【魔入りました！入間くん】作者の西修を調査！ヒロアカと同じ？性別や経歴は？

• 作者：西修
• 出版社：秋田書店
• 掲載誌：週刊少年チャンピオン
• レーベル：少年チャンピオン・コミックス
• 発刊期間：2017年3月2日～連載中（2022年3月現在）
• 巻数：25巻（2022年3月現在）
• アニメ放送期間：2019年10月5日～2020年3月7日（第1期）、2021年4月17日～2021年9月11日（第2期）
• 話数：全23話（第1期）、全21話（第2期）

金のため親に身売りされた少年・鈴木入間。大悪魔・サリバンに買いとられた入間ですが、サリバンは入間に何をすることもなく、ただ自分の孫になるようにと願い出ます。入間はそんなサリバンの願いを承諾。その後入間はサリバンが理事長を務める悪魔学校へ通うこととなり、人間ということを隠しながら学園生活を謳歌することとなっていきます。

悪魔の学校に通うこととなった入間少年の物語を描いた漫画『魔入りました！入間くん』。そんな『魔入りました！入間くん』にはスピンオフ作品が登場しており、そのタイトルは『魔界の主役は我々だ』です。こちらの作品は『魔入りました！入間くん』に登場する入間の同級生トイフェル・シャオロンを主人公とした物語です。目立ちたがり屋のシャオロンが誤って我々師団という怪しい組織に入団してしまい、一波乱起こしていきます。

『魔入りました！入間くん』の作者・西修先生。少年誌で活動していることや名前の性別が男性らしいことから、性別は男性と思われることも多いようですが、『魔入りました！入間くん』の作者・西修先生の性別は女性であるようです。性別については女性であることが判明していますが、性別以外の生年月日や血液型などの他のプロフィール情報については伏せられているようです。

『魔入りました！入間くん』の作者・西修先生の初連載作品は『ホテル・ヘルヘイム』というコメディ漫画作品です。こちらの漫画は集英社が運営する月刊漫画雑誌のジャンプスクエアで連載されており、2014年11月号から2015年の9月号まで掲載されました。『ホテル・ヘルヘイム』は元冥界一の老舗ホテルで現在では廃業寸前となってしまった"ホテル・ヘルヘイム"を従業員の少女・メイが再興させていく物語となっています。

現在はアニメ化もされ人気漫画となった『魔入りました！入間くん』。その作者である西修先生は、プロの漫画家を養成するため住み込みでの学びの場を提供する漫画家育成プロジェクト『トキワ荘プロジェクト』の出身者。

トキワ荘プロジェクトはNPO法人NEWVERYが運営している企画で、シェアハウスを提供し、その住居者に勉強会や仕事の機会を与えるといった一大プロジェクトです。手塚治虫先生や藤子不二雄先生といった名だたる漫画家を生み出したとして有名なアパート"トキワ荘"をモデルとし、漫画家を目指す若手のクリエイターを集め育成しています。

トキワ荘プロジェクトのモデルとなった建物・トキワ荘は現在『豊島区立トキワ荘マンガミュージアム』という記念館になっており手塚治虫先生らの住んでいた建物とは別のものとなってますが、2022年現在までに100人以上のプロの漫画家を輩出している栄誉ある施設・プロジェクトとして現在も継続されています。

• カメントツ先生（代表作：こぐまのケーキ屋さん）
• 中川学先生（代表作：くも漫。）
• 雲母坂盾先生（代表作：ボーンコレクション）
• 一二三先生（代表作：四十七大戦）
• 西村ツチカ先生（代表作：なかよし団の冒険）
• 窓ハルカ先生（代表作：漫画として表れるであろうあらゆる恋のためのプロレゴメナ）
• 藏丸竜彦先生（代表作：数学ゴールデン）
• 那珂山みちる先生（代表作：はぐれ勇者の異世界バイブル）
• 鳥三空先生（代表作：妖刀使いBABY）
• 田辺狭介先生（代表作：バイロケーターズ）

アニメが2期まで放送され現在も人気の『魔入りました！入間くん』。そんな『魔入りました！入間くん』の作者・西修先生が、週刊少年ジャンプで連載中の作品『僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）』の作者である堀越耕平先生と同一人物なのではないかという噂が話題となっています。しかし実際には『魔入りました！入間くん』の作者・西修先生と『ヒロアカ』の作者・堀越耕平先生は別の人物となっています。

出身地が同じ愛知県ということや、年齢が近いということ、絵の雰囲気が似ているという点から同一人物という噂が流れていますが、『ヒロアカ』の作者・堀越耕平先生は2014年に既に週刊少年ジャンプでヒロアカの連載を開始されており、同年に連載が開始された西修先生の『ホテル・ヘルヘイム』を描くことは現実的にも難しいため、『魔入りました！入間くん』と『ヒロアカ』の作者は別人であることが分かります。

同一人物なのではないかと言われている『魔入りました！入間くん』の作者・西修先生と『ヒロアカ』の作者・堀越耕平先生。その噂が流れた理由の1つが主人公の顔や声です。『魔入りました！入間くん』の主人公・入間と『ヒロアカ』の主人公・デクは目や口の形が似ており、ぱっと見の印象では同じ作者が描いたと言われても納得できる面もあるでしょう。

また両者のアニメの声優、村瀬歩さんと山下大輝さんの声においても高めの明るい声質ということでキャラクターの印象においても似ていると感じる人が多いようです。そういった印象も『魔入りました！入間くん』と『ヒロアカ』の作者が同一人物なのではないかという予想を助長させていると考えられるのではないでしょうか？

『魔入りました！入間くん』と『ヒロアカ』の似ている部分2つ目は『主人公の設定』。『魔入りました！入間くん』の主人公・入間と『ヒロアカ』の主人公・デクは、2人とも近くに特殊な能力を持つ仲間たちがいたり、その中でも自分だけがそういった能力を持っていないという環境が類似してます。また権威の高い人物が自分のバックについているという部分も、両作品が似通っていると言われている理由となってます。

『魔入りました！入間くん』の主人公である入間はお人好しの優等生。しかし生まれ育った環境は良いとは言えず、金で子供を売る責任感も情もない親の元で育ちました。そんな劣悪環境だったにもかかわらず、人の為に動く事のできる真っ直ぐな性格は、作品を見ていてる読者・視聴者を清々しい気持ちにさせます。また悪周期に入った時のギャップも良いと評判となっています。

『魔入りました！入間くん』は多くのキャラクターが登場する学園群像劇。物語のなかで次々と新しいキャラクターが登場し、1人1人に個性があるのもこの作品の魅力のひとつです。また、悪魔という設定もあり始めは他人に無関心だったキャラクターたち。しかし入間がその間に入ることによってそれぞれの関係性が深まっていく姿が見られます。そんな変化も『魔入りました！入間くん』の物語を楽しませる魅力となっています。

悪魔たちの中に1人だけ人間が混ざるという設定の『魔入りました！入間くん』。他の漫画では「正体をばらしてしまえばいいのに」と思う設定の作品も多くありますが、『魔入りました！入間くん』では「人間だとバレたら食べられる」という"絶対に正体を知られてはいけない理由"がしっかりと定義されています。そのため読者はスリルを味わうことができ、物語をさらに楽しむことができます。

2017年の3月に原作漫画の連載が始まった『魔入りました！入間くん』。今年2022年で5周年を迎え、Twitterでは『魔入りました！入間くん』の5周年記念を祝うツイートで盛り上がっています。「#入間くん5周年祭り」のタグでは多くのファンのお祝いメッセージを見ることができるので、気になった人はチェックしてみてはいかがでしょうか？

2022年現在アニメが2期まで放送されている『魔入りました！入間くん』。アニメでは現在発刊されている原作の11巻までの内容で終わっています。現在原作漫画は25巻まで発売されているため、アニメ3期の制作は可能な状態となっています。そのため作品のファンからは「アニメ3期を早く見たい！」という声があがっています。

学園ものということもあり、様々な性格のキャラクターが登場する『魔入りました！入間くん』。なかには読者・視聴者の意表を突くキャラクターもおり、物語の流れを一変させたり、登場人物たちの関係性が変わっていったりと、見ている読者を飽きさせない魅力が詰まっていると評判です。

以上、『魔入りました！入間くん』の作者・西修先生についてご紹介してきました。少年誌で掲載されていることや名前の印象から男性作者と思われがちな西修先生ですが、性別は女性であり読者から意外という評価をうけているようです。またプロの漫画家を養成するシュエハウスプロジェクト『トキワ荘プロジェクト』出身の漫画家であることでも話題となりました。

作画や主人公の印象から『ヒロアカ』の作者・堀越耕平先生と同一人物ではないかといった噂も出ていますが、『ヒロアカ』の連載が開始した年に西修先生の初連載作品『ホテル・ヘルヘイム』の連載も始まったことから、別人であることが分かっています。現在2期までアニメが制作されている『魔入りました！入間くん』。アニメ3期の制作はまだ発表されていないため、続きが見たい人は原作11巻から読んで見てはいかがでしょうか？