宇宙よりも遠い場所（よりもい）のあらすじネタバレ！アニメ全話をまとめて解説

アニメ全話と最終回のあらすじネタバレを見る前に、まずは「宇宙よりも遠い場所/よりもい」の基本情報を紹介していきます。宇宙よりも遠い場所は2018年の1月から3月まで放送されていたアニメで、2017年から2019年まで漫画も連載されていました。アニメは「ノーゲーム・ノーライフ」「青い文学シリーズ」などの作品に携わっている「いしづかあつこ」が監督を務めています。

昭和基地は南極圏内の東オングル島にある日本の観測基地で、天体・気象などの観測を行っています。設立されたのが1957年のため、当時の元号にちなんだ「昭和基地」という名前が付けられています。観測隊員は約60名で構成されており、その内の40名ほどが越冬しているようです。

フリーマントルは西オーストラリア州の港町の名前です。人口は約3万人で、南極へ向かうための各国の南極観測船が寄港しています。1829年に英国海軍の船長チャールズ・フリーマントルがフリーマントル沿岸に到着しており、植民地建設を行った事でフリーマントルという名前が付けられたようです。多くの歴史的建造物があり、刑務所は世界遺産に登録されています。

七神屋ペンギン饅頭号は民間南極観測隊が使用している砕氷船です。氷に乗り上げて自重で氷が砕けるように設計されており、作中では砕氷船・観測船と呼ばれています。現実世界には存在していない船のため、七神屋ペンギン饅頭号は宇宙よりも遠い場所/よりもいのオリジナルの名前のようです。

宇宙よりも遠い場所/よりもいの作中では観測隊員に対するインタビューが行われています。このインタビューは現実世界でも行われているようで、作中では玉木マリたちがインタビューを担当していました。またあがり症の小淵沢報瀬はポンコツ扱いされています。

ここからは「宇宙よりも遠い場所/よりもい」のアニメ全話と最終回のあらすじをネタバレしながら紹介していきます。宇宙よりも遠い場所は高い評価を受けている作品のため、アニメファンから「神アニメ」と呼ばれているようです。

宇宙よりも遠い場所のアニメ全話のあらすじを紹介していきます。主人公・玉木マリはずっと「何かを始めたい」と考えていましたが、その一歩を踏み出せずにいました。そんな中、100万円を落とした小淵沢報瀬と出会い、小淵沢報瀬が南極を目指している事を知ります。

小淵沢報瀬は玉木マリに「民間南極観測隊に協力者を作って同行する」という作戦を伝えました。また観測隊に参加するには資金が必要だったため、玉木マリはコンビニでアルバイトを始め、そこで三宅日向という少女と出会っています。そして三宅日向が「高校に行っていない事」「大学を目指している事」を知ります。

北海道で芸能活動をしている白石結月は南極チャレンジに参加する事が決まっていましたが、本人はそれを嫌がっていました。そのため玉木マリたちは白石結月の母親から娘を説得して欲しいと頼まれています。

南極行きが決まった玉木マリたちは夏季訓練を受ける事になりました。その時に小淵沢報瀬は隊長の藤堂吟と再会し、行方不明になった母親の事を思い出しています。

高橋めぐみは玉木マリに「学校で悪い噂が立っている」と言いました。ですがその噂は高橋めぐみが流したもので、高橋めぐみは自分から離れていく玉木マリに嫉妬していた事が分かっています。

玉木マリたちはシドニーに宿泊する事になりました。その時に三宅日向がパスポートを紛失しており、日付をずらして安いチケットを取ろうとしましたが、すでに席は埋まっていたため、小淵沢報瀬が南極に行くための100万円を使ってビジネスクラスのチケットを取っています。

玉木マリたちは隊員たちのインタビューを行っています。その時に小淵沢報瀬の母親が計画していた「天文台の設置」を行う事を知り、同時に小淵沢報瀬は「隊員たちは母親と同じ想いを抱いている事」を知りました。

玉木マリたちは酷い船酔いに悩まされていました。そのため食べては吐きを繰り返しており、少しずつ元気を失っていきます。ですが自分が選んだ道は間違っていないと考え、帰る時には楽しい記憶に変わると信じて元気を取り戻していきます。

宇宙よりも遠い場所の9話では観測隊員たちが南極に到着しています。小淵沢報瀬は周囲の人間から「南極」と呼ばれ馬鹿にされていたため、夢を叶えた事で感情が爆発して「ざまぁみろ！」と叫んでいます。

幼少期から芸能活動を行っている白石結月は友達ができない事に悩んでいました。また帰国した後にはドラマの撮影が決まっていたため、玉木マリたちに会えなくなる事を不安に感じていました。そんな中、白石結月の誕生日のお祝いが行われ、初めての友情を感じた白石結月は笑顔を見せています。

宇宙よりも遠い場所の11話では南極と日本の中継が行われています。この時に三宅日向を裏切った同級生が姿を見せており、三宅日向は「同級生を許せない自分は小さい」と思っていました。それを聞いた小淵沢報瀬は同級生たちに対して「二度と三宅日向に関わらないで欲しい」「ざけんなよ」と叫んでいます。

南極に降り立った小淵沢報瀬ですが、ずっと母親の死を実感できずにいました。そんな中、母親が行方不明になった内陸の基地に向かう事になり、そこで母親が遺したノートパソコンを見つけています。そして小淵沢報瀬の中で止まっていた時間が動き始めます。

宇宙よりも遠い場所の最終回のあらすじです。最終回では隊員たちがソフトボールで盛り上がっており、長かった南極生活の終わりが近づいていました。そして帰国の日に玉木マリたちは綺麗なオーロラを見ています。

アニメ全話と最終回のあらすじネタバレを見た後は、「宇宙よりも遠い場所/よりもい」に登場したキャラクターを一覧で紹介していきます。宇宙よりも遠い場所には強い意志と情熱を持つキャラクターが登場しているようです。キャラクターのプロフィールや作中の行動をネタバレしながらまとめていきます。

玉木マリは本作の主人公で、多々良西高校に通っている高校生です。好奇心旺盛な性格をしていますが、失敗を恐れて行動できない自分を嫌っています。友人たちからは「キマリ」という愛称で呼ばれており、南極へ行くためにコンビニのアルバイトを始めています。

小淵沢報瀬は本作のメインキャラクターで、多々良西高校に通っている高校生です。南極観測隊員だった母親が行方不明になったため、真実を確かめるために南極へ行く事を決意しています。過去にスカウトされた事があるほどの美人ですが、人前では真っ赤になってしまうあがり症です。

三宅日向は本作のメインキャラクターで、多々良西高校の近くのコンビニでアルバイトをしています。高校生時代の陸上部で部員たちに裏切られており、それが高校を退学するきっかけになっています。大学進学を目指して勉強しており、模試試験でA評価を出すほどの学力を持っています。

白石結月は本作のメインキャラクターで、北海道で芸能活動を行っている芸能人です。幼少期から芸能活動を行っているため友達ができない事に悩んでいましたが、南極観測隊に参加した事で大切な友達ができています。

藤堂吟は民間南極観測隊の隊長を務めているキャラクターです。小淵沢報瀬の母親に誘われて観測隊員になっており、隊員たちに厳しく接しています。最終回では財前敏夫から告白を受けていますが、断った事が分かっています。

前川かなえは民間南極観測隊の副隊長を務めているキャラクターです。頭の回転が早いため、口下手な隊長に変わって交渉を担当しています。男性隊員からとてもモテていますが、乾杯の前に笑えない冗談を飛ばす癖があります。

鮫島弓子は民間南極観測隊の料理長を務めているキャラクターです。普段は学校給食の調理師をしており、男勝りで面倒見が良い性格をしています。沖縄出身ですが寒さに強い姿が描かれています。

高橋めぐみは玉木マリの幼馴染で親友です。相談を受ける事が多いため自身を「玉木マリのお姉さん的な立場」と思っており、玉木マリが自分の意思で南極へ行く事を決めた時には嫉妬心を抱いていました。

財前敏夫は民間南極観測隊の機械班を担当しているキャラクターです。ロマンティックな性格をしており、かねてから隊長に対して恋心を抱いています。告白して振られていますが、最終回のソフトボールで隊長の球を打てたら考え直して欲しいと言っています。

氷見大は民間南極観測隊の設営班を担当しているキャラクターです。筋肉質な体型をしており、白石結月の大ファンである事が分かっています。

轟信恵は民間南極観測隊で地質学者をしているキャラクターです。日本に残している恋人が大好きなため、メールが数日届かないだけで仕事が手に付かない状態になっています。

佐々木夢は民間南極観測隊で天文学者をしているキャラクターです。無口・無表情という近寄りがたい雰囲気を出していますが、実は心優しい性格をしている事が分かっています。

安本保奈美は民間南極観測隊で生物研究者をしているキャラクターです。男性隊員にモテている姿が描かれていますが、恋愛にはあまり興味がない事が分かっています。

迎千秋は観測船の船長をしているキャラクターです。自衛隊員時代は厳しい性格をしていましたが、年齢と共に穏やかになった事が分かっています。小淵沢報瀬との関係を改善するために隊長の背中を押しています。

小淵沢貴子は小淵沢報瀬の母親で、本編ではすでに亡くなっています。本編が始まる3年前の南極チャレンジに参加しており、ブリザードに飲まれて行方不明になっています。その後、故人に認定されたため、小淵沢報瀬は母親を知るために南極へ向かっています。

玉木リンは玉木マリの妹です。しっかり者で面倒見が良い性格をしており、南極へ向かう姉を誰よりも心配していました。玉木マリは妹を起こさずに出発しようとしていましたが、起きた妹は姉に抱き着いて涙を流しています。

白石民子は白石結月の母親でマネージャーをしているキャラクターです。娘を有名にする事に必死になっていますが、娘が帰国した時には駆け寄って抱きしめています。優れた話術を持つ三宅日向に「芸能活動に通じるルックスがない」と言っており、それを聞いた三宅日向はショックを受けています。

アニメ全話と最終回のあらすじネタバレやキャラクターの情報を見た後は、「宇宙よりも遠い場所/よりもい」で誕生した名言を一覧で紹介していきます。宇宙よりも遠い場所は泣ける作品と言われているため、作中では様々な名言が誕生しているようです。

宇宙よりも遠い場所で誕生した玉木マリの名言です。玉木マリは失敗を恐れて行動できない性格をしていたため、南極へ向かう事で自分の青春が動いていると感じていました。

宇宙よりも遠い場所で誕生した玉木マリの名言です。船酔いでダウンしていた白石結月は弱気になって「自分たちに何ができるんだろう」と言っており、それを聞いた玉木マリがこの言葉を言っています。

宇宙よりも遠い場所で誕生した小淵沢報瀬の名言です。小淵沢報瀬は南極へ行くために100万円を貯めていましたが、無理だと思っていた周囲の人間はそれを馬鹿にしていました。ですが小淵沢報瀬は周囲の言葉を無視して前に進み、夢を実現した時にこの言葉を叫んでいます。

アニメ全話と最終回のあらすじや名言・キャラクターを知った後は、「宇宙よりも遠い場所/よりもい」の主題歌を紹介していきます。主題歌を歌っているアーティストのプロフィールをまとめていきます。

アニメ「宇宙よりも遠い場所」のOP主題歌は「saya」の「The Girls Are Alright！」です。作詞・作曲は音楽グループ・クラムボンのメンバーのミトが担当しています。ミトは様々な声優・アーティストに楽曲を提供しています。

アニメ「宇宙よりも遠い場所」のED主題歌は「ここから、ここから」です。この曲はメインキャラクターを演じた4人の声優が歌っています。また「saya」の「またね」という曲もED主題歌に使用されています。

アニメ全話と最終回のあらすじや名言・主題歌・キャラクターを知った後は、「宇宙よりも遠い場所/よりもい」に関する感想を紹介していきます。宇宙よりも遠い場所は高い評価を受けている人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したアニメ全話とあらすじに関する感想などをまとめていきます。

アニメ視聴者からは「宇宙よりも遠い場所は泣ける」という感想が挙がっているようです。特に「三宅日向を守る小淵沢報瀬の言葉」「小淵沢報瀬が母親と再会するエピソード」が泣けるという感想が挙がっているようです。また最終回のほのぼの展開も面白いという感想も挙がっているようです。

アニメ「宇宙よりも遠い場所」では水瀬いのり・花澤香菜・井口裕香・早見沙織が4人のメインキャラクターを演じているため、アニメ視聴者から声優が豪華という感想が挙がっているようです。また声優の演技力の高さが神アニメになった理由の1つと言われているようです。

綺麗に物語が完結した「宇宙よりも遠い場所」の2期が制作される可能性は低いですが、それでも2期を見たいという感想が挙がっているようです。また帰国したキャラクターたちのその後が気になるという感想も挙がっているようです。

本記事では「宇宙よりも遠い場所」のアニメ全話と最終回のあらすじや名言・主題歌・キャラクターを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？宇宙よりも遠い場所では熱い友情や家族愛が描かれているため、泣けるという感想を挙げている視聴者が多いようです。そんな宇宙よりも遠い場所を見た事がない方も、本記事のあらすじ・最終回の情報を参考にしながら是非ご覧下さい。