宇宙よりも遠い場所の感想や魅力をネタバレ!神アニメの評価と伏線を考察

神アニメとして高い評価を受けている「宇宙よりも遠い場所」。実際に見た人の感想や見る人を魅了するポイントを紹介。宇宙よりも遠い場所のあらすじ(ネタバレ)だけではなく、あらすじに含まれている伏線など、人気の理由や感想を細かく分析している。個性的なキャラクターと豪華な声優陣の演技でファンを増やし続けている宇宙よりも遠い場所だが、気になる原作がどのようなものかも公開。

宇宙よりも遠い場所の感想や魅力をネタバレ!神アニメの評価と伏線を考察のイメージ

目次

  1. 宇宙よりも遠い場所の感想や魅力をネタバレ紹介!
  2. 宇宙よりも遠い場所とは?
  3. 宇宙よりも遠い場所の魅力をネタバレ紹介!
  4. 宇宙よりも遠い場所という神アニメの感想や評価をまとめて紹介!
  5. 宇宙よりも遠い場所の伏線を考察!
  6. 宇宙よりも遠い場所の原作は?
  7. 宇宙よりも遠い場所の感想や魅力まとめ!

宇宙よりも遠い場所の感想や魅力をネタバレ紹介!

神アニメとして高い評価を受けている「宇宙よりも遠い場所」。実際に見た人の感想や見る人を魅了するポイントを紹介。宇宙よりも遠い場所のあらすじ(ネタバレ)だけではなく、あらすじに含まれている伏線など、人気の理由や感想を細かく分析している。個性的なキャラクターと豪華な声優陣の演技でファンを増やし続けている宇宙よりも遠い場所だが、気になる原作がどのようなものかも公開。

TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」公式サイト

宇宙よりも遠い場所とは?

2018年1月に放送されたアニメ。宇宙よりも遠い場所、略して「よりもい」と呼ばれている。南極へいくことを目標にした女子校生4人が主人公のアニメだが、4人全員が心の中に悩みや葛藤を抱えている。個性的で人間味溢れるキャラクターと、あらゆる伏線のあるストーリーで神アニメとも呼ばれるほど人気のあるアニメ作品だ。伏線についてもネタバレになるが後ほど紹介する。

玉木マリ(たまきまり)

アニメ「宇宙よりも遠い場所」の主人公キャラである彼女は、高校に入ってから何か打ち込めるものがないかと探していた。明るい性格だが、自分に自信がなくなんとなく過ごす日々に退屈していたのだ。そんな自分を変えたいと思っていた時に報瀬と出会う。

小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)

同じくアニメ「宇宙よりも遠い場所」の主人公キャラ。彼女は南極観測隊だった母が南極から帰ってこないという悲劇の過去を持っていた。母を探す為に絶対に南極に行くという強い意志を持っている。またストーリの上で最も重要な伏線を多く持っているのが彼女だ。

三宅日向(みやけひなた)

同じくアニメ「宇宙よりも遠い場所」の主人公キャラ。彼女はマリや報瀬と同じ高校2年生だが、高校には行っていない。しかし自分で勉強をしており、全国模試ではAをとるほど頭がいい。来年は大学受験のため勉強に没頭するので、それまでに思い出を作りたいと南極に行くことを決意する。明るい性格とは裏腹に辛い過去もあり、彼女の伏線もしっかり張られている。

白石結月(しらいしゆづき)

アニメ「宇宙よりも遠い場所」の主人公キャラ。5歳の頃から芸能活動を続けている現役女子高生アイドル。仕事の時は清楚系のキャラだが実際はサバサバして冷酷な一面も。芸能活動で忙しく今まで友達ができたことがなく、常に寂しい思いをしていた。しかしネタバレになってしまうが、マリたちと出会って彼女は満たされていく。彼女の言動も重要な伏線になっている。

藤堂吟(とうどうぎん)

報瀬の母の高校時代の同級生。また、報瀬の母と一緒に南極に行ったメンバーの一人。報瀬の母が南極で遭難した時も一緒に南極へ行っており、心の傷をずっと抱えている。

前川かなえ(まえかわかなえ)

「南極チャレンジ」の副隊長。明るく元気で美人なので男女問わず人気のある彼女。報瀬のことをずっと気にかけており、南極へくることには常に反対していた。命に関わる危険な場所に報瀬を連れていきたくないという優しさがあったようだ。

鮫島弓子(さめじまゆみこ)

いわゆる南極料理人の料理長。姉御肌でサバサバした性格。マリたちの悩み相談や、南極での生活のアバイスなどもしており、4人にとってはお姉さん的存在。

高橋めぐみ(たかはしめぐみ)

マリの幼馴染。常に冷静で落ち着いており、マリとは正反対の性格をしている。マリの面倒見役の彼女は、ネタバレになってしまうが、密かにマリにある感情を抱いていたのだった。

玉木リン(たまきりん)

マリの妹。マリのことが大好きな仲良し姉妹で、マリが南極に行く朝は泣きながら寂しがっていた。マリよりもしっかりしており、南極への準備も彼女がテキパキしてくれた。

白石民子(しらいしたみこ)

結月の母であり、マネージャーでもある彼女は、とにかく結月を有名にすることを生きがいにしている。結月への愛情は深く、なによりも大切に思っている。

宇宙よりも遠い場所の魅力をネタバレ紹介!

キャラクターがかわいい!

キャラクターがかわいいというのは作画はもちろんだが、各キャラクターの性格も大きなポイントになっている。真っ直ぐで純粋でひたむきに目標に向かって頑張る姿に思わず応援したくなるという声も多い。またそれぞれが持つ心の葛藤の描き方や、弱い部分や嫌な部分をぶつけ合いながら成長していく姿に共感するという意見も多い。アニメだが、人間らしさが全面に出ているところも人気のひとつである。

人気声優!

宇宙よりも遠い場所はあらすじだけでなく、声優も豪華だ。主役メンバーの声優陣は水瀬いのりさん、花澤香菜さん、井口裕香さん、早見沙織さんなど実力派揃いだ。また、主役メンバーだけでなく、4人の周りにいる大人たちの声優たちも豪華で演技力に定評がある。キャラクターに沿った声で心の葛藤も見事に演じており全体の評価が高い。

宇宙よりも遠い場所という神アニメの感想や評価をまとめて紹介!

宇宙よりも遠い場所のあらすじ(ネタバレ含む)と実際に見た人の感想。宇宙よりも遠い場所は神アニメといわれており、ファンがとても多い。ストーリーに細かに伏線が敷かれており、その伏線がどんどん繋がっていくなど、ストーリー構成も非常に評価が高い。ネタバレもあるので伏線どのように繋がって行くかもわかるように一挙紹介。

1話:青春しゃくまんえんのネタバレ&感想

高校2年のマリは家でだらだら過ごしていた。母は濡れタオルをマリの顔の上に乗せる。窒息しそうになったマリはベットから転げ落ちる。その表紙でタンスにぶつかり、上から自分の手帳が落ちてくる。その手帳にはそこには高校に入ったらしたいことが書かれていた。したいことの内容は「日記をつける」「学校をささぼる」「あてのない旅に出る」「青春、する」の4つ。

マリは高校に入ってからしたかったことを何一つできていないと落胆する。そして親友であるめぐみに学校をさぼってどこか旅行に行こうと提案する。しかしめぐみは一緒には行かないとのこと。旅は一人でしないと意味がないとめぐみに言われ、納得したマリは学校をさぼって1人でどこか遠くへ行くことを決意する。めぐみが口裏を合わせてくれるが、いざ決行日になるとマリは普通に学校に来た。

「雨だから」「やっぱり怖い」という理由で旅行をやめるマリに、めぐみは呆れてしまう。マリは何かしたいけど何をしたいのかがわからずモヤモヤしていた。学校からの帰り道、走って横をすり抜けていった女性が鞄から封筒を落とした。それを拾ったマリはその女性を追いかけて電車のホームへ走る。しかし間に合わず彼女が乗った電車は出発してしまった。仕方なくマリは封筒の中身を見ると、なんと「100万円」が入っていた。

翌日マリはめぐみに相談する。記憶を辿り、同じ高校の制服だったこと、腰くらいまで伸びた黒髪、そしていい香りがするということをヒントに校内を探し始める。めぐみとマリが2手に分かれて例の彼女を探していると、マリの横を通る女性から例の彼女と同じいい香りがした。マリはすぐ追いかけたが、その女性はトイレに入ってしまった。

声をかけようかと思ったが、「うぅ、100万円」という呻き声(うめきごえ)と共に壁を殴る音が鳴り響いている。声をかけるのを躊躇するマリだったが、その瞬間トイレの扉が開く。中から出て来たのは小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)であった。呻き声を聞かれていたしらせはマリに詰め寄るが、マリは鞄から100万円の封筒を差し出す。報瀬は泣きながら感謝するのだった。

報瀬は母親が南極観測隊員であったこと、そして南極から帰ってこんくなったこと、自分が母を助けに南極にいくためにお金を貯めていることをマリに話した。マリは報瀬の話に感動してそのことをめぐみに話す。するとめぐみから報瀬の噂を聞く。報瀬は学校でも南極に行くと宣言しているが、校内の人は南極にいけるはずはないと報瀬のことをバカにして「南極」と呼んでいたようだ。

学校から帰ろうとしていた報瀬だが、先輩にお金ちょうだいとたかられていた。そこにマリが助けに入り、2人で一緒に帰って話をする。そしてマリは報瀬と一緒に南極に行きたいという。南極は命の危険もあることを説明するがマリはそれでも行きたい言う。報瀬は広島で行われる砕氷艦一般公開に来たら本気と認めると伝える。そして土曜、マリは思い切って報瀬と広島に行くのだった。

1話の感想から何度見ても泣けるという感想が多い。クライマックスではなく各話ごとに泣けるシーンが散りばめられているとファンからは評判になっている。

2話:歌舞伎町フリーマントルのネタバレと感想

砕氷艦の一般公開に参加したマリと報瀬はカフェで南極に行くための作戦会議を始める。しかし南極に普通に行くことはできず、観測隊員になるにも厳しい試験などをクリアしなくてはならず、高校生はまず行けない。しかし、報瀬は3年ぶりに民間南極観測隊が派遣されることを知り、そのニュースを報瀬はマリに見せる。二人はニヤリと笑って南極に行くことを再度決意するのだった。

南極に向かうためにはまずオーストラリアに行く必要がある。そのために報瀬はマリにアルバイトをするように指示する。マリは必死にアルバイトを探すのだが、18歳以上の募集が多くなかなか条件に合うものがなかった。そんな時、めぐみに「本当に南極にいけるのか」と心配される。実は南極観測隊員はスポンサーがどんどん撤退しており、資金面でかなり困っていることを知る。

資金が集まらないと南極観測自体が中止になるのではないかと心配するめぐみとマリ。そしてマリはその不安を報瀬にも伝える。報瀬は資金不足であることを知らなかったようで驚いていたが、報瀬はマリが南極に行きたくなくなったんじゃないかと思い激怒し先に帰ってしまう。呆然と立ち尽くすマリだったが、すぐに報瀬はマリの元へ戻ってきて冷静にちゃんと計画があることを話す。

計画の内容は後教えてくれることになったのだが、ふとコンビニのチラシに目がいくマリ。そこにはバイト募集の文字があった。そのままコンビニの面接を受け、すぐにアルバイトをスタートさせることにしたマリ。そこで出会ったのは同い年の三宅日向だった。日向は外で2人が言い合いをいているのを見ており、自分も南極に行きたいと話す。

日向は高校に行っておらずバイトをして生活をしているようだった。高校に行っていない理由は言わなかったが、大学には行きたいようで勉強は常にしており、高校2年生の段階で全国模試の判定はAを獲得している。日向は来年は大学受験のために勉強漬けになるから今のうちに何かをしたい!という思いを持っており、マリはその気持ちに共感し、一緒に南極に行くことを決意する。

そしていよいよ南極へ行くための作戦が発表された。作戦決行のために3人が来たのは歌舞伎町。作戦の内容は民間南極観測隊の親睦会会場前で待ち伏せをし、観測隊員の男性の誰か1人を誘惑して一緒に乗せてもらうという内容。男性陣が出て来た時にマリは誘惑しようとするがあえなく失敗。挙げ句の果てに報瀬のことを知っている南極観測隊員女性に見つかり、歌舞伎町で追いかけられる始末。

必死に逃げる3人だったが敢えなく捕まってしまう。カフェでその2人の南極観測隊員と話す3人。報瀬はどうしても行きたいという話をし、資金に困っているなら自分の100万円を使っていいから連れていってほしいと懇願する。南極観測隊員の1人、前川かなえはその話を断る。落ち込む報瀬。帰りの電車では無謀な作戦を考えた報瀬はマリと日向にリーダーを解任されてしまうのだった。

帰りの電車でそんな話をずっとしていた報瀬、マリ、日向の話を別の席から聞いている1人の女性がいた。その彼女は白石結月(しらいしゆづき)であった。

どちらかというとアクティブに行動をする2話だが、このシーンで涙する人も多いようだ。歌舞伎町を走り抜けるシーンを名シーンだという感想もある。

3話:フォローバックが止まらないのネタバレ&感想

マリ、報瀬、日向の3人は報瀬の家で次の作戦会議を考えていた。そんな時、日向は携帯である記事を見つけるのだが、それは女子高生が南極に行くと言う内容だった。しかもその人物は5歳から芸能界活動をしている現役女子高生の結月であった。民間南極観測隊のマスコミ取材班に同行するということだったが、報瀬は先越されてしまったことにひどいショックを受ける。

そして報瀬は結月が所属しているプロダクションに電話をして、自分も連れて行ってほしいとお願いしようとするのだが、勇気が出ず結局電話を切ってしまう。しかしその時、突然報瀬の家の庭に結月が現れたのだ。キョトンとする報瀬、マリ、日向であったが、結月は「報瀬に会いに来た」という。

結月は報瀬に「私の代わりに南極に行かないか」と提案する。実は歌舞伎町での民間南極観測隊と一悶着あった時にその場に結月もいて一部始終見ていたのだった。結月は南極に行くよりも高校で友達作りがしたいのだった。小さい頃からずっと芸能界活動をしており、友達と遊ぶ時間もなく一度も友達ができたことがなく、友達に憧れていたのだった。そんな話をしていると結月の母が現れた。

結月は母である白石民子に連れて行かれてしまった。しかし報瀬は南極にいける可能性が高まったことへの嬉しさが込み上げていた。その後マリと日向、報瀬の前に民子が現れる。民子は結月を南極に行く気にさせてくれたら3人とも南極にいけるように、民間南極観測隊のトップの人に推薦してくれるとのこと。それを聞いた3人は結月を説得するために動き始める。

しかし結月は友達作りに専念したいという思いが強い。結月の思いを聞いてマリは結月を抱きしめた。結月はそんなことをされたのが初めてで驚く。が今までどんなに寂しい思いをしてきたかを聞かされた3人は説得するのを辞めて結月の話を聞くことにした。その晩、結月はマリに抱きしめられたことを思いだし、またマリと報瀬と日向が会いに来てくれる夢をみた。結月が目覚めると、本当に3人が結月の家に来ていた。

マリと報瀬と日向に一緒に東京に行こうと誘われた瞬間泣き出す結月。その時に結月は3人も一緒に南極に行ってほしいと思うようになる。そしてその場で電話をし、マリと報瀬と日向も一緒に南極に行くことを条件に仕事を受けてくれたのだった。

各話の構成がしっかりしており、見ていく内にどんどん引き込まれるという意見もある。この話でも感動するという意見がある。

4話:四匹のイモムシのネタバレと感想

民間南極観測隊のリポーターとして同行することが決まったマリ、報瀬、日向。マリと報瀬は学校でも夢が叶うことに喜びをあらわにする。学校には長期の休みをもらうための届出を出す。しかしマリは両親に民間南極観測隊に選ばれたことをまだ伝えておらず、勝手に判子を押して提出してしまう。そして家に帰ると、母は既にご近所さんから聞いて知っており激怒されてしまった。

結果として、テストで赤点をひとつでも取ったら南極行きはなしと母に条件をだされてしまったマリ。マリはめぐみにそのことを話嘆いていた。めぐみは「本当に南極にいけるのか」ということを心配していた。あまりに期待しすぎると、いざ行けなくなってしまった時にショックが大きいからとあまり期待しないようにと忠告する。

南極に行く前に事前勉強と、実際の行動の仕方など、あらゆるノウハウを学ぶため、訓練合宿に参加することになったマリ、報瀬、日向、結月の4人。合宿所に到着した4人はまず民間南極観測隊の隊長である、藤堂吟から説明を受ける。その時報瀬は少し暗い顔をするのだが、実は藤堂と報瀬の母は高校の同級生で、報瀬の母が帰ってこなかった時、一緒に観測隊として同行していたのが藤堂だったという事実をマリ、日向、結月は知った。

早速訓練が始まった。まずは平地に目印をつける作業。南極では全て真っ白で平らな地なので目印が全くないの為、コンパスなどを駆使して正確な方向にむかって進む訓練が必要不可欠なのだ。その訓練が終わったら、4人はテントで野宿をすることになる。そのテントの中で報瀬から藤堂と母のことを聞かされる。3人はその話に何も言わず報瀬のことをそっとしてあげることにした。

翌日、マリは朝日を見ようと報瀬を起こす。そして4人で朝日を見ながら、「4人で行こう」という思いを伝える。その言葉を聞いて、まだ暗い表情をしていた報瀬の顔が笑顔に戻るのだった。

4話ということで涙することはないかなと油断していたが、実際に見ると涙腺が崩壊してしまったという意見もあった。

5話:Dear my friendのネタバレ&感想

マリと報瀬は学校で全校生徒の前で南極にくことを紹介され「行って来ます」と伝える。それを神妙な面持ちでみつめるめぐみ。そしてめぐみとマリの幼少期のシーンへ。めぐみはマリと出会って、自分が姉になったような気分だったようだ。

民間南極観測隊のリポーターとして参加する報瀬、マリ、日向、結月は砕氷艦「ペンギン饅頭号」の前でリポート用の撮影を行っていた。結月はさすが慣れており流暢に話し笑顔で写っている。しかし報瀬はカメラの前で緊張してしまいセリフはカミカミ。顔もこわばってしまって、リポーターとしてはポンコツだった。90日間南極に滞在するということでどんなものを準備しないといけないのかも考える4人。

マリは家で持ちものを整理している時に、めぐみに借りっぱなしになっていたゲームを見つける。それを届けにめぐみの家に行くマリ。楽しそうにゲームをするマリ。そんなマリにめぐみは民間南極観測隊として南極についてアドバイスをすると、今までは弱気だったマリが自信満々に受け答えをする。それを見ためぐみは少し面白くなさそうにするのだった。

いよいよ南極に行く前日。めぐみと一緒に帰るマリ。神社で2人で話をしていると、めぐみが校内での噂を教えてくれた。その噂の内容はマリと報瀬が調子に乗ってるとか、資金を集める為にコンビニで万引きしてるとか、歌舞伎町で男と遊びまくってるなどという内容だった。その時報瀬と日向が2人の前に現れる。マリはめぐみから聞いた噂を報瀬に伝える。報瀬はその内容に激怒する。

報瀬のイライラは止まらないが日向が落ち着かせようとする。しかしそれでもイライラが止まらない。そこで思いっきり発散するためにマリはカラオケに行くことを提案する。めぐみも含め4人でカラオケに行き、帰り道にマリはめぐみへの思いを伝えることにしたのだ。いつもめぐみに面倒ばかりみてもらっている自分が嫌で変わりたいと思っていたと素直に伝えられ、驚くめぐみ。だから変われるように頑張ると決意を伝えるマリ。

出発の朝、お父さん、お母さん、そして妹のりんに見送られ家を出るマリ。家を出るとめぐみがいた。めぐみに駆けよろうとするとめぐみに「絶好しよう」と言われてしまう。その言葉に驚くマリ。そして今まで噂を流していた根源はめぐみだったことを告白される。常にくっついていたのはマリではなくめぐみ自身だと伝える。ダメなのは自分だと。その言葉を聞いてマリは一緒に南極に行こうと誘う。

しかしめぐみはようやく「マリのいない世界」に踏み出そうとしているんだ、と言い断る。その言葉を聞いたマリだったが、めぐみの元に駆け寄り抱きしめて「絶交無効」と伝える。そしていよいよ南極に向かって進んでいくのだった。

5話が泣けたという意見が非常に多く、特にマリとめぐみの絶好のシーンに注目が集まっている声が多い。

6話:ようこそドリアンショーへのネタバレ&感想

マリ、報瀬、日向、結月の4人は乗船場所であるオーストラリアに向かう。オーストラリアの前にシドニーでの乗り変えの為1泊することになる。部屋割りのじゃんけんで、マリ&結月、報瀬&日向のペアが決まった。日向は部屋の金庫に貴重品を入れようとするがパスポートがないことに気づく。しかしどこかにあるだろうとあまり気にせず観光を楽しむ。

晩御飯も終え満腹でゆっくりしてる時に日向は、結月に入国審査でパスポートを出したか確認する。結月はもちろんと言って鞄に入っているパスポートを見せる。日向はそうだよね、といいそのままみんなで夜景を楽しむことにした。しかしやはり気になる日向は鞄の中をガサゴソしている。それを結月に見つかり、「何か隠し事をしてますよね」と詰められる。結果全ての荷物を全員で確認するが結果見つからなかった。

シドニーの出発は2日後に迫っている。パスポート再発行をしてもらおうと計画するが、翌日は日曜で役所はしまっており、どうしても間に合わない。船の出発まではまだ日数があるので、シドニーの出発日をずらそうと提案するのだが、報瀬は民間南極観測隊は時間厳守が鉄則ということもあり、日程を変更したら南極行き自体がなくなるのではないかと心配していた。

その気持ちを汲み取った日向は自分を置いて3人でとりあえず行ってほしいと伝える。報瀬が自分が変更を嫌がったから日向に気を遣わせてしまったと後悔し謝る。そしてやっぱり 4人で行こうよ、と提案するも日向はみんなに気を遣われるのは嫌だとはっきり伝える。そして翌日。日向が目覚めると報瀬は部屋にいなかった。日向が急いで空港に行くと、4枚のチケットを日程変更しているところだった。

しかし格安チケットで2日後に変更することができなかった。その瞬間報瀬はカウンターに走り出し、100万円を出しビジネスクラスでもいから変更するよう強気で交渉する。日向はそこまでしなくていい!と言うが報瀬は絶対に4人で行く!と言い張りビジネスクラスに変更した。一安心するメンバー。チケットは全て報瀬が持つことにして、鞄にチケットをしまおうとすると、なんと鞄の中に日向のパスポートが。

空港に到着した時、日向が靴紐を結ぼうとして一旦報瀬にパスポートを預けてそのまま報瀬が鞄の中に入れてしまったことを思い出した。報瀬の異変に気付いた結月が問い詰めると報瀬が白状した。迷惑をかけた罰として日向と報瀬はドリアンを食べることになった。チケットは元に戻してもらい、お金も無事返ってきたのだった。

6話では4人のキャラがいよいよ一緒に旅行をスタートさせ、どんどん性格がわかりやすくなってくる回だと言われている。そこでより共感しやすくなっているとう声もある。

7話:宇宙を見る船のネタバレと感想

いよいよ4人は砕氷艦「ペンギン饅頭号」に乗り込む。乗り込んですぐかなえに部屋に案内してもらい、お部屋の片付けなどを行なっていたが、実は4人が案内された部屋は報瀬の母が使っていた部屋だった。4人は何か手がかりがないかと部屋を探し始めるが、結局何も見つからなかった。

そんな4人の姿を見ていた料理長の弓子は4人に食料の買い出しをお願いする。買い物などをしながらネットで南極民間観測隊の記事などを見ていると本当に南極に行くことができるのか不安になってきてしまう。その上なぜみんな南極に向かうのかというところにも疑問が湧いてきて、みんなが自分たちに隠していることがあるのではないかと考え情報を探り始める。

かなえは南極に行く理由を「空を見るため」だと言うが4人は納得していなかった。そして盗み聞きをしていると秘密の計画があることを知る。計画の内容はわからずじまいのまま眠りにつく4人。しかし報瀬は眠りにつけず一人で甲板に出た。すると目の前に藤堂が現れたのだ。そして藤堂から計画とは天文台を建設することだと聞かされるのだった。

小淵沢貴子著「宇宙よりも遠い場所」の言葉に何かを感じ取る視聴者も多くいるようで、本に関する感想が多く寄せられていた。

8話:吠えて、狂って、絶叫してのネタバレ&感想

4人は酔い止めの薬の効果が切れ、完全に船酔いしてしまう。食事も食べれず吐き続けてベッドで横になる日々。ぐったりした4人だったが、荒波を進んでいく時の激しい揺れでベットにさえいれなくなった4人は甲板にでることにする。すると波で全身ビショビショになる。その時4人は自分で南極に行くって選択したんだ!という気持ちになり元気を取り戻す。

船の揺れにも慣れたた4人。元気な姿でみんなの前に現れ一安心だった。その時、「流氷が見えた」と放送が流れて流て、みんな一斉に艦上へ出る。ようやく南極の流氷を見ることができたのだ。

ドラマや映画であまり泣かないという人も各話で泣けてしまうという意見も多い。毎話泣けるというのが神アニメとも呼ばれる理由という意見もある。

9話:南極恋物語ブリザード編のネタバレと感想

かなえは藤堂に「報瀬と仲がいいのか」と尋ねる。藤堂は少し複雑な表情をして仲がいいわけではないと言う。報瀬も同じことをマリたちに聞かれたが同じように返事をしていた。藤堂と報瀬は、報瀬がまだ小さいこ頃から知っている仲だ。報瀬の母は事あるごとに藤堂を家に呼び、2人っきりにさせていた。お互い口下手で不器用な2人は会話はほとんどないが、自分たちが似た者同士であることは肌で感じていた。

船長からも藤堂は同じ質問をされるのだが、「わからない、けれど自分のころを憎んでいると思う」と話す。藤堂は実際の気持ちを報瀬にきいたことはなかったのだ。船長は「隊長としてスタッフの話は聞かないといけない」と促し、藤堂は直接報瀬に自分のことをどう思っているのか聞く事にした。そして甲板で藤堂は報瀬に「私のことどう思ってる?」とストレートな質問を投げかけるのだった。

報瀬は憎んでいないとはっきり言ったが、正直なところ自分がどんな気持ちなのかもわからないと話す。藤堂はその答えを聞いて悲しそうな表情を浮かべた。そしていよいよ船は南極大陸に到着する。報瀬たちの4人はいざ南極への一歩を踏み出そうとするが、3人共に最初の一歩は報瀬にと道を開ける。しかし報瀬は全員の手を取り合ってせーの!で一緒に一歩を踏み出すのだった。

いよいよ南極に到着する9話では、特に報瀬の気持ちに共感する人が多くいたようだ。報瀬の言葉にグッときたという意見もある。

10話:パーシャル友情のネタバレと感想

結月の母から結月宛のメールが届く。それを見てハッとする結月。実は結月は、朝ドラの主人公の親友役のオーディションに合格していたのだった。みんなはおめでとうとお祝いムードだが、結月はこの4人でいることが楽しいから、会えなくなるのを寂しがっていたのだ。しかし3人はみんな親友だから会えなくても大丈夫だと励ます。しかし結月は「え?いつからですか?」とキョトンと返事を返してしまった。

今まで友達ができたことがない結月は友達が一体どんなものなのかがわからないのだった。自分の知らないところで3人が親友になったんだと落ち込む結月、それに加えて結月以外の3人は結月に内緒で何かこそこそしていた。クリスマスを迎え、みんなでクリスマスを楽しんでいたのだが、結月はクリスマスは言わば誕生日を祝うもの。しかし、誕生日を祝ってもらえる人と、祝ってもらえない人がいるのは不公平だと言う。

結月はみんなに友達誓約書にサインをしてほしいと言い出す。それを聞いたマリは、そこまでしないと安心できない結月の気持ちと、自分たちを信じてもらえないことへの辛さから泣き出してしまう。ギクシャクしてしまう結月とマリだったのだが、マリは結月と2人で友達についての考えを素直に話す。そして納得した結月の部屋に突然、報瀬と日向がケーキを持って登場。

実は結月のサプライズバースデーをするために3人でこそこそしていたのだ。初めて誕生日をお祝いしてもらう結月は感動して泣き出し、そしてようやく友達としての大事なことを知ったのだった。

友達がどんなものなのかがわからない結月の心を満たしていくこの回では、友達は1文字だけで通じ合えるというシーンがある。そこに共感する意見も多かった。

11話:ドラム缶でぶっ飛ばせ!のネタバレ&感想

南極の生中継のテストとして日本の回線を繋げると、日向の友人がきていると言われる。友人て誰だ?と驚く日向だったが、その友人との映像が繋がった瞬間にカメラを塞ぎ、足がつったとその場を急いで出て言ってしまう。報瀬が様子を見に行くと、雪を蹴りながら「ふざけんな!」とイライラして発狂する日向を見つけた。あとになって報瀬は何があったか聞くが、日向はなかなか理由を言わない。
 

しかし報瀬に問い詰められた日向は自分の過去を話始める。時代は高校に戻る。日向は今高校に行っていないが、元々高校に通っていた。そこでりゆ上部に入っていたのだが、日向は先輩よりもスコアがよく、選抜のメンバーに選ばれる。すごいねと応援してくれる同期たちだったが、日向は先輩たちの反感を買ってしまう。そして先輩たちに同期が詰められると、誰も日向をかばうことはなく結果孤独になってしまった。

居場所のなくなった日向は学校自体行きにくくなってしまい、結果辞めてしまったのだった。その話をきいた報瀬は、日向の心の傷をなんとも思わず、友達面して呑気に会いにきた同期メンバーにキツい言葉を浴びせ、日向の気持ちを代弁するのだった。その行為に日向は感動し、4人の絆はより深まった。

今まで弱音を吐くことのなかった日向の弱い部分が見えると話題になった回。ここでの友情に胸を熱くしたという声も多かった。

12話:宇宙よりも遠い場所のネタバレ&感想

報瀬の母の夢だった南極天文台の基地へ行くことになった藤堂とかなえは報瀬にも一緒にくるかと聞く。しかし報瀬は考えさせてほしいと言う。報瀬は母の元へ行きたいと思い続け南極を目指していたのだが、いざ南極に着いても涙することもなく、正直自分自身なにも実感が湧いていなかったのだ。母の帰りを待ち続けていた報瀬は、南極にきてもその気持ちは何も変わらず、母の死を受け入れていなかった。

藤堂に母のこと、母が亡くなった日のことを聞く報瀬。その話を聞き、天文台基地へ行くことを決意し、マリや日向、結月と共に基地へ向かう。基地に到着すると報瀬以外の3人はは、報瀬の母の私物が何か残っていないか必死に探す。そして1台のノートパソコンを見つけた。

基地から部屋に戻った報瀬はそのパソコンを立ち上げることに。そしてメールの受信をボックスを開くと、母が失踪してから送り続けていた自分のメールがどんどん受信される。それを見た報瀬はようやく母の死を現実として受け止め、大声で一人泣くのだった。また、報瀬以外の3人は報瀬の部屋の前で声を押し殺して同じように泣いていた。

報瀬が母の死を目の当たりにする12話で号泣した人も多い。自分が高校生の時に南極に行かなかったことを後悔するという意見もあった。

13話:きっとまた旅に出るのネタバレと感想

報瀬、マリ、日向、結月の4人はそれぞれの悩みを抱えていたが、出会いや南極への渡航を通じてどんどん成長していった。3ヶ月の南極生活を経てそれぞれの生活に戻って行く。多くの伏線があった序盤だったが、伏線の詳細も明らかになり、ここでようやくすべてが完結する。

4人は東京に帰ってきたが、ここでお別れしようとマリは提案する。結月はもう会えないのではないかと心配するが、4人はまだそれぞれすることがあるのだ。それをやり遂げたらまた一緒に旅に出ようと話す。全くタイプの違う4人だったが、本当の親友としてまた再開することを決め、別々の道を歩んでいく。そして最後の最後に報瀬は「100万円は南極に置いてきた」と伝え、3人は驚愕して幕を閉じた。

とにかく全部泣いたという意見も多く、最終話では最初から最後まで泣いてしまっという声もあった。最終回の評判もよく最後まで高評価の意見が多かった。

宇宙よりも遠い場所の伏線を考察!

母に送るメール

ネタバレを含んでしまうが、一番重要になる伏線と言われているのがメールだ。第一話で、報瀬が母宛てのメールを送るシーンがある。このメールを送るシーンは何度もでてくるのだ。しかし、このメールの意味は最後に判明する。

日向がパスポートを紛失した時の言葉

ネタバレが一部含まれるが、この伏線も重要だと言われている。日向は人に気を遣われるのが極端に嫌だということを報瀬に伝える。そしてその時、中学時代の映像になりそのまま具体的な理由もなく話は終わるのだが、11話で何があったのかが判明する。

結月の気持ち

ネタバレになってしまうが、結月の伏線も大きなポイントだ。誕生日にクリスマスのお祝いをする時に「祝ってもらえる人と祝ってもらえない人がいるのは不公平」と発言する結月。結月は今まで友達に誕生日をお祝いしてもらったことがなく、その意味がこもっていたのだった。しかし後に結月は初めて友達に誕生日のお祝いをしてもらえることに。

宇宙よりも遠い場所の原作は?

宇宙よりも遠い場所は原作なしの完全オリジナルアニメだ。完全オリジナルアニメと言えば「あの花の名前を僕たちはまだ知らない」などが有名である。宇宙よりも遠い場所は世界でも高い評価を受けており、アニメの制作後にコミックの発売もされている。伏線が多く、1話の完成度も高いアニメなので、伏線を楽しみながら見ると面白い作品だという声が多い。

宇宙よりも遠い場所の感想や魅力まとめ!

完全オリジナルアニメ「宇宙よりも遠い場所」だが、あらゆるところにある伏線が最後にしっかりと繋がるようになっている。何気ない行動や発言も全て伏線になっており、続きが気になるという声も多い。ネタバレ含んだあらすじも紹介したが、どれだけ詳しく書いても文章では伝わらないという声も多く、絶対見るべき神アニメだと多くの人が紹介している。

アニメの楽しみ方は人それぞれだが、どれだけの伏線があったのかを何度も見ながら探す人もおり、ネタバレ後でも楽しめる作品となっているようだ。ネタバレ後も楽しめる作品だという声が非常に多く、まだ見ていない人も見る価値はあると高い評価を受けている。

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