【ドラゴンボール】パレスは孫悟天の彼女？名前の由来やアニメ声優を紹介

『ドラゴンボールGT』に登場したパレスちゃんが悟天の彼女なのかを解説していく前に、パレスちゃんのプロフィールを紹介していきます。パレスちゃんの性格も解説しますので、彼女のかわいい理由が分かる内容となっております。また、悟天とのデートの様子からすると、どうやらパレスちゃんは世間知らずなところもあるようで、その事についても触れていきます。

『ドラゴンボール』は鳥山明原作の漫画作品です。もはや知らない人はいないくらいの世界的人気作品となっており、単行本は完全版も含めて2022年3月現在2億6000万部を突破するほどとなっています。アニメやゲーム、フィギュアなど数々のジャンルにメディアミックスされており、多くの作品が作られてきました。特にテレビアニメ作品は人気で、パレスの登場する『ドラゴンボールGT』も含めて今までに5作品が制作されています。

孫悟空はドラゴンボール探しの旅をした事をきっかけに、ブルマやクリリンなどといった多くの仲間達と出会い、レッドリボン軍やピッコロ大魔王達との戦いを経て精神的にも肉体的にも強くなっていきました。そして、セルや魔人ブウといった強大な敵と戦っていく中で、悟空は地球を守る存在となっていきます。時は進んで『ドラゴンボールGT』の世界、ドラゴンボールで子供の姿に変えられた悟空は新たな冒険へと旅立つのでした。

パレスはパーマがかった栗色のロングヘアーが特徴の地球人で、オシャレな印象を受けるかわいい女の子です。『ドラゴンボールGT』に登場したアニメオリジナルキャラで、悟天とデートをしているシーンが初登場となりました。年齢は公開されていませんが、悟天とデートをしていた事から同年代くらいの若い女の子だと考えられます。唯一、お金持ちの令嬢である事が分かるシーンがありました。

お金持ちの令嬢であるパレスですが、それを鼻にかける事はせずに悟天にも敬語で丁寧な会話をしていた事から、育ちと性格の良さが感じられます。また、悟天に対してパレスは『悟天様』と呼んでおり、献身的な性格をしている事が分かります。ちなみに悟天はパレスの事を『パレスちゃん』と呼んでいました。しかし、パレスは箱入り娘として育てられたのか、初登場シーンでは世間知らずな面も見せています。

パレスが初登場した時は悟天とのデート中でしたが、悟天が買ってきたアイスクリームをパレスに渡すと、それが何なのか分からなかった様子でした。また、パレスは『ドラゴンボールGT』でその後再登場を果たし、そこでも悟天とデートをしていましたが、その時はハンバーガーの事を知らなかった事が明らかになります。さらに、サイヤ人という言葉を聞いて、野菜と勘違いしていました。

パレスは悟天のガールフレンドです。子供の時は無垢でかわいい男の子だった悟天ですが、『ドラゴンボールGT』では女の子好きになっており、一生懸命デートの誘いの電話をしている様子が描かれています。しかし、何かとフラれがちなようで、パレスはそんな悟天と付き合ってくれた珍しい女の子です。悟天はそんなパレスの事が大好きなようで、世間知らずなパレスにアイスクリームやハンバーガーの食べ方を説明していました。

パレスも悟天が勧めてくれたものを美味しそうに食べており、仲睦まじい印象を与えてくれます。また、悟天とパレスがデートをしていた時の『ドラゴンボールGT』は『復讐鬼ベビー編』となっており、生命体に寄生する事が出来るベビーが地球に来襲してサイヤ人の身体を狙っていたところでした。そして、ベビーはデート中の悟天の身体に寄生した事で、悟天の性格が非情な性格に豹変してしまいます。

悟天は大好きだったパレスに対しても冷たい態度をとるようになってしまいましたが、何とパレスはそれでも悟天に対して今までと変わらない態度で接しており、世間知らずという面を差し引いても悟天に対しての好感度の高さがうかがえます。しかし、仲の良い悟天とパレスですが、『ドラゴンボールＧＴ』では最終回でも2人の結婚などのシーンは無かったため、カップル止まりとなっているようです。

パレスの名前の由来ですが、悟天の名前が深く関わっています。パレスは英語で書くと『Palece』となりますが、これを和訳すると『御殿(ごてん)』となるため、ボーイフレンドである悟天が由来となっている事が分かります。キャラクターの名前には何かしらの由来や意味を持たせる『ドラゴンボール』らしく、パレスの名前にもきちんと考えられた由来がありました。

アニメ『ドラゴンボールGT』でパレスの声を担当した声優はやなせなつみです。東京都出身で1971年5月10日生まれの2022年3月現在50歳で、声優以外にシナリオライターや作詞家としても活動しています。シナリオライターや作詞家として活動する際には『水城ゆう』という別名義を使っています。

『ドラゴンボールGT』でパレスの声優を担当したやなせなつみは、2012年から放送されたアニメ『リトルバスターズ！』の神北小毬(かみきたこまり)の担当声優としても知られています。神北小毬はお菓子と童話が好きなメルヘン少女で、ショートボブの髪型が特徴のかわいい女の子です。のんびりした性格をしていますが、得意の英語は学年でもトップクラスの実力であるという一面も持っています。

パレスが初登場を果たしたのは『ドラゴンボールGT』の第25話『大変だ！！地球にベビーが現れた』で、悟天とデートをしているシーンでした。悟天はパレスにアイスクリームを買ってきてあげますが、パレスは初めて見た食べ物に対して『スプーンはありませんの？』と発言しており、口でそのまま食べる事を知った時には驚きながらも挑戦していました。その姿を見た悟天は『純粋でかわいい』と感じていたようです。

その後、ベビーに寄生された男性が悟天とパレスに襲い掛かってきますが、悟天はパレスを空中に投げ、その間に男性を倒してパレスをキャッチするという荒業で問題を乗り切っていました。悟天はパレスに謝りますが、パレスは父親以外には抱っこされた事がなかったようで、悟天に対してときめいていたようです。

パレスは『ドラゴンボールGT』の41話にて再登場を果たしています。悟天とパレスは飲食店で食事をする事にしますが、パレスは初めて見るハンバーガーに対して目を輝かせて喜んでいました。しかし、パレスはナイフとフォークが無い事に戸惑っており、食べ方が分からない様子だった事から、悟飯が食べ方の見本を見せてあげていました。

『ドラゴンボールGT』に登場するパレスがかわいいというファンの感想があります。ルックスもさることながら、何と言っても世間知らずのお嬢様であるところが最大の魅力で、悟天もそんなパレスにメロメロでした。『ドラゴンボールGT』のオリジナルキャラですが、再登場を望む声は少なくありません。

『ドラゴンボールGT』はアニメスタッフによって作られたため、オリジナルのストーリ展開となっていますが、悟天とパレスのほのぼのとした良い関係性から、正史でも付き合っていてほしいというファンの感想がありました。悟空の父であるバーダックもそうですが、アニメ作品から原作に逆輸入というパターンもある為、パレスの再登場の可能性も否定できません。

ベビーに乗り移られた悟天は、パレスが傷口に巻いてくれたハンカチを捨てるなど冷たい行動に出ますが、去っていく悟天を見送ったパレスはクールな悟天に対して『惚れてしまいましたわ』と述べていました。その為、悟天が元に戻ったらパレスはどうするのかというファンの感想があります。しかし、悟空がベビーを倒し、悟天が元に戻った後も一緒にデートをしていたので、なんとか良好な関係は続けていられているようです。

『ドラゴンボールGT』に登場したパレスちゃんについてまとめてきましたが、世間知らずでかわいい悟天のガールフレンドだという事が分かりました。今回のパレスちゃんについての記事を読んだ後にもう一度、『ドラゴンボールGT』を1話から観てみるというのはいかがでしょうか？