【ドラゴンボール】ヤムチャの死亡と復活まとめ！戦闘能力や必殺技も紹介

ドラゴンボールに登場する二枚目キャラのヤムチャとは一体どのような人物なのでしょうか？ヤムチャは作中で2度死亡しているキャラクターでも有名です。どのような経緯で復活を遂げたのかが気になるところです。ドラゴンボールのヤムチャの性格や戦闘能力、必殺技なども紹介してきますのでご覧ください。

鳥山明原作のドラゴンボールとはどんな願いでも叶える龍神を呼び出すために7つのドラゴンボールを探す冒険に出る西遊記をモデルにしたバトルギャグ漫画です。当初はドラゴンボールを集める旅が中心に描かれていましたが、トーナメント形式の格闘技大会がメインとなり人気を博しています。

物語は人気となるとアニメシリーズ化もされライバルや凶悪な敵を相手にする本格派のバトル漫画となっていきますが、ミスターサタンや魔人ブウなどが登場し連載当初のコミカル要素も取り入れられた作風となっています。

ドラゴンボールに登場したヤムチャは盗賊として登場し、悟空たちと共に行動をするようになります。ヤムチャはドラゴンボールに登場するキャラクターの中で悟空の一番の古い友人です。亀仙人に弟子入りし武闘家として成長していく姿が描かれています。元々はメインキャラクターでしたが、ストーリーが展開していく毎に三枚目キャラの扱いを受けるようになります。

ヤムチャの性格について紹介します。盗賊という悪役で登場したヤムチャはナルシストで非道な行動が目立っていましたが、悟空たちの仲間になると仲間思いの細やかな気遣いができる人物に変貌を遂げます。天下一武道会で対戦相手の天津飯に足の骨を折られたヤムチャは天津飯の謝罪をあっさりと受け入れて許す心の広さを見せます。

ヤムチャはとにかく周囲への気遣いが半端なく、凄く気を利かせて気遣う性格が感じられるエピソードがたくさんあります。1度死んだ経験のあるクリリンは2度生き返ることは出来ないと知り自分が先に戦うと庇ったり、酷い戦闘場面に出くわしたクリリンの娘のマーロンには目隠しをして見せないようにしたりしました。

また、悟空がフリーザ戦で死亡したことを悟飯に伝える際も言葉を選んでいたり、ベジータが死んで悲しんでいるブルマを慰めたりしていました。その反面、見た目に騙されたり、最後の詰めが甘いという性格も見られます。その性格が災いして危険な場面に遭って痛い目を見ることも多々あります。

登場当初はかっこいい二枚目キャラで通っていたヤムチャは女性が苦手で女性を目の前にするとあがってしまう弱点がありました。しかし、チチを目にしても全くその症状はでず、周囲は不思議そうにしますが、当のヤムチャは「俺はロリコンではないから」と理由を説明しています。ヤムチャの弱点はブルマと交際したことで克服され、浮気癖が出るまでになります。

未来から来たトランクスを目にした時、自分とブルマの子供だと勘違いするヤムチャの姿も描かれていますが、喧嘩の多かった2人は長期間の交際を経て結局は破局しています。その後、ヤムチャは別の女性と交際をしていたようですが、結婚の描写は描かれておらず、素敵な女性に出会ったとしても浮気癖が治らなければ結婚は難しいのではないかと多くのはファンは見ているようです。

ヤムチャは2度死亡しており、死亡1回目がサイヤ人の栽培マンとの戦闘です。1度死亡しているクリリンは2度目に死亡したら生き返れないと知ったヤムチャはクリリンの代わりに相手に挑んでダウンさせます。しかし、まだ相手を倒しきれておらず、倒したと思い込んで気を緩めた隙をつかれたヤムチャは相手の自爆の巻き添えとなって死亡しました。

栽培マンとの戦闘から復活したヤムチャは魔人ブウとの戦闘に姿を見せています。魔人ブウによって地球上の人間はほぼ全員死亡し、生き残っているものは神様の神殿に非難していました。そして、精神と時の部屋に魔人ブウを閉じ込めることに成功しますが、それは束の間、魔人ブウは大声で空間に穴を開けると元の世界に脱出し、全員をチョコレートにして食べてしまいます。ヤムチャもその犠牲者となり再び死亡します。

死亡したヤムチャはフリーザ戦終結後にナメック星のドラゴンボールの効力によって復活します。他にも天津飯やチャオズも死亡していましたが、チャオズが天津飯と一緒にいることを希望していたようでヤムチャが先に生き返ることになったようです。

魔人ブウ戦後、ナメック星のドラゴンボールを使用して龍神・ポルンガを呼び出し、消滅した地球とチョコレートにされて魔人ブウに食べられて死亡した地球人を復活させます。その時に2度目の死亡となっていたヤムチャも他の地球人と一緒に復活を遂げました。

ヤムチャの戦闘能力について紹介します。狼牙風風拳の使い手であるヤムチャは常人以上の力があり、他の仲間と共に厳しい修行を積んで見るみるうちにパワーアップすると高い戦闘能力を持つようになります。しかし、最後の最後で油断してしまい、ヤムチャがストレート勝ちする場面は少ないようです。戦闘能力が高くてもすぐに調子に乗って気分よくなってしまうヤムチャの性格が悪影響となっているようです。

ヤムチャの戦績について紹介していきます。天下一武道会で亀仙人が扮したジャッキー・チュンとの戦いでヤムチャは必殺技「狼牙風風拳」を繰り出しますが見事に避けられ、相手の腕の一振りで起こった風圧で場外に吹き飛ばされてしまいます。

人間・シェンに扮した神様との戦闘では弱そうな見た目だと油断したヤムチャは攻撃を食らい、素晴らしい素質を持っていながら足元が隙だらけで動きにも無駄が多いと言われてしまいます。相手のことを侮ってみるところがありそこがヤムチャの最大の弱点といえるようです。ヤムチャが役に立ったと言えることは相手がどのような攻撃をしてくるのかを周囲に知らせるというものではないかと読者やファンは見ているようです。

ヤムチャの必殺技をいくつか紹介してきます。1つ目の狼牙風風拳は、素早いけりと突きの打撃技です。ドラゴンボール登場時から繰り出しているヤムチャの代表的な技で、空腹状態ではありますが、子供時代の孫悟空を吹き飛ばす威力があります。

2つ目のヤムチャの必殺技は繰気弾です。繰気弾は気功弾の軌道を指で遠隔操作できるというヤムチャ自身が編み出した技です。相手にあたるまで追尾することが可能で、地面に潜らせて相手の真下から攻撃を食わらします。天下一武道会のシェンとの戦闘でやられっぱなしだったヤムチャはこの攻撃を繰り出し、シェンに見事命中させ、シェンに「なかなかのいい技だ」と言わせました。

ヤムチャの必殺技の3つ目は亀仙人が考案した技で両掌に気を集中させて一気に放出する「かめはめ波」です。悟空たち同様にヤムチャも亀仙人の修行を経験しており、かめはめ波を独学で体得しました。天下一武道会では決め手技として繰り出しますが、かめはめ波を無効にする能力を持つ天津飯にはじき返されてしまいました。

ヤムチャの必殺技の4つ目は新狼牙風風拳です。狼牙風風拳の強化バージョンで素早さがあがっています。天下一武道会の天津飯との戦闘でこの技も披露していますが、天津飯へのダメージはほとんど与えられなかったようです。

ヤムチャはセル編以降、戦闘員としての活躍がめっきり見られなくなりますが、周囲のサポート役として尽力した一番人間味が感じられるキャラクターでありかっこいいと高く評価されていることがネット上の感想からうかがえます。

上記は栽培マンとの戦いで油断し、栽培マンの自爆の巻き添えを食らって命を落としたヤムチャの最後の姿です。ヤムチャが徹底的に栽培マンを倒していればこのような結末にはならなかったかもしれません。戦闘し勝利し誰もが安堵した中での悲劇的展開に驚いた人もいたのではないでしょうか？

原作でもアニメでもヤムチャの仲間を思う気持ちや気遣いが見られ、ヤムチャの振る舞いがかっこよくて好きという感想も多く見られました。悟空たちと比べたら力の差は歴然としていますが、地球人としては常人よりも強く頼れる人物であることが感じられます。

これまでドラゴンボールに登場するヤムチャの性格や戦闘能力、必殺技についてやこれまでの戦闘での戦績、死亡・復活についてをまとめて紹介してきました。ヤムチャの初登場が盗賊だったことは記憶に遠い人もいるのではないでしょうか？悟空たちと仲間になったヤムチャは女性が苦手であがり症でしたが、ブルマと恋人関係になることでそれが克服され、終いには浮気癖がつくようになってしまいました。

ブルマとは喧嘩も多く結局は破局しています。ナルシストの二枚目イケメンキャラで通っていたヤムチャですが、物語が展開していくにしたがって扱いが三枚目的のいじられキャラになっており、ヤムチャを見ていると痛々しいという感想を抱く人も中にはいるようです。しかし、性格は気遣いができて思いやりのある優しさが感じられます。

詰めが甘く、自分がしたこに対して「かっこいい」と酔って油断しなければ、恐らく戦闘でも多く勝利できたことでしょう。ですが、つい調子に乗ってしまうところが人間らしくて地球人の代表の1人であるヤムチャの魅力となっているのかもしれません。

ヤムチャのキャラクターは初期から比べるとかなり変化が見られ、続けてみるとその変化をありありと感じられ面白いかもしれません。本記事を参考にドラゴンボールの本編でヤムチャの魅力に触れてみてはいかがでしょうか？