【ドラゴンボール】ヤムチャがサイバイマンに敗れた理由は？油断して戦闘力を下げた？

本記事では「ドラゴンボール」に登場したヤムチャの戦闘力・強さの情報や、栽培マン/サイバイマンとの戦いで死亡した理由を考察していきます。その他には、アニメでヤムチャの声を演じた声優のプロフィールやツイッターに投稿されている感想などもまとめていきます。

ヤムチャの戦闘力・強さを知る前に、まずは「ドラゴンボール」の基本情報を紹介していきます。本作は「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画が原作で、1986年からアニメシリーズの放送がスタートしています。漫画は「ドラゴンボールZ」のストーリーで完結していますが、「GT」「超」というアニメオリジナルのストーリーも制作されており、2022年4月時点で20作の劇場版が公開されています。

ドラゴンボールの主人公は孫悟空です。孫悟空は少年時代に出会ったブルマと「ドラゴンボールを探す旅」をしており、旅の途中でクリリン・ヤムチャなどの仲間と出会っています。また武術の達人・亀仙人の弟子になっており、世界一の達人を決める天下一武道会に出場しています。サイヤ人襲来編では実の兄のラディッツと再会しており、死闘を繰り広げたベジータとは永遠のライバル関係になっています。

ヤムチャは孫悟空の仲間の1人で、登場当初は「ハイエナヤムチャ」という盗賊をしていました。女性の前であがる癖を治すためにドラゴンボールを探しており、物語途中にブルマと恋人関係になっていますが、ヤムチャの浮気が原因で破局したと言われています。また亀仙人の弟子の1人ですが、セルゲーム以降は周囲の強さが人間の次元を超えた事で武道家を引退しています。

ヤムチャは孫悟空が出会った最も古い武道家の友人で、登場当初は孫悟空と互角の強さを見せていました。ラディッツ編のヤムチャの戦闘力は「177」で、ベジータ戦では戦闘力が「1480」まで成長しています。その後は活躍できる戦いが減ったため、詳しい戦闘力は分かっていないようです。またドラゴンボール超では優れた野球の腕前を見せています。

強さがインフレした事で活躍が減ったヤムチャですが、天下一武道会では神様から「素晴らしい才能を持っている」と言われていました。また繰気弾という独自の技を編み出しているため、ヤムチャは武道家として才能を持っていた事が分かります。魔人ブウ編では「クリリンが地球人で最強」と言っているため、同じ地球人のクリリンの実力を認めていたようです。

戦闘力・強さを知った後は、「ドラゴンボール」で描かれたヤムチャと栽培マン/サイバイマンの戦いをネタバレしながら解説していきます。またヤムチャがサイバイマンとの戦いで死亡した理由を考察していきます。

ヤムチャが栽培マン/サイバイマンと戦ったのは「単行本18巻」「ドラゴンボールZのアニメ23話」です。アニメでは「ヤムチャ死すおそるべしサイバイマン」というサブタイトルが付けられているため、次回予告の時点でヤムチャの死亡が示唆されていました。サイヤ人襲来編に登場したナッパの戦闘力が「4000」だったため、サイヤ人はヤムチャが戦える相手ではない事が分かります。

サイヤ人襲来編ではベジータとナッパが地球に襲来しており、ナッパが地球の土壌を使って栽培マン/サイバイマンを作っています。この時にベジータはサイバイマンに対して「思いっきりやるんだ」と言いましたが、サイバイマンは手を抜いた事でベジータに殺されています。またサイバイマンの戦闘力は「1200」だったため、戦闘力が拮抗しているヤムチャたちは苦戦を強いられています。

仲間が殺された事で栽培マン/サイバイマンはベジータに恐怖していました。そのため次のサイバイマンは本気で戦う姿勢を見せ、クリリンがサイバイマンと戦うと宣言します。ですがヤムチャがクリリンを制止したため、ヤムチャとサイバイマンの戦いが幕を開けます。ベジータとナッパはヤムチャたちを格下と認識していたため、サイバイマンとの戦いは遊びのような感覚だったようです。

ドラゴンボールは死者を生き返らせる事ができますが、「一度生き返った者は二度と生き返れない」という制約があります。クリリンは過去にタンバリンとの戦いで死亡していたため、それを知っていたヤムチャが「クリリンは一度死んでいる」と言って代わりに栽培マン/サイバイマンと戦っています。この時のヤムチャはサイバイマンよりも戦闘力が高かったため、サイバイマンに勝てると思っていたのかもしれません。

浮気性のクズというイメージがあるヤムチャですが、魔人ブウ編では凄惨な結果になったビーデルとスポポビッチの戦いを見せないためにマーロンの目を塞いでいました。ヤムチャはそんな優しい性格をしているため、万が一を考えてクリリンと栽培マン/サイバイマンの戦いを止めたのかもしれません。

ヤムチャの戦闘力は栽培マン/サイバイマンを上回っていたため、ヤムチャは苦戦しながらもサイバイマンを倒す事に成功します。ですがベジータに恐怖していたサイバイマンは起き上がり、ヤムチャに抱き着いて自爆しています。そして油断していたヤムチャは自爆のダメージで死亡しています。サイバイマンは戻っても殺される事が分かっていたため、ヤムチャも道ずれにする最後を選択したようです。

残っていた栽培マン/サイバイマンはクリリンとピッコロが倒しています。その後、ナッパとの戦いでクリリンたちは窮地に立たされていましたが、駆け付けた孫悟空がナッパを倒しています。そして孫悟空とベジータの死闘が幕を開け、孫悟空の攻撃で重傷を負ったベジータは宇宙船に乗って逃亡しています。

サイヤ人襲来編のヤムチャの戦闘力は「1480」で、栽培マン/サイバイマンの戦闘力は「1200」だったため、単純に戦闘力だけを見るとヤムチャは自爆で即死しないはずです。ですが自爆で即死しているため、ヤムチャは自爆を受けた時に戦闘力を下げていたという説が浮上しているようです。また戦いで疲れて戦闘力が下がっていた可能性もあります。

サイヤ人襲来編では孫悟空・ピッコロがラディッツと戦っており、かめはめ波・魔貫光殺砲を使用する時に戦闘力が急激に上昇していました。そのため栽培マン/サイバイマンが自爆した時に一瞬だけヤムチャの戦闘力を上回った可能性もあります。また複数のサイバイマンには戦闘力の個体差があったのかもしれません。

自爆を受けた時に防御に力を回せばヤムチャは生存できた可能性があります。栽培マン/サイバイマンは飛びついた瞬間に自爆しているため、ヤムチャは防御に力を回す暇がなかったのかもしれません。その後、人造人間にも胸も貫かれているため、ヤムチャは損な役回りになっています。

戦闘力・強さや栽培マン/サイバイマンとの戦いで死亡した理由を考察した後は、「ドラゴンボール」で描かれたヤムチャの活躍を紹介していきます。ヤムチャは物語序盤に活躍しているキャラクターのようです。

物語序盤のヤムチャは子供の孫悟空と戦っています。2人は互角の勝負を繰り広げていましたが、気を失っていたブルマが目を覚まし、女性恐怖症のヤムチャがブルマの顔を見た事で気絶しています。その後、意気投合したヤムチャとブルマは恋人関係になっています。

サイヤ人襲来編でヤムチャは栽培マン/サイバイマンと戦っています。サイバイマンの1体を倒す事に成功しますが、生きていたサイバイマンの自爆を受けて死亡しています。その後、北の界王の修行を受けており、ナメック星のドラゴンボールで生き返っています。

セル編ではベジータたちが人造人間を探しており、ヤムチャは人造人間20号と遭遇してエネルギーを吸い取られています。この時には瀕死の重傷を負っていましたが、仙豆を食べた事で復活しています。セルゲームではセルジュニアと戦っており、セル編が終わった時に武道家を引退しています。

ドラゴンボールGTは孫悟空たちが別の惑星に行っているため、地球に残っていたヤムチャは活躍していません。この時にヤムチャは40歳を超えていますが、何故か若々しい姿を保っていました。

ドラゴンボール超では野球のエピソードが描かれており、ヤムチャがプロ並みの実力を見せて活躍しています。力の大会では「孫悟空がスカウトに来る」と思っていましたが、最後まで孫悟空が姿を見せる事はありませんでした。

漫画「転生したらヤムチャだった件」は高校生がヤムチャに転生する物語が描かれています。ドラゴンボールの内容を知っている高校生は修行で強くなり、ベジータと互角に戦う強さを身に着けています。そのためこの作品のヤムチャが一番活躍しているようです。

戦闘力・強さや死亡した理由を考察した後は、アニメ「ドラゴンボール」でヤムチャの声を演じている声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に出演した作品を一覧でまとめていきます。ヤムチャの声優は大ヒット作品でメインキャラクターを演じているようです。

アニメ「ドラゴンボール」でヤムチャの声を演じたのは声優の古谷徹です。古谷徹は神奈川県出身で、1963年から声優活動を行っている人物です。幼少期に劇団ひまわりに入団しており、声優よりも先にドラマなどで子役の仕事をスタートしています。熱いヒーローを演じる事が多いため、若い頃は神谷明をライバル視していたようです。

古谷徹はアニメ「名探偵コナン」で「安室透」というキャラクターを演じています。安室透は公安警察の頂点・警察庁警備局警備企画課に所属する警察官で、「黒の組織のバーボン」「毛利小五郎の弟子」という顔を持っています。本名は「降谷零」で、赤井秀一からは「敵に回したくない男の1人」と称されています。そんな安室透が登場した本作は1996年からアニメの放送がスタートしています。

古谷徹はこれまでに「機動戦士ガンダム」「美少女戦士セーラームーン」「巨人の星」「聖闘士星矢」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。アニメ「機動戦士ガンダム00」にも出演していますが、その際には「蒼月昇」という名義を使用しています。また「今まで演じた中で一番好きなキャラクター」には「きまぐれオレンジロード」の「春日恭介」の名前を挙げているようです。

戦闘力・強さや声優のプロフィールを知った後は、「ドラゴンボール」に登場したヤムチャに関する感想を紹介していきます。本記事で紹介したヤムチャと栽培マン/サイバイマンの戦いに関する感想などもまとめていきます。ヤムチャは登場シーンが少ないですが、伝説的な名シーンを残した事で話題になっているようです。

ヤムチャは見た目が整っているキャラクターのため、読者・視聴者から「ヤムチャはかっこいい」という感想が挙がっているようです。また酷い目に遭う事が多いため、原作者に雑に扱われるヤムチャが可哀想で面白いという感想も挙がっているようです。

ヤムチャとベジータはブルマの元カレ・今カレという関係のため、意外な三角関係が面白いという感想が挙がっているようです。またトランクスの妹が誕生した時にはヤムチャが抱っこしていますが、それを見ていたベジータがイライラしているため、実は嫉妬深いベジータが可愛いという感想も挙がっているようです。

だんだんと登場シーンが少なくなったヤムチャですが、読者・視聴者からは「ヤムチャは名言・名シーンが多い」という感想が挙がっているようです。またヤムチャの全盛期は栽培マンとの戦いだったという感想も挙がっているようです。

本記事では「ドラゴンボール」に登場したヤムチャの戦闘力・強さを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？栽培マン/サイバイマンの自爆で死亡したヤムチャですが、その後はギャグキャラクターとして活躍しているようです。そんなヤムチャが登場したエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。