【ドラゴンボール】ナムの戦闘力や必殺技を考察！アニメ声優やその後も調査

『ドラゴンボール』のナムの強さや戦闘力をまとめていく前に、ナムのプロフィールを紹介していきます。ナムの基本情報が分かる内容となっておりますので、事前に読んでおく事で後述のメインのまとめがより一層楽しめます。また、『ドラゴンボール』の作品概要やあらすじも解説しますので、ぜひご覧になってみて下さい！

『ドラゴンボール』は鳥山明による漫画作品です。1984年から1995年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載され、連載が終了してからも漫画やゲーム、アニメ作品などの様々なメディアミックス作品で新作が作られ続けている大人気作品となっています。最新作『ドラゴンボール超』はテレビアニメや劇場版、漫画作品によって続編として描かれており、原作の最終回後の悟空達の活躍を見る事が出来るという事でファンから人気です。

山奥に住んでいる少年・孫悟空は、都から来た少女・ブルマとの出会った事をきっかけに一緒にドラゴンボール探しの旅をする事になります。人と関わる機会の無かった悟空はドラゴンボール探しの旅によって亀仙人やクリリンをはじめとした多くの仲間と出会い、ピラフ一味やレッドリボン軍などの敵と戦っていく事で成長していきました。そして、亀仙人の元で修行を終えた悟空は、世界中の武闘家が集まる天下一武道会出場するのでした。

『ドラゴンボール』のナムは仏教徒である僧侶格闘家で、褐色の肌におでこにあるほくろが特徴です。服装は苦行僧のような衣装で、頭には常に白いターバンを被っています。エイジ721年生まれ、住所はSAM275508Sで、身長182センチ、体重68キロです。趣味は働く事で、農業を営んでいます。第21回天下一武道会に出場し、他の格闘家とは一線を画す強さで準決勝まで勝ち上がりました。

性格は真面目で純情、女性に免疫がない為、天下一武道会でランファンと戦った時には大苦戦を強いられていました。原作者である鳥山明はナムの事を『まじめで信心深そうな性格』だと述べていました。

ナムには10歳年下のアミと、16歳年下のタブという2人の弟がいます。名前の由来は『南無阿弥陀仏』から来ており、それぞれナムが『南無(ナム)』、アミが『阿弥(アミ)』、タブが『陀仏(ダブツ)』からきています。

ナムの住んでいる村は慢性的な水不足に悩まされており、日照りも続いた事で危険な状況となっていました。そこでナムは天下一武道会に出場して優勝賞金を使って水を買って帰ろうとしたのです。しかし、ナムは準決勝で悟空に敗れてしまった事ですぐに帰ろうとします。そこに事情を察した亀仙人が変装したジャッキー・チュンが現れ、武道会の会場付近は水が豊富なので好きなだけ持って帰っていいという事をナムに伝えました。

さらにジャッキー・チュンは大量の水を持って帰る事が出来るように空のホイポイカプセルを手渡します。ナムは涙を流しながら喜んでジャッキー・チュンに感謝を伝え、大量の水を村に持って帰る事が出来ました。ちなみに、ジャッキー・チュンは自分の正体が亀仙人であると気付きかけていたヤムチャを騙すために、ナムに頼んで亀仙人のふりをしてもらった事で、正体を隠し続ける事に成功しています。

水不足の村を救うために天下一武道会に出場したナムですが、ここからはナムの強さや戦闘力を考察していきます。日々の修行を欠かさず、優勝するつもりで天下一武道会に出場しただけあって、当時ではかなりの強さを持つキャラとして描かれていました。また、ナムには代名詞となっている有名な必殺技もあるため、ここで紹介していきます。

ナムは第一試合でランファンと戦い、最初はお色気攻撃によって苦戦を強いられていますが、目を閉じて対策した事によって一撃で倒しています。その後、悟空との戦いでは残像拳を交わして互角に戦うほどの強さを見せていました。結局は負けてしまった事から悟空やジャッキー・チュンほどの戦闘力とはいかない事が分かりますが、近い戦闘力を持っていたという事になります。

ナムの必殺技は天空×字拳(てんくうぺけじけん)です。天空×字拳はかかしのような体勢で空中に高く飛び上がり、急降下しながら相手の首にクロスチョップをお見舞いする技で、ナムは『ドラゴンボール』の作中で悟空に対して使用しました。ナムは『この技を受けたら10日間は目が覚めない』と述べて勝利を確信していましたが、カウントの最中に悟空が起き上がったため唖然とした顔をしていました。

ナムは悟空にもう一度、天空×字拳をお見舞いするために空中に飛びますが、今度は悟空も飛び上がって空中戦となります。そして先に地面に着いて待ち構えていた悟空のキックを食らった事で、ナムは場外負けという結果に終わりました。

ナムは天空×字拳を使用する際、空中に高く飛び上がりますが、類まれな脚力を持っているものの特に舞空術を使えるというわけではありません。第21回天下一武道会が開催されていた時期には、『ドラゴンボール』の作中で舞空術を使えるキャラはおらず、ナムも同様となります。

チャパ王は名の知れた武闘家で多くの弟子を抱えています。しかし、天下一武道会では悟空と戦った事で予選負けという結果です。悟空の事を子供だという事で油断している様子がありますが、ナムは少年である悟空が相手でも真剣な表情を崩さなかった事から、ナムの方が武闘家として上だと考察します。

パンプットは超天才格闘家と称されており、壁を打撃で破壊するほどの強さを見せていました。しかし、試合中は悟空に一撃も与える事が出来なかった事から、ナムの戦闘力の方が上であると考えます。

ランファンは下着姿になるなどのお色気攻撃でナムと戦いますが、ナムが目を閉じて対策した事で首に手刀を入れられ、一撃でノックアウトとなっています。文句なしにナムの方が強いと言えるでしょう。

『ドラゴンボール』のナムの声を担当した声優は塩沢兼人です。東京都出身で1954年1月28日生まれ、2000年5月10日に脳挫傷のため46歳で亡くなっています。生前は甘い声の声優として知られており、貴族的だと称されていました。いわゆるイケボの声優で、イケメンキャラを多く演じてきましたが、同じような役ばかりの声優と思われたくない事から、三枚目も演じるように心がけていたという事です。

『ドラゴンボール』でナムを演じた声優・塩沢兼人は、アニメ『クレヨンしんちゃん』のぶりぶりざえもんの声優としても知られています。長年演じてきましたが、死去後の後任は神谷浩史となっています。

アニメ『ドラゴンボール』のオリジナルエピソードにて、ナムのその後が描かれています。ナムは水を村に持ち帰ったその後、カプセルの水が無くなった後の水の確保のために悟空と共に筋斗雲に乗って水源を探しに行きました。

ナムは『ドラゴンボールZ』で悟空が魔人ブウを倒すために元気玉を作る際、手を上げて協力しています。ただし、最初は悟空の声だと気付いておらず、ミスターサタンの呼びかけの後に手を上げていました。

ナムは『ドラゴンボールGT』にも登場しています。スーパーサイヤ人4となった悟空によってベビーが倒されますが、超ドラゴンボールによって地球が爆発してしまいそうになります。地球人はツフル星へ移住することになりますが、ナムもこの時悟空と共に瞬間移動にてツフル星へ避難していました。

ナムが準決勝で悟空に負けてしまった事で心の中で発言した名言です。ナムの責任感の強さと真面目な性格が分かる内容となっています。この後、ジャッキー・チュンの言葉を聞いて問題は解決します。

水を好きなだけ村に持って帰れる事を教えてもらったナムがジャッキー・チュンに対して発言した名言です。ナムの悩みがすべて解消され、涙を流しながら感謝している姿が感動的なシーンとなっています。

ナムがジャッキー・チュンに水の事を教えてもらうシーンが感動したというファンの感想があります。村人や家族を思う優しくて純粋なナムが感謝している場面は非常に感動的で、『ドラゴンボール』の中でも人気の名シーンです。

『ドラゴンボール』のナムが良い奴すぎて好きというファンの感想があります。ナムは『ドラゴンボール』のキャラの中でも屈指の良い人に数えられており、初期の『ドラゴンボール』の登場人物にも関わらず高い人気を保っています。

『ドラゴンボール』のナムの必殺技・天空×字拳が忘れられないというファンの感想があります。見た目だけでなく技の名前のインパクトによって、当時の『ドラゴンボール』の多くの読者は衝撃を受けました。

『ドラゴンボール』の登場人物であるナムの強さや、水を得たその後などについてまとめてきましたが、悟空と互角の戦いを繰り広げるほどの強さを持ち、天下一武道会後も村の為に水確保に努めていた事が分かりました。今回のナムについての記事を読んだ後にもう一度、『ドラゴンボール』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか？