【ハンターハンター】操作系キャラクターの強さランキング！最強の念能力者は誰？

ハンターハンターの念能力の中でも最強なのではないかと考察されているのが操作系の能力です。今回はそんな操作系の能力、及び操作系の能力者についてまとめて紹介していきます。

ハンターハンターは週刊少年ジャンプにて1998年から冨樫義博先生が連載している冒険活劇漫画です。2022年3月現在週刊少年ジャンプ史上「ワンピース」に次ぐ連載期間を誇る作品で、少年漫画としてはかなり残酷で容赦のない展開やそれらを支える精巧な世界観が高い人気を誇る作品です。

連載再開時にはネットニュースになるほどに休載が多い作品であるにも関わらず、高い人気を誇り続けており、アニメ化を始めとしたメディアミックス展開も積極的に行われている作品になっています。

くじら島に住む主人公ゴン＝フリークスは幼少期に島を訪れたカイトとの出会いで死んだと聞かされていた父ジンが「ハンター」として世界中で活動している事を知ります。父に合う為、そしてハンターという職業への憧れもあってハンター試験を受ける事にしたゴンは、育ての親であるミトの許可もなんとか取り付けてハンター試験を受けるべく旅立つ事になります。

念能力を大別した時に6つ存在する系統の1つが操作系です。オーラを使って物質や生物を操る事ができる能力で、その能力者は「道具を対象に使用して操作する」というパターンか「放出系や具現化系の能力と合わせてオーラ自体を操作する」のいずれかに分類されるパターンが多いです。

念能力の系統を判断する水見式では水面に浮かべた葉が動き、またヒソカによるオーラ別性格分析では理屈屋でマイペースであると定義されています。

ヴェーゼはヨークシンシティ編にてクラピカの同僚、ネオン護衛団のメンバーとして採用されたハンターです。能力的にもドSの属性を持っているキャラクターで髪を1つにちょんまげのようにまとめたのが特徴の美女になっています。ヨークシンシティ編では地下競売場での競りを担当、幻影旅団の襲撃にあって命を落とす事になってしまいました。

そんなヴェーゼの念能力が「180分の恋奴隷（インスタントラヴァー）」です。唇を奪った相手を能力名通り180分の間操作する事ができる能力で、精神までも支配する事ができるので自白なども行わせる事ができます。人間を操作できる能力なので非常に強力ですが、近接戦よりも近い唇を奪える距離まで近づく必要がある事、例えそれができてもあくまでも操作できるのは180分しかないというのが弱点になっています。

ゴレイヌはグリードアイランド編にて登場したプロハンターの1人で、見た目に反して知性的で交渉事も得意としているキャラクターです。1人でプレイして50種類以上のカードを集めるなどグリードアイランドのプレイヤーとしても優秀な成績を収めていました。

そんなゴレイヌの念能力が「白の賢人＆黒の賢人（ホワイトゴレイヌ・ブラックゴレイヌ）」です。具現化した白と黒それぞれのゴリラ念獣をリモートで操作する能力で、それぞれのゴリラにはゴレイヌ自身、或いは他人と位置を入れ替える能力が付与されています。

イカルゴはキメラアント編で登場したイカに生まれたかったタコ型のキメラアントです。仲間思いで義理堅い性格をしています。イカルゴは2つの念能力を保有しておりその媒介として「ノミ」を使用しています。ノミのジャンプ力を活かし、ありえない長距離狙撃を可能にする「蚤弾（フリーダム）」、死体に寄生し操る能力「死体と遊ぶな子供達（リビングデッドドールズ）」を保有しています。

特に「死体と遊ぶな子供達（リビングデッドドールズ）」は死体の念能力まで使用できるのが非常に強力な能力です。

カルトはゾルディック家の末っ子で10歳にしてヒソカ脱退後に幻影旅団入りを果たす事になるキャラクターです。まだ10歳という事もあり戦闘力は成長過程にあり、幻影旅団のメンバーの中では実力は数段劣っています。ハンターハンター作中でもクラピカと並んで性別不明と言われる中性的な見た目をしています。

そんなカルトの念能力ですが、今回のランキングでも珍しく能力の名前が明確にされていない能力の1つになっています。能力の内容的には「紙を自在に操作する能力」でカルトの操る紙はキメラアントの身体を切断する程の威力になる他、標的に接着させる事で会話を盗聴したりといった使い方もできます。カルトはハンターハンター作中ではこの念能力を使った「蛇咬の舞」という技も披露しています。

シュートはキメラアント編に登場したUMAハンターでモラウの弟子です。左腕がなく、その左腕の部分に能力に使用する籠と浮遊する3つの左手を隠し持っています。浮遊する3つの左手を操る能力の方は能力名は不明ですが、籠の方は「暗い宿（ホテル・ラフレシア）」に使用します。ダメージを与えた相手の身体を籠に閉じ込める能力で、身体の一部でも全身でも閉じ込める事が可能になっています。

ザザンはキメラアント編に登場したサソリの尻尾を持つキメラアントです。キメラアントの中ではかなり人に近い姿をしています。女性的な側面がかなり強くなっておりネイルアートやファッションを好んだりしています。

そんなザザンの使用する能力は「審美的転生注射（クィーンショット）」です。ザザンの持つ尻尾で指した相手を化け物に変えて操るもので、尻尾を千切って自らに指す事で自我を残したまま自身を化け物にして皮膚の硬度を高める事ができます。

シャルナークはヨークシンシティ編で登場した幻影旅団のメンバーです。便利だからという理由でハンター試験を受けてプロハンターの資格も持っています。幻影旅団では主に情報処理と分析を担当し、参謀的な役割を担う事も多いです。

そんなシャルナークの念能力「携帯する他人の運命（ブラックボイス）」はアンテナを対象に指す事でオリジナルの携帯電話で操る事ができる能力になっています。アンテナが抜けると解除されるという弱点こそあるものの、オート操作とマニュアル操作を切り替えたり、携帯に文字を入力する事で意のままに喋らせたりとできる事がかなり多くなっています。また自身を操る事で戦闘力を上げる「自動操作モード」も存在しています。

シャウアプフはキメラアント編に登場した王直属護衛軍の1人で、通称プフです。護衛軍における参謀役も担っており、必要とあらば王ですら出し抜く事も厭わない策略家です。プフは複数の能力を見せていますが催眠効果のある「麟粉乃愛泉（スピリチュアルメッセージ）」、身体を分裂して操る「蠅の王（ベルゼブブ）」を所有しています。

特に蠅の王（ベルゼブブ）は本体はハエ程度のサイズを維持する必要があるものの分身はナノサイズレベルにまで小さくなる事ができる為、諜報に使用したり対象の顔や声をコピーする事ができるなど非常に応用力の高い能力になっています。元々のプフの護衛軍での役割もあり単純に戦闘に影響するわけではありませんが影響範囲が非常に広いのがプフの能力の特徴になっています。

モラウはキメラアント編にて登場した一ツ星（シングル）ハンターです。ネテロがキメラアント討伐の為に招集したメンバーの1人になっています。豪快な性格ながらも冷静な判断力を持ち合わせています。そんなモラウの使用する操作系能力は「煙を操る能力」です。モラウ自身の人間としてはありえない程の肺活量も使用して愛用の着せるから出した煙を形作り様々な形で使用する事ができます。

ハンターハンター作中で使用した使用法としては煙で念人形を作り出す「紫煙拳(ディープパープル）」と、煙で結界を作り出し相手を閉じ込める「監獄ロック（スモーキージェイル）」です。特に紫煙拳の方は通常なら白装束の人間の見た目をしていますが、モラウ自身などに変身させる事も可能で、円でも判別がつかない程精巧なものを作り出す事ができる他、精度を落とせば最大で216体も生み出せる汎用性の高い能力になっています。

ランキング形式で紹介してきた操作系最強ランキングですが、映えある1位に輝いたのがイルミです。ゾルディック家の長男で、キルアに対して異常な執着を見せるキャラクターになっています。明確な仲間はいませんがビジネスライクに様々な者と交流があります。そんなイルミが最強と言われる所以になっているのがイルミの持つ「針で相手を操作する能力」です。

対象の相手の肉体を変形させたり脳に指して意のままに操ったりと幅が広く、またシャルナークと違って針の数も無制限である点も非常に強力になっています。さらにはイルミが特別に念を込めた針を使う事で相手を廃人にしてイルミの為に働かせる「針人間」という使い方も持ち合わせています。無制限に操作ができ遠隔でも操作が可能な点など人間を操る系の能力としても最強の強さを持った能力になっています。

他の系統が「能力を使用した上でその能力であいてを上回って勝つ」必要があるのに対し、操作系の能力、特に人間を操る系の能力を駆使するものは「能力を命中させる」だけで勝つ事ができるという点が操作系が他の能力より強いと言われる要因になっています。相手を無効化し、さらには操る事もできるなどと言った点も単純な戦闘力以上の強さを発揮する場面も多くなる要因と言われています。

操作系はゴレイヌやモラウのように他系統能力と組み合わせて使用する場合もありますが、本来操作系と相性の良い能力は放出系と特質系です。組み合わせて使用する際にもこれらと組み合わせているパターンが多くなっています。反対に変化型とは相性が悪く、ハンターハンター作中でも操作系能力者で変化系と組み合わせている者は存在していません。

ここからは既にハンターハンターを視聴した人の操作系の能力について感想や評価をまとめて紹介していきます。今回ランキング形式で紹介したように操作系の能力者はそれぞれのエピソードで重要な位置にいる事も多く敵を倒す上でも最強の能力であると考えられている事が多いです。特に条件さえ整えられれば相手を無効化できるという点が強さの理由になっているとする声も多くなっています。

今回ランキングで紹介した中でも下位にしたキャラクターでさえも人間の操る能力を持っており、諜報や尋問など直接的な戦闘以外のシーンでも使い勝手が良さそうだと言われている事も操作系が最強と言われる要因になっています。

他の能力のキャラクターの場合は「能力が強いというよりもそのキャラクターが強い」と言われる事が多く、系統的にはムラがあるとされる事も多いです。組み合わせて使用する場合も操作系がベースにある方が精密な操作ができる為、よほど高度な事をさせようとしない限りは操作系の方が有利を取りやすそうだして強さを発揮しやすい能力だと考えられています。

そんな操作系の能力者の中でも最強の強さを誇るとされているのが今回のランキングでも紹介したようにイルミです。イルミの場合、能力自体も最強クラスの汎用性を誇りますが、仮に念能力を用いなかったとしてもハンターハンター作中のキャラクターほとんどを相手にできる点が強さの理由になっているとする声もあります。

ハンターハンターの操作系能力はハマれば最強すぎると言われる念能力の系統であり、能力が決まった時点で勝負が決まる点や汎用性の高さなどがその強さの根幹にあるとされています。ハンターハンター作中でも物語に関わる部分で使用される事も多くなっており、その強さが光るとする声も多くなっています。

ハンターハンター作中操作系のキャラクターはなんらかの道具を用いる場合が多くそれが分かりやすいという声もあります。まだハンターハンターを視聴していない人はこれらの操作系の能力の特徴にも注目しながらハンターハンターを視聴してみてはいかがでしょうか？