたボラは自分で地上に上がってきました。

『ドラゴンボール』でウパの声を担当した声優は堀江美都子です。神奈川県出身で1957年3月8日生まれの2022年4月現在65歳で、声優の他に歌手・女優としても活動しています。1969年に歌手としてデビューしてからは数々のアニソンを歌い続け、『アニメソングの女王』という異名も持っています。

『ドラゴンボールZ』でウパの声を担当した声優は大倉正章です。熊本県出身で1961年11月5日生まれの2022年4月現在60歳で、少し高めの声質が特徴となっています。現在は同じく声優の岸野幸正が主宰する劇団岸野組の一員として活躍しています。

『ドラゴンボールZ』の285話、及び『ドラゴンボール改』でウパの声を担当した声優は草尾毅です。埼玉県出身で1965年11月20日生まれの2022年4月現在56歳で、『ドラゴンボール』シリーズでは他にトランクスの声も担当しています。

レッドリボン軍が聖地カリンを襲撃した際に、ウパは初登場を果たしました。ボラは聖地カリンから立ち去るようにレッドリボン軍に言いますが、ボラを不意打ちしようとしてきたため、見守っていたウパが大声でそれを知らせていました。

ウパは『ドラゴンボール』の『魔人ブウ編』で成長した姿を見せています。ウパは悟空が魔人ブウを倒すために元気玉を集める際、父のボラと共に手を上げて協力していました。その時のウパは大人に成長しており、結婚をして子供もいるようでした。

悟空がドラゴンボールを7つ集める事に成功し、神龍に願う際にウパが言ったセリフです。これによりボラは生き返る事が出来ました。ちなみに、ドラゴンボールによって生き返ったのはボラが作中で最初の1人となります。

悟空が魔人ブウを倒すために元気玉を作っていた時に成長したウパが発言したセリフです。しばらく作中に登場していなかったウパが成長して子供もいる姿を確認出来た感動的なシーンでもあります。

『ドラゴンボール』の中で一番かわいいのはウパというファンの感想があります。『ドラゴンボール』にはプーアルやシュウなどかわいいキャラがたくさん登場しますが、ウパが一番かわいいという意見は少なくありません。

成長したウパが『ドラゴンボール』史上最もイケメンであるというファンの感想があります。幼少期はプーアルのようなつぶらな瞳がかわいいウパでしたが、成長したウパはキリっとした目つきのイケメンとなっていました。

ウパの名前がウーパールーパー、父であるボラが魚の名前から由来していると考察しているファンの方がいます。たしかに、そうだとしたら『ドラゴンボール』らしい一貫性のある名前の由来となります。

『ドラゴンボール』のウパについてまとめてきましたが、非力ながら勇敢な心を持っており、大人になるとイケメンに成長していた事が分かりました。今回のウパについての記事を読んだ後にもう一度、『ドラゴンボール』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか？