探偵はもう、死んでいる。（たんもし）名言集！シエスタや君塚の印象的なセリフは？

アニメ「探偵はもう、死んでいる。（たんもし）」は、人気ラノベ小説を原作とする作品で、探偵の助手となった君塚公彦の活躍を描いています。以下では、「探偵はもう、死んでいる。（たんもし）」から、シエスタや君塚をはじめとする主要キャラクターの名言や名セリフなどを、あらすじネタバレ紹介します。

たんもしの略称で知られる「探偵はもう、死んでいる。」は、二語十先生のライトノベル作品で、2021年11月までに計6巻が刊行されている人気シリーズです。ラノベ小説「探偵はもう、死んでいる。」は、ラノベ好き書店員大賞2020・文庫部門大賞を受賞、2020年からは「月刊コミックアライブ」にて、コミカライズ版が連載されています。

4年前、地上1万メートル上空でハイジャックに遭遇した君塚君彦は、名探偵を名乗る謎の少女・シエスタと出会います。やがて、シエスタの助手となった君塚は、秘密組織・SPESと戦いながら、世界中を旅する日々を送り、3年後にシエスタと死に別れます。1年後、シエスタの心臓を移植された少女・夏凪渚との出会い、君塚は渚の助手として活動し始めます。

「探偵はもう、死んでいる。」の過去編にて登場するシエスタの名言は、探偵としての自信にあふれたセリフや、助手・君塚君彦との絆を深さを感じさせます。以下では、「探偵はもう、死んでいる。（たんもし）」から、シエスタの名言や名セリフ集を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタの名言・1つ目は、ハイジャック犯の名前がコードネームだったことを君塚に伝える名セリフです。コードネームを使用することは、悪い組織との関わりを予感させる一方、シエスタのセリフからは、誰もが当たり前のようにコードネームを持っているようなニュアンスであり、シエスタの名探偵としての経験の豊富さが垣間見えるでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタの名言・2つ目は、ハイジャック犯・コウモリの犯行目的を推理した、シエスタの名探偵の定義や流儀を表した名セリフです。探偵ものと言えば、事件が起きてから推理に乗り出すパターンが多いですが、シエスタが考える一流の探偵は、事件が起きる前に解決すること、シエスタの有能さが強調された名言でしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタの名言・3つ目は、名探偵としての有能さをさりげなく見せる、シエスタの名セリフです。事件が起きる前に、事件を解決することが一流の探偵だと定義し、自ら名探偵を名乗るシエスタの自信が感じられるでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタの名言・4つ目は、様々な経験をしてきたシエスタの人生観とも言える名セリフです。劇中では、子供のアリシアに対して依頼料を請求する場面があり、依頼主から相応の報酬を得ることはシエスタと依頼主の信頼関係につながっているでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタの名言・5つ目は、シエスタの名探偵としての自信と誇りを感じさせる、かっこいい名セリフです。自身の推理力に絶対的な自信を持っていないと言えない、事件が起きる前に事件を解決してしまう、シエスタならではの名言でしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタの名言・6つ目は、探偵の定義について助手の君塚に教える、シエスタの名セリフです。探偵とは、難事件を解決に導くだけでなく、依頼人の利益を守ることも大切だと訴える、シエスタの探偵としての考えが示された名言でしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタの名言・7つ目は、探偵という仕事に誇りを持ち、これからも探偵として生きていくことを人生の目標とするシエスタの名セリフです。探偵という仕事柄、時には危険な事柄に身を投じなければならないものの、それでも探偵としての活動を続ける、シエスタの意志の強さを感じさせるでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタの名言・8つ目は、ヘルに捕まった助手の君塚を探す、シエスタの名セリフです。表面では、世話の焼ける助手だと言いつつも、内心では君塚を大切な存在と思っている、シエスタの君塚への想いの大きさや、早く君塚を見つけたいという焦り・苛立ちが、このセリフに凝縮されているでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタの名言・9つ目は、シエスタの君塚との絆の深さを感じさせる名セリフです。調律者の1人として、名探偵として活動してきたシエスタでしたが、本編開始時点ではすでに故人であり、劇中では君塚の過去のエピソードにて登場しています。死を覚悟したシエスタの名言は、その後シエスタと死に別れた君塚の人生にも影響を与えたでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタの名言・10つ目は、君塚公彦を助手としてスカウトするシエスタの名セリフです。巻き込まれ体質のせいで、散々な目に遭ってきた君塚を守れるのは自分しかいない、君塚を助手にすれば、お互いにとってメリットがあると見たシエスタの勇ましさが感じられるでしょう。

以下では、「探偵はもう、死んでいる。（たんもし）」から、主人公・君塚君彦をはじめとする登場キャラの心に響く名言や名セリフ集を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

「探偵はもう、死んでいる。」の名言1つ目は、シエスタの助手活動を通じて、精神的な強さを手に入れた君塚君彦のかっこいい名セリフです。シエスタを失って、一時は無気力な日々を送っていた君塚でしたが、シエスタの心臓を移植した渚との出会いが、君塚に生きる活力を与えました。一度聞いたら忘れられない、たんもし・君塚彦の印象的な名言です。

「探偵はもう、死んでいる。」の2つ目の名言は、シエスタと君塚の関係を認め、シエスタへの思いを割り切るシャーロット・有坂・アンダーソンの名セリフです。シエスタを「マーム」と呼ぶほど、シエスタを慕うシャーロットにとって、助手の君塚は目障りな存在でしたが、以下に紹介した名言からは、君塚をシエスタを巡るライバルとしても認める、シャーロットの潔さが感じられるでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」の3つ目の名言は、シエスタとの関係についてアリシアに教える君塚君彦の名セリフです。成り行きでシエスタの助手となった君塚でしたが、世界中を旅するにつれ、シエスタとの信頼関係が深まり、いつしか君塚にとって大きな存在となっていました。君塚とシエスタの絆の深さを感じさせる、印象的な名言でしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」の4つ目の名言は、シエスタの思いを代弁する夏凪渚の名セリフです。本編では故人となっているシエスタでしたが、後に夏凪渚の心臓ドナーとして移植されており、渚の身体の一部として生き続けています。シエスタはすでに亡くなっていますが、それでも渚の心臓として君塚の側に居続けている、シエスタの心臓を持つ渚にしか言えない名セリフでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」の5つ目の名言は、シエスタと比べて自分には何もないと卑下する渚に対して、君塚が放った名セリフです。心臓移植を受ける前は、身体の弱さを悲観し、自我を持つことを否定していた渚でしたが、シエスタの心臓を移植して以降は、自分は何者なのか、自分の生き方について悩むようになりました。

一方、君塚は自分が何者でもないことは、何者にでもなれる機会だと、渚の人生を可能性を肯定します。君塚の言葉を受け、渚は自分の意思でシエスタの跡を継ぐことを決意し、探偵として活動を始めました。自分の人生について悩んでいる時に思い出したい、君塚君彦の奥深い名言です。

「探偵はもう、死んでいる。」の6つ目の名言は、丈夫な心臓を手に入れた渚の強い意志や、君塚への思いを訴えた、力強い名セリフです。大切な人の死は、君塚にとって耐えがたい現実であり、シエスタの死を受け、無気力に陥った時期もありました。渚のセリフからは、君塚に悲しい思いをさせたくない、シエスタの心臓と共に生きる渚の決意を感じさせるでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」の7つ目の名言は、リハーサル中に襲撃を受けた斎川唯の救出に向かう渚の様子を見た、君塚君彦の心の声です。シエスタの意志を継いで探偵となった渚と、引き続き助手となった君塚は、斎川家の依頼を通じて、唯とも行動を共にし始めます。君塚の以下の名言からは、唯の窮地を救うべく、危険を省みず立ち向かう渚を称賛する一方で、その後、渚に降りかかる悲劇を予測した内容とも捉えられるでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」の8つ目の名言は、シエスタとの関係について語る、君塚君彦の心の声です。巻き込まれ体質のせいで、様々なトラブルに巻き込まれ、シエスタの助手になってからは、彼女にからかわれ、時には理不尽な目にも遭ってきた君塚でしたが、シエスタと過ごした日々は、君塚にとって忘れることができない、楽しい日々だったと言えるでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」の9つ目の名言は、シャーロットから探偵にならなかった理由について問われた、君塚君彦の答えです。君塚が探偵になれない理由は、名探偵の助手として、シエスタのために生き続けるためであり、「探偵にならなかった」とも言い換えられるでしょう。

「探偵はもう、死んでいる。」の10つ目の名言は、心臓を提供してくれたドナーの正体を知り、自分の人生について考える渚に対して放った、君塚君彦の優しい名セリフです。かつては、自我なんて必要ないとも思い詰めていた渚でしたが、君塚の一言が渚の人生に希望の光を与え、自らの意志で探偵になる道を選びました。

以下では、2021年夏にアニメ化された「「探偵はもう、死んでいる。（たんもし）」のアニメ声優のプロフィールと、主な出演作品を紹介します。

主人公・君塚君彦のアニメ声優・長井新さんは、1997年生まれの兵庫県出身、マウスプロモーション附属俳優養成所を経て、2015年から活動を行っています。たんもしの君塚君彦役で、アニメ初主演を果たした長井新さんの主な出演作品は、アニメ「進化の実〜知らないうちに勝ち組人生〜」荒木賢治役、ゲーム作品「モンスターストライク」ゼルコバ役等です。

シエスタのアニメ声優・宮下早紀さんは、奈良県出身の声優で、第6回シグマ・セブン声優オーディション2015の合格を受け、2016年から活動を行っています。声優・宮下早紀さんの主な作品は、アニメ初主演となった「はるかなレシーブ」比嘉かなた役、「放課後さいころ倶楽部」武笠美姫役、「ダンボール戦機」スズノ役、「ワンダーエッグ・プライオリティ」吉田ヤエ役等です。

ヒロイン・夏凪渚のアニメ声優・竹達彩奈さんは、1989年生まれ、埼玉県出身の声優・歌手で、2012年から活動を行っています。声優・竹達彩奈さんの主な出演作品は、アニメ「けいおん」中野梓役、「ようこそ実力至上主義の教室へ」軽井沢恵役、「五等分の花嫁」中野二乃役、「ブギーポップは笑わない」百合原美奈子役、「終末のハーレム」神谷花蓮役等です。

斎川唯のアニメ声優・高尾奏音さんは、2002年生まれ、東京都出身の声優で、2014年に「国民的声優グランプリ」でグランプリを受賞し、声優ユニット・アース・スター ドリームのメンバーとしてデビューしました。声優・高尾奏音さんの主な出演作品は、アニメ「放課後ていぼう日誌」鶴木陽渚役、「IDOLY PRIDE」白石千紗役、「EDENS ZERO」ハーミット役等です。

シャーロット・有坂・アンダーソンのアニメ声優・白砂佐沙帆さんは、和歌山県出身の声優で、2017年に声優オーディション企画でグランプリを受賞、アニメ「レイヤードストーリーズ ゼロ」のヒロイン役でデビューを果たしました。声優・白砂沙帆さんの主な出演作品は、アニメ「ビルディバイド」凛風役、「サマータイムレダ」小舟澪役等です。

コウモリのアニメ声優・松岡禎丞さんは、1986年生まれ、北海道出身の声優で、2009年から活動を行っています。声優・松岡禎丞さんの主な出演作品は、アニメ「鬼滅の刃」嘴平伊之助役、「ゴールデンカムイ」宇佐美上等兵役、「星合の空」雨野樹役、「はてなイリュージョン」不知火真役、「東京リベンジャーズ」三ツ谷隆役等です。

カメレオンのアニメ声優・子安武人さんは、1967年生まれ、神奈川県出身の声優で、1988年から活動を行っています。声優・子安武人さんの主な出演作品は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」青葉シゲル役、「ボボボーボ・ボーボボ」ボーボボ役、「∀ガンダム」ギム・ギンガナム役、「楽しいムーミン一家」スナフキン役等です。

アリシアのアニメ声優・長縄まりあさんは、1995年生まれ、愛知県出身の声優で、2014年から活動を行っています。声優・長縄まりあさんの主な出演作品は、アニメ「女子高生の無駄づかい」ロリ/百井咲久役、「アズールレーン」ラフィー役、「結城友奈は勇者である ちゅるっと！」藤森水都役、「エスタブライフ グレイトエスケープ」マルテース役等です。

以下では、「たんもし」こと「探偵はもう、死んでいる。」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

奇抜なタイトルが目を引く「探偵はもう、死んでいる。」は、主人公の過去と現在を織り交ぜた、やや複雑なストーリー展開であるものの、きれいな伏線回収や考察ポイントの多さ、主人公とヒロイン達とのラブコメなどの要素を盛り込んだ作風が面白いと評されています。また、たんもしのアニメをきっかけに、ラノベ小説を読み始めたファンも多く、アニメ2期の制作も期待されています。

アニメ「探偵はもう、死んでいる」と言えば、シエスタをはじめとするかわいいキャラクターの登場が目を引く一方で、泣けるアニメとしても人気を集めています。ストーリーを追うごとに明かされていくシエスタの過去や、きれいなストーリー展開が見る者を惹きつけています。また、ラノベ小説版も泣けるとの感想も見られ、アニメ・原作と共に注目が高まっています。

「探偵はもう、死んでいる。」にて、君塚とヒロイン・シエスタのラブコメは、たんもしの外せない要素であり、探偵と助手として活躍する2人のやり取りも、見どころの1つです。事あるごとにシエスタが君塚をからかう描写が多いものの、お互いを信頼し合う関係性が良いと評価される一方で、アニメ1話の終盤で語られたシエスタの死は、多くのファンに衝撃を与えました。

「探偵はもう、死んでいる。（たんもし）」の名言や名セリフ、アニメ声優などを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。登場キャラクターの強い意志や、お互いを信頼し合う絆の深さを感じさせる、印象深い名言の数々も、たんもしのみどころであり、新たな名言・名セリフの誕生にも期待が高まっています。