【僕だけがいない街】名言・名セリフランキング！原作漫画やアニメの感動シーンは？

アニメ・ドラマ化された「僕だけがいない街」は、タイムリープ能力を持つ主人公が、自分や周囲の人々を救うため、一連の事件の真犯人を突き止めるべく奔走する、ミステリー・サスペンスです。以下では、「僕だけがいない街」から、原作漫画・アニメの感動名シーンや名言・名セリフTOP15をランキング形式で紹介します。

三部けい先生の漫画「僕だけがいない街」は、2012年～2016年にかけて「ヤングエース」にて連載されていたミステリー・サスペンス作品で、外伝を含めた全9巻で構成されています。2016年1月～3月には、フジテレビ系列「ノイタミナ」枠でアニメ放送が行われ、11話の途中からは、アニメオリジナルストーリーが展開されました。

無意識にタイムリープするリバイバル能力（再上映）に悩む売れない漫画家・藤沼悟は、母親の殺害事件を引き金に、1988年の小学校時代に飛ばされます。1988年は、悟のクラスメイト・2名が被害に遭った連続誘拐殺人事件が起きた年と重なり、悟は過去に事件の被害者となった児童3名を救うため、一連の事件の真犯人を突き止めるべく、奔走します。

2016年にアニメ化された「僕だけがいない街」のOP主題歌は、アジカンことASIAN KUNG-FU GENERATIONの「Re：Re：」です。ノイタミナ枠の主題歌としては、2010年の「四畳半神話大系」のオープニングテーマ以来2度目、アニメ主題歌としては「ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-」以来の起用となりました。

「僕だけがいない街」のアニメED主題歌は、さユりさんの楽曲「それは小さな光のような」で、アニメ第1話では、未使用となっています。

以下では、「僕だけがいない街」の原作漫画やアニメから、感動名シーン・名言や名セリフランキングTOP15～11を紹介します。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第15位は、追い詰められた末、暴行に走る悟を止めに入ったケンヤこと、小林賢也の名セリフです。相手がどんなに悪いことをしても、人を傷つけることは許されないことであり、それによって状況が改善することもありません。悟が人としての道を踏み外さないために、自分が彼を引き留める役目を担おうと決意したケンヤの覚悟が感じられるでしょう。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第14位は、何気ない日常にこそ、自分が知りたい答えが潜んでいることを指摘する、藤沼悟の名セリフです。自分にとっては、何でもなかった一日でも、その中には人生を大きく変える転機があるかもしれない、自分やその周囲で起き続けている何かに気が付き、そこから何を見いだすのかが大切だと訴えています。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第13位は、本当の勇気とは何かを考えさせられる、八代学の名セリフです。苦しいという感情は、誰もが抱えるものであり、メンタルが強そうに見える人でも、心の中では何かにもがき苦しんでいるでしょう。強さとは、自分の弱さを表に出さないだけでなく、それらに負けない気持ちであり、それが勇気の源となっているでしょう。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第12位は、誰かを救うために奔走する悟の強さ・行動力をほめる、ケンヤの名セリフです。弱い者を守り、悪に立ち向かう正義の味方は、かっこよさの象徴であり、誰もが一度は憧れる存在でしょう。ケンヤの名言からは、誰かのために行動することこそ、正義の味方であり、誰もが正義の味方になれることを訴えているでしょう。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第11位は、信じることの大切さや、その行為によって得られる力について語る藤沼悟の名セリフです。人の意志の力は、時には医学でも説明できないような奇跡を起こすことができます。信じることは、誰にでもできる簡単なことですが、最後まで信じ抜くことは以外と難しいもの、その苦しさを乗り越えた先で人の意志の力が発揮されるでしょう。

以下では、「僕だけがいない街」の原作漫画やアニメから、感動名シーン・名言や名セリフランキングTOP10～4を紹介します。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第10位は、自分がいつも1人で過ごす理由について客観的に分析する藤沼悟の名セリフです。1人で過ごすことが好きな理由に、他人に左右されず自分らしくいたい、自分の時間を大切にしたいと考えが多いでしょう。一方、悟は、自分に与えられた空間を1人占めできる優越感が好きだったと語っており、悟の考えにも共感できるでしょう。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第9位は、善と悪の要素は違うように思えるも、本質的には同じであることを指摘する八代学の名セリフです。良い行いも悪い行いも、本質を辿ればどちらも、自分に足りないものを補うためにあると語っています。このような考えは、八代を凶悪な犯罪者へ仕立て上げることに繋がってしまい、捉え方によっては危険な思想にも聞こえるでしょう。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第8位は、過去にこうしていればと振り返る自分に対し、厳しい言葉を投げかける藤沼悟の名セリフです。どんなに後悔しても、過去に戻ってやり直すことはできず、それらは不安で押しつぶされそうな自分の心を保つための言い訳に過ぎないでしょう。

また、悟の名言からは、過去の失敗にいつまでも囚われるのではなく、その失敗を人生の教訓にして、自分は今、何をすべきなのかを考えさせられるでしょう。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第7位は、何気なく過ごしてきた日常に潜んでいた小さな幸せに気が付く藤沼悟の名セリフです。どんなに苦しくても、その人にとって幸せだと思える瞬間は必ず訪れるも、多くの人はそれらに気が付くことができていません。

主人公・藤沼悟もその1人でしたが、タイムリープ能力の発動によって過去を追体験することで、何気ない日常に潜んでいた小さな幸せに気が付くことが出来ました。例え些細な出来事でも、自分にとって幸せだと思える瞬間があること、それらに気づけることが、人生をより良くするでしょう。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第6位は、過去の失敗に囚われ、悩む悟に対してアドバイスを送る、藤沼佐知子の前向きな名セリフです。後悔は、やらなかった自分に対する言い訳だという考えに到達した悟でしたが、それは彼が求めていた答えではありませんでした。

そこで、悟の母・佐知子は、過去の失敗ばかりに目を向けるのではなく、未来の自分はもっとできるはず、と自分なりに前向きな考えを持ち、それらを信じることが大切だと諭します。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第5位は、信じることで得られる力を信じる雛月加代の名セリフです。人が発する言葉にも不思議な力が備わっており、「言霊」とも言われています。こうなってほしいという思いを口にすることで、その願いが本当になっていく、それらは自分の意思の力を信じることと似ているでしょう。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第4位は、事件の犯人を追い求める悟の勇気ある行動を悲劇に変える、八代学の皮肉を込めた名セリフです。悟がタイムリープをする理由は、一連の事件の犯人である八代の悪事を暴くことでしたが、悟の行動を怪しんだ八代も、自分の悪事が暴かれることを防ぐため、悟を追い込んでいきます。

勇気ある行動は、自分の運命を変えるだけでなく、まわりの人々にも良い影響を与える一方、その結末は必ずしもハッピーエンドにはならず、悲劇で終わることも少なからずあります。いかにしてより良い結末を迎えられるのか、勇気を出した先の行動が、その後の運命を左右するでしょう。

以下では、人生の教訓にしたい、奥深い名言や名セリフも注目される、「僕だけがいない街」の漫画やアニメの感動名シーン・名言や名セリフランキングTOP3を紹介します。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第3位は、人を信じることを自分の長所に上げる片桐愛梨の名セリフです。愛梨の人を信じる力は、悟にとって大きな支えとなり、彼女からの信頼が悟の原動力となっていました。時には、愛梨の信条によって、悟が窮地に立たされる場面に遭遇するも、それでも最後まで自分を信じてくれた愛梨に感謝し、悟も愛梨のことを信じていました。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第2位は、未来は自分の意志で自由に描くことができる、藤沼悟の前向きな名セリフです。未来とは、何も書かれれていない白紙のようであり、自分の意志さえあれば、明るい未来にすることもできます。未来という白紙に、自分はどのような絵を描こうか、自分の人生について考えらさせられる、奥深い名言の1つです。

僕だけがいない街の漫画やアニメの感動名シーン・名言ランキング第1位は、過去に起きた悲劇を自分のせいだと責める悟にアドバイスを送る、藤沼佐知子の名セリフです。人間には、無限の可能性が秘められているというものの、出来ることは人によって異なり、その範囲も限度があります。

悟が「できたはず」と後悔していることは、実は、悟にとっては自分が出来る範囲を超えることであり、それにも関わらず、出来なかった自分を責めることは思い上がりだと、指摘しています。自分は何も出来ない・出来なかったと不安や後悔に苛まれている時に思い出したい、佐知子の前向きな名セリフです。

「僕だけがいない街」は、主人公のリバイバル能力によって、現代と過去を行き交いするSF要素を取り入れたストーリーが特徴で、タイムリープを繰り返すことで真犯人に迫っていく、スリリングな展開が魅力です。以下では、人気ミステリー・サスペンス作品、僕だけがいない街の登場人物・キャラ一覧を紹介します。

「僕だけがいない街」の主人公で、1977年3月2日生まれの北海道出身、漫画家であるが、自身の欠点が原因でヒット作を生み出せず、ピザ屋のアルバイトで生計を立てる日々を送っています。過去にタイムリープするリバイバル能力を持ち、現代で発生した母親の死と、過去に起きた悲劇を回避するべく、まずは小学校時代の1988年にさかのぼり、連続誘拐殺人事件の被害者たちの救済に奔走します。

また、リバイバル能力で過去を変える傍ら、一連の事件の真犯人の行方にも迫っており、犯人に動向を怪しまれ何度か窮地に陥りながらも、これまでの経験で培った意志の強さと仲間の協力を経て、犯人の悪事を全て暴くことに成功しました。

悟の小学校時代のクラスメイトで、かつ誕生日が一緒の女子児童です。1988年3月1日に起きた連続誘拐殺人事件の被害者の1人で、2度目のタイムリープにて、悟に救出されました。家庭では母親らから虐待を受けるも、児童相談所の保護を受けた後、祖母の元へ引き取られました。「Re」では、植物状態に陥った悟の病室に通い続けていたことが明かされています。

悟のバイト先の後輩で、快活かつオープンな性格が特徴の女子高生です。幼少期に父親が万引きを疑われ、無実を信じようとしなかった母親の姿から、人を信じることを信条としています。悟とは、それほど親しい間柄ではなかったが、様々な出来事を通じて「尊敬できるお友達」と認識するようになりました。

本名:小林賢也、悟のクラスメイト・アジト仲間で、2006年からタイムリープした悟の姿に感化され、連続誘拐殺人事件の被害者となる加代を救うべく、悟に協力します。成人後は、父親と同じく弁護士の道に進み、悟と共に一連の事件の犯人・八代学を追い詰めることに成功します。小学校時代から、頭脳明晰かつ鋭い観察眼を秘めており、タイムリープしてきた悟の意識の変化を見抜いていました。

本名:杉田広美、女の子と見間違えそうな外見が特徴の男の子で、悟のクラスメイト、連続誘拐殺人事件の3人目の被害者です。悟の何気ない一言がヒロミをアジト仲間から遠ざけ、犯人を目を付けられる結果を招いてしまい、悟が後悔し続ける対象となりました。二度目のタイムリープで、殺人事件から救助され、悟が植物状態を受けてからは、彼を救いたいとの思いから医師を目指しました。

悟のクラスメイトでアジト仲間です。悟が植物状態に陥った際、彼の治療費を集めるべく、募金活動を行っていたことが、ケントの手で示唆され、アニメ版では、悟のための募金活動を発案したエピソードが加えられています。

悟のクラスメイトで、アジトを作った男子児童です。植物人間になってしまった悟の姿に落ち込む仲間を励ますなど、仲間思いかつ行動力に溢れた人物で、オサムと共に悟の募金活動にも参加しました。

1988年時点で、悟の近所に住んでいた吃音症の青年で、当時23歳、実家の弁当屋の手伝いをしていました。悟の記憶の中では「ユウキさん」と呼ばれ、悟の人生に大きな影響を与え、尊敬されていました。1人でいる子供に声をかける特徴や、被害者の女子児童との接点、真犯人による偽装工作等により、連続誘拐殺人事件の犯人として逮捕され、死刑宣告を受けました。

しかし、2度目のタイムリープにて、悟があらかじめアリバイを作ったことから、ユウキさんこと白鳥が犯人に仕立てられることを防ぐことが出来ました、その後、父親の弁当屋の廃業を受けて海外へ渡り、外国人の妻・子供を連れて故郷へ帰ってからは、食品会社を立ち上げました。

悟の母親で、元テレビ石狩の報道部アナウンサーです。鋭い洞察力と推理力を持ち、悟が事故に遭った2006年に、連続誘拐殺人事件の真犯人の正体に気が付き、独自に調査に乗り出すも、先手を打った犯人に殺害されました。タイムリープした世界では、悟の異変に気が付きながらも、影ながら息子を支え続け、間接的ではあったものの悟の犯人追跡に協力しました。

悟の小学校時代の担任教師で、虐待を受けてきた加代を保護するなど、表面上は明るく親身に振舞うも、その正体は、1988年に起きた連続誘拐殺人事件の真犯人です。ユウキさんを誘拐殺人犯に仕立て上げた張本人でもあり、少年時代の悲惨な経験から、「他者の死とその死に抗う姿」に自らの生の喜びを求めるようになり、数々の事件を引き起こしました。

後に、市議会議員・西園氏の娘と結婚、婿養子に入ったことで西園学に改名し、義父の跡を継ぎ、議員としての活動を開始します。劇中では、市議会議員の立場を利用して、悟を陥れようと画策するも、悟に計画を見抜かれたこと等により、逮捕されました。

タイムリープ要素を取り入れた独創的な世界観や、小説を読んでいるかのような美しいセリフ、どこか懐かしさを感じさせる名シーンは、見る者すべてを魅了し、根強い人気を誇っています。以下では、「僕だけがいない街」に関する感想や評価を紹介します。

原作漫画・アニメ共に根強い人気を誇る「僕だけがいない街」は、自分の周囲の人々を救うべく、タイムリープして過去改変を目指す主人公・藤沼悟の奮闘や、異常な嗜好を持つ犯人とのスリリングな攻防戦が見どころです。アニメ版の終盤は、オリジナルストーリーが展開されましたが、原作漫画と同様に、緊張感ただよう展開や伏線回収の見事さ、最後まで飽きのこないストーリーがファンを夢中にさせました。

「僕だけがいない街」の原作漫画は、海外でも注目を集めており、2017年にはフランスのSF専門出版社・ActuSF選出の「歴史改変SF大賞・グラフィック賞」に選ばれ、日本の漫画初の快挙を成し遂げました。連続殺人犯に迫るミステリーものでありながら、涙を誘う感動のシーン・名言の多さがファンを魅了し、忘れられない漫画作品にあげる声も見られます。

漫画「僕だけがいない街」と言えば、タイムリープならではの複雑なストーリー展開が特徴であり、犯人につながる伏線を探すなど、考察ポイントの多さも「僕だけがいない街」の面白い魅力です。悟が挑むことになった連続誘拐殺人事件の真犯人の正体はもちろん、犯人によって次々と窮地に追い込まれる悟の奮闘など、続きが気になってしまうストーリー展開は、ファンを夢中にさせています。

「僕だけがいない街」は、先の読めない展開や、主人公・真犯人による駆け引き、涙を誘う感動の名シーンの数々が高く評価されると同時に、何度読み返しても面白いとの声も多数寄せられています。読み返すことで、1周目では気付くことが出来なったポイントの発見や、犯人を知った上で読み進めるなど、新たな楽しみ方を見いだせることも、「僕だけがいない街」の面白い魅力でしょう。

「僕だけがいない街」の漫画やアニメの感動の名シーン・名言ランキングTOP15等を紹介しました。リバイバル能力を使って、自分の周囲の人々を助けていく悟の活躍が見どころの「僕だけがいない街」には、人生の教訓にしたい名言・名セリフや、涙を誘う感動の名シーンに溢れており、知る人ぞ知る名作でしょう。