2022年04月21日公開
2022年04月21日更新
【ドラゴンボール】ブルーツ波と1700万ゼノの元ネタとは?大猿化や発生装置を考察
「ドラゴンボール」に登場するブルーツ波とは、サイヤ人が大猿化するために必要なものです。それは満月の日に1700万ゼノ以上放出され、サイヤ人がそれを吸収することで大猿に変身することができるとされています。今回はそんな「ドラゴンボール」のブルーツ波や1700万ゼノの元ネタ・意味を考察し、大猿の戦闘力や大猿化の条件についてみていきます。さらに、ブルーツ波は実在するのかや、ブルマが開発したブルーツ波発生装置も紹介し、ベジータがブルーツ波について孫悟空に詳しく解説した理由も考察していきます。
目次
ブルーツ波とは?
ドラゴンボールの作品情報
今回は「ドラゴンボール」のブルーツ波や1700ゼノについて、その元ネタや意味を考察し、ブルーツ波による大猿化の条件や戦闘力をネタバレでみていきます。さらに、ブルーツ波は実在するのかや、ブルーツ波発生装置についても紹介し、ベジータが悟空にブルーツ波とは何かについて解説した理由も考察していきます。まず、ここでは「ドラゴンボール」の作品情報をみていきます。
ドラゴンボールの概要
Tal día como hoy en 1986... DRAGON BALL se emitía por primera vez en Fuji TV en Japón.
— GAME España (@VideojuegosGAME) February 26, 2018
32 años después seguimos tarareando mientras se nos ponen los pelos de punta "volando volando, siempre arriba, ¡siempre arriba! cuando suena la musiquilla.#HappyAnniversaryDragonBall pic.twitter.com/QyOuCVjowD
「ドラゴンボール」は週刊少年ジャンプにて、1984年から1995年に連載されていた鳥山明先生の国民的人気漫画です。国内はもちろん、40か国以上で現地語に翻訳・出版されており、海外でも大人気の作品となっています。さらに、テレビアニメは無印が1986年に放送開始されてから、続編にあたる「Z」、そして「GT」、「改」、「超」と2018年までフジテレビ系列で放送されていました。
また、劇場版アニメも第1作目が1986年に公開されてから、20作品が2018年までに公開。そして、21作目となる映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」も、2022年に公開される予定だと発表されています。
ドラゴンボールのあらすじ
Happy 32nd anniversary to the original #DragonBall series! On February 26, 1986, Goku began his adventures on Fuji TV in Japan. #HappyAnniversaryDragonBall pic.twitter.com/HwAGrEeeDD
— Toei Animation (@ToeiAnimation) February 26, 2018
孫悟空という尻尾の生えた少年は人里離れたパオズ山で暮らしていました。ある日、彼は西の都から来たブルマという少女と出会い、ドラゴンボールと呼ばれる7つの球を全部集めると、出現した神龍(シェンロン)によって、願いを1つ叶えてもらえること。孫悟空が育ての親の形見として大切に持っていた球がドラゴンボールのうちの1つであることを知ります。そこで、孫悟空はブルマと一緒にドラゴンボールを集める旅に出るのでした。
ブルーツ波の概要
Me pregunto si con esa energía almacenada se podrá asimilar el poder de los Ozaru sin necesidad de mirar a la luna para transformarse. ¿Tendrá ese poder algo que ver con la leyenda? Lo que sí ha logrado Vegeta ha sido controlar la actividad asimétrica de los lóbulos frontales. pic.twitter.com/XQn7s3pR2I
— Marcos Fernández (@Markooper_) February 10, 2019
「ドラゴンボール」のブルーツ波とは何でしょうか?まず、サイヤ人は満月を見ることで大猿に変身することができます。この大猿化するために必要とされるのが、1700万ゼノ以上のブルーツ波です。
ベジータによると、宇宙によって様々な月が存在しますが、その大きさに関わらず、満月のときのみ1700万ゼノ以上のブルーツ波が放出されているそうです。そして、サイヤ人は目からその1700万ゼノ以上のブルーツ波を吸収し、それが尻尾と反応することで大猿化することが可能となっています。
ブルーツ波と1700万ゼノの元ネタや意味を考察
実はこの時のベジータ大猿になっても自我があったんだよね、
— パンピーHINO (@chikira1234) February 23, 2019
黄金の大猿だったら既にこの時スーパーサイヤ人4に慣れていたんじゃ? pic.twitter.com/xRJL8wcxVt
ここまで「ドラゴンボール」の作品情報やブルーツ波とは何かについてみてきました。次に、ブルーツ波や1700万ゼノの元ネタ・意味を考察していきます。
考察①ブルーツ波の元ネタ
ブルーツ波や1700万ゼノの元ネタ・意味を考察、1つ目はブルーツ波の元ネタについてです。ブルーツ波の元ネタは「フルーツ」だと考えられています。一方、孫悟空(カカロット)やベジータらサイヤ人の名前は「野菜」が由来となっています。
例えば、孫悟空(カカロット)は「キャロット(人参)」、ベジータは「ベジタブル(野菜)」、ブロリーは「ブロッコリー」、ナッパは「菜っ葉」、バーダックは「ごぼう」、ラディッツは「ラディッシュ(大根)」などです。このように、野菜であるサイヤ人が果物であるブルーツ波をを目から吸収し、尻尾が反応することで、大猿化するのです。
考察②1700万ゼノの元ネタ
2.大猿
— ぺぺ@C.U.B.E. (@PEPEKONG) June 6, 2019
1700万ゼノ以上の月の光(満月の時の光)を目から吸収すると尻尾が反応し、巨大な猿に変身する。
戦闘力がおよそ10倍になるが、鍛えた強力なサイヤ人出ない場合、理性を失ってしまう。
月が消えるか、尻尾が切れると元に戻る。 pic.twitter.com/yHSdRE7X7p
ブルーツ波や1700万ゼノの元ネタ・意味を考察、2つ目は1700万ゼノの元ネタについてです。ブルーツ波の単位である「ゼノ」とは、英語で「異物」などを意味します。そのことから、この「ゼノ」という単位についてサイヤ人(野菜)にとって、ブルーツ波(フルーツ)は異物(ゼノ)であることを意味していると考えられています。
考察③1700万の意味
ブルーツ波や1700万ゼノの元ネタ・意味を考察、3つ目は1700万の意味についてです。サイヤ人は1700万ゼノ以上のブルーツ波を吸収すると大猿化するとされていますが、この「1700万」という数値の元ネタは何なのでしょうか?それについて、時間の「17:00」が元ネタだと予想されています。
17時といえば夜の始まりを表し、次第に満月がはっきりと見え始めてきます。そして、夜が更けるにつれて、放出されるブルーツ波も18時には1800万ゼノ、19時には1900万ゼノと強くなっていくと考えられています。
ブルーツ波による大猿化を考察
ベジータ(大猿) pic.twitter.com/9likNZZGyq
— ドッカン高画質透過素材 (@Dokkan_kugst) February 18, 2022
ここまで「ドラゴンボール」の作品情報やブルーツ波の概要を紹介し、ブルーツ波や1700万ゼノの元ネタ・意味を考察してきました。次に、ブルーツ波による大猿化の条件や大猿の戦闘力などを考察していきます。
考察①大猿の戦闘力
水曜日の20:00回りました!
— 星の傭兵 閣下 (@toride_kakka) October 24, 2018
月が綺麗ですが、1800万ゼノのブルーツ波が出てるので、サイヤ人の方々は猿に成らぬ様に気をつけて下さいね!
本日もオープン致しました!
のぶ、閣下でお送りする水曜日!
お時間ある方々のご来店お待ちしてますよー!#レイヤーズ pic.twitter.com/x3EfgnPmpc
ブルーツ波による大猿化の考察、1つ目は大猿の戦闘力についてです。サイヤ人が大猿化すると、通常の10倍の戦闘力を発揮し、凄まじいパワーで戦うことができます。ただ、サイヤ人たちは大猿に変身することがあまり好きではないようです。特に下級戦士の場合、大猿化すると理性を失い、暴走してしまうことから、最終手段としてしか用いないようです。
また、ベジータは下級戦士ではなく、エリート戦士なので理性を維持でき、暴走することはありません。しかし、大猿の醜い姿を好んでおらず、大猿化を極力、避けていたようです。
考察②サイヤ人が大猿になる条件
ブルーツ波による大猿化の考察、2つ目はサイヤ人が大猿になる条件についてです。まず、ベジータはブルーツ波とは何か?について、パワーボールを作り出すシーンで以下のように分かりやすく説明してくれています。
ベジータ(大猿) pic.twitter.com/zKEE4TDG3y
— ドッカン高画質透過素材 (@Dokkan_kugst) February 21, 2022
月の光は太陽光が跳ね返ったもの
月に照り返された時のみ太陽光にはブルーツ波が含まれる
そのブルーツ波が満月になると1700万ゼノという数値を超えるのだ
1700万ゼノ以上のブルーツ波を、目から吸収すると、尻尾に反応して変身が始まる
宇宙中の惑星に月は数多くあるが、その大きさに関わらず、なぜか必ず満月にならないと1700万ゼノを超えるブルーツ波はでないのだ。
つまり、太陽光が月によって照り返された際に含まれるブルーツ波が、満月のときのみ1700万ゼノ以上となり、それをサイヤ人が目から吸収することで尻尾が反応。大猿に変身するのです。そのため、通常はサイヤ人であっても、尻尾がなければ大猿化することができないとされています。
考察③ベジータは大猿化しようとしたが月がなかった
満月の日に地球に襲来したベジータでしたが、このとき既にピッコロによって、孫悟空の息子・悟飯の大猿化を止めるため、地球の月は破壊されていました。しかし、エリート戦士のベジータは月がなくても、「はじけてまざれっ!」という決め台詞と共に、自ら小さな満月を作り出すことで、大猿化しました。このとき、ベジータは以下のように説明しており、ベジータのような限られたサイヤ人にしか使えない手段のようです。
限られたサイヤ人にだけ人工的に1700万ゼノを超える小さな満月を造りだす事ができるのだ!!!!
星の酸素とこのパワーボールをまぜあわせることでな!!!!
ブルーツ波は実在する?発生装置も紹介
【野生のパワー】
— ドッカン元絵bot (@Dokkanmotoe) January 5, 2020
孫悟空(少年期)(大猿)#ドッカン元絵 pic.twitter.com/q6A5s5v2yb
ここまで「ドラゴンボール」の作品情報やブルーツ波の概要を紹介し、ブルーツ波や1700万ゼノの元ネタ・意味を考察してきました。さらに、ブルーツ波による大猿化の条件や大猿の戦闘力などについても考察してきました。次に、ブルーツ波は実在するのかや、ブルーツ波発生装置について紹介していきます。
考察①ブルーツ波は実在する?
ブルーツ波は「ドラゴンボール」でのみ登場するオリジナル設定であり、実在しません。しかし、ベジータが作中で論理的に詳しく説明したことで、ファンの間で「実在するかもと勘違いしそうになる」という声も上がっているそうです。
考察②ブルーツ波発生装置
#ドラゴンボールGT
— 春恵 (@Harue_642) May 12, 2020
ベジータの超サイヤ人4が時間切れとなってしまった。
さらに、ブルーツ波発生装置が壊れてしまった為、超サイヤ人4になれない!
再び、全てのドラゴンボールを取り込んだ一星龍に対して、圧倒的不利な悟空達!
一星龍に勝つ術はあるのか!?
次回、一星龍との最終決戦、ついに決着! pic.twitter.com/YnLCsUnSH4
ブルーツ波発生装置とは、ベビーに操られていたブルマが発明したものです。まず、ベビーが黄金の大猿に変身するために使用され、その後はベジータも使用。超サイヤ人4になって戦いました。また、このときのベジータには尻尾がないにもかかわらず、大猿に変身できたことから、人工的につくられたブルーツ波発生装置からは1700万ゼノを遥かに超える数値のブルーツ波が放出されているのではないかと考えられています。
また、高濃度のブルーツ波を目からではなく、体全体で吸収したことも、尻尾のないベジータが大猿化できた理由の1つに挙げられています。
ブルーツ波をベジータが悟空に解説した理由
ドラゴンボール 一番くじ
— Mr.チャールズ (@gamakin777) October 14, 2020
ラストワン賞 大猿ベジータ
写真で伝わりにくいんですがかなり細かく作ってあって大満足です✨
ただ黄金大猿ぐらいの大きさかなと思ってたので想像よりちょっとだけ小さいですがぎゅっと詰まった感じで良い感じです^^) pic.twitter.com/sLIors0liU
ここまで「ドラゴンボール」の作品情報やブルーツ波の概要を紹介し、ブルーツ波や1700万ゼノの元ネタ・意味を考察してきました。さらに、ブルーツ波による大猿化の条件や大猿の戦闘力などについても考察し、ブルーツ波は実在するのかや、ブルーツ波発生装置について紹介してきました。次に、ベジータがブルーツ波について悟空に詳しく解説した理由を考察していきます。
理由①読者に説明する為
なんとなく撮ってみた。#いまそら#ドラゴンボール#ブルーツ波#ベジータ pic.twitter.com/JKEsT4JIOe
— 88cc+α(通称Sakiさん) (@88cc_plus) February 6, 2019
ベジータがブルーツ波について悟空に解説した理由を考察、1つ目は読者に説明するためという説です。地球の月が既に破壊されている状態でも、ベジータが満月を人工的に作り出すことで大猿に変身できることを読者に納得してもらうため、大猿化やブルーツ波についての詳しい解説が必要だったのだと考えられています。
理由②圧倒的な力の差を見せつける為
#ドラゴンボールGT
— 春恵 (@Harue_642) April 21, 2020
そこへブルマも現れた。
ブルマはベジータの為に、超ブルーツ波発生装置を速攻で開発した。
そして、ベジータにブルーツ波を発射!
しかし、ブルーツ波を浴びたベジータは黄金の大猿ではなく、ただの大猿になってしまった!
大猿になったベジータは、口から光線を出して大暴れ! pic.twitter.com/kkOJ32L2uZ
ベジータがブルーツ波について悟空に解説した理由を考察、2つ目は圧倒的な力の差を見せつけるためという説です。地球の月が既に破壊されていたことに気づいたベジータはそれを孫悟空の仕業だと思い込みます。
そこで、プライドの高いエリート戦士のベジータは、孫悟空の作戦を完璧に見透かした上で、さらに孫悟空の上をいく圧倒的な差を見せつけようと思い、詳しく解説しながら人工的な月を作り出したのではないかと考察されています。
理由③エリートであることを強調する為
ドラゴンボールのベジータの名ゼリフ「はじけてまざれっ‼︎‼︎」の使い時を探しているんですが、いい使い方ってなんでしょうね… pic.twitter.com/nfAz3J2Ufa
— 森下夏樹 (@natsukilog) August 27, 2018
ベジータがブルーツ波について悟空に解説した理由を考察、3つ目はエリートであることを強調するためという説です。人工的な月を作り出せるのは「限られたサイヤ人」と解説したことで、自身のエリートぶりをより強調したかったのではないかと考察されています。さらに、孫悟空がまったく知らないブルーツ波や大猿化などに関する専門知識を語ることで、自身の賢さをアピールする狙いもあったとも考えられています。
ブルーツ波に関する感想や評価
ここまで「ドラゴンボール」の作品情報やブルーツ波の概要を紹介し、ブルーツ波や1700万ゼノの元ネタ・意味、ブルーツ波による大猿化の条件や大猿の戦闘力などについて考察してきました。さらに、ブルーツ波は実在するのかや、ブルーツ波発生装置について紹介し、ベジータがブルーツ波について悟空に詳しく解説した理由を考察してきました。次に「ドラゴンボール」のブルーツ波に関する感想や評価をみていきます。
今日は満月一歩手前かな。ブルーツ波何万ゼノで大猿になるっていうドラゴンボールの設定は面白いよなぁ。あぁ、たまにでいいんで大猿になりたい。
— エッジ (@edge_219) July 14, 2011
こちらは「ドラゴンボール」のブルーツ波に関するツイートです。「ドラゴンボール」の中でも、サイヤ人はブルーツ波が1700万ゼノ以上で大猿に変身するという設定が面白いと評価されています。
ブルーツ波の設定、正直ドラゴンボールの中でかなり好きな部分 pic.twitter.com/BgPMhFAHIl
— こま🌍はる (@coma_haru) September 22, 2021
こちらも「ドラゴンボール」のブルーツ波に関するツイートで、「ドラゴンボール」の中でもベジータの語ったブルーツ波の設定がかなり好きだという感想となっています。
その後ブルマがブルーツ波を発見して人工的にそれを作るってところも良い
— さきたま (@sakitamapantu) October 8, 2017
こちらも「ドラゴンボール」のブルーツ波に関するツイートです。ブルーツ波を発見したブルマが、人工的にブルーツ波を作り出せるブルーツ波発生装置を発明したところが評価されています。
ブルーツ波まとめ
いかがでしたか?「ドラゴンボール」でサイヤ人が大猿化するときに必要となる、ブルーツ波や1700万ゼノとは何かについて、その意味や元ネタを考察してきました。さらに、大猿の戦闘力や大猿になる条件、ブルーツ波発生装置などにも紹介し、なぜベジータが悟空に解説したのかについても考察してきました。そして、サイヤ人(野菜)にとってブルーツ波(フルーツ)はゼノ(異物)を表していることなどが分かりました。
まさか、孫悟空さんが満月の夜に大猿になったのは、サイヤ人の本領の発揮だったていうことを後に知ることになるとは、思いも知らなかったですね!#ドラゴンボール #DragonBall #ドラゴンボールZ #DragonBallZ #孫悟空 #カカロット #サイヤ人 pic.twitter.com/gA6QGsZU3y
— 悪の帝王フリーザ様 (@freeze530000) February 27, 2019
さらに、1700万とは夜になる時間帯「17:00」を意味し、満月の日しか1700万以上のブルーツ波が放出されないこと。大猿化するには1700万以上のブルーツ波が必要であり、満月の日にそれを目で吸収し、尻尾が反応することで大猿化できること。そのため、大猿化には尻尾が必須ですが、ブルマが作ったブルーツ波発生装置を用いた場合は尻尾がなくても大猿化できたことなども分かりました。
また、ベジータによると、彼のような限られたサイヤ人は月がなくても、自ら人工的に月を作り出し、大猿化できること。彼が悟空に詳しく解説した理由として、読者に説明するためや自身のエリートぶりを強調するためなどの説が挙げられていることなども分かりました。皆さんもぜひ「ドラゴンボール」ファンの間でも有名な設定「ブルーツ波」に注目してみてください!