【ドラゴンボール】18号の声優は伊藤美紀から変わった？作中の名言も紹介

『ドラゴンボール超』の18号のプロフィールを紹介していきます。『ドラゴンボール』の『人造人間編』で初登場を果たした時には敵キャラとして悟空達の前に立ちはだかった18号ですが、セルが倒された後は味方となりサブレギュラーキャラといった立ち位置を確立しました。また、ここでは『ドラゴンボール超』の作品概要やあらすじも解説しますので、ぜひご覧になってみて下さい！

『ドラゴンボール超』は鳥山明による作品『ドラゴンボール』を原作としたテレビアニメで、原作の『魔人ブウ編』のその後を描く物語となっています。鳥山明が原案を務めている為、正当な続編となっており、悟空達の新たな戦いを見る事が出来ます。『Vジャンプ』にてとよたろうが作画を担当している漫画版も連載されており、こちらも鳥山明が原案を務めていますが、アニメ版との相違点も多く存在しています。

魔人ブウによる脅威も去り、悟空達はそれぞれの日常を過ごしていました。しかし、スーパーサイヤ人ゴッドの存在を知った破壊神ビルスがやってきた事で、地球は危機に陥ってしまいます。ドラゴンボールで神龍を呼び出し、スーパーサイヤ人ゴッドへの変身方法を知った仲間達は、5人の正しい心を持ったサイヤ人の力を送り込む事で悟空をスーパーサイヤ人ゴッドへと変身させました。悟空とビルスによる神と神の戦いが始まります。

18号は、レッドリボン軍のドクター・ゲロが人間の女性をベースに改造を施した人造人間です。ほとんど有機物を使用して改造している為、細胞レベルで身体に融合しています。永久エネルギー炉によって異常なパワーを持っており、初登場時はスーパーサイヤ人であるベジータの力も凌駕していました。また、人造人間である事から疲労を感じる事は無く、気配も感じさせません。

セルゲームが終了してからはクリリンと結婚しており、もとは人間である事から娘のマーロンも生んで家族3人で暮らしています。クリリンと結婚してからは味方となりますが、乱暴な口調は変わっておらず、また賞金などがなければ戦闘の意思を見せないなど、金にがめつい面も持っています。ルックスは周りの男性に『いい女』と言われるほど美人で、さらに人造人間の性質によって歳のとり方も遅く、年数が経っても若さを保っています。

18号という名前は人造人間のコードネームですが、原作では本名が明かされる事は無く、双子の弟である17号やクリリンでさえも一貫して18号と呼んでいます。18号が『魔人ブウ編』の天下一武道会に出場した際も、係員に『18号とは名前なのか』と言われており、本人も不機嫌そうに認めていました。しかし、『ドラゴンボール』の『フルカラー人造人間・セル編』の第6巻で、本名は『ラズリ』だった事が明らかになります。

弟である17号の本名は『ラピス』で、2人の名前は宝石の『ラピスラズリ』が由来となっています。これは人間だったころの名前で、17号と共にストリートギャングだった時にドクター・ゲロに攫われた事で人造人間に改造されたという経緯があります。

ここからは、『ドラゴンボール』のアニメ作品で18号の担当声優が変わったのかを検証していきます。1986年から始まったアニメ『ドラゴンボール』はタイトルを変えながら長きにわたって放送されてきたため、北の界王様や亀仙人など、多くの担当声優が変更になってきました。果たして伊藤美紀が担当してきた18号の声優は本当に変わったのでしょうか？まずは伊藤美紀のプロフィールから紹介していきます。

アニメ『ドラゴンボール』シリーズで18号の声を担当している伊藤美紀は、東京都出身で1962年10月21日生まれの2022年4月現在59歳で、血液型O型、身長152センチ、声優事務所は『大沢事務所』に所属しています。筑波大学の3年生だった時に声優養成所『勝田声優学院』に通い始め、1985年にアニメ『GREED』に出演した事で声優デビューを果たしました。海外映画・ドラマ作品に多く出演している事でも知られています。

2011年からは同じく声優である愛河里花子が理事長を務めているNPO法人『声と未来』の加入して活動を行っています。私生活では既婚者で娘もおり、家に後輩声優を招いて手料理をふるまう事も多いとの事です。仲の良い声優には皆口裕子や田中敦子などがおり、『美紀ちゃん』『いとみち』などの愛称で呼ばれています。元々は『いとみき』でしたが、徐々に変更が加えられて現在の愛称になったという事です。

伊藤美紀は、アニメ『魔法騎士レイアース』のノヴァ役の声優として知られています。ノヴァは主人公である獅堂光と瓜二つの顔をしており、光と同じく炎の魔法を操る事が出来ます。その正体は光がこの世に残したやるせない心から生まれた存在で、もう1人の光とも言えます。光に対して異常な愛情を持っており、光以外のものを全て消そうとしていましたが、最後には和解できた事で光と融合して1つの存在となっていました。

18号の声優が変わったと言われる原因となったのはアニメ『ドラゴンボール改』がきっかけでした。『ドラゴンボール改』は『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスター再編集版で、キャラの担当声優達も一部撮り直しをしています。伊藤美紀も18号のシーンをいくつか撮り直しましたが、『ドラゴンボールZ』が終了したのが1996年で、それから13年以上経っていたため、声質が微妙に変化した事が声優が変わったとされる原因です。

全て撮り直しというわけでは無く、一部撮り直しというところがミソであり、視聴者たちは18号の声がシーンによって微妙に変わる事に違和感を覚えたようです。しかし、実際は18号の担当声優の変更は無く、後の作品であるアニメ『ドラゴンボール超』でも一貫して伊藤美紀が演じています。2022年4月現在59歳となった伊藤美紀ですが、現在も第一線で活躍している声優の為、まだまだ18号の担当変更は無いと考えられます。

18号が17号に対して言ったセリフです。目覚めたばかりの18号・17号・16号は悟空を倒すという目的の為に動き出します。しかし、16号が飛んでいけば数分で着くと言っているにもかからわず、ムダを楽しもうとする17号は自動車を奪ってのんびり行こうとします。それに対して18号はこのセリフを述べ、多少呆れた様子を見せながらも17号の意見に乗っていました。

双子ではありますが、ムダが嫌いな18号の性格と、ムダを楽しもうとする17号の正反対の性格がよくわかるシーンです。またこのセリフは人造人間に改造される事で基本は人間っぽさが失われる事を示唆していますが、17号と18号は人間だった頃の性格が色濃く残っている事が分かります。

17号と18号の身体にはドクター・ゲロによって爆弾が仕込まれていましたが、これをクリリンが神龍に頼んで取り除いてもらいます。この時にクリリンは18号に気がある事をみんなに白状しましたが、18号と17号がお似合いのカップルだと感じた事で諦めていました。しかし、それを聞いていた18号がクリリンの前に現れ、このセリフを発言します。このセリフによって、17号と18号が双子の姉弟であるという事実が判明しました。

17号とは姉弟な事を知ったクリリンは少し喜んだ様子を見せ、さらに『またな』というセリフによってヤムチャも『脈ありだぞ！』と発言した事でクリリンは照れていました。実際にこの少し後にクリリンと18号は結婚するため、18号もこの時点でまんざらでもなかった事が分かります。ツンデレな18号がかわいい名シーンです。

セルが17号を吸収し、17号の声で18号に語りかけた時に18号が言い放ったセリフです。17号を吸収したセルは18号に早く自分と同化するように促し、18号も戸惑いますが、『ドクター・ゲロさま』と言った事で17号の意思は残っていない事を理解し、このセリフを言いました。自分達を勝手に改造したドクター・ゲロに対して感謝どころか恨みを抱いていた17号と18号は、『さま』という敬称を付ける事などもってのほかです。

基本的に人造人間はドクター・ゲロの意思に反することは出来ないように作られてはいるため、人間らしさが強く残っている17号・18号への理解度が足りなかったセルのミスでした。第2形態となって実力が格上となったセルに対しても臆する事無くこのセリフを述べる18号のかっこいい名シーンです。

天下一武道会にて、ミスターサタンとの試合中に18号が発言した名言です。チャンピオンであるミスターサタンは18号の実力を知っている為、倒される事で名誉が傷つく事を恐れます。それを逆手に取った18号はこの取り引きをによって2000万ゼニーという大金を得ようとしてました。結局サタンはこの取り引きに応じ、18号の額にパンチをして18号がわざと場外負けをした事でサタンは栄誉を守っていました。

クリリンと結婚して主婦になっても金に貪欲な性格は変わらず、相変わらずの様子が確認できたシーンです。ちなみに、試合後に称えられて調子に乗っているサタンに対して18号は『ちゃんと払わないとぶっ殺すからな』と囁き、サタンは現実に引き戻されるのでした。

天下一武道会にて、少年の部では不満に思った悟天とトランクスが2人で1人の戦士・マイティマスクとなって18号と試合をした時に18号が発言したセリフです。18号は序盤はマイティマスクの正体が分からない様子でしたが、悟天とトランクスがスーパーサイヤ人となった事で正体に気付きます。正体が分かった18号はマイティマスクの服を切り裂き、正体がバレた悟天とトランクスは逃亡していました。

『ドラゴンボール』の18号の髪型は日本のみならず世界中で人気で、18号ファンの多くの女性がコスプレをしています。また、髪型の再現が難しいキャラクターが多い中で、18号の髪型は簡単に再現することが可能なので、カツラを使わずに地毛でコスプレする方も多いようです。

ベジータのものまねをするR藤本やフリーザのものまねをするプラス・マイナス・兼光など、多くのドラゴンボール芸人が存在しており、『DB芸人』と呼ばれて1つのジャンルとなっていますが、18号のものまねをする女性芸人も存在しています。彼女の芸名は『ひーちゃん』で、声は似ていると多くのファンに言われています。しかし、2017年に芸人を引退しているようです。その後はR藤本のYouTubeチャンネルで姿を確認出来ました。

『ドラゴンボール超』の18号が可愛すぎるというファンの感想があります。『ドラゴンボール超』では登場人物達もいい歳になっており、父とブルマなども時の流れを感じさせますが、人造人間である18号は見た目が変わったという事も無く、若々しさを保っています。服装は年相応に変わっている様子もありますが、それでもシワ1つ無い18号の可愛い魅力は健在です。

『ドラゴンボール超』がテレビで放送される前に、雑誌のページにてキャラクター達の姿が発表されていましたが、なぜかその時点での18号の髪色が金髪から青色に変更されており、多くのファンが『悲報』として話題にしていました。18号の髪色変更に伴って娘のマーロンの髪色も青色に変更になっていた為なおさらファンの怒りを招いたようです。結局は18号の髪色は変更になりませんでしたが、ファンを戸惑わせた出来事でした。

アニメ『ドラゴンボール超』で18号がにっこりとした笑顔を見せるシーンがあり、多くの『ドラゴンボール』ファンが感動しました。原作では決してこのような笑顔を見せなかった18号がクリリンとの結婚生活によって変わったという事が分かります。また、18号ファンにとってはたまらないシーンで、この回が放送された直後は多くのファンがツイッターで喜びを分かち合ったようです。

『ドラゴンボール』の18号の声優変更の噂や、名言・名シーンを紹介してきましたがいかがだったでしょうか？特に声優が変更したという事は無く、変わらずに伊藤美紀が演じている事が分かりました。また、名言や名シーンも多く、『ドラゴンボール』が誇る美人キャラである18号は、人気キャラである事からフィギュアをはじめとした多くのグッズが発売されており、ファンから愛され続けています。