【鬼滅の刃】不死川兄弟の過去と関係は?不死川玄弥・不死川実弥は最後どうなる?

こちらの記事では『鬼滅の刃』に登場する不死川兄弟(不死川玄弥・不死川実弥)の過去や兄弟関係、最後にどんな結末を迎えたかについてご紹介しています。2022年4月現在、アニメ版『鬼滅の刃』では不死川兄弟の詳しい物語は放送されていないので、不死川玄弥と不死川実弥の関係について先取りしたい人は目を通してみてください。また『鬼滅の刃』ファンがTwitterに投稿した不死川兄弟についての感想もご紹介しているので、そちらもチェックしてみてください。

【鬼滅の刃】不死川兄弟の過去と関係は?不死川玄弥・不死川実弥は最後どうなる?のイメージ

目次

  1. 不死川兄弟とは?
  2. 不死川兄弟の過去をネタバレ
  3. 不死川兄弟は鬼殺隊に入隊した?二人の関係や活躍をネタバレ
  4. 不死川兄弟が一緒に戦った黒死牟戦をネタバレ!玄弥の最後は?
  5. 不死川実弥の最後とその後をネタバレ
  6. 不死川兄弟に関する感想や評価
  7. 不死川兄弟まとめ

不死川兄弟とは?

鬼滅の刃の作品情報

こちらの記事では『鬼滅の刃』に登場する不死川兄弟の過去や最後についてご紹介していますが、その前にこちらの項目で『鬼滅の刃の作品概要』と『鬼滅の刃の簡単なあらすじ』をご紹介していきます。鬼滅の刃についておさらいしたい人は本記事を読む前にこちらの項目にも目を通してみてください。

鬼滅の刃の概要

  • 作者:吾峠呼世晴
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • レーベル:ジャンプ・コミックス
  • 発刊期間:2016年年2月15日~2020年5月18日
  • 巻数:全23巻

鬼滅の刃は漫画家・吾峠呼世晴先生が週刊少年ジャンプにて連載していた大正時代を舞台としたバトル作品。家族愛を謳った物語や、メインキャラクターが次々に死亡していく展開が多くのファンを魅了しました。また2020年に公開された『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は興行収入5億300万ドルを記録し、日本国内だけではなく2020年度の世界年間興行収入1位を記録する快挙を遂げています。

鬼滅の刃のあらすじ

鬼にされた妹の禰豆子を人間に戻すため、鬼を討伐する集団・鬼殺隊に入隊することにした炭治郎。水の呼吸の使い手・鱗滝左近次の元で修行卯を積んだ炭治郎は、鬼殺隊の入隊試験に見事合格します。我妻善逸、嘴平伊之助、栗花落カナヲ、そして不死川玄弥という者達と共に新たな鬼殺隊員となった炭治郎。しかし、案内役の少女に暴力を振るう不死川玄弥と険悪なムードになってしまいます。

不死川兄弟のプロフィール

不死川実弥のプロフィール

  • 誕生日:11月29日(21歳)
  • 身長:179センチ
  • 体重:75キロ
  • 出身地:東京府京橋區
  • 趣味:カブトムシの飼育
  • 好きなもの:おはぎ
  • 階級:風柱
  • 声優:関智一

鬼滅の刃の初登場時に禰豆子に刀を刺し炭治郎と険悪なムードになった風柱・不死川玄弥。顔や体にいくつもの傷痕を残し、その粗暴な態度や見た目から、一見怖い人物に見られることが多いキャラクターです。しかし、目上の者には丁寧に接したり、困っている人を見かけると救いの手を差し伸べたりと、本来は礼節をわきまえ真面目な性格をしています。

過去に鬼のせいで家族を失っているため鬼に対しての敵意が強いものの、禰豆子が鬼から人間に戻った際には優しく接するなど、優しい一面も秘めた人物です。鬼にとって普通の人間の数十倍の栄養を摂れる貴重な血液"稀血"を持つ人物で、風の呼吸を習得する以前はその血の特性を生かして鬼を倒していました。

不死川玄弥のプロフィール

  • 誕生日:1月7日(16歳)
  • 身長:160センチ→180センチ
  • 体重:56キロ→76キロ
  • 出身地:東京府京橋區
  • 趣味:盆栽
  • 好きなもの:スイカ
  • 階級:癸→丁
  • 声優:岡本信彦

不死川玄弥は鬼殺隊の風柱・不死川実弥の実の弟で、主人公の炭治郎の同期の1人です。兄の不死川実弥と同じく体に幾つもの傷があり、目つきの悪さや入隊試験時の素行によって兄の不死川実弥同様、鬼滅の刃読者や視聴者に怖い人物の印象を残しました。入隊試験では乱暴な立ち振る舞いを見せた不死川玄弥ですが、その裏には一刻も早く隊士となって兄に会うという目的への焦りが隠されていました。

鬼殺隊に入隊してからは岩柱・悲鳴嶼行冥に弟子入りしています。鬼殺隊員でありながら全集中の呼吸を使えないため、異常に発達した消化器官の特異体質を生かし、鬼を食うことで捕食した鬼の能力を一時的に得るという戦い方をします。また日輪刀も所持していますが、呼吸が使えないため主戦力として"大口径南蛮銃"という超大口径の銃を使用して戦います。

不死川兄弟には他の兄弟はいない?

鬼殺隊で再会した不死川実弥と不死川玄弥の不死川兄弟ですが、過去には5人の弟と妹がいました。両親と長男・不死川実弥、次男の不死川玄弥、その下に弟2人と妹3人の9人家族だった不死川兄弟。しかし鬼の襲撃に会い、母と他の兄弟は死亡。不死川実弥はそれがきっかけとなり故郷を去り、不死川玄弥はそんな兄の後を追って鬼殺隊に入隊することになります。

不死川兄弟の父親

多くの兄弟と優しい母親に囲まれて育った不死川兄弟。その生い立ちは主人公の炭治郎とどことなく似ていますが、父親に関しては少し違いがあります。炭治郎と同じく過去に父親を失っている不死川兄弟ですが、炭治郎の父親は優しく家族にも愛情を注いでいた人物だった一方、不死川兄弟の父親は家庭内暴力を振るい、不死川兄弟には「ろくでなし」と認識されています。

また炭治郎と禰豆子の父親・竈門炭十郎は病死で最後を迎えたのに対し、不死川兄弟の父親は人から恨みをかって何者かに刺殺されるといった最後を迎えています。そのため不死川兄弟の母親は朝から晩まで働きに出ており、体が小さくもそんな頼もしい母親を不死川兄弟たちは尊敬していました。

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不死川兄弟の過去をネタバレ

ネタバレ①襲ってきた鬼の正体は母親

ここからは『鬼滅の刃』の物語の中で明かされた不死川実弥・不死川玄弥の過去をご紹介していきます。不死川兄弟の過去まず1つ目は『家族を襲った鬼の正体』について。不死川兄弟は幼い頃はごく普通の家庭に生まれ育ちました。父親が人に恨みをかって殺された後は母親が一家の大黒柱として子供たちを養ってい幸せな生活を送っていましたが、ある日長男の実弥が帰りの遅い母親を心配して探しに出かけます。

その間に不死川兄弟の家には鬼が現れ、不死川実弥と不死川玄弥の下の兄弟たちが殺されてしまいます。その場には不死川玄弥もいましたが、帰ってきた不死川実弥によって鬼は外に放り出されます。そして鬼と対峙した不死川実弥は、その鬼の正体が自分の母親だと気付いてしまうのでした。

ネタバレ②鬼となった母親を殺した実弥

不死川兄弟の過去2つ目は『鬼となった母親を殺した不死川実弥』です。鬼に襲われた不死川兄弟の弟妹たち。不死川実弥は唯一生き残った1つ下の弟・不死川玄弥から鬼を引き剥がし、なたを手に鬼と戦います。なんとか鬼との戦いに勝利した不死川実弥でしたが、太陽が昇りその鬼の姿を見たとき、不死川実弥は愕然とします。家族を殺し、自分が今まで戦っていた鬼は愛する母親だったのでした。

ネタバレ③玄弥の後悔

不死川兄弟の過去3つ目は『玄弥の後悔』。家族を襲った鬼と戦っていたはずの兄・不死川実弥のもとに駆けつけた不死川玄弥。しかしそこには血濡れになってなたを握りしめる兄の姿と、血まみれになって息絶えた母親の姿がありました。その状況を目撃してしまった不死川玄弥は、兄が母を殺したのだと思い「人殺し!」と叫び罵倒します。

しかし不死川玄弥はその前に既に鬼の正体に気付いており、後になってから鬼の正体が母親だったことを思い出すのでした。自分を命をかけて守ってくれた兄に対して「人殺し」と言ってしまったことを後悔した不死川玄弥は、自分の元から去ってしまった不死川実弥に謝りたいと強く後悔し兄を探し始めます。

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不死川兄弟は鬼殺隊に入隊した?二人の関係や活躍をネタバレ

不死川実弥が鬼となった母親を殺してしまったことで生き別れとなってしまった不死川兄弟。こちらの項目では「その後不死川実弥が鬼殺隊に入るまでの過去の物語」と「不死川玄弥が鬼殺隊に入ってからの物語」、そして「不死川兄弟が再会し言葉を交わすシーン」の3つをご紹介します。

実弥の鬼殺隊での活躍

ネタバレ①最初は稀血を武器に戦っていた

弟妹たちを殺され、母親までも失ってしまった過去を持つ不死川兄弟。不死川実弥はそんな悲劇をもたらした鬼を一匹でも減らすため鬼狩りを始めます。それまで普通の少年として育った不死川実弥は日輪刀でないと鬼を殺せないことを知りませんでしたが、鬼となった母親が自分の血を見て動きを鈍らせたことに気付いていました。

不死川兄弟の血はという鬼にとって特別なご馳走であると共に、彼らを酩酊させる効果を持つ特別な"稀血"という体質の持ち主だったのです。それに気付いた不死川実弥は、自分の血を囮に鬼を捕らえ、捕まえた鬼を太陽の陽に晒し殺すという方法を思いついたのでした。

ネタバレ②粂野匡近との出会い

自分の血を使って鬼と戦うという自己流の戦闘をしていた不死川実弥。ある日そんな彼の元に粂野匡近という人物が現れます。粂野は鬼殺隊という鬼を狩る集団に所属しており、そこには育手という鬼と戦う技術を教える者がいることを知ります。一匹でも鬼をこの世から減らしたいと願う不死川実弥は、粂野に育手を紹介してもらい鬼殺隊に入隊することにするのでした。

ネタバレ③粂野匡近の遺書

粂野との出会いで鬼殺隊に入隊し、鬼と戦う力を持つようになった不死川実弥。その後は粂野とともに任務に当たることも増え、下弦の壱を倒せるほどの強さを身につけました。しかしその下弦の壱との戦いで粂野は殉職。不死川実弥はお館様から渡された粂野の遺書を見て涙します。そこには「大切な人の傍らにいられなくとも生きていて欲しい」という、自分が弟・不死川玄弥に抱いている思いと同じ言葉が綴られていました。

ネタバレ④鬼は絶対に生かしておいてはならないという考え

ここからは『鬼滅の刃』の本編で不死川実弥が初登場したシーンやその後をご紹介していきます。まずは不死川実弥の初登場したシーンです。炭治郎が背中の箱に鬼となった妹の禰豆子を隠していたことに気付いた不死川実弥は、炭治郎の箱に刀を突き刺し禰豆子に怪我を負わせました。

鬼によって家族を殺された不死川実弥は、どんな事情があっても自分の目の前にいる鬼は倒すという信念のもと行動しましたが、禰豆子は人間に害を為さない鬼とお館様に認められ処分を逃れます。しかし妹を傷つけられた炭治郎と、鬼と共に行動している不死川実弥はお互いに要注意人物として認識することになります。

ネタバレ⑤実弥の想いが書かれた小説がある?

『鬼滅の刃』の物語の初登場で禰豆子に危害を加えたことから、読者・視聴者の間でも乱暴で怖い人物というイメージがついてしまった不死川実弥。そんな不死川実弥ですが、彼のことをもっと知ることができる『風の道しるべ』という外伝小説が登場しています。

こちらの作品では不死川実弥が鬼殺隊に入隊するまでの出来事や、風柱になった経緯が描かれているので、『鬼滅の刃』の背景をもっと知りたいという人は外伝小説『風の道しるべ』にも目を通してみてはいかがでしょうか?

玄弥の鬼殺隊での活躍

ネタバレ①炭治郎たちと同期で入隊

上記では不死川兄弟の兄・不死川実弥の過去の物語についてご紹介してきました。次にこちらでは不死川兄弟の弟・不死川玄弥の活躍をご紹介していきます。不死川玄弥が一番初めに登場したのは炭治郎が鬼殺隊の入隊試験に合格したシーン。炭治郎、善逸、カナヲと並んで不死川玄弥が合格者メンバーとして並んでいました。しかし不死川玄弥は「今すぐ刀をよこせ!」と、合格した者への案内役の女の子に手をあげます。

その様子を見ていた炭治郎は、不死川玄弥の横暴な態度を止めようと前に出ます。そして不死川玄弥の腕を掴み、放すように諭します。しかし一刻も早く鬼殺隊で昇進し、兄・不死川実弥に会いたいという焦りから苛立ちを隠せない不死川玄弥はその手を引っ込めることはありません。女の子を放さない不死川玄弥に対して炭治郎も手に力を込め制しますが、その拍子に不死川玄弥の腕の骨を折ってしまいます。

ネタバレ②蝶屋敷で玄弥と再会する炭治郎

鬼殺隊の入隊試験の後に不死川玄弥と炭治郎が再会したのは、炭治郎が無限列車の任務に向かう前でした。それぞれ蝶屋敷に訪れていた不死川玄弥と炭治郎。廊下で炭治郎と鉢合わせた不死川玄弥は炭治郎にぶつかりますが、そのまま無言で通り過ぎていってしまいます。入隊試験の際には炭治郎たちとそこまで体格が変わらなかった不死川玄弥ですが、"鬼喰い"で急激な肉体の成長を遂げた不死川玄弥は異常な速度で身長が伸びていました。

ネタバレ③半天狗戦

蝶屋敷で再会した後に不死川玄弥が炭治郎に出会ったのは刀鍛冶の里でした。炭治郎は同期の不死川玄弥に親しみを感じていましたが、不死川玄弥は入隊試験の際に自分の腕を折られているため、炭治郎に良い印象を抱いていませんでした。気さくに話しかけてくる炭治郎に苛立ちを覚える不死川玄弥ですが、その直後に奇襲してきた上弦の肆・半天狗を共に討伐したことで距離が縮まります。

ネタバレ④玄弥は早く柱になりたかった理由

鬼喰いをしてまで力をつけたり、入隊試験では日輪刀をすぐにでも手に入れようと説明係の女の子に手をあげたりと、何かと力をつけようと躍起になっている不死川玄弥。なぜ彼がそこまで力を求めるのかというと、その理由は「柱になるため」です。不死川玄弥は柱会議で兄・不死川実弥に再会し、大好きだった兄を「人殺し」と罵ったことを謝罪したいという一心で力を求めていたのでした。

不死川兄弟の再会シーンをネタバレ

ネタバレ①玄弥を突き放す実弥

不死川兄弟が再会したのは『鬼滅の刃』の『柱稽古編』です。能力を上げるため、隊員たちが柱の家を順番に回って直接稽古をつけてもらうことになった鬼殺隊員たち。隊員の中には不死川玄弥もおり、その際に初めて兄・不死川実弥と再会したのでした。しかし話しかけてくる不死川玄弥に対して「俺には弟なんていねェ」と突き放す不死川実弥。

さらには「何の才覚もねぇから鬼殺隊やめろォ」「呼吸も使えないような奴が剣士を名乗ってんじゃねぇ」と罵倒します。母の死を最後に別れてから久しぶりの再会にもかかわらず。一向に取り合ってくれない兄に不死川玄弥はショックを隠せない様子でいました。

ネタバレ②「心底どうでもいい」というセリフの意味

柱稽古で再会をはたした不死川兄弟。しかし兄・不死川実弥は不死川玄弥の言葉を一向に聞こうとしません。そんな兄に屈することなく、あの日最後に言った言葉を謝りたいという気持ちを言葉にしますが、不死川実弥からは「心底どうでもいい」という返事が返ってきます。散々自分との関わりを拒否された不死川玄弥は、この言葉を聞いて「もうどうでもいい存在」という意味合いで受け取ってしまいます。

しかし、家族である不死川玄弥の幸せを一番に考え、危険な鬼殺隊から弟を脱退させたいという思いでいる不死川実弥の本心は「最後に言われた『人殺し』という言葉は気にしていない」という意味であったと考えられます。しかし言葉が足りずその気持ちをちゃんと伝えられなかった不死川実弥。不死川兄弟の心の距離はさらに開いていってしまうのでした。

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不死川兄弟が一緒に戦った黒死牟戦をネタバレ!玄弥の最後は?

ネタバレ①実弥の本当の想い

上弦の鬼の中でも最も強力な力を持つ上弦の壱・黒死牟と戦うことになった不死川玄弥。鬼殺隊の柱の1人である時透無一郎でもかなわない相手に普通の鬼殺隊員である不死川玄弥が太刀打ちできるはずもなく、両腕と同隊を切り落とされてしまいます。

不死川玄弥は鬼喰いの能力を使って鬼に近い体質になっていたため、幸いなことに死亡は免れました。しかしそんなボロボロになった弟の姿を目にしてしまった不死川実弥は、今まで心の内に秘めていた想いを弟・不死川玄弥に明かします。

自分が鬼となってしまった母親を殺してまで不死川玄弥を守ったのは、不死川玄弥に普通の人間として生活し、所帯や家族を作って最後まで幸せに暮らして欲しかったのだと初めて口にしました。今までの態度から、不死川実弥にもうどうでもいい存在だと思われていたと思っていた不死川玄弥は、昔と変わらない兄のその愛情に思わず涙を流すのでした。

ネタバレ②「鬼喰い」をして戦いに復帰する玄弥

上弦の壱・黒死牟との戦いで四肢を切り離されてしまった不死川玄弥でしたが、特殊能力・鬼喰いを使い鬼に近い体質になっていたため死亡せずにすみました。そして近くにいた無一郎に黒死牟の髪を食べさせてもらうと、切り離されていた腕と胴体は元に戻り、さらには以前よりも強固な肉体となりました。そして本物の鬼と同じように鬼舞辻無惨の声も聞こえる体へと変化を遂げます。

ネタバレ③血鬼術を使う玄弥

黒死牟の髪を喰ったことで再び動けるようになった不死川玄弥でしたが、上弦の鬼の中でも最強の強さを持つ黒死牟との戦いは苦戦を強いられ、再び頭を真っ二つにされる重傷を負ってしまいます。柱たちが束になってもかなわない相手に、今自分が出来ることはなにかと考えた不死川玄弥は、鬼化して得た能力・血鬼術を使用します。

前に炭治郎に言われた「いちばん弱い人間が、いちばん可能性を持っている」「弱い人が予想外の動きで壁を打ち破れたら、一気に風向きが変わる」という言葉を思い出し、黒死牟の注意から逸れている自分が隙を作ろうと最後の力を振り絞るのでした。

ネタバレ④玄弥の死亡シーン

不死川玄弥が最後の力を振り絞って発動した血鬼術のかいもあって黒死牟を討ち取った鬼殺隊。しかしその代償は大きく、無一郎と不死川玄弥の命は失われることとなってしまいます。鬼化が進んでいたことで、肉体が残らず鬼と同じように体が崩れ落ちていく最後を迎え始めた不死川玄弥。

不死川実弥は目の前で消え始めたる弟・不死川玄弥に「俺より先に死ぬんじゃねぇ!」と叫びますが、「兄ちゃんには、幸せになってほしい」と言い残し最後を迎えます。その姿を見て不死川実弥は弟を連れて行かないでくれと神頼みをして泣き崩れるのでした。

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不死川実弥の最後とその後をネタバレ

ネタバレ①無惨との最後の戦い

弟・不死川玄弥をはじめとして多くの鬼殺隊の仲間を失った不死川実弥と炭治郎たち。苦しい戦いを強いられつつも、なんとか鬼の頭領・鬼舞辻無惨を倒します。しかし過酷な戦いにより肉体の限界を迎えた不死川実弥は、意識を失い家族の夢を見ます。そこには過去に鬼化してしまった母親が現れ、我が子を手に掛けてしまったため天国にはいけないと訴えます。

そんな母の悲しむ姿を見て、不死川実弥は自分も母と同じ道を一緒に行くと宥めます。しかしそこへ「ろくでなし」と嫌っていた父親が現れ、「お前はまだあっちにもこっちにも来れねぇよ」と不死川実弥を夢の世界から突き落とします。そして不死川実弥は死亡を回避し現実の世界へと戻れたのでした。

ネタバレ②禰豆子との再会

無惨との戦いも終え無事生還した不死川実弥は蝶屋敷で人間に戻った禰豆子と再会。過去に禰豆子が鬼化していた際に刀で刺したり罵倒していた不死川実弥は気まずそうな様子で禰豆子に話しかけます。しかし禰豆子は過去のことは気にせず、不死川実弥に笑顔を向けるのでした。

暫く談話していた不死川実弥と禰豆子でしたが、禰豆子が「私寝るの好きです」という言葉を口にすると、過去に弟の不死川玄弥も同じことを言っていたことを思い出します。今は亡き弟と目の前の禰豆子が重なって見えた不死川実弥は、思わず禰豆子の頭を撫で優しい顔を見せるのでした。

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不死川兄弟に関する感想や評価

物語のメインキャラが次々と死亡することでも話題となった人気漫画『鬼滅の刃』。原作漫画を見ていない鬼滅の刃ファンの中には、どの章で誰が死亡するのか心配している人もいるのではないでしょうか?こちらのツイートでは、不死川玄弥が活躍する刀鍛冶の里編はそういった心配がないので安心して見る事ができるという情報が寄せられています。

こちらの方は『鬼滅の刃』のマスコット人形を購入したとツイートされています。『鬼滅の刃』には魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、不死川実弥と不死川玄弥は兄弟ということもあり、グッズを買うときは兄弟揃えて買いたいというファンも多いようです。

泣ける名シーンが多く登場する『鬼滅の刃』ですが、不死川兄弟が活躍する上弦の壱・黒死牟との戦いは特に泣けるという感想があがっています。お互いに大切に思っているのに心の距離が離れたままの不死川兄弟。和解した次の瞬間には別れが待っているという展開に涙するファンも多いようです。

Thumb【鬼滅の刃】風柱・不死川実弥の過去と憎悪の理由を考察!風の呼吸の強さや技は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

不死川兄弟まとめ

以上、『不死川兄弟』の過去と関係、最後についてご紹介してきました。不死川兄弟は9人家族の仲の良い兄弟でしたが、鬼になってしまった母親を長男の不死川実弥が倒したことで誤解が生まれ離れることとなってしまいました。不死川玄弥は兄に言ってしまった酷い言葉を謝罪するため兄のいる鬼殺隊に入隊するも、柱稽古で再会した際にはとりあってもらえずさらに溝は深まるばかりでした。

しかし、上弦の壱・黒死牟との戦いで瀕死の状態に陥った不死川玄弥の姿を見て、不死川実弥は心に秘めていた本当の想いを打ち明け和解します。しかし深手を負った不死川玄弥はそこで最後を迎えました。一方、兄の不死川実弥は鬼舞辻無惨との戦いも生き残り、最後まで生還しました。

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